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くり坊 1号

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2005/11/25
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カテゴリ: カテゴリ未分類


さて、紅葉の紅葉谷を後にして山に分け入った中年夫婦。
中年といえば奥様が嫌がるかもしれないが、高校生の子どもがいて、若夫婦ともいい難い。
日ごろの運動不足もたたって、山で調達した杖を支えに四苦八苦しならが山道を登る。
登っている本人は非常にきついのだが、登山道はよく整備され登りやすい。
我々が登ったのは丁度お昼ころだったが、すでに下山中の人も多く、中でもお年寄りが多いのに驚いた。
「こんにちわー」
「こんにちわー」
すれ違う際に気持ちよく挨拶するのは「山」ならでは。

やっぱり、僕も日本人だ。

途中、8割程度登ったところで、ロープーウエーから登山する道に合流。
急激に人が増えるが、不思議なもので挨拶はなくなる。

そこからさらに登って弥山(みせん)と呼ばれる山頂に近づくと、山はにわかに岩だらけになってくる。
我々、疲れきった中年夫婦の前を岩にひとつひとつ触っていく家族がいた。

「この岩に間違いない。さわりなさい」とかいう父親の声が聞こえる。
娘が岩に触れ、しばらく何かを感じ取るようにじっとしている。
岩のパワーでも感じているのだろう。

なんか、怪しい、と思いつつ、その家族が見ていないところで岩に触れてみる。
が、何も感じなかった。
このあたりも日本人らしい。


山の頂上に大きな岩が鎮座する光景は想像以上に異様なもである。
いったいどうやってこんなところに・・・・。
パワーがあっても不思議ではない。

さてさて、疲れ果てた中年夫婦は地を這うようにして山頂へ。
天気は快晴。

眼下に紺碧の海と瀬戸内海の島々を見下ろしつつ、近所のスーパーで調達したおにぎりをほうばる。
実に気持ちがいいのである。
これも巨岩パワーのなせる業か・・・・。

帰りにはロープウエー乗り場にも行ってみた。
我々が昔、初々しい恋人同士であったころに行った思い出の地である。

猿が一匹、青い空を見つめていた。

余談だが、やまだ屋の「クリームチーズ入りもみじまんしゅう」はうまい。

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Last updated  2005/12/20 08:50:41 PM
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