青空と木洩れ日

青空と木洩れ日

2026.04.03
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以前書いたかと思うんですが、私が子供の頃
モントリオールオリンピック開会式をTVで見たら、
フランスの選手団が水色のケープを羽織っていて
その綺麗な色合いとケープという斬新さに、
衝撃を受け、それ以来オリンピックで楽しみの一つは
各国選手団のユニフォームを見ることです。

ミラノ・コルディナ冬季オリンピック開会式での
各国のユニフォームについて感じたことを
忘備録として書いておきます。


スノボウェアとかダウンジャケット系のウェアになり
雰囲気が似てくるので、
国旗と同色のウェア、
または2色、3色の単純な組み合わせの
よくあるスポーツウェアって感じのものが
多かったんですが、
色合い的に印象に残ったのは以下の国です。
(入場順で入れたり順不同)

オーストラリアの黄色と緑が
単純な黄色と緑じゃなくて
オーストラリアらしい雰囲気がしました。

現地老舗メーカー製だそうです。

ブラジルは真っ黒のダウンだけど
只の黒じゃなく
モンクレール製ということもあって
洗練されているというか、未来的な雰囲気。


ウズベキスタンは国旗の黄緑白水色で
赤白青などがほとんどの中で
パステル系に近い綺麗な色合いで
目立っていたし可愛かったんですけど、
ファミリーマートと同じ色だと思っちゃいました。

カナダ
国旗は日本と同じ赤白ですが、
赤を基調としたユニフォームに
臙脂色系にカナダ国旗のメイプルリーフ(楓の葉)の
大きなパッチワークのダウンベストを加えたのが
印象的でした。
赤と臙脂色の組み合わせってなかなかないので
記憶に残ります。
しかもそのベストはダウンマフラーになったり
腰に巻いたり、5WAY位に使えそうな
アウトドアで便利な優れものでした。

北欧各国はどんな感じかなと注目したら、
フィンランドは白に紺から青のグラデーションデザインが
シンプルで大人っぽくて静かで、
北欧、雪国、洗練という感じで納得。

ノルウェーは紺青白赤で機能第一のスポーツウェア
と一見見せかけておいて、白赤デニムや
ノルウェー伝統の編み込みウールセーターも
プラスされているところが
先進国だけど伝統や素朴さ自然を大事にする
ノルウェーらしいなと。

ところがですね、スウェーデンが
紺とベタな黄色、え?これだけ???
背中に素っ気ないゴシックフォントで国名。
まるで中学の体操服。
いったいデザイナーは?と確認したら
今や日本が誇る世界企業ユニクロでした・・・。
同じ紺と黄色でも、紺色も黄色も沢山あるから
もっとどうにか出来たのではと思うけど、
なんかね、現代日本人って色のセンスが
あんまり良くないと思うんですよね・・・。
最悪じゃないけど、洗練されてないというか。
でも、センス悪いのは私で、
このユニフォームの色出しは
すっごくおしゃれな色なのかもしれませんけど、
ファッション業界とか美術界とかが見ると。

洗練された色使いとしては
イタリアが、ごく普通な感じで地味でさえあったけど
やっぱりセンスがいいなという色使いでした。

フランスも白に水色のアクセントが可愛くて
控えめだけどおしゃれでした。

反面、う~んやっぱり、と思ったのは中国の
水色のユニフォームで、
15年位前までは中国と言ったら国旗の
赤と黄色の組み合わせのユニフォームばっかりでしたが
今回は青と水色で、おしゃれを意識したんだと思います。
が、ベッタリした色で、デザインも普通で
生地もなんか安っぽいテカリがあって
ファストファッションに見えちゃってました。
さらにここが中国がまだ世界基準でないのがわかる点
なんですけど、
スポーツウェア系のユニフォームの中で
中国だけが男女性別を明確に分けて
男性は青、女性は水色だったのが違和感ありました。

では日本はどうかというと、赤紺基調ですけど
デザイン製のある朱色系のプリント柄で
デザインも良い感じだけど、飛び抜けて斬新とか
おしゃれとかではなかったのが、いつもの日本だなと。
アメリカやイギリスのような遊び心もいつもないし。
そこが洋服の国との違いなんですよね。
特にイギリスは洋服に関しては遊び心というのが
長けている国で、洋服の文明国の余裕かなと。

ダウンウェアの素材はポリエステル系で
プリントは容易だと思われるので
もう少しデザイン製のある色柄が良いのにと思いました。
例えば日本なら、筆書きの日本語を大きく
一見線のようなデザインしても
イタリア語と日本語を合わせたコラボデザインでも
良いのではと思いました。
(素人話ですいません。)
支給ユニフォームってアスリートがその後も
重宝して使い続けるものかもしれないので、
あんまり個性的でないほうが良いのかもしれませんが。

その中ではハイチは風景がデザインされていたし
忘れちゃいましたけど
マレーシアとメキシコも印象的でした。

モンゴルは民族衣装風のデザインで、
確かにこれ防寒服だよね~
しかもモンゴルだから全部カシミア製なんだろうな~
軽くてめっちゃ暖かくてお値段めっちゃ高価~と
いろいろお茶目なユニフォームでした。

そして今回の大トリはアメリカとイギリス。
手編みのセーター系のデザインを取り入れていたのが
今風でとても良かった。

イギリスの方が手編み風が強くて
アメリカはラルフローレンデザインということで
もうちょっと洗練された感じでした。

手編みって北欧を中心に特に男性に40年位から
大人気で、ここ20年位は、ダサいと言われていた
男性向け柄入り手編みセーターが
おしゃれアイテムになっているので
そういうトレンドも取り入れているんだと思います。

入場の音楽も凝っていて、
イタリア入場の時はクラブ音楽からテノールのオペラに
良い感じでミックスされて、さすがオペラを知り尽くした国と
思いました。

こういう一同が揃う場所ではその国の文化の層の厚さ、
余裕、お国柄、そういうものが感じられて面白いです。

日本は歴史も長いし文化の独自性は強いけど、
それを上手に、異国の人に受け入れられるように
アピールするのが上手じゃないなって思います。
突然、和、を出すと違和感強すぎるので、洋になじむような
和の出し方をしなくちゃ響かないんですよね。

それに洋だけで勝負しようとしても、
西洋の先進国のセンスと遊び心に対等するまでに
いかないので、そのさじ加減が出せるデザイナーが
なかなかいないように思います。




画像をクリックすると詳細が見られます。





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Last updated  2026.04.05 21:00:47
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