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こんにちは。
1月としては異例の暖かさの北関東です。曇っているのですが気温が13℃ってどうよ?
さて、カートリッジ修復計画ですが前回音出しまでできたことを書きました。
音出しに使用したレコードプレーヤー(DJ装置の名称ではターンテーブルと言うようですが)は、RELOOP ( リループ ) RP-7000MK2 BLACK でDJ向けのターンテーブルでした。
先回も書きましたが、この機種の場合バランスウエイトが少し軽く、Victorのヘッドシェルに取り付けたEPC-300MCのバランスを取ろうとするとウエイトが抜けそうなほど後方に移動しなければなりませんでした。それで、確実な針圧を得るために針圧計を用いたわけですが、この原因を探ってみました。
すると、確かにバランスウエイトが軽いこともあるのですが、EPC-300MC+Victorのヘッドシェルの重量が20gのようなのです。重い!
ちなみに手持ちのいくつかのヘッドシェル付きのカートリッジの重さはこんな感じです。
Technics EPS-270C+(多分)Technicsヘッドシェル 約16.5g
audio-technica AT-10G+audio-technicaヘッドシェル 約19.5g
DENON DL-103+audio-technicaヘッドシェル 約19.7g
16.5gから19.7g位ですね。なので、EPC-300MC+Victorのヘッドシェルの重量 20gは(このプレーヤーには)少し重いようです。
じつは、重いカードリッジを使うために補助ウエイトが準備されているプレイヤーがあります。RP-7000MK2もアームの一番後ろには補助ウエイトを差し込む穴と固定するためのビスがついていますが手持ちがないので今のところ使えません。
EPC-300MCのカタログによると販売時に付いているヘッドシェルとの合計重量は、16.8gだそうですので、手持ちのヘッドシェルで軽めのものと交換してみることにしました。
このちょっと頼りない感じのメーカー不明のヘッドシェルです。
アルミ製かと思ったのですが、擦れたところが黒く見えるので硬質プラスティックかもしれません。
取り付けました。
重量はというと?なんと13g程です。7g軽量化!
実はプレーヤーをラックに入れてしまったためバランスウエイトの目盛りが読みづらくなってしまい手探りでのセッティングになりましたが、バランスウエイトの目盛りで約2gで針圧計は1.94gでした。
先回はRP-7000MK2に内蔵されているイコライザーアンプにそのまま信号を送り、LINE出力をYAMAHA AUDIOGRAM3というUSBオーディオインターフェイス機器のLINE入力に入れて、ヘッドフォンで音を聞いていましたが、今回は、MCカートリッジ用の昇圧トランス Fidelity-Research(フェディリティーリサーチ)のFRT-4を使い、マッキントッシュのプリメインアンプ PM-80aSEに繋いで、SONYのミニコンポのスピーカーで音出しをしています。
FRT-4は入力インピーダンスを3Ω、10Ω、30Ω、100Ωと切り替えられるので、今回は10Ωで使っています。
柔らかくていい感じの音が出ましたよ。
ただ、やはりヘッドシェルがプラスティックでは心もとないので、何とか補助ウエイトを付けて少し重いカートリッジも使えるようにしたいと思います。
以上、「カートリッジ修復計画 番外編」でした。
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