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大阪府のお客様からペラ(Pella)製ダブルハングサッシ(上げ下げ窓)のロック金物が破損したというご相談を頂きました。カムが回転してロックが掛かるというオーソドックスな鍵ですが、鋳物のパーツが割れたり曲がったりして相当損傷しています。こういう場合、ロックレバーを回すのが難しい程、鍵が固くなっている状況になります。ロックが掛からないのを無理してロックしようとしますから、金物に大きなストレスが掛かり、各部が徐々に壊れていきます。こうした現象は、窓自体に建物の重量が圧し掛かり、窓のフレームが上下方向に押し縮められてしまったことが原因かも知れません。そうなると、上下の建具の噛み合わせ位置が微妙にずれて、ロックをしようにも回転するラッチが受け金物に引っ掛からなくなるか、引っ掛かっても途中までしか回せない状況に陥ります。本来であれば、建物の荷が窓に影響しないように窓の上部を構造体に固定しないで、フリーにしておくことが大切ですが、日本の大工は四方の窓枠を全て釘で留めてしまうという間違った施工をすることが多いのです。そういった施工を直すには外壁やその下地を剥がして対処しなければなりませんから、費用等の問題で現実的に難しいかも知れません。ですから、ロック金物の取付けの際に何らかの調整材を装着して、金物自体の高さ調整をしてあげることが必要です。そうしないでロック金物だけを交換するというやり方では、鍵の固さは一向に改善されませんから、またすぐに破損してしまうリスクがあります。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年03月13日
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焼津のお客様からローウェン(Loewen)製スライディング・パティオドア(掃出しサッシ)の網戸用戸車を調達したいというご相談を頂きました。写真のものが古い戸車なんですが、スチール製のローラー部分が錆び付いていますから、うまく回らなくなっているのだと思います。しっかりした鉄で出来ていますから、丈夫で長持ちなパーツなんですが、錆びてくるとどうしても動きが悪くなるようです。現在メーカーが交換部品として提供しているものは、本体がステンレス製でローラー部分がナイロンで出来ています。ローラーは網戸のフレームに隠れた感じになりますから、太陽の紫外線にも直接的な影響はなく、窓枠のレールにもソフトに接する感じです。ですから、網戸の開閉もスムースで静かになりますし、本体の耐久性もこちらのものより格段に上がると思います。こうした戸車は、網戸の上下に2個ずつ付いていますから、合計4個を交換することになりますが、さすがに品質がいいだけあって価格は1個数千円します。もったいないから悪いものだけを交換しようと考えるかも知れませんが、経年劣化する部材ですから、ちゃんと全部交換するようにした方が断然調子は良くなるはずですよ。ただ、交換したら後は何もしないというのではなく、定期的にレール付近を掃除したり、潤滑剤を塗布してやったりすることを心掛けて下さいね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年03月11日
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三重県のお客様からクレトイシのサッシ等の修理・メンテナンスについて相談に乗って欲しいというご依頼を頂きました。築13年程度だそうで、まだまだきれいな状態のおうちでしたが、サッシの網戸がやたらに壊れている感じです。シングルハングの上げ下げ窓には、小さめの網戸が装着されているのですが、網戸の樹脂製コーナー部品がことごとく劣化して割れていました。写真は、掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)に取り付けられた大きな網戸なんですが、シングルハング同様コーナー部分のプラスチックが劣化して、ビスをカバーしているフタの部分がなくなっています。フタだけならまだいいのですが、コーナー部品自体が劣化して今にも割れてしまいそうですから、早めに直さないと網戸がなくてドアも開けられないということにもなりかねません。確かにこういったコーナー部品は劣化してくるのですが、13年くらいでここまで劣化するというのは、建物環境に何かあるのかも知れません。何れにしても、家全体の網戸の修理又は交換をして、気持ちがいい日に窓を開けられるようにしてあげたいと思います。勿論掃出しサッシは、網戸のメンテナンスだけでなく、ドアの建て起こしやロックの調整なども一緒に実施しますから、以前より随分調子がよくなるはずです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年03月06日
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浜松のお客様からハード(Hurd)製オーニングサッシ(窓の下側から開閉するサッシ)のガラスが割れたというご相談を頂きました。どうして割れたのかは定かではないのですが、ペアガラスの内側のガラスが破損しています。ですから、雨風が家の中に入り込むという心配はありませんから、緊急に何とかしなければならないということはないのですが、それでも早めに修理をしてあげるに越したことはありません。こちらの建具の木枠には四方にビスが打ってあるので、もしかしたら建具を分解してペアガラスを交換することが出来るかも知れません。ただ、ハードのサッシは接着剤としてコーキングがガッチリ付けられていたり、ガラスの周囲から雨が窓の中に浸入しないように粘着性の高い防水テープが回してあったりしますから、こういったものを外して除去するのはそれ程簡単ではありません。ですから、メーカーがガラスのみを供給してくれて、ガラスのみを交換することが出来るにしても、その日のうちに現場で交換作業を終えるということは難しいと思います。また、吹き抜けの高い位置にある窓ですから、建具を窓枠から外す作業もハシゴだけでは結構危険です。こういう場合、ガラスの交換作業は建具を一旦会社に持ち帰って、慎重に建具を分解してから組み直すということになりますので、持ち帰っている間は窓から雨が入らないように雨養生をしておく必要があります。単なるガラス交換に思えるかも知れませんが、そういった意味で結構大掛かりに施工をする必要があります。逆に言えば、建具そのものを調達して、外部防水処理や木部の防水塗装を行ってから、ガラスが割れた建具と交換するやり方の方が、合理的かも知れません。ただ、昨今輸入サッシは、酷く値上がりしていますから、昔の金額の倍以上の調達費用が掛かりますし、コロナ等による製造遅延や船便遅延の問題によって、お金も時間も掛かるというのが現実です。勿論、メーカーからペアガラスの交換は出来ませんという回答があれば、建具ごとの交換をする以外に方法はありませんが、年々輸入資材を取り巻く環境は厳しくなってきていますから、修理メンテナンスは早めに行うことをお勧めします。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年03月05日
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弥富市のお客様からサミット(Summit)社製スライディング・パティオドアの鍵がおかしいというご相談を頂きました。また、ドアの建て起こしが悪いのか、閉めようとすると湾曲して反ってしまう感じがするらしいのです。ロックレバーとロックケースは連動しているようで、鍵爪の出し入れは機能しているようです。ただ、いつも連動している訳ではなく、レバーを上下させても鍵爪が出てこないということもあるようで、何かで引っ張り出さないといけないという状態の時もあります。こういった症状の場合、一般的にはロックレバーの軸が折れたりしているという不具合はなく、鍵本体のロックケースに問題があると考えた方がいいでしょう。鍵爪は小さなバネでアクションするように出来ていて、レバーを操作することで、バネの力で飛び出してきます。それが弱くなっているか、又は欠損しているかというトラブルで、鍵が掛けづらくなるということが起こります。ただ、こうして動いているうちはいいのですが、鍵爪が動かなくなるという状況になると大変です。鍵が掛けられなくなると防犯的に心配ですし、鍵が掛かったまま動かなくなると、掃出しサッシから外に出られないという問題も発生します。まだ大丈夫とお客様は考えていらっしゃるかも知れませんが、急にそうなってしまったらすぐに対応するのは難しいのです。新型コロナやウクライナ危機で、海外からの納期が掛かる傾向は続くと思いますから、生活に係わる問題は早めに相談するようにして下さい。部品交換の際は、掃出し窓の状況確認や可能であればその場で調整も出来るかも知れませんので・・・。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年03月04日
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福岡のお客様からミルガード(Milgard)製掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)用ハンドルセットを購入したいというご相談を頂きました。ドアに内蔵されているロックケース自体には問題がないということで、ドア内外に取り付けられているハンドルセットのみをご希望です。写真を見てもハンドル自体に問題はなさそうな気もしますが、もしかしたらハンドルにグラつきがあったり、表面のプラスチックが割れてきたりしているのかも知れません。現在、このデザインのハンドルは、廃番になっているのですが、新しいデザインのハンドルは入手可能です。当然、取付け穴の位置や大きさも同じですから、ハンドルが新しくなっても取付けの際に加工や調整をする必要はありません。ミルガードのハンドルもそうですが、ハンドルはいくつかの部品が組み合わさって1つのハンドルが出来ています。そこには固定用のビスも使われていますから、重いドアを何度も開閉させる間にビス等が緩んでくることがあります。それを放置したまま使い続けていると、そのうち取付け部分に負担が掛かってハンドルが割れてきたり、外れてしまったりといったトラブルも生じます。また、ドアの水平・垂直や高さといったものが適切でない状態では、ロックの鍵爪(ロックラッチ)が掛からなくなったり、ドアの開閉が重くなったりしますから、それが原因で破損することもしばしばです。輸入住宅に限らず、建物は専門家に調整・メンテナンスを定期的にして頂いて、正常な状態で暮らして頂くことをお勧めします。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年03月02日
