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2025.04.13
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第21話

沈慈(シェンツー)が書き残した日記に興味深い事件があった。
実は沈慈と繆荘(ミャオジュアン)は同郷で新鄭(シンテイ)書院でも同室だったという。

…1年前のある夜、厠に行った繆荘が血相を変えて居所に戻ってきた
何でも陳(チェン)掌院が真っ暗な提灯を持って裏山に行くのを見たという
『妙だと思って後をつけたら水上の神殿が…
 十数隻の幽霊船が静かに浮かんでいた、各船の船首には不気味な影が見えた
 その時だ、提灯が一斉に光を放ち、水紋の図案が浮かび上がった

 私は物音を立ててしまい、急いで逃げ戻った』
繆荘は酷く怯えた様子だったが、沈慈はそもそも裏山に船などあるはずないとなだめて寝かせた
すると翌朝、寝台で横になったまま息絶えている繆荘に気づく
沈慈は健康だった繆荘の突然死を不信に思い、検視人を呼びに行った
しかし居所に戻った時にはすでに繆荘の死因が伝染病だったと断定され、骸が荼毘に付されたと知る
沈慈は酷い扱いに憤ったが、それ以来、陳賦(チェンフー)に目をつけられ、いじめの標的となった…

潘樾(パンユエ)はあの裏山が水紋の組織の拠点の1つだと確信した。
鬼林に様々な仕掛けがあったのは人を脅して遠ざけるためだろう。
すると楊采薇(ヤンツァイウェイ)は裏山に入った時、確かに水の音が聞こえたと思い出した@18話。

潘樾と楊采薇は鬼林で枯葉に覆われた穴を発見した。
そこでつたを利用して地中へ降りてみると、どうやら人が掘った穴だと分かる。

繆荘が見た″水上の神殿″とはこれだろう。
洞窟には荷物を置いた形跡があり、自分たちが来ると察したのか、慌てて引き上げたようだった。
その時、采薇が桟橋に引っかかっている布切れに気づき、手に取ってみる。
しかし頭上から物音が聞こえ、潘樾は慌てて采薇の手を引き洞窟を脱出した。

陳(チェン)掌院は洞窟から出てきた潘樾たちの様子を物陰から見ていた。


楊采薇は川で濡らした裳裾を気にしながら潘樾に遅れないようついて行った。
すると誰かが助けを求める声が聞こえてくる。
2人はやがて大きな箱を見つけた。
「あの中に人が?」
潘樾は念のため剣先を使ってふたを開けた。
その瞬間、無数の幻瞑虫(ゲンメイチュウ)が飛び出して来る。
潘樾は咄嗟に剣で虫を追い払ったが、首元を咬まれていた。

潘樾は楊采薇を連れて急いで下山しようとしたが、草むらに潜んでいた刺客が現れた。
毒虫のせいで次第にぼんやりして来る視界…。
潘樾は目を閉じて音を頼りに応戦するしかなくなったが、その時、潘樾の異変に気づいた采薇が加勢した。
「3歩後ろに敵よ!…右5歩!左3歩!」
潘樾は采薇の的確な指示で刺客を捉えたが、怒った刺客の1人が上官芷(シャングワンジー)を標的にした。
すると逃げ出した采薇は足を踏み外し、悲鳴を上げながら斜面を転がり落ちてしまう。

潘樾は刺客を全て排除すると上官芷の後を追って斜面を転がり落ちた。
しかし視力を失い、上官芷の姿を探すことができない。
「上官芷!どこだ?!上官芷!」
…なぜ返事がない、まさか、そんな…
潘樾は激しく動揺し、気がつくと無我夢中で愛する人の名を叫んでいた。
「楊采薇!楊采薇!何とか言ってくれ!楊采薇!」
その時、気を失っていた采薇が潘樾の悲痛な叫び声で目を覚ました。
…今、私のことを何と呼んだの?…
潘樾はすでに上官芷の正体に気づいていた。
感激した采薇は嬉しさのあまり潘樾の背中に抱きつき、無事を伝える。
「馬鹿な人、私ならここにいるわ…」
潘樾は采薇の無事を知って安堵の涙を流し、愛する人をしっかり抱きしめた。



