PR
カレンダー
カテゴリ
コメント新着
キーワードサーチ
今日は チッチキ夫人
と 「二人でお出かけ」映画
です。 元町映画館「ワイズマン特集第4弾」、 「ニューヨーク・ジャクソンハイツへようこそ」
ですね。
「好きになった映画俳優はみんなゲイなのよ。」 とか言ってるのニは、大いに笑えます。
「マイノリティの人たちを支援する!」 って、堂々と演説しているのです。
「お友達が、みんな死んじゃって誰もいない。」 という悩みの相談に、おそらく、 90
「さみしかったら、お友達をお金で買えばいいのよ。あなたお金は持ってるんだから、何でもお金で買えるのよ。」 とか答えているシーンなんて、笑えるとか、ほほえましいなんて言ってられない迫力ですよね。
「やっぱり、さすがワイズマン!」 というのでしょうか、映し出される映像に対する 「信頼」 のようなものが湧いてきて時間を忘れるんです。
「新しい金儲け」 のために壊されていく理不尽を見つめている目をしています。
ワイズマン
は、決して声高に 「批判」を叫ぶ
わけではありません。しかし、一人一人の 「小さな人間」
達の営みを、丁寧に映し出す彼の映像は、 「小さな人間」
の営みを、外から壊そうとする、何か正体不明の巨大なものに対して、はっきり 「 NO
!」
を突き付けていると思いました。ぼくが、彼の映画を見ながら感じる 「安心感」
は、多分、そこから生まれているにちがいないのです。
ちょっと付け加えると、別に、他のカメラマンと比べて言う眼力があるわけではないのですが、 ジョン・デイビー
というカメラマンの、カラーの映像がとてもいいな、と思いました。なにが違うんでしょうね。
監督 フレデリック・ワイズマン
製作 フレデリック・ワイズマン
製作総指揮 カレン・コニーチェク
撮影 ジョン・デイビー
2015
年 アメリカ 189
分 英語、スペイン語
2019
・ 12
・ 06
元町映画館・no26
ワイズマン特集 「大学」
・ 「ボクシング・ジム」
・ 「パナマ運河地帯」
「チチカット・フォーリーズ」
・ 「ニューヨーク公共図書館」
の感想はそれぞれ題名クッリックしてみてください。
ケリー・ライカート「ファースト・カウ」… 2023.12.28
ケリー・ライカート「オールド ジョイ」… 2023.12.25
ブラッドリー・クーパー「マエストロ」シ… 2023.12.24