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常滑市のお客様の輸入住宅で、玄関ドアの補修作業を行いました。ドアのメーカーは不明なんですが、面材がファイバーグラスで出来た木目調のダブルドアが付けられています。ドアにはステンドグラスが挿入されているのですが、屋外側の額縁材が劣化してたくさんの割れが入っています。このままにしておくと、ガラスの中に雨が入って曇ってしまう恐れもありますので、放置するのは危険です。ステンドグラスを押えるガラス押え(額縁材)は、プラスチックで出来ていますから、太陽の紫外線や熱にはあまり強くありません。そういう素材ですから、私たちは保護材として定期的に塗装をするようにお勧めしていますが、この額縁材だけ塗装をしないという他の業者さんも多いのです。こちらのお宅がどうだったかは分かりませんが、相当劣化が進んで割れが開いてきている状態ですから、新築してからしばらくはあまり気にしていなかったのかも知れません。ただ、樹脂製の額縁材は、北米ではあまり売っている部材メーカーがなく、未だ交換用のパーツを探せない状況にあるのです。取り敢えず、プラスチック専用の補修パテを使って、割れた箇所を埋めてみました。意外としっかり馴染んでくれているようですから、この上から塗装をすれば、何とか納まってくれるような気がします。それでも、時間が経てば、また隙間が開いてくるかも知れませんから、一時しのぎといった感じになるかも知れません。何とか交換用の新しいガラス押えを見つけ出して、ちゃんとした補修が出来るようにしないといけませんね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年02月28日
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清須市のお客様から玄関にあるミラーバイフォールド・ドア(鏡折れ戸)の開閉が出来ないので、修理をして欲しいというご依頼がありました。どんな状況かチェックしに伺った処、上枠に付いているレール内を走るローラーピボットと呼ばれる部品が機能していないことや、折れ曲がるドアとドアとを支えるヒンジの取付け台座が破損していることが分かりました。マニアックなミラーバイフォールド・ドアでしたが、プラスチックで出来た台座パーツやローラーピボットを探し出して調達することが出来ました。写真は、ローラー部分が外れた古いローラーピボットと新しく調達した新品のローラーピボットです。色は違いますがサイズは全く同じですし、この部品は殆ど見えない場所に取り付けるものですから、特に色の問題はありません。折れ戸を開閉する時は、いつもガチャガチャ音がしますので、レールを左右に走るローラー部分はどうしたってストレスが掛かります。また、玄関の下駄箱用ですから、ドアの開閉は頻繁になってしまいます。そういった負荷が大きなドアパーツは、10~15年くらいで交換してあげてもいいかも知れませんね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年02月27日
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東京の大手住宅メーカーの方から輸入サッシの窓が開けられないので、修理をしたいというご相談を頂きました。サッシは、ローウェン(Loewen)製のケースメントサッシ。窓が開かない不具合とのことで、状況を写真で送って下さいとお願いした処こんな写真を頂きました。窓を開閉するオペレーターハンドルとそのカバーが外され、隠れていたオペレーター本体が顔を出しています。ただ、回転軸の根元の処に、横からビスが打ち込まれているではないですか。普通、こんな処にビスがある訳はありませんし、そのビスも変に曲がって付いている状況ですから、誰かが無理矢理ビスを打ったという感じです。ビスが回転軸を押さえ込んで、それが邪魔をして回転軸が回らなくなっているのだと思いますが、恐らくこれは回転軸の奥の方が折れていて、その為に軸が抜けてくる状況になったが為にビスで軸を固定したんだと思います。こうなってしまうと、当然軸は回転しませんし、ビスを外してしまうと今度は軸が抜けてきて、ギアと連動しなくなってしまうので、どちらにしても窓を開閉することは出来ません。お客様は単に軸の部分を交換すれば直るとお考えのようですが、回転軸はオペレーターの一部ですから、オペレーター本体全部を交換する必要がありますし、その前に軸に不具合が起きた原因を突き止めて、それを解決してやらないと、交換してもすぐに同じトラブルが発生するだけです。輸入サッシは初めてという人が、窓が開けられないという単純な事柄も解決出来ないという状況では、そこまで考えて問題に対処するというのは難しいかも知れませんね。やはり、餅は餅屋ですから、私たちが東京まで伺って修理や調整を行った方がいいと思いますが、名古屋からの出張費はどうしても掛かります。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年02月26日
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先日大分のお客様からシングルハングサッシ(下窓だけが開閉する上げ下げ窓)のバランサーを調達したいというご相談を頂き、北米の部品メーカーに依頼していた品物が到着しました。それは、ミルガード(Milgard)製の上げ下げ窓に使うチャネルバランサーと、その関連部材である樹脂製のトップガイドです。ロシアがウクライナへ侵攻を始め、世界が混沌としている中でも、まだ国際流通のシステムについては平静を保った状態です。ただ、今後は原油の高騰や為替の大幅な変動、それに伴う輸送コストの上昇や日本への船便の不足といった要因によって、今後海外からの調達には時間と費用が掛かってくるのは必至です。また、パラリンピックが終了した後、中国が台湾問題に動き出す可能性を考えると、更に物流が滞るリスクが高くなりますから、今年の前半戦は社会や経済が混乱するかも知れませんね。私たちは、そうなる前に出来るだけ手配を早めて、輸入住宅の修理やメンテナンスへ適切に対応出来る体制を作るべきかも知れません。今回入荷した商品は、お客様側で取り付けて頂きますから、私たちは資材の手配までを行うだけですが、出張修理までご依頼頂くことになるとガソリン高やコロナの影響も気になります。嫌な世の中ですが、粛々と私たちは仕事をこなし、皆さんのおうちを少しでも長く維持して頂けるように努力するのみです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年02月25日
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神戸のお客様から鍵爪部分が丸くなったドアラッチを調達したいというご相談を頂きました。写真を確認した処、タイタン(TITAN)製の内鍵付きドアレバーということが分かります。こうしたレバーは、外からは開けられないように内鍵用のサムターンが付いているものですから、トイレのドアによく付けられます。ただ、ご覧のようにドアラッチの鍵爪が引っ込んだまま出てこない状況ですから、当然鍵も掛けられません。トイレで鍵が掛けられないというのは、男性ならまだしも女性や若い娘さんなんかは、相当ストレスになるでしょうね。通常、取付け部分が丸くなっているドアラッチは、国内で販売されていない状況ですから、古い輸入住宅にお住まいの皆さんは修理やメンテナンスに困っていらっしゃると思います。私たち ホームメイドは、ドライブイン・ラッチと呼ばれるこうした部材も調達することが可能ですから、少し様子が変だなと感じられたら、早めにご相談下さいね。因みに、ドアラッチには、鍵が付いていない空錠用又は内鍵のみが掛けられるプライバシー用の他に、外からキーを使って鍵が掛けられるタイプがありますので、ご相談の際はどのタイプが欲しいかもご案内下さい。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年02月21日
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今月初めくらいに豊明市のお客様からご相談を頂いた輸入サッシの交換用建具の見積がまだ出てきません。サッシは、マーヴィン(Marvin)社のインテグリティ(Integrity)というシリーズのもので、ペアガラスのうちの室内側のガラスが割れています。ダブルハングの下窓(ボトムサッシュ)の方が割れたのですが、2階にある窓なので、取り敢えず防犯上のリスクは低いと思いますし、雨や風が入ってくる心配もありません。ただ、気持ち的には早く直したいというのが人情でしょうから、私たちとしてもすぐにメーカーに連絡を取って、見積を出してくれるようにお願いしたのですが、2週間経っても返事がありません。然程売れていないことから、市場としてはあまり優先順位が高くない日本ではありますが、それでも見積くらいそろそろ出てきてもおかしくないように思います。再度メーカーに対して督促及び予定の確認をしてみますが、アメリカ人にとって細かな仕事はやっぱり面倒なんでしょうかねぇ?でも、家のメンテナンスって、そういうものだから仕方ないですよね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年02月20日