一方、白小笙(バイシャオション)は毎月、玉蟾蜍(ギョクセンジョ)を買いに鬼市へ来る客を突き止めた。
今日はその客が取り引きにやって来る日。
卓瀾江(ジュオランジアン)と少笙は物陰で客を待ち伏せしていたが、思いがけず接近し過ぎて照れてしまう。
その時、ついに玉蟾蜍を求める男が現れた。

玉蟾蜍を買った男は銀雨楼(ギンウロウ)の裏山に入った。
この先にあるのは亡き父の廟。
卓瀾江は白少笙を先に帰し、独りで男を追跡した。
すると驚いたことに父の廟が隠れ家の入り口だと分かる。
卓瀾江は男が廟の中に消えると、男の真似をして墓石の隣にある石を押した。

墓石の奥には要塞のような寝殿があった。
卓瀾江は物珍しそうに見回していると、そこへ誰かが車椅子を押してやって来る。
「嘘だろう?…」
卓瀾江は車椅子に乗った男を見て言葉を失った。

県署に戻った楊采薇は潘樾の毒虫を解くことにした。
しかし陳賦(チェンフー)と同じ方法で解毒したにも関わらず、潘樾は目から流血してしまう。
困惑した采薇は牢獄の沈厳(シェンイエン)を訪ねた。
「おかしい、あれは私が育てた虫で人を襲わないはず…」
「誰かが仕組んだの」
「流血とは穏やかでないな…あと3日で好転しなければ光を失うだろう」

その夜、沐浴していた潘樾は暗闇のせいで久しぶりに発作を起こした。
居ても立ってもいられず、手探りで湯船を出た潘樾。(安心してください、履いてますよw)
するとちょうど肌着をまとったところで楊采薇が駆けつけた。
「大丈夫?何か取りたいものが?」
「いいんだ、出てくれ」
「やだ照れているの?私の頬にこっそり口づけした人が?」
「起きていたのか?!」
「あの時の借りを返してもらわなくては」
采薇は潘樾の頬に口づけ、すると潘樾は采薇を引き寄せて唇を重ねた。
「これで帳消しだ」
その時、ちょうど着替えを持って阿澤(アーヅー)が入って来る。
「うわ~公子、いくら楊姑姐と再会したとは言え…」
「下がれ」
「はい!」



楊采薇はまだ濡れていた潘樾の身体を拭いた。
すると腹部の傷跡を思い出し、何があったのか尋ねる。
采薇はようやくこの傷の原因が自分の死だったと知り、かつて潘樾を疑っていた自分を恥じた。

楊采薇は潘樾の手を取って屋敷を案内しながら道順を教えた。
潘樾は采薇の様子から自分の目が治らないと覚悟したが、それでも采薇を手放せないという。
「足枷になると分かっていてもそなたのそばにいたい、身勝手ですまぬ」
「どのみち私があなたを離さない!だからあなたも私を離さないで!」

卓瀾江は銀雨楼の地下牢に投獄され、2日間も飲まず食わずを通した。
するとようやく車椅子に乗った男が現れ、人払いする。
「3年ぶりだな…もう一生会うつもりはなかった
 だがますます実力をつけるお前に、もはや秘密を隠し通すことができなくなった」
実は卓瀾江の父で銀雨楼(ギンウロウ)の楼主・卓山巨(ジュオシャンシュー)は生きていた。

( ๑≧ꇴ≦)<知ってた〜@全視聴者

…あの日、卓山巨は金水幇(キンスイホウ)の襲撃で全身に火傷を負いながらも一命を取り留めた
『当時、私の手助けで都の高官になれたというのに、それがどうだ?
 奴は金水幇を利用して私を消そうとした』
『つまり金水幇の背後には都にいる例の方が?』
すると卓山巨は養子である腹心・孫震(スンジェン)に鳥文を送るよう命じた

