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「こんな本もありますよ!」 の ご案内 です。
「親譲りの無鉄砲で小供の時から損ばかりしている。」 の 「坊っちゃん」 です。何の変哲もありませんが、 集英社新書、ビジュアル版 で 2007年 の新刊です。紙の質が写真用なのでボクの棚にある本の中では比較的汚れていないきれいな本です。

オールカラー とまあこんな感じです。
原稿用紙そのまま一五〇枚一挙掲載‼
漱石先生「漢字検定」不合格ぞなもし!
誤字・脱字・癖字・・・・・
文豪だから許される原稿用紙で見る名作の裏舞台!
「坊っちゃん」 が発表された明治三十九年(一九〇六年)頃には、おそらく間違いなく読みやすい直筆原稿だったろう。今でも、書や古文書を読むリテラシーを持つ人には読みやすいのだと思う。漱石の書字は、きちんとした「法則」に則っており、しかも「印刷を前提とした画然とした書きかた」で原稿用紙に律儀に描きこまれているからだ。 ハハハ、ボクの場合は調子に乗って買った本ですが、パラパラやっただけで書棚にずっと座っていただいていた本です。
が、残念ながら孫の僕には、それをストレスなく読みこなすリテラシーはない。我慢して数ページ読んだが、すぐに挫折してしまった。印刷された小説は何度か読んでいるから、何とか読めるかと思ったのだが、いかんせん「面白くない」のだ。(中略)
直筆で全部読む「必要」なんて、あるんだろうか? 「必要」は限られた人を除けばないだろう。身もフタもなくて申し訳ないが、この直筆「坊っちゃん」を誰もが「読まなければならぬ必然性」なんかあるわけがない。(P369)
追記
ところで、このブログをご覧いただいた皆様で 楽天ID
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