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名古屋市守山区のお客様からメーカー不明のシングルハングサッシ(下窓だけが開閉する上げ下げ窓)のペアガラスをきれいにしたいという相談を頂きました。輸入の樹脂サッシのようですが、ペアガラスを接着させているスペーサーと呼ばれる気密材の表面が剥がれて、ご覧のようになっています。お客様は、ペアガラスを1枚ずつに分解して、剥がれたものを掃除出来ないかということをお考えだったようですが、強固に接着されたペアガラスを外すというのは不可能です。不可能と言うよりも、それをやったらガラスが割れると言った方がいいかも知れません。輸入サッシのペアガラスのスペーサーは、金属で出来たものと防水コーキングのように比較的柔らかいものと2種類が存在します。こちらのタイプは、柔らかいタイプのものなんですが、太陽の熱や紫外線にやられて表面が硬化・劣化してしまったという感じです。こういうケースでは、スペーサー自体に隙間が出来ますから、季節によってはペアガラスに内部結露を生じたり、ガラス内部が曇ったりしてきます。一旦入った湿気や水分はペアガラスから抜けませんから、ガラス自体を交換する以外に直す方法はありません。ただ、ガラスの中に飾り格子が入っている場合は、同じ形状や大きさの格子が手に入らない状況ですから、シングルハングの上窓だけのガラスを交換すると下窓の格子と違ってしまうというトラブルにもなります。また、その窓だけガラスを交換すると、家の他の窓と格子のデザインが異なるという問題もありますから、どこまでやるかはお客様次第となってきます。今回は外に足場が丁度ある状態でご相談頂きましたのでよかったですが、ガラスの取外しが屋外側からしか出来ないというサッシの場合は、2階にある窓は交換作業が出来ない可能性もありますので、計画立てて修理を行うようにして下さい。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年02月18日
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こちらは、古いミルガード(Milgard)製シングルハングサッシの建具を横から写した写真です。窓枠内に建具が装着された状態で窓を開閉するのですが、その為にはチャネルバランサーという吊り金物が必要です。バランサーにはバネが内蔵されていて、そのバネの力で重い建具が持ち上がるようになるのですが、バランサーをそのまま建具に装着することは出来ません。写真にあるトップガイドと呼ばれる樹脂パーツが建具にビス留めされていますが、これがバランサーの頭を抑えて建具内から飛び出さないようにしているのです。小さなプラスチックの部品ですから、すぐに壊れると思われるかも知れませんが、バランサーが破損するよりも長く使えるパーツですから不思議です。(但し、これも定期的に交換が必要な部品であることをお忘れなく・・・)トップガイドは、サッシメーカーによって異なるものが使われますし、同じメーカーの窓でもシリーズが違うとトップガイドの種類も変わります。勿論、これはチャネルバランサーに限ったものですから、異なるバランサーを使っているサッシではこの部品は使われません。サッシメーカーの考え方や仕様、窓の大きさによって、様々なシングルハングが存在します。どんな仕組みや構造でサッシが作られているのかを把握して、ご自身のおうちのサッシにはどのような交換パーツを調達すべきか慎重に判断して下さい。そういう判断が付かない場合は、私共のような専門家にチェックしてもらうことも必要かも知れません。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年02月17日
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こちらは、ハード(Hurd)製のスライディング・パティオドア。グリーンのアルミカバーの塗装が劣化して、随分白っぽくなってきています。静岡県伊東市のお客様で、以前も違う掃出しサッシのドアやケースメントサッシの建具を交換したことがあるお宅でした。今回は、新たにスライディング・パティオドアの可動ドアの動きが悪く、レールの上に錆が落ちている状況なので、ドアを交換したいということでした。下のレールに錆が落ちているということは、スライド・ローラーの金物が劣化している可能性が高いと思います。ただ、この部品は通常雨が当たらない場所になりますから、アルミ枠とペアガラスとの境い目から雨が浸入し、それが木部やローラー部品を劣化させていることが考えられます。木部がどのくらい悪くなっているかは、ドアを外してみないと分かりません。であれば、まずはローラー部品のみを交換する形にして、その際木部のチェックをしてみて、悪ければドアの交換を検討してみるという方法もありますが、それだと2回現場へ伺う必要が出てきます。勿論、金物だけの交換であれば、出張は1回で済みますが、ドアの動きが相当重いということだと、木部の腐りによってローラーの周囲の木が下がりレールに当たってきている可能性もあります。今回は、お客様に想定し得る状況をお知らせして、可動ドアのみを交換する形で見積を差し上げようと思います。やはり、悪くなってきているのをそのままにして、簡易に修理を行うのは後々また費用を掛けるだけですから、ちゃんと直しておいた方がいいですね。あと、先回お邪魔した際にご提案した通り、このサッシ以外のすべてのサッシについて窓ガラスの防水処理をやっておいた方がいいと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年02月16日
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こちらは、お客様から修理のご相談を頂いた輸入サッシの網戸です。ケースメントサッシは、外に開いていきますから、網戸は室内側に取り付けるのが普通です。屋外側に取り付ける網戸は、太陽の熱や紫外線、風雨に曝されますから劣化するスピードは比較的早いと思います。室内側の網戸は、そういった点で守られているとは思いますが、それでも劣化しない訳ではありません。写真の網戸は、ビニールの養生テープでサッシに固定されていますので、恐らく4つあるコーナー材のいくつかが破損しているように思います。勿論、窓枠に固定する為のバネ部品等がなくなっている可能性もありますが、この写真だけでは問題の全てを把握することは難しい状況です。プラスチックで出来たコーナー部品だけでなく、網戸の持ち手(取っ手)といったものもなくなっていますから、新築から15年以上経過したサッシなんでしょうね。これを機会に網戸のスクリーンや各部材の交換を行って、春から夏に掛けて気持ちよく過ごせるようにメンテナンスをして欲しいものです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年02月15日
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埼玉のお客様からハード(Hurd)製スライディング・パティオドア(掃出しサッシ)のロックレバーが外れてしまったというご相談を頂きました。こちらのハンドルロックは、既に生産がされていないタイプのもので、同じハンドルは手に入りません。(ドアそのものは、調達可能です)ロックレバーの根元に付いている樹脂パーツが劣化して割れてしまったようですが、専用部品ですからこの部分だけを調達することも難しいかも知れません。取り敢えず、アメリカにあるメーカーに問い合わせをしてみるつもりですが、やはりハンドル全体の交換になるような気がします。ただ、代替のハンドルは、形状も全く違うものだった気がしますので、無塗装の木部が露出してしまうことがあると思います。まあ、その程度で納まってくれればまだいいようにも思いますが、取付け穴の明け直しといった加工が必要になると、お客様自身での交換はハードルが高いでしょうね。デザインもいいですし、価格もそれなりに高いハンドルですから、よく壊れる部品だけは出来ればメーカーに在庫で持っていてもらいたいものです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年02月12日
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あま市のお客様から温水器の交換をご依頼頂いたのが、昨年の12月。ご存知の通り半導体不足が世界中を駆け巡り、車だけでなく給湯器や温水器といったものも全て生産がストップしたような状況の昨今、どうしたものかと日々過ごしてきましたが、ようやく新しい電気温水器を入手しました。パナソニック製の高圧型470リットルタイプで、同社のシリーズの中ではこれが一番いいものです。NETの買い物サイトでも、未だに「納期は追ってお知らせします」としか表示されない状況の中、よく手に入ったものだと思います。職人さんや問屋さんを経由して注文手配を掛けると、やっぱり違いますねぇ。価格はNETかも知れませんが、緊急事態での融通やきめ細やかな施工を考えると、昔ながらの流通ルートに分があるのは明白です。昨日はあいにくの雨模様でしたが、職人さんも一生懸命仕事をしてくれました。1ヶ月以上温水器のお湯が使えず不便していたお客様も、お陰で昨夜はゆったりとお風呂にも入って頂けたようですし、キッチンでもふんだんにお湯を使って洗い物をして頂けました。資本主義もいいですが、人情が感じられる日本的な商売は大切ですね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年02月11日
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東京のお客様から輸入のオーニングサッシの開閉がおかしいので、修理したいというご相談を頂きました。サッシ・メーカーは不明ですが、アルミクラッドの木製サッシですから輸入サッシであることは間違いありません。こちらのサッシには、スイッチで窓が開閉する電動の開閉システムが取付けられています。このシステムは、「Sentry 2000」という製品のようで、既存のものは既に廃番になっているようです。ただ、代替になりそうな新しいバージョンの製品はあるようですから、互換性があるようなら、交換することが可能かも知れません。ただ、スイッチを押しても作動しないとか、動くは動くが開閉の動作を繰り返すといった症状もあるということで、電子基板やモーターの問題だけでなく、サッシそのものの調整不足といった問題があるかも知れません。つまり、開閉する建具自体の水平・垂直が取れておらず、歪んだ状態で開閉している為に金物が引っ掛かった状態になっていたり、金物も歪んでしまっていたりしている恐れもあります。サッシが付いている場所が、吹き抜けのような結構高い場所にあるらしいので、普段掃除をすることもなく、ホコリやゴミが開閉に影響している可能性もないとは言えません。何れにしても、もう少し原因を調査して、正常な状態に戻せるように頑張ってやってみる必要があります。(本当でしたら、一度現場調査を実施して、原因箇所がいくつあるか特定したいのですが、遠く離れた東京なのである程度経験則で考えるしかありませんね)輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年02月10日