卓山巨は黒幕の側近に面会した
『兄弟…大哥はなぜ私を殺そうと?』
『命に背く者に用はない、なぜ都に送る銀子が減ったのだ?
 年初に命じた劉(リウ)将軍一家の暗殺も拒んだな』
卓山巨は辺境の駐屯軍の暗殺など無理だと訴えたが、義兄弟は忠誠心が足らないからだと退けた
『不忠の末路はすなわち死!』

卓山巨は思わず車椅子を降りて平伏し、最後の機会が欲しいと懇願した
『私が金水幇を一掃する!』
『いい度胸だ、達成すれば禾陽(カヨウ)は今後もお前のものだ』

…卓山巨たちは義兄弟の契りを交わした仲だった。
しかし大兄は自分を兄弟ではなく、犬としか見ていないと知る。
どちらにせよ卓山巨は黒幕の命を遂行するしかなくなった。
そこで敵を油断させるため孫震に葬式を営ませ、都から息子を呼び戻したという。
「さすが私の息子だ、金水幇を滅ぼし、父の期待に応えてくれた」
卓瀾江は父が黒幕のために働く時、金水幇を隠れ蓑に自分を禾陽から遠ざけていたと気づいた。

卓瀾江にとって真実はあまりに残酷だった。
父と愛する人の死を嘆き、必死で黒幕を探し回っていたきたが、全て父親が仕組んでいたことだったとは。
「…一緒に立ち向かう道もあったはずだ!なのに地位と権勢を守るため俺を騙すなんて!
 黒幕を教えてくれ、一体、誰なんだ?!」
「この世にはどうにもならぬことがある…踏み出したが最後、戻れぬ道がある」
すると深く失望した卓瀾江は父を追い返した。
「もう帰ってくれ、私の爹(ディエ)は天下一の英雄だった
 だが目の前にいるのは主に尾を振るただの番犬だ」
何より自分の父が楊采薇の敵だという事実が卓瀾江を絶望させていた。




一方、寝る間も惜しんで解毒法を探していた楊采薇は、野生の幻瞑虫では鍼を打つ経穴が違うと突き止めた。
しかし沈厳の話では1度の鍼で成功しなければ失明するという。
「何をためらう、やってくれ」
潘樾は采薇を信じて全て任せた。

潘樾が目を覚ますと楊采薇の姿があった。
「どう?はっきり見える?」
「最初に見えたのがそなたでよかった…」

楊采薇は桟橋で見つけた布切れを眺めながら、何の図案の一部なのか首を傾げた。
すると潘樾が図案ではなく文字かもしれないという。
「阿江なら分かりそうなのに…ここ数日、音信不通なの」
「水紋の組織との関与の調査が難航してるのやも」
その時、采薇は洞窟で汚した裳裾のことを思い出した。

凌児(リンアル)はまだ上官芷の衣装を洗濯していなかった。
そこで裳裾を改めて確認してみると、布地が乾いて白い粉が付着している。
白い粉は塩だった。
「布切れを拾った時、裳裾が川で濡れて汚れたの」
「あそこは塩の保管庫だったのか」
恐らく塩を輸送する際に袋から塩が漏れ、川の塩分濃度が上がったのだろう。
潘樾は洞窟で川魚が全滅していたことを思い出した。
「塩の密輸だったのね」
「阿澤、新鄭書院を捜索する」
しかし一足遅く、すでに陳掌院は帳簿を持って逃げていた。

潘樾と楊采薇が県署に戻ると白少笙が慌てて駆けつけた。
少笙は潘樾の手前、場所を変えて話そうとしたが、采薇は潘樾に隠し事はできないという。
どうやら潘樾も上官芷の正体を知ったらしい。
「で話って?」
「阿江が危ないわ」

つづく


( ̄▽ ̄;)上官芷が楊采薇だとあっさり受け入れる阿澤
そして無駄にアップするパン君の腕…ってかこのカットいる?w






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最終更新日  2025.04.13 19:52:02
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