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あさってから三月ですね。ここ数日は冷え込んでいましたが、今日は雨→雪→雨でした。今シーズン二度目の雪は少し積もったけど、明日までには溶けそうです。そちらはいかがですか?前回ご紹介した おくりびと(Departures)がアカデミー賞外国語映画賞を授賞しましたね。秘密の県民Showでは、雪国サミットが開かれ、雪国出身の芸能人が盛り上がっていましたが、庄内地方は、今頃、地吹雪なのでしょうか授賞式前、レッドカーペットで、「ミーハー気分」と語ったモッくん(本木雅弘さん)は、ショーン・ペンを追っかけ、范 文雀 さんの従妹、余 貴美子 さんは、アンソニー・ホプキンス のインタビューの後ろにわざと立ったそうです。モッくん曰く「ミーハー」(みんな同じじゃ~ん)「The Oscar goes to … "Departures", Japan!!」 のコールに、頭が真っ白になった滝田監督は、「みんなで作ったのだから」と、役者さん達とステージに上がりました。モッくんは、胸ポケットに、共演者で、レッドカーペットに立つことが長年の夢だったという 峰岸 徹 さんと、完成を待たずして旅立った、所属事務所の社長という、二人の「おくられびと」の写真を忍ばせていたそうです。時差ボケや連日の強行軍でお疲れの中、受賞後は分刻みで行われるインタビューの一つ一つに誠実に答える、穏やかな二人に、「おくりびと」の温かい空気やチームワークを思いました。けっして声高でもお涙頂戴でもないのに、深いメッセージは静かに心に届きます。戦いに疲れた戦士のように、この作品に心癒され、救われると感じる人が多かったのでしょう。荘厳で美しい納棺シーンにため息をつきながら、その昔、プレゼントの包装紙をバリバリ開けるアメリカ人にカルチャーショックを受けたことを思い出しました映画化をきっかけに、納棺師や葬儀屋さんに敬意を払う人が増え、転職希望者も続出しているようです。公開当初は中高年層が中心で、大入り満員というわけではありませんでしたが、家族や友達を誘ってリピートする人が多いようで、「おくりびと」のパワーを感じました。今や長蛇の列だそうですが、二の足を踏んでいる方も、できれば劇場で味わってくださいね 「おくりびと」は、モッくん27歳の時のインド体験がきっかけで生まれたそうですが、ビートルズでインドといったらジョージ。気の滅入るニュースばかりがセンセーショナルに報道される昨今、スピリチュアル系や、お笑い芸人や落語がブームのようです。ユーモアに溢れていたジョージは、スピリチュアル系の上、ビジュアル系。流行の最先端じゃありませんか今日の曲は、ジョージ27歳にして初のソロアルバムとなった All Things Must Pass から、'70年代、ラジオでよく耳にした 美しき人生(What Is Life)です。「おくりびと」を思うたび、All Things Must Pass のまったりとしたメロディや印象的なタイトルが頭に浮かんできます。平家物語の冒頭を思い出す人もいるかな?お笑いといえば、ジョンのギャグは、シニカルで理屈っぽく、過激なので、爆笑問題の太田さんのノリに近いように感じます。末っ子で人なつっこいジョージは、みんなとゲラゲラ笑う感じなので、ドリフや吉本系かな。中高生の頃、愛読していた Music Life の取材で、色紙に「To the readers of Music Laugh」と書いてました。あれはギャグだったのか、単なる聞き間違いだったのか、今となっては謎です。星加ルミ子さんなら覚えているでしょうか。去年の日記 にも書きましたが、ジョージの作った歌は、ジョンやポールとはひと味もふた味も違う、独特の持ち味があります。今日はそんなジョージの誕生日。と書くつもりでしたが、もう3日も経ってしまいました。生きていたら66歳。'91年の日本公演で共演した、親友の エリック・クラプトン は、ただいま来日中。海外アーティスト日本武道館公演数ランキング、堂々の第1位日本人を入れても3位。明日は追加公演とのことなので、更に記録を伸ばしそうです。ちなみに、1位は矢沢の永ちゃん、2位は聖子ちゃんだとか。20世紀少年には夢のような、ジェフ・ベック との共演ライブに行かれた方もいらっしゃることでしょう。会場でエアーギターを奏でながら涙する21世紀中年率、めちゃくちゃ高そうですね。ジョージもエアーで参加してたりして嬉しさのあまり、コンビニで各種買い求めた24日付の新聞には、アカデミー賞の記事の他に、WBC日本代表の話題わが愛媛が生んだメジャーリーガー・岩村選手が選ばれたのもめでたいことです。車では、イチロー選手のテーマソング 天城越え を聞く、今日この頃。短編アニメーション賞受賞作品の つみきのいえ も、過去を慈しむテーマや画風が素敵だな、と思いました。 晴れるや 棚卸し 諸行無常 ありがとう ビミョー… 光 愛 おくられびと 吉本系? 深い話
2009年02月27日