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こちらは、東京のお客様からご相談頂いたケースメントサッシのロックレバーの写真です。正常なロックレバーと破損したものとが並んでいるので、状況がよく分かりますね。このサッシは、サーティンティード(CertainTeed)製のものなんですが、ロック金物本体に付いているはずのレバーが根元から折れてなくなっています。こうした不具合は、鍵が固くなった状態で無理にロックを掛け続けた結果起こるケースが多いですが、錆によって金属が劣化したことによって起こる場合もあるかも知れません。お客様はこの部分だけの不具合と考えているのか、この写真だけしかご提供頂いておりませんが、こちらのロックはマルチポイント・ロックと呼ばれるもので、いくつかの部品が連動して鍵を掛けるシステムになっています。幸い窓は開いた状態でロックが掛けられないという不具合のようですから、窓を開けて頂いて、ロックに関係する部材全体が写るように写真を撮って頂くことが可能なようです。私たちがロックレバー部分だけを持って修理に伺ったら、他の部品も壊れていたとなっていたら、また日を改めて出直しということにもなりかねませんから、ご面倒でもちゃんと調べて頂かないと適切な修理・メンテナンスは出来ません。そういう細かな気遣いやサッシに対する知識・経験がないと、逆にお客様にご迷惑や無駄な出費をお願いしなければなりませんから、注意が必要ですね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年02月09日
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一宮のお客様からお預かりした輸入サッシの網戸の張り替えを行っています。サッシは、キャラドン(Caradon)というカナダのメーカーのものですが、メーカー自体はもうありません。ですから、メーカーに交換用の部品類を供給してもらうことも出来ないのですが、部品メーカーから直接パーツを調達して修理を行います。写真は、網を張り替える前の網戸ですが、プラスチックで出来たコーナー部品の一部が欠けてしまっています。耳のような部分が付いた特殊なフレームに対応するように出来たコーナー材ですが、こういった部品も調達した上で、網の張り替えを行います。網戸のメンテナンスを行う際は、網や網押さえのゴムだけでなく、フレームのコーナー部品、網戸固定用の部品(ピンやバネ)、取っ手といった部品に不具合がないかもチェックします。樹脂等が使われている部品は、長年の紫外線によって劣化してしまう可能性が高いですから、そういった部品を予め準備しておかないと、適切な修理・メンテナンスは出来ません。今回は、おうちの殆どの網戸を取り外して、会社に持ち帰って修理をしますから、網戸の必要がない冬のシーズンに作業を行います。今日は外が雪模様ですが、会社の中なら少し寒いくらいであまり影響はありません。慌てず慎重に作業を進めますが、数が多いと終了まで何日も掛かりますので、お届けまで少々お待ち下さいね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年02月06日
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大分のお客様からシングルハングサッシ(下窓だけが開閉する上げ下げ窓)のバランサーを調達したいというご相談を頂きました。サッシは、ミルガード(Milgard)製の樹脂サッシ。同じ窓3ヶ所に不具合があるとのことで、合計6本のチャネルバランサーを入手したいとのことでした。これは、実際のバランサーの写真ですが、建具を吊っているヒモ(糸)が切れてなくなっていますし、金属部分も全体的に錆びています。相当湿気の多い場所にあった窓だと思いますが、ここまでになっていると寿命も短くなってしまいます。こうならない為には、窓を常に開けて乾燥させることが大切ですが、サッシに付いた水分や結露を雑巾等で拭いておくことも忘れてはいけません。また、古いサッシの場合は、バランサーだけでなく建具の両サイドの上端に付いている樹脂製のトップガイドも交換しておいた方がいいでしょう。(トップガイドが破損していると、バランサーを固定出来ず、サッシにうまく装着することが出来ません)上げ下げ窓が開けられなくなった時に注目されるのは、バランサーだと思いますが、小さな部品のトップガイドも一緒に交換するようにしたいものです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年02月04日
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豊田市のお客様の処に伺って、破損したドアレバーの交換に行ってきました。写真は室内側のドアレバーですが、ロックをする為のサムターンが回らなくなってしまいました。鍵が掛からない状態ですから、防犯としては心配ですよね。そこで、急遽新しいドアレバーを調達して交換することになりました。写真のものは、古いタイタン(Titan)の製品でしたから、今回はクイックセット(Kwikset)のものを取り付けました。今回のドアレバーは、錆が出にくい金色仕上げになっていますから、今までのように屋外側が錆びて真っ黒になるなんてことはありません。こちらのお客様のおうちは、新築から20年以上経っているとのことでしたから、ドアレバーも長持ちした方だと思います。ドアレバーの交換以外に、サッシのメンテナンスや不具合についても現場で相談に乗らせて頂きましたから、今後の修理やメンテナンスの参考になったかも知れません。ただ、状態が悪い場所も見つかりましたから、お客様としてはビックリされたこともあったと思います。でも、このまま知らずに放置すると、もっと大変なことになると思いますから、不幸中の幸いと考えて下さいね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年02月03日
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大阪のお客様から、輸入樹脂サッシのダブルハングのメンテナンスについてお問い合わせを頂きました。それは、バランサーのバネが機能しなくなって、建具の開閉が思うように出来なくなったというものでした。このバランサーは、通常よく使われるチャネルバランサーというタイプではなく、螺旋状の棒がバネで上下することで建具の開閉をするスパイラルバランサーという部材でした。写真は、建具に接続されたピボットシューから、バランサーの棒が外れて下に落ちている状態になっています。本来は丸い突起が付いた部分がバネの力で上がり、ピボットシューの中で固定されていなければなりませんが、それが下がって露出しています。随分と油汚れも付着した状態ですから、こうした汚れもバランサーが壊れた原因ですが、なかなかお客様自身がサッシをきれいに掃除するなんてことはないですから、仕方ないかも知れません。当然これを施工した建築会社も、掃除や部材交換などといったメンテナンスについて、お客様には何も案内していないでしょうし、業者自体もやり方などを知っていない可能性が高いと思います。今回は、お客様ご自身で部品の交換や窓の調整をされるということなので、私共は部材の供給をさせて頂くだけになるかも知れませんが、果たしてどこまでやって頂けるのかは私共には分かりません。本来であれば、ピボットシューも同時に交換した方がいいかも知れませんが、そこまでお客様がやれるとは思えませんから、やれる範囲でやって頂くことになりそうです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年01月31日
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今日は、湘南海岸が望める神奈川県藤沢市にある輸入住宅へ、サッシの調査にやってきました。当初伺っていたサッシ・メーカーは、ウィルマー(Willmar)でしたが、実際のサッシを確認した処、ジェルドウェン(JELD-WEN)というメーカーの窓でした。おうちのいくつかのサッシについて、ペアガラスに内部結露が発生しているということなので、その曇ったガラスを新しいものに交換するというのが今回のミッションです。ただ、輸入サッシのガラスは、サイズがインチで作られていることと、ガラスがどのように装着されているのか、日本のサッシ屋さんでは全く分からないということで、私たち ホームメイドの出番がやってきました。写真は、ペアガラスを建具に固定する為のガラス押えという部材を取り外して、ガラス全体を露出した状態にした処です。この状態にすることで、厚みを含めたガラスの実寸を計測することが可能となる訳ですが、薄い塩ビで出来たガラス押えを破損させないように慎重に取り扱うことが結構難しいのです。今回は、無事に取外しと調査後の取付けを終えることが出来ましたが、新築から17年も経っていて、紫外線による劣化が進んだガラス押えを扱うとなると破損のリスクを覚悟しなければ作業は出来ません。ガラス押えの内側にも砂や汚れが入り込み、そういったものも掃除をしながら調査をしていくことも、大切な仕事です。今後は、現地調査の結果を踏まえ、輸入ガラスのメーカーに調達金額と納期を確認した上で、お客様に修理の見積をご案内する予定です。実際の交換まではまだまだ時間が掛かりますが、新築時以上にきれいにしてみせますから、乞うご期待。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年01月29日
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以前メンテナンスに伺ったことがある名古屋市緑区のお客様から、リビングのドアに付いているレバーハンドルがうまく動かなくなったという連絡を頂きました。写真のようにドアラッチの鍵爪が奥に引っ込んだまま、しっかり出てこない状態になっています。こちらの製品は、タイタン(Titan)製のドアレバーで、輸入住宅ブームに施工された相当古いタイプのものだと思います。最近のドアラッチは、国産でも輸入でもフェースプレートと呼ばれる四角い金属板が鍵爪部分に付いているのが一般的ですが、こちらのものはドライブイン・ラッチと言って、丸い頭を取付け穴に差し込むだけで施工が完了するタイプです。今でも北米では使われていますが、日本では殆ど見掛けなくなりました。ですから、このタイプのラッチは、アメリカから調達すれば今でも交換することが可能で、調子も元通りとなります。但し、ドアレバーは、ラッチ以外にも本体のバネが経年劣化で弱るという不具合が発生しますから、その際はドアレバー(ドアノブ)自体を交換しなければいけません。メンテナンスをしっかりすれば、輸入住宅は長く使い続けられる建物です。悪い箇所を放置しないで、メンテナンスしていい状態にしておくことが、長持ちの秘訣でもあります。ドアノブやその部品は20年程度が寿命ですから、輸入住宅ブームの際に建てたおうちは、そろそろ交換時期に来ています。修理やメンテナンスにはそれなりにお金も掛かりますから、少しずつでも貯金をして、備えるようにしたいものです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年01月24日
