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2025.08.15
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第16話「消えた子牛」

手がかりのない子牛の盗難事件と子牛を巡って親戚に告発された張二(チョウジ)こと張遠山(チョウエンザン)。
2つの案件は一見、無関係に見えたが、報告書に目を通した裴行倹(ハイコウケン)は盗難の犯人も張二だと判断した。
王君孟(オウクンモウ)は安易に結びつけないよう諌めたが、裴行倹は張二を少し脅せば白状するはずだと自信を見せる。
その時、黙って聞いていた司馬の麴崇裕(キクスウユウ)がようやく口を開いた。
「…長史なら何日で落着できる?」
「私なら明日、告示を行う、3日後に裁きを開き、張二に罪状を認めさせるとな」
すると麴崇裕は早速、告示を張り出すよう命じた。


使いを何度、送っても韓四は牛の診察に現れず、今日こそ力ずくで連れて行くという。
実は張二は2年も治療費を滞納していた。
韓四は治療費を清算したら行くと断ったが、横暴な張二は配下に韓四を捕えろと命じる。
その時、家の中から張二と犬猿の仲である白三(ハクサン)が現れた。
しかし白三は松葉杖に包帯姿、張二は失笑して懲らしめようとしたが、運悪く白三の兄弟たちが現れる。
「喧嘩なら付き合うぞ?」
張二も使い手の弟分たち相手では白三に手を出せず、仕方なく退散した。

一方、庫狄琉璃(コテキルリ)は麴都護が自分をつけ狙う理由を探るため、麴崇裕を揺さぶることにした。
そこで麴鏡唐(キクキョウトウ)経由で麴家別院の工房に綿繰り機の製作を依頼、すると問題点を見つけた職人が行き詰まり、司馬に相談する。
麴崇裕は図面を書いたのが庫狄琉璃だと聞いて驚いた。
「これで種が取り除けるのか?」

 細布を折る″鍵″はこの綿繰り機にあるのでは?」
実は琉璃はわざと不完全な図面を渡していた。
亡き母の願いを叶えたい麴崇裕なら必ず″鍵″を知りたいはず、すると案の定、麴崇裕が裴家にやって来た。

(  ̄꒳ ̄)よく分からないけれど突然、差し込まれるイチャイチャエピw


麴崇裕は琉璃の案内で露台に上がった。

「綿繰り機ができても夾雑(キョウザツ)物が残って綿は硬くなる、それでは細布は織れないわ
 この綿を使うには別に綿打ち機がいるの、綿を叩いて均一に柔らかくするのよ」
「その綿打ち機の図面もあるのか?!」
「まだ頭の中で考えている段階よ」
麴崇裕は工房で手伝えることがあったら協力したいと申し出たが、琉璃はまず頼んだ綿繰り機が見たいと言った。

麴崇裕にとって粗雑な庫狄夫人の相手は何より苦痛だったが、これも細布のためと我慢した。
すると琉璃は麴崇裕が図面から改良を重ねて作ったという綿繰り機を見て、回転軸を同じ太さにして細い鉄棒を使うよう助言する。
「種を取った柔らかい綿は貴重品、私も尚服局でしか見たことがな…あ、河東(カトウ)公府で見たわ
 司馬も長安では大長公主と親しかったとか?」
「阿爺の関係で世話になったが、親しくはない」
「あら、都護も大長公主と交遊があるのね?ふっ、納得したわ」
麴崇裕はうっかり口を滑らせ、仕方なく父をかばった。
「…なぜ大長公主が庫狄夫人を恨み、命を狙うのかは知らぬ
 だが阿爺は大長公主の命など聞かぬし、麴家が大長公主の顔色を見る必要もない
 私がいる限り夫人の身の安全は保証する(キリッ」
「そう願うわ、ではこれで」
しかし麴崇裕が引き止めた。
「夫人は綿打ち機が完成したらどうするつもりだ?私は都護府で管理すべきだと思う
 民には使わせるが製法は知らせぬ、希少さは価値だ
 耕地が少ない西州にとって民の暮らしは細布にかかっている
 ほかの地に広まることの利害は夫人にも分かるはずだ」
琉璃は郷や村に配るつもりだったが、司馬の訴えに納得し、従うと答えた。
「裴長史と相談せぬのか?」
「もともと私の考えたことだもの」

(´◔_◔)我慢中の司馬w


その夜、琉璃は裴行倹に麴都護が大長公主と通じていると報告した。
しかし麴崇裕はやはり何も知らないらしい。
「これで辻褄が合うな」
「でも都護はどうして大長公主の命に従うのかしら?何か弱みでも握られているのね
 恐らく麴崇裕に関することよ、だから息子には隠しているんだわ」
「言いなりになるからには深刻な問題なのだろう」
「手配したのは王君孟ね」
琉璃は事情を詳しく知っている王君孟を追求するため、明日の審議を利用することにした。

張二の案件は都護府の中院で公開審議となった。
正門前に多くの野次馬が集まる中、獣医の傍聴が許されたとあって裁きの場には韓四の姿がある。
その頃、麴崇裕と王君孟は書斎で裁きが始まったと連絡を受けていた。
王君孟は様子を見に行かないのか聞いたが、麴崇裕は長史に任せた以上、顔は出さないという。
「張二が騒ぎを起こすのを待とう」
確かに張二は無能な男だが、それでも敦煌(トンコウ)張氏の嫡子、敵に回せば裴行倹は痛い目を見るだろう。

被疑者の武騎尉(ブキイ)・張遠山の審議が始まった。
喬六(キョウリク)こと喬其雨(キョウキウ)の訴えによると科挙で家を空ける際、張二に牛40頭を預け、1年後に生まれた子牛20頭は折半する約束だったという。
しかし喬六が帰郷すると張二は子牛20頭なら天候のせいで死んだと説明、この20頭は自分が買った子牛だと言い張り、さらに放牧代1年分を要求した。
落第したうえ父親が病に倒れ、路銀や薬代の借金を抱えた喬六はやむなく張二を告発したという。

麴崇裕の部屋に琉璃がやって来た。
先日の誘拐のせいで王君孟は琉璃の仕返しを恐れていたが、頼みの綱の麴崇裕はさっさと出ていってしまう。
「私もお裁きの様子を…」
王君孟は慌てて逃げようとしたが捕まった。
「王明府?」
Σ(꒪꒫꒪ )ハッ!
「あなたには聞きたことがあるの」
∑(⊙∀⊙)ヒャーーー!




裴行倹は20頭の子牛を買ったという証拠があるか張二に聞いた。
張二の話では昨年の秋、たまたま郷を通りかかった遊牧民から買ったという。
すると証人として郷の保長(ホチョウ)や里正たちが召喚された。
4人は確かに張騎尉が遊牧民から子牛を買ったと証言。
裴行倹は唐律に従い3人以上の証言があれば確かな証拠だと認める。
張二は長史の賢明な判断に安堵したが、その時、裴行倹が張二に子牛を買った経緯を詳しく書き出すよう命じた。
「いつ、どこで、誰から買ったのか、売り手の年頃、容貌、名前もだ
 書けたら指印を押して一件落着だな」

裴行倹は張二の供述書を確認すると、証人4人を別々の部屋に案内するよう命じた。
目撃した時の事情を詳しく書かせ、張二の供述と合致するか確認するという。
驚いた証人はその場にひれ伏し、実は話を聞いただけで現場を見ていないと白状した。
「証言を頼まれ引き受けただけなんです!」

つづく





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最終更新日  2025.08.22 00:47:18
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