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2024.09.02
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​キム・ソンス「ソウルの春」109シネマズハット​ ​​​​​​ 夏の映画三昧が続いています。今日は 109シネマズハット キム・サンス監督 「ソウルの春」 でした。 原題 ​「12.12」​ 、あるいは 「The Day」 、だそうで、おそらく
​​ 韓国の人たちにはピン!とくる日付? ​​
​  なのでしょうね。​​​​​​
​​​​​​​  1979年 12月12日 、お隣の 韓国 で何があったのか、みなさんご存知でしたか?ボクは知りませんでした。ただ、
​「ソウルの春?パク・チョンヒ暗殺映画か?」 ​​
 ​ という程度の思い付きで見に行きました。ところが、どっこい、 独裁者 が死んで ​「春」​ だと思っていたら 新たな独裁者が登場していた という トンデモ実録映画 でした。​​​​​​​
​ ボクには 文句なしに面白い実録エンターテインメント映画 でした。まあ、それにしても、スゴイというか、面白いというか、目が離せない映画を韓国の監督は撮りますねえ。​
​​​​​​ ちょっと振り返ると、 朴 正煕(パク・チョンヒ)暗殺事件 1979年10月26日 です。で、 映画の題名 「12、12」 です。この日は何の日なのか?ですよね。
パク・チョンヒ の後に大統領になったのは 全 斗煥(チョン・ドゥファン) で、その後なったのは​ 盧 泰愚(ノ・テウ) ですよね。そのあたりの経緯については、ボクはあまり知らなかったのですが​ 「12、12」 というのは、 全 斗煥(チョン・ドゥファン) が大統領​ の座を、まあ、いってしまえば強奪した日なのですね。で、その仲間が​​ ​彼​
と士官学校同期の 盧 泰愚(ノ・テウ) とかだったんですね。
 この日から、ほぼ、​
10年間、やるだけやって、後に死刑判決まで受けた 全 斗煥(チョン・ドゥファン) と10年後の​、 ​​ の失脚に乗じて、ちょっと民主派の顔で大統領の座をものにした 盧 泰愚(ノ・テウ) 、なんと彼らが ​​ パク・チョンヒ暗殺事件 というドタバタに乗じて 軍事クーデター をやった日なのだそうです。​​​​​
​​​​ 韓国のリベラルな人たちから見れば 「あの一味」 「あの所業」 というところなのでしょうが、海のこちらからボンヤリ眺めていたボクにとっては
​​ 「えー、そんなことがあったの!?」 ​​
​  で、もう、それだけでコーフン!でした。​​​
​​​​​​​ 主要な 登場人物 は全員 軍人と政治家 、もう、それだけでお堅いイメージですが、これが、面白いのなんのって。上のチラシでにらみ合っている、一人はどう見ても 全 斗煥 こと チョン・ドゥグァン を演じる ファン・ジョンミン。 で、もう一人が 首都ソウル警備隊司令長官イ・テシン を演じている チョン・ウソン です。​​​​​​​
チョン・ドゥグァン (​ ファン・ジョンミン) に対して、 「おー、男前や!」 で、筋を通し続ける 首都ソウル警備隊司令長官イ・テシン ​​​​​​ チョン・ウソン) ですが、勝つのは ファン・ジョンミン 扮する チョン・ドゥグァン という 歴史の皮肉!
実録映画 ですから見ているこっちも結論はわかっているにもかかわらず、なおかつ、日ごろは 「男前ギライ!」 を標榜しているシマクマ君までもが、​
「なんで、こんな男前が負けるんや!?ああ、負けてもカッコええなあ!」​
という結末で、どう考えてもひどい話の映画であるにもかかわらず、心躍る面白さでした。​​​​​​​
​​​​​​ 理由は、はっきりしていて、今、映画を作っている人には、このクーデターで勝った軍人、勝たせた政治家が 「悪」 で、負けた方こそが 「正義」 であるという評価に揺らぎがないからですね。負ける正義のカッコよさに拍手できる社会が今あるのでしょうね。
 見ていて、 盧 泰愚(ノ・テウ) っていう人については、やっぱりこういうやつだったのか程度でしたが、 チョン・ドゥグァン については、大統領失脚後の裁判での振舞いも、かなり、たちの悪い人の印象しかありませんが、映画では、これでもかとばかりに
​​ 「大ワルぶり」が炸裂! ​​
 ​ していましたね。​​​​​​
 考えてみれば、話題にした二人をはじめ、登場人物の多くが、もう、この世の人ではないからこその作品かもしれませんが、やっぱり、本当の歴史を語ろうという意志を感じる作品でした。 ​拍手!​

監督・脚本 キム・ソンス
脚本 ホン・ウォンチャン イ・ヨンジュン
キャスト
ファン・ジョンミン(チョン・ドゥグァン)
チョン・ウソン(イ・テシン)
イ・ソンミン(チョン・サンホ)
パク・ヘジュン(ノ・テゴン)
キム・ソンギュン(キム・ジュニョプ)
2023年・142分・G・韓国
原題「12.12」「The Day」
2024・08・25・no112・109シネマズハットno50




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最終更新日  2025.09.11 16:22:56
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