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兵庫県のお客様の処に伺って、昨日掃出しサッシのペアガラスを交換してきました。昨夏にガラスの採寸調査を終えていたのですが、コロナによるメーカーの稼働停止と海上輸送の為のコンテナ不足によって、納期が大幅に遅れました。ようやく年明けに輸入ガラスがアメリカから入荷してきたので、日程を調整して交換に伺ったという訳です。割れたガラスは可動側のドアだけだったのですが、新しいガラスと既存のガラスとでペアガラス内の飾り格子のデザインが変わってしまうリスクがありましたから、ハメ殺し側のガラスも一緒に交換しました。写真は、両方のドアに新しい強化ペアガラス(遮熱仕様)を装着し終えた様子です。当然、ガラスの周囲等には雨漏れ防止の為の防水処理も実施しました。交換作業が完了した後、動きが悪くなっていたドアの調整やロックのメンテナンスも行い、最後に網戸を入れて作業終了。見事に美しい輸入掃出しサッシ(窓メーカーは不明)が蘇りました。ペアガラスが曇ったり割れたりしたら、復旧するにはガラス交換をする以外に方法はありません。(木製サッシの多くは、ガラスだけでなく建具そのものの交換が必要です)気持ちよくお過ごし頂く為にも、不具合を早めに解消することが一番ではないかと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年01月23日
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京都のお客様からアルメトコ(Almetco)社製スライディング・パティオドアのハンドルロックが破損したので、交換品を欲しいというご相談を頂きました。何でもロックする為の鍵爪を出し入れするのに必要なバネが破損してしまい、うまく機能しなくなったとのことでした。アルメトコ自体既に会社はなく、このデザインのハンドルセットも製造がなされていない状況のようですが、取付け寸法や機能を同じくするものが北米ではいくつか販売されています。一般的な輸入掃出しサッシの場合、ロックケースと呼ばれる金物はドアのフレーム内に納まっているものですが、こちらのものは室内側のハンドルの中に内蔵されたタイプとなっています。つまり、鍵自体は室内に存在する為、外から触ることが難しいと言えます。また鍵爪の上にはカンヌキの突起が出ていますから、ドアを持ち上げるなどして外すことが出来ないようにもなっています。こうしたデザインや工夫は、全て防犯を意識した為のものだと思いますが、なかなか面白い発想なのではないでしょうか。20年前に建てた輸入住宅に施工されたサッシですが、部品が破損しても今でも交換部材が手に入るということを日本の窓メーカーでも見習って頂きたいものですね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年01月21日
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昨日、清須市の築20年を越える輸入住宅で、サッシ・バランサーの交換を行ってきました。アルミで出来た輸入サッシは、ミルガード(Milgard)のシングルハング。樹脂製のものが多いミルガードですが、古い時代にはアルミサッシを作っていたんですね。このおうちは、お客様が中古住宅として購入されたものですが、新築からほぼメンテナンスらしいことをしていないという状態でした。ですから、殆どの上げ下げ窓は開閉出来ず、開けられたとしても建具が重過ぎて、毎日開けるという気持ちにはなれない感じです。(お客様は、家のサッシを全部交換しなければいけないのかとも考えていたそうです)この原因は、窓の両サイドに隠れているバランサーの経年劣化とサッシの掃除不足等なんですが、お客様はサッシを開けることも難しい状況で掃除や交換といった作業が出来るはずもありません。修理調査の際は、私自身も建具を持ち上げられないサッシがあって、何とか開けられる窓の建具を外してバランサーをチェックしました。今回は、開けられないサッシだから交換出来ないという訳にはいきません。新しい交換用のバランサーやバランサーを固定する為のトップガイドも用意してありますから、それらを全てのシングルハングに装着し直すことが求められていました。調査を行った際に、古いミルガードのアルミサッシの癖のようなものや構造的な注意点などを確認してありましたので、それを踏まえて工具や資材を準備して作業に臨みました。そうして、見事に外れたのが写真の建具(下窓)です。窓の掃除や調整を行った後、バランサーやトップガイドを装着して窓枠に建具を戻し、全ての窓を新築時のスムースな開閉が出来る状態に復旧することが出来ました。単純に思える交換作業ですが、様々な気遣いや知識がないと単に換えただけで十分機能が回復しないこともありますから、まずは私たち ホームメイドのような専門家にメンテナンスを依頼してみることが、ベターかも知れませんよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年01月19日
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山梨のお客様からミルガード(Milgard)製のスライディング・パティオドアの鍵が壊れたというご相談を頂きました。ミルガードの掃出しサッシの多くは、ロックレバーを操作すると2つの鍵爪が出し入れするというダブルフックのタイプが一般的ですが、写真のようにシングルフックのものもあるのでしょうか。サッシは、製造年代やシリーズによって使われている部品が異なることもありますから、もしかしたらそういうことでロックケースが変わったのかも知れません。ただ、ミルガードのパーツリストを確認しても、こうした金物が掲載されていませんから、他社のサッシという可能性もあります。ロック金物自体は、アメリカやカナダのサッシ・メーカーではよく使用されているもののようですから、調達するのは然程難しくないと思います。でも、ロックが破損した場合、ロックケースの不具合という場合とロックレバーがドア内部で破損してロックケースを動かすことが出来なくなったという場合もありますし、その両方が破損しているというケースも考えられます。何が破損しているのかをしっかりと見極めて、それから部材の手配を進めることが、調達ミスを極力減らすことにつながります。こうしたトラブルの原因は、部材の経年劣化ということも大きいですが、掃出しサッシの調整不足でロックの掛かりが悪くなったということも考えられますから、ドア調整が必要かも知れませんね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年01月17日
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愛知県のお客様から木製の玄関ドアの木が剥がれて、隙間が空いて困っているという相談を頂きました。ご覧のように、ドアパネルの鏡板の一部が外側に大きく反っているのが分かります。材質はオークのようで、相当な堅さがあり、簡単に曲げて直せる代物ではありません。ハンドルやロック金物を見ると、国産のものが使われているようですから、ドア自体も国内で製作されたものかも知れませんが、メーカーは定かではありません。(金物類が現在も入手可能かどうかも分かりません)輸入の木製ドアであれば、鏡板部分は周囲の枠材に差し込んで固定されているのが普通ですが、このドアは枠の部分に載せてあるだけのようにも見えます。こういう仕事では、雨が多く当たる外部ドアに木が使ってあるというだけで、将来こういうトラブルが発生するであろうことは予見されるはずですが、新たに木製ドアに挑戦したようなメーカーではそういう知見もなかったのかも知れません。(あくまで私の推測ですが・・・)こういう場合、一旦ドアを玄関から外して、作業場でゆっくり時間を掛けて反りを修正していくという方法しかありませんが、粘りのない古い木だけに途中で割れてしまう可能性だってあります。(当然責任は負えませんし・・・)また、修理作業の間、玄関を開けっ放しにする訳にもいきませんから、開口部を何かで閉鎖してしまう必要もあります。(どこか別の所から出入りして頂かなくてはいけません)そういうことから考えて、修理費用や時間は相当掛かりますし、ドアやドア枠そのものを外壁から外して交換してしまった方がお客様にも迷惑が掛からない最善の方法かも知れません。愛着があってお金に関係なく直したいという方であれば、修理して差し上げることを考えますが、将来的なメンテナンスを考えると輸入の木製玄関ドアや金物類を施工させて頂いた方がいいように思います。(直しても、また反ってくるかも知れませんし・・・)さて、お客様はどのように選択されるでしょうか。こればかりは価値観の問題ですから、私共がこれ以上の提案は出来ません。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年01月11日
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宝塚のお客様から、築35年の輸入住宅に取り付けてあるアンダーセン(Andersen)のダブルハングサッシの木枠が腐ってきたという問い合わせを頂きました。その方は、以前違う業者の人から古いタイプのダブルハングを新しいタイプのものにも交換出来るという情報を頂いていたそうで、それについても意見が欲しいというご相談でした。頂いた写真はあまり鮮明ではありませんが、上からヒモで吊っている古いバランサーのタイプのサッシであることが分かります。また、内側に付けられた建具ですから、上げ下げ窓の下窓(ボトムサッシュ)であることも確認出来ました。木製の下枠が側枠から外れて下に落ちてきていますし、コーナー部分の組付け部分が腐って穴も明いています。外壁に固定された窓枠そのものは、樹脂製のジャムライナーで覆われている為、腐ることもなく交換の要はありません。こういう場合、上窓に同様の不具合がなければ、下窓の交換のみで大丈夫ですが、比較的交換がしやすい新しいタイプのバランサーのものにするという場合は、上窓も下窓と一緒に交換しなければ新しいバランサーと組み合わせて使うことは出来ません。つまり、定期的に交換が必要なバランサーを見据えて上下建具を装換するか、今回の費用を抑えて下窓のみの交換するか、どちらかの選択が要求されます。雨の浸入による腐れのリスクは、新しい建具にした方が少なくなりますが、古い上窓にも防水処理を施せば、こういったトラブルが発生する可能性は低くなります。ですから、今回は下窓のみの交換と、必要あれば弱った古いバランサーの交換をして、上窓は防水処理をするに留めてもいいように思います。将来的に古いタイプの建具が製造されなくなった場合は、新しいタイプの建具とバランサーに交換するとして、今は使えるものは使い不具合のあるもののみを交換するというのが、私共のお勧めです。(勿論、この腐り以外にいくつかの箇所で不具合があるようなら、上下の建具と一緒にバランサー交換が簡易なキットを導入することはOKだと思います)輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年01月08日