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春一番がやって来た。ヤァヤァヤァ!ぽかぽか陽気が続いていますね。今日は20℃以上ありましたが、2月の最高気温を記録した場所が、全国で101ヶ所もあったそうです。静岡では26.8℃って、夏じゃ~んテレビからは何度も 耳タコソング が流れてきましたが、怒濤のチョコレート戦争も無事終わり、ほっとしている方も多いのではないでしょうか。去年のバレンタイン日記は こちらさて、ここで嬉しいニュースです。元シブがき隊のモッくん こと 本木雅弘 さんが企画・主演し、内外で数々の映画賞を獲得してきた おくりびと が、アカデミー賞 の外国語映画部門賞にノミネートされました邦画の現代劇では初エントリーとのこと。明星の表紙でビビビと来て以来、30年近くモッくんウォッチングしてきた私も、ルンルンぞなもし一昨年の ドリームパワー では、お子さん達や、義母の樹木希林さんにもステージ上でお目に掛かったので、親近感があります書道七段の腕前なのに、アイドルだったからか、クイズ番組でゲスト出演した時、わざわざ子供っぽい字を書いてました。シャイなのかな?袴の片足に、足を二本とも突っこんだまま踊っていた天然ぶりも忘れられません 年を重ねるごとに存在感のある俳優として成長していく姿を、これからも見守って行きたいです。「おくりびと」は、20世紀少年第一章 が上映されていた去年の秋、観ました。「納棺師」という職業を通じ、いろいろなことを考えさせられる、深くて温かい作品です。エンドロールが終わった後も、灯りが点くまで立つ人がいませんでした。同じ映画をロードショーで2度見ることはない私ですが(もったいないけん)、ロングランのこの映画は、最近リピートしてしまいました。もちろんレディースデイぞなもしモッくんの、人間味溢れる、おもしろ真面目な演技に、泣き、笑い、山崎 努 さんの圧倒的な存在感にうなりました。笹野高史さんも実にいい味出してます。庄内地方(山形)の美しい四季と、ゆったりとしたチェロの調べに心癒されます所属楽団が解散し、故郷に帰ったチェロ奏者が、ひょんなことから納棺師になり、仕事を通じて、人生や家族を見つめるお話。随所にちりばめられたウィットやユーモアが笑いを誘います。近頃映画館にはご無沙汰な方や、洋画しか観ない、「欧米か!」な方にもお薦め日本人の感性が、国や文化の壁を越え、中国や韓国などでも受け入れられ、モントリオール映画祭ではグランプリ受賞。これからもたくさんの国で上映されるというのも喜ばしいことですね。 ビートルズのジョージのように、インドに行って価値観が大きく変わるという話はよく耳にします。モッくんも、20代で、聖地 ベナレスを訪ね、生と死について考えるようになったとか。その頃納棺夫日記という本に感銘を受け、いつか映画化したいと思ったものの、難しい題材だけに、なかなか話が進まず、ずっと埋もれていた企画だそうです。インド体験から数えて十五年後に花開いたわけですが、浮かれた時代だと、ここまで受け入れられたかどうか。世に出たのがこのタイミングというのも何かの運命でしょうか。地元でプロの納棺師に弟子入りすること1ヶ月。本職顔負けの技術を身に付けた、努力家で研究熱心なモッくんの、心のこもった美しい所作は、まるでお茶のお点前を見るようでした。本職から本気(マジ)で転職の誘いがあったらしいっす この映画で、故・伊丹十三監督が、父親の葬儀にヒントを得、初めてメガホンを取った作品 お葬式 を思い出しました。「おくりびと」の脚本家小山薫堂さん(「カノッサの屈辱」毎週見てました)は、伊丹監督の お葬式日記 をお手本に、この映画の台本を書いたとのこと。シコふんじゃったを思い出すシーンもあり、ニヤリ。モッくんは、この映画を撮り終えた頃、ガンジス川で考えたんですねヤックン、モックン、フックン…初めて聞いた時は、なんぢゃ、そりゃ?シブがき隊=渋いガキって、どんなガキ?と思いましたが、今や全員お父さん。渋中(渋い中年)や、はなまるオヤジ隊あたりでいかがでしょう代表曲はやっぱり、テレビのお寿司特集で定番ソングの スシ食いねェ! かな?シブがき隊の全盛期は、横浜銀蠅やなめ猫ブームだったせいか、ツッパリ系や不思議なタイトルの曲が多かったですね。初めてこのコミックソング 歌を聞いた時は、ずっこけましたぜシブがき隊の3人、いつもなにげにハモってるのでチェックしてみて下さいね「いただきます」は、動植物の命を「いただき」、自分の命にするという意味だそうです。この言葉にあたる表現が英語にないと知った時は、ちょっとびっくり。「おくりびと」には、食べるシーンがよく出てきますが、寿司も刺身も、命を頂くわけですね。sushi は今では万国共通語スッシッ食い~ねェ!お客さん、ネタは何からいきますかい 2/23 アカデミー賞受賞しました おめでとうございます キュートな山形弁を披露してくれたモッくん、次は 坂の上の雲 で、秋山さんとこの真之さんの役をしなはるそうな。11月放映じゃけん、見てや~ デビュー曲 新人賞 フッくん モッくん テーマソング マスオさん ハッピー? 予告編 すごっ! おめでとう
2009年02月14日
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