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2021.01.27
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カテゴリ: ラジオ


電子工作ランキング

こんばんは。
ここ何日か最高気温が2桁を記録し、過ごしやすい北関東です。まあ、コロナ禍であまり外に出ないこともあり、外気温を感じていないってこともありますけどね。ウィンク

さて、先回に引き続きバッテリー式の高一付4球(UX-201Ax4)ラジオの修理について書いてゆきたいと思います。

最初に電源を少し手直しをしましたので、ご紹介しておきます。

今まで使っていた電源装置がこちらです。


こちらが改良?した電源回路です。


以前はB+用に12V4AのDCパワーサプライを使いDC-DCコンバーターでB+90VとB+45Vを作っていたのですが、それをケーブルが破損したノートパソコン用の19VDCアダプターの中身に交換しました。
C-は単三乾電池3本で-4.5Vを準備します。
将来ケースに入れる準備として電源SWも使用してみました。

これを繋いでみた様子がこちらになります。コンパクトになりましたウィンク


接続部分の拡大です。


この状態で、付属していたアンテナ線(約5m)を繋いで動作チェックしてみたのですが、やはり再生ラジオ特有の”ひゅーん”、”ピュ~”という音は聞こえるものの放送はキャッチすることはできませんでした。

確かに当地の電波状態はあまり良いものではありません。さらに、電源装置にスイッチング装置を使用していたり、パソコンが起動していたりとノイズも多い環境なのですが、それでも手持ちのトランジスターラジオでNHKと地元のローカル局を受信できるので、それらが原因とは思えません。

それで、原因切り分け(電波が弱いのかラジオが正常に動作していないのか、ラジオが故障ならRF部かAF部かなど)のために、中古のテストオシレーターの中古をヤフオク!入手しました。

こちらです。いやー古いっすね大笑い

ネットで調べてみると、同じTO-1でもいくつか種類があるようです。
初期のもの?は、外部変調の入力が無いようですし、使用真空管も、6C6x2、12Fと共にST管の3球仕様のようです。

今回入手したものは、整流管は12Fでしたが、発振用は6BD6というmt管1本でした。
ネット上のオリジナルの回路図では、1本の6C6で高周波発振、1本の6C6で低周波発振を受け持ちRF信号を変調させているようなのですが、6BD6(5極管)で1本で両方できるものなの?と思ったのですが、どうなんでしょうか?
オシロなどで波形を見てはいないのですが、トランジスターラジオで受信してみるとどうも変調はかかっていないみたいなんですよね。まあ、それならそれでと外部信号を入れて変調させてテストをしてみることにしました。

写真の左側にあるEXT  MOD端子にコンポのスピーカー出力を繋いでみます。

かなりボリュームを上げないといけませんでしたが、トランジスタラジオからはコンポでかけたCDの音が聞こえてきますので、この信号を使ってUX201A4球ラジオの調整をしてみることにしました。

で、結論から言いますと.......すっごく小さくしか音が鳴りません号泣

うーん、どこが悪いいのかこれから徐々に探っていこうと思います。

次回こそは、この4球ラジオで放送局が受信するぞー!!びっくり

以上、「 アンティークラジオのレストアその8 UX201A4球ラジオの修理② 」 でした。


続編をお楽しみにウィンク





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Last updated  2021.09.07 23:33:55


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