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お近くのお客様の処に伺って、玄関ドアのロック部品を交換してきます。年末に2つあるうちのメインのロックが破損したようで、年明けに交換して欲しいという相談を頂きました。メーカーは、クイックセット(Kwikset)。デッドロックごと交換するというのではなく、中心部品のロック・シリンダーのみを交換するという仕事です。私たち ホームメイドでは、クイックセットのシリンダーを常時在庫で持っています。それは、玄関や勝手口の鍵が突然壊れてしまったという時に、すぐに対応出来るように準備する為です。ダブルロックにしてあるおうちはいいのですが、ロックが1個しかないような家の場合は、鍵が掛けられないと外へも出掛けられませんよね。また、ロックが破損していなくても、キーを家族のどなたかが落としてしまったという場合でも、誰かがキーを拾って空き巣に入らないか心配ということがあるかも知れません。そういうことにも備えて、ロック・シリンダーをいくつか持っている必要があるのです。ただ、最近のクイックセットのロックは、スマート・ロックと呼ばれるシステムが組み込まれていて、シリンダーをそのままにキーを違うものに交換して、以前のキーを使えなくすることが可能です。つまり、今のシリンダーはキーの鍵山を予め記憶していて、その記憶を新しい鍵山に書き換えることが出来るという訳です。年末年始は泥棒や空き巣が増える時期ですから、最近鍵が掛けづらいというお宅は、破損する前に玄関の鍵を新しいロック・シリンダーに交換しておくこともいいかも知れませんよ。因みに、ホームメイドではスマート・ロックに対応した交換可能ないくつかのキーや、家族用にキーを追加したい場合に欲しいブランクキー(鍵山が彫られていないキー)も在庫しています。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年01月07日
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明けましておめでとうございます。冬期休暇の間、少し記事掲載をサボっておりましたが、本日より再開させて頂きます。今日は、岡崎市のアパートに使われている輸入の掃出しサッシの部品を調達したいというご相談を頂いたという話題です。ハンドルや鍵の部品を交換したいので、部品のみの調達をご希望とのこと。状況や品物を確認する為に、お送り頂いた写真がこちらです。お客様曰く、ヴァイスロイ(Viceroy)社製のスライディング・パティオドアということですが、この形状のハンドルやロックはヴァイスロイでは初めて見ました。もしかしたら、違う窓メーカーの輸入サッシかも知れませんが、あまり見掛けない部材であることは確かです。ただ、写真を見る限り、損傷しているような感じはなく、もしかしたらハンドルバーの付け根辺りが多少黒くなっているので、その箇所に何か問題があるのかも知れません。取り敢えず、同じ部材はカナダでも販売されていないようですから、互換性のありそうなものを探してみるしかなさそうです。但し、部材の形状自体はオーソドックスな感じですから、サイズさえ合えば互換性のある部材に交換出来るようにも思います。まずは、それぞれの部材がどういった形状・寸法で出来ているか、サッシから部材を外して単体で確認して頂く必要があります。でないと、似ていても互換性のない部材を調達してしまう可能性がありますから、注意が必要です。それにしても、この写真に写っている部材の何が悪いんでしょうか。そういったこともはっきりさせておいた方が、後々の使い方やメンテナンスの注意点などをお知らせ出来るかも知れません。ただ、ちょっと心配なのは、お客様側で部材の交換が可能かどうかです。慎重に作業をしないと、取外しの際に他の部材を破損させるかも知れないので、初めての人には少しハードルがあるようにも思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年01月06日
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北九州のお客様から、サミット(Summit)社製スライディング・パティオドアのハンドルが破損したので部材を調達したいというご相談を頂きました。ご覧のようにハンドル上部の付け根にクラックが入っており、これ以上破損が進むとハンドルとしての機能が失われてしまいます。こうした割れの原因は、掃出しサッシの鍵が掛けづらかったり、逆に鍵が掛かったまま引っ掛かったりした際に、思いっ切りドアを閉めようとしたり、開こうとしたりした為だと思われます。人はこういう場合、ハンドルの素材自体の強度が足りなかったと思うかも知れませんが、普通に扱っていれば固い鋳物が壊れることはありません。何度も無理な力が加わって、そのうちその衝撃によって金属疲労を起こしたと考えるのが妥当です。では、どうしてそんなに力を入れてサッシを開閉しなければならなかったのか?それは、ロックを掛ける為のロックラッチやストライク(受け金物)の位置が正常な場所からずれてしまったのが原因です。それは、長年の使用で金物の位置が変わってしまったり、ドアの建て起こし(水平垂直・高さ)の位置が変わってしまったりした為に他なりません。ですから、いくらハンドルを新しいものに交換しても、そうした変化が元に戻ることはありませんから、また無理してドアを開け閉めしてしまうという状態が続きます。新品への交換という対処療法ではなく、根本原因を解決するという治療でなければ、何ら意味がないということも理解しなければなりません。その為には、輸入住宅のメンテナンスに対して、深く正しい知見を持つ専門ビルダーを見付けてお願いする以外に方法はありません。勿論、そういったことをビルダーから勉強して、ご自身で出来るようになることが、家づくりの最終到達点だと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2021年12月28日
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最近、輸入の玄関ドアを開け閉めする時、ドアが敷居に擦って開けづらく(閉めづらく)なっていませんか。輸入住宅の玄関ドアは、ステンドグラスが入ったグラスファイバー製のものや木製のものだったりしますから、結構な重量があります。重いドアを毎日開閉させているのですから、その重さでドアヒンジが擦れ金属が摩耗していきます。そうなると、ドアの位置が下がってきますから、そのうちドアの敷居に当たってきてしまうのです。写真は、金属が摩耗して蝶番同士の間に隙間が生じてきたドアヒンジです。輸入ヒンジの多くは、無垢の分厚いスチールかステンレスで出来ていますから、そう簡単には消耗しないのですが、それでも15~20年くらいするとこのようになってしまうのは仕方ありません。既存のドアヒンジの形状やサイズを確認して、それと同じタイプの輸入ヒンジに交換すれば、簡単に元のスムースな状態に戻ってくれます。ドアが敷居に擦る前に、またドアのラッチやデッドロックが掛けづらくなる前に早めにドアヒンジを交換するようにしたいものです。でないと、ドア下の木が破損したり、ハンドルやロックが壊れたりしますから余計な出費が増えるかも知れません。勿論、その際はドアの建て起こし(水平垂直・傾き)や高さを調整することも忘れずに行って下さい。そうすれば、また長く輸入の玄関ドアを使い続けることが可能となります。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2021年12月27日
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常滑のお客様の処に本日伺って、カーポートの屋根の復旧作業を行ってきました。こちらは、天窓や2階の窓の防水メンテナンスの為に足場を架けたおうちなんですが、足場を立てる為に一部カーポートの屋根を外しました。足場屋さんに屋根の一時撤去及び復旧もお願いしていたのですが、先日の寒波が来た際に風が吹いて、ポリカーボネートの屋根材や屋根押えのアルミ板が外れて落下しました。お客様からまた風が吹くといけないので、早く直して欲しいと連絡を頂き、急遽直しに伺った次第です。相当な風が吹いたのだろうかと思って現場に行ったのですが、そうではなく足場屋さんの職人が手間を惜しんで屋根押えをビス留めせずに養生テープで仮留めしておいたのが原因と分かりました。これはちょっと考えられないよなと思い、現場の外されていたビスを使って屋根材をアルミの屋根押えで留めていったのですが、あまりの考えのなさに残念な気持ちになりました。いつもお願いしている足場屋さんですから、間違ったことはしないだろうと信用していたのですが、こういう手を抜いた仕事をしていてはダメだと思います。取り敢えず、私が対風対策をしておきましたから、年末年始にご迷惑をお掛けすることはないと思いますが、若い職人さんたちにはちゃんと教育をして頂く必要がありますね。これくらいのことが1回あったくらいで、もう今後仕事はお願いしないという非情なことはしませんが、何度も同じことを繰り返してはいけません。日本の建築をよくする為にも、言うべきは言うという姿勢は崩してはならないと思っています。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2021年12月26日
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あま市のお客様の処の深夜電気温水器が、とうとう壊れてしまったようです。当初は、浴室リモコンの調子が悪いということで、騙しだましお使いになられていたようですが、温水器本体の方もどうやら不具合が生じたようです。新築してから20年以上経ちますから、よく長持ちした方だとは思いますが、この寒い冬、それも年末。修理しようにも、既に生産は終了し、リモコンや部品もメーカーには全くないといった状況で、本体ごと新しいものに交換する以外に方法はありません。ただ、新しいものに交換しようにも、ニュースでも取り上げられているように、世界的な半導体不足によって温水器や給湯器、エコキュートといったものは、注文しても納期も出ないというくらい製造がストップしています。日頃の知り合いにもお願いをして、何とか早めに手に入れることをやってもらっていますが、どこも同じ状況でしょうから時間が掛かりそう。夏場なら水のシャワーでも何とかなるんでしょうが、これから冬本番という時期には本当に辛い状況です。こういう時、NETばかりで購入していたという業者さんよりも、問屋さんや業者さん経由で資材を調達していた処の方が、納品は有利かも知れません。金額が何よりも優先される資本主義社会ですが、人のつながりや情を重んじる日本的な経営が、本当に大切なんだと感じる今日この頃です。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2021年12月25日
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とあるお客様からブルース(Bruce)のオーク材フローリングのメンテナンスについてご相談を頂きました。現在は製造されていませんが、輸入住宅ブームの時はウレタン仕上げではなくWAX仕上げのブルースやロビンスが主流でした。そういった床材には、市販のワックスは不適切ですから、ブルース専用の鉱物油系WAXを使うことが普通でした。ただ、時代と共に臭いのきついワックスは、室内汚染の問題から製造が中止されて、WAX仕上げの床材そのものも生産されなくなってしまいました。今回のお客様もそうした時期に家を建てられた方のようで、その後の床のメンテナンスに困っていらっしゃったようです。特に昔のブルースのWAXは、臭いの問題で使う機会がないまま古くなってしまい、どういったWAXが使えるのか、また臭いの少ないものや汚れ落としや着色が出来るものがないかお探しだったとのことでした。私共が販売しているデュラ・シール(Dura Seal)は、北米の室内環境基準をクリアしたクリーナー&ワックスです。(但し、臭いは個人差があります)色は、ナチュラル・クリア又はコーヒーブラウンの2色があり、何度も塗り重ねれば徐々に着色していきますし、汚れを落とす効果もあります。ただ、木の表面が劣化しているような場合は、汚れを乾いた雑巾で拭き取った後、細かなサンドペーパーで表面をサンディングして整えることが必要かも知れません。自然オイル系のワックスなども多く販売されていますから、そういったものをお使い頂くことも問題ありませんが、出来るだけ昔に近いものを使い続けたいというお客様にはいい製品だと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2021年12月24日
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東京のお客様から、アンダーセン(Andersen)のスライディング・パティオドア(掃出しサッシ)のドアに隙間が出来て、鍵が掛けづらくなったという相談を頂きました。ドアを一杯に閉めても、ご覧のように隙間が空いてしまい、ロック・プレートが隙間から見えてしまうといった状態です。この隙間が小さいと、何とか鍵が掛かる状況にもなりますが、無理にロックしようとしてロックレバーやロックケースを破損させて、ドアが開けられなくなったり、鍵が掛けられなくなったりするトラブルにも発展します。こういった隙間が空く原因は、ドアの下端の方が先にドア枠に当たり、上の方がドア枠に到達しない状況となるからです。つまり、ドアの左右のバランスが崩れて、左右で水平が取れていない状況となっているのです。もしそういった現象が生じたら、ドアの戸車の高さを調整して、ドアが水平になるようにしてやれば、元通りのようにロックするようになります。但し、その際ドアの高さを上げ過ぎたり下げ過ぎたりすると、鍵が掛かる位置がずれてロックがうまく掛けられないということにもなりますから、注意が必要です。ですから、今までドアの調整をしたことがないお客様であれば、私共のような輸入住宅の専門家に依頼して頂き、作業を行う際に手順や道具について教えてもらうことが間違いない方法かも知れません。素人判断で無茶苦茶な調整をすると、逆にどうにもならない状態になる恐れもありますから、勉強してから実施することが大切ですね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2021年12月23日
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こちらは、清須市のお客様から相談を頂いた輸入アルミサッシ用の網戸パーツです。ケースメントと呼ばれる開き窓なんですが、サッシの内側に網戸がある為、その向こう側にある開閉用のロックハンドルを操作するのに網戸が邪魔になります。その為、網戸の一部に開閉用の樹脂フレームを付けて、そこを開くことでハンドルを操作出来るようにしています。そんな特殊なパーツが付いた網戸は、ミルガード(Milgard)製の古いタイプのアルミサッシなんですが、国内では部材を供給している業者は存在しません。ですから、この輸入住宅を建てた住宅メーカーも窓ごと交換することをお勧めする以外に方法はなく、お客様とのやりとりも極力控えたいといった感じのようです。今回のお客様は、たまたまお隣で輸入住宅のメンテナンスをさせて頂いている時に、私共のことをお聞き頂き是非うちも見て欲しいということでした。樹脂製の開閉フレームは、紫外線による劣化が激しく既に耐用年数を超えているような状況ですが、20年以上経った今でもアメリカの部材メーカーから調達することは可能です。これだけでなく、グラスファイバーで出来た網も破れてきている状況ですから、そういった消耗材も一緒に交換修理をしてあげたいと思います。それにしても息の長い部材が多くて、ほんと輸入サッシはすごいですね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2021年12月22日
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浜松のお客様の処に週末伺って、残っていたダブルハングの建具交換を行ってきました。1ヶ所は既に交換を完了しましたが、5ヶ所の窓で木が腐った建具を交換することになっていました。メーカーは、ハード(Hurd、現シエラパシフィック)社でしたが、既に古いタイプのサッシは生産しておらず、新しいタイプの建具を古い窓枠に適合するように注文で作ってもらって入れ替えるという作業でした。ただ、単純に建具を入れれば完了という訳ではなく、バランサーや樹脂製のサイドジャム、トップサッシュ・ストップといったものも交換となる為、結構交換は面倒な作業が伴います。また、写真でも分かるように、フレームの形状や大きさの違いから、窓を持ち上げる為のリフトハンドルを取り付けたり、飾りの木製格子を装着したりと細かな作業も必要でした。勿論、サッシの開閉がスムースになるように窓の調整作業も行いますので、丸1日掛けての仕事となります。でも、作業後の出来は如何でしょうか。色合いも極力現況に合わせましたから、新旧が隣同士並んでも然程違和感は感じられないと思います。(但し、古い窓は写真に写っていない部分で、木が腐って黒ずんでいます)こうした建具の交換は、ハードのダブルハングだけでなく、窓枠の形状・寸法が一定の範囲で適合すれば、他社のアルミクラッドサッシのダブルハングでもシエラパシフィックの建具に入れ替えることが可能です。窓枠から全て交換となると、外壁から窓全体を外さなければならず、修理費用も相当になりますし、窓の周囲からの雨漏れリスクも発生します。それに比べれば、特注で建具を作ってもらったとしても、リーズナブルな修理になるかも知れませんね。尚、新しい建具ですが、屋外側のガラスの周囲に防水処理を施していますし、木部にも防水塗料のパラペイント ティンバーケアを塗装してあります。(シエラパシフィックの建具の木部には、コアガードと呼ばれる防腐処理がされた木も使われていますから、雨漏れ対策はバッチリです)輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2021年12月21日
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福岡県のお客様からご希望を頂いていた網戸をサッシに固定する為のクリップ部品が届きました。クレトイシがOEMで製造していたこともあるサーティンティード(CertainTeed)社ケースメントサッシに取り付けられていたものが、写真の一番上の部品です。一番下のものが本来の形のものですが、少し厚みが薄くなったツマミの部分が折れてなくなっています。本体の穴の中に写真中央の固定軸を入れてサッシに押し込むと、差し込んだ部分が四方に開いて抜けなくなるという仕組みです。他の窓メーカーのものは、固定軸がビスであったりするものも多いですが、ワンタッチで装着出来るこのタイプは、便利かも知れませんね。20年もするとプラスチックのものは経年劣化で破損しますから、それくらいの時期になりましたら、全て交換しておくと何度も手配をする必要もなく快適にお過ごし頂けると思います。輸入サッシの部材が欲しいという方は、ご相談下さいね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2021年12月20日
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浜松のお客様の輸入住宅に伺って、ハード(Hurd)社の掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)とダブルハングサッシの修理を行ってきました。掃出しサッシは4ヶ所、計8枚のペアガラスを交換し、ダブルハングは9ヶ所あるうちの3ヶ所はバランサーのメンテナンス、6ヶ所は上下共の建具の交換という内容でした。ただ、3日間の作業期間だけでは全てを完了することが出来ず、建具交換の5ヶ所は後日作業をすることとなりました。掃出しサッシは、幅2.4m x 高さ2mの大きなものが1ヶ所。ガラスは当然2枚ありますから、これが今回一番の難所でした。ガラスは強化ガラスですから、恐らくペアガラス1枚で100kgを超えるくらいの重さがあり、特別な道具なしでは2人では持ち運びが出来ない感じの大きさ・重さでした。写真は、内部結露で曇ったペアガラスを外して、新しいガラスを入れる前に専用の防水粘着テープを建具のフレームに張った様子です。ガラスを外す際は、室内側のフレームだけでなく、屋外側のアルミカバーに付いた粘着テープを切らないとガラスがサッシから外れてくれませんから、それを外すだけでも相当な時間が掛かります。その上、アルミカバーや木製のフレームには粘着テープが張り付いた状態ですから、それをきれいに撤去しないと新しいテープを張ることは出来ません。こうした一連の作業だけで3時間くらい掛かってしまいますから、新しいガラスの挿入やその後の復旧作業や防水作業、調整作業を入れると丸一日掛かってしまう状況でした。ですから、上記の修理箇所を3日間でやり遂げたというだけでも、結構頑張ったと思っています。(その前後の積み込み作業や廃材の積み下ろし作業を入れると、5日間の大仕事でした。ワンボックスのバンも本当によく頑張ってくれました)だって、最終日なんかは、朝9時前に来て夜10時半過ぎまでずっと作業をしていたんですから・・・。多少手を抜いて効率よく作業をすればもっと早く終われるのでしょうが、そういう訳にはいかないという性分が馬鹿正直ですよね。それにしても、夜暗い所でジジイが作業するっていうのは、結構辛いものがありますよね。やっぱ、明るいうちに仕事は終わらないといけませんね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2021年12月14日
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浜松のお客様の処で、明日からハード(Hurd)のサッシの修理メンテナンスへ伺います。掃出しサッシ用の大きなペア強化ガラスが8枚。ダブルハングの交換建具が12枚。その付属パーツや木製の飾り格子・網戸部品などもいくつか一緒に積み込んだ様子が、この写真ワンボックスのバンですが、ご覧のようにほぼ隙間なく積み込まれました。交換する部材だけでなく、当然道具や施工する為の消耗品、出張の日用品なども積み込まなければなりませんから、不要と思われるものは会社に置いていかなければなりません。それにしても、これだけ多くの荷物を積み込んで出張修理に行くのも久し振りのこと。今日から私の息子にも手伝いを依頼して、数日掛けてしっかりメンテナンスをしてくるつもりです。だって、幅1.2m x 高さ2mもあるペアガラスなどは、80kg以上の重さがありますから、一人では到底持ち運ぶことも出来ません。これだけの輸入サッシの修理を一度にこなせる建築屋は、ホームメイド以外に何人いるでしょうねぇ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2021年12月10日
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千葉県のお客様から、メーカー不明の輸入サッシに付いている半円窓のペアガラスが欲しいという相談を頂きました。ご事情はよく分かりませんが、恐らくガラス内に湿気や水が入って内部結露を起こしたのではないかと推察されます。近くのサッシ屋さんやリフォーム屋さんに相談されたのだそうですが、どこも輸入の半円ペアガラスは作れないと断られたそうで、遠く離れたホームメイドに問い合わせを頂きました。今回は飾りの格子はなくていいという話なので、ガラスの実寸法さえ分かれば供給は可能とお伝えしました。ただ、後日ご連絡頂いた実寸法の数字は、通常の輸入サッシでは使われないサイズでしたので、ちゃんと計測していないのではないかと心配です。とは言え、嘘の寸法だとは言えませんから、再度寸法確認をお願いしてご案内頂いたサイズでペアガラスを製作するという形の見積をご提示しました。注文されるかどうかはまだ分かりませんが、本当に取り外しや取付けが出来るのだろうか、初めてなのにやり方は分かるのだろうか、防水処理をしなきゃいけないということも分かっているのかなど、いろいろと心配な点が頭をよぎります。私たちでも輸入ガラスの交換に伺う際は、必要な材料や道具をいくつも準備して、正しい施工手順に従って作業を行います。勿論、途中で発生するイレギュラーなことにも対応出来るだけの知識や経験、追加の工具なども準備しておくことが求められますから、初めてで素人のお客様が適切にやれるかどうかは、ちょっと分かりません。自分でやってみるのはいいことですが、それってハードル高くないですか?輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2021年12月07日
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群馬県のお客様から、ヴァイスロイ(Viceroy)社製掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)のドアハンドルが欲しいというご相談を頂きました。写真は、ドアの内外に付いているハンドルセットですが、室内側のハンドル内に装着するロックレバーも一緒に調達したいそうです。ロックレバーもハンドルも樹脂で作られているので、太陽の紫外線に曝される場所にサッシが付いていれば、そのうち劣化してしまうのは仕方ありません。ただ、ロックレバーについては紫外線による経年劣化で破損するというよりは、ドアの取付け位置が変化して鍵が掛けられないという不具合が原因で、無理に鍵を掛けようと動かないレバー回したことで割れてしまうということが多いかも知れません。勿論、プラスチックも長年の使用で弱くなっていますから、それも複合的な要因にはなっていると思います。今回は、ハンドルとロックレバーを調達してお送りするのがミッションですが、お客様の方では掃出しサッシの建て起こし調整を一緒にして頂かないと、また同じ問題が発生しますから注意が必要です。対処療法で壊れた部材を交換しても、根本原因がそのままでは、最終的な問題解決にはならないのです。私たちが取付け作業まで行うのであれば、そういった調整を含めてメンテナンスを行いますが、単に部品供給をさせて頂くだけのお客様ですと、どうしてもその点は自力更生して頂く他ありません。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2021年12月06日
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最近立て続けに、輸入サッシの網戸を固定する為のスクリーンピンが欲しいという問い合わせを頂きました。私たちは、マーヴィン(Marvin )から敢えて樹脂シャフトの網戸固定ピンを調達しているのですが、ハード(Hurd)等の他の輸入サッシでもお使い頂いております。樹脂シャフトのいい処は、シャフトに頭のツマミを差し込むのに手の力でも簡単に入ってくれて抜けにくいという点です。これがアルミのシャフトとなると、金槌で強く叩かないと差し込めません。その際にアルミのフレームや網にダメージを与えてしまうといった、予想外のトラブルも発生します。また、シャフトが樹脂だとピンの劣化が早いと思われるかも知れませんが、劣化するのは頭のツマミの部分は殆どです。ツマミの部分は、シャフトの材質に関わらず全て樹脂で出来ています。そこが常に露出していますから、ツマミの部分が劣化して割れてくるのですが、シャフトは網戸のフレームの中に隠れてしまう為、樹脂であっても劣化することは殆どありません。マーヴィンはアルミと樹脂の2つのシャフトのものを販売していますが、私たちは使いやすい樹脂シャフトのスクリーンピンをお勧めします。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2021年12月05日
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あま市のお客様から輸入玄関ドアに取り付けられているハンドルセットの室内側ドアレバーが下がったままで開けづらいという相談を頂きました。こちらのハンドルセットは、クイックセット(Kwikset)のチェルシーというデザインのもので、室内側のドアレバーはコモンウェルス(Commonwealth)というタイプが選択されています。こういう状態の時は、レバー内に取り付けられているバネが弱ってきているということの他に、鍵爪を出し入れするドアラッチという部品のバネも経年劣化してきている可能性があります。ドアレバーだけを交換してもある程度直るとは思いますが、ちゃんとした状態で気持ちよく使いたいというのであれば、2つ共交換しておいた方が無難だと思います。どちらも問題なく手に入る部品ですから、心配する必要はありません。ただ、最近クイックセットも、ものによっては従来の製品を生産中止にしたり、色のバリエーションを制限したりしていますから、製品として存在しているうちに早めに交換しておくことはいいことかも知れません。皆さんのおうちでもまだ使えるからと交換せずにお使い頂いている輸入資材がありましたら、メンテナンスを考えるようにしてみては如何でしょうか?輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2021年12月04日
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徳島県のお客様からインシュレート(Insulate)社製スライディング・パティオドア(掃出しサッシ)のロック金物が破損したので部品が欲しいという相談を頂きました。ロックレバーを下げると、ロック用のフックが飛び出して鍵が掛かるというシステムで、防犯性が高い分破損した状態で鍵が掛かってしまうと外しにくいという側面もあります。今回は、破損したロックケースも外すことが出来るようですから、鍵が掛かったまま開けられないということはないようですが、逆に鍵が掛けられないというのも心配です。予備も含めて2個のロックケースを調達するように、早急に手配を進めますが、師走で泥棒や空き巣も増える季節ですから皆さんも鍵のチェックをしてみては如何でしょうか。輸入サッシのロック金物は、15~20年で新しいものに交換すると、いつまでも調子よくお使い頂けると思いますよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2021年12月03日
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