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第20話「因縁の決着」

裴行倹(ハイコウケン)の暗躍を警戒し、人を集めておくよう命じた臨海(リンカイ)大長公主。
そんなある日、麴崇裕(キクスウユウ)の妻・慕容儀(ボヨウギ)と息子が乗った馬車に突然、窓から包みが投げ込まれた。
驚いて外を見たが、付近に人影はない。
包みの中には書簡と麴家の族印が入っていた。

…麴智湛(キクチタン)は息子が妻子を残して西州に戻ったことを嫁に詫びた
しかし慕容儀は幼なじみの麴崇裕の志が西州にあると承知しているという
『約束しよう、将来、その子が麴家の全てを受け継ぎ、麴家の主と共に西州の王になると』


慕容儀は投げ込まれた印が確かにあの時の族印だと分かった。
大長公主が最近、今までより親しく接するのは思惑があってのことだろう。
自分たち母子は麴家を従わせるための人質なのだ。
息子を守るためには自分が養女になるしかないと思ったが、一歩間違えれば悲惨な目に遭わされる。
すると書簡には待ち合わせ場所が書いてあった。
…松竹亭で待つ…

翌日、慕容儀は松竹亭へ出かけた。
しかし待っていたのは義父ではなく、死んだと噂されている庫狄琉璃(コテキルリ)だと知る。
「あなたに会うために一芝居打ちました」
「…あなたが大長公主を恨んでいるのは知っている、でも力になれない」
慕容儀は自分とは無関係だと誤解して帰ろうとしたが、琉璃は止めた。

 武(ブ)皇后の権勢は大長公主に勝る、だから麴都護も私に族印を預けてくれたのです」
慕容儀は琉璃が自分たちを助けに来たと知って態度を軟化させた。
「私は何をすれば?!」
その時、突然、河東(カトウ)公府の私兵が現れ、涼亭を包囲した。
すると楼閣の露台に大長公主と世子妻・崔(サイ)氏が現れる。

 ここは人も訪れない寂しい場所、誰かが殺されても気づかれないわ」

一方、高昌では裴行倹(ハイコウケン)自ら琉璃が戻るまでの人質になっていた。
裴行倹と一緒に過ごしながら妻子の無事を祈るしかない麴崇裕。
しかし裴行倹は琉璃が口にしたからには勝算があるはずだと安心させた。

崔氏は琉璃を始末するよう命じた。
焦った慕容儀は琉璃を見逃すよう訴えたが、息子を盾にされ断念する。
「ごめんなさい、ごめんなさい…」
「琉璃、あなたのお気持ちだけ頂きます」
実は琉璃には切り札があった。

琉璃は大長公主が麴智湛に当てた2本の箋封(センプウ)を示した。
「日が暮れても私が戻らなければ義父が文を陛下にお渡しします
 陛下は河東公府をどうするかしら?」
崔氏は激しく動揺し、大長公主もさすがに琉璃に手が出せなくなった。
しかしふと麴智湛の疑り深い性格を思い出し、琉璃を独りで寄越したのは裴行倹が人質になっているからだと気づく。
「母子に何かあれば守約(シュヤク)の命もそれまでなのね?ふふ
 明日、文を持って河東公府に来なさい」
琉璃は足下を見られ、結局、慕容儀は河東公府に戻ってしまう。



一方、麴崇裕は危険を承知で庫狄夫人を長安へ送ってくれた裴行倹に感謝していた。
裴行倹は麴崇裕が心を開いてくれたことを喜び、自分たちの努力も無駄ではなかったという。
「守約(シュヤク)、君を朋友と呼ぶには遅すぎるだろうか?」
「司馬、そもそも敵同志でなかった、これまでも、これからも…」

その夜、屋敷に戻って冷静になった大長公主は琉璃の嘘に気づいた。
唐軍が近々、西疆北部との戦で出征するが、麴家の忠誠は勝敗を握る鍵となる。
自分が大事な麴家の母子に手を出せないと分かっているだろう。
そもそも琉璃の手にある2通の文が本物なら、武皇后に渡せば一撃で自分を倒せるはずだ。
恐らくあの箋封は空、そこで大長公主は麴家の母子を誰にも知られない場所へ移すよう命じた。
「麴智湛父子が痺れを切らして裴行倹を始末するまでね、そうなれば庫狄琉璃など敵ではない」

琉璃は松竹亭に大長公主が現れることなど織り込み済みだった。
西州での噂を聞いても麴智湛から知らせがなければ大長公主も安易に自分の死を信じないだろう。
疑いを持てば麴崇裕の母子を見張らせるはず、容易に自分との密会も分かったはずだ。

翌日、琉璃は約束通り書簡を持って河東公府に現れた。
しかし慕容儀と麴嵩(キクスウ)の姿がなく、解放しないなら渡せないと拒む。
大長公主は2人が出かけてしまったとごまかしたが、琉璃はならば用はないと帰ることにした。
すると守衛たちが駆けつけ立ちふさがる。
崔氏は琉璃が持っている書簡を奪い取れと命じたが、その時、思いがけず宮中から王(オウ)内侍が来たと知らせが届いた。
「陛下が庫狄夫人をお召しのため、すぐ帰すようにと…」
大長公主は琉璃のはったりではなかったと知り驚愕、守衛たちを下がらせた。

琉璃が持って来た書簡は2通のうち1通だけだった。
そこで本物だという証しに文を示し、母子の引き渡しと自分たちを害さぬ誓約書を書くよう迫る。
「いい気にならないで…」
「それなら陛下にお話しするだけです」
大長公主はなかなか決心がつかなかったが、王内侍から急かされた使用人が再びやって来た。
「これ以上、待てないと仰せです」
「もう1通は義父が持っています、私が無事に戻ればすぐ届くでしょう」
「筆と墨を…」
大長公主は河東公府を守るため、ついに観念した。



琉璃は王内侍の馬車で河東公府をあとにした。
実は昨夜、蘇定方(ソテイホウ)が内密に王内侍を屋敷へ案内。
王内侍は琉璃と再会を果たし、事情を知って琉璃に協力していた。
「陛下も皇后もご心配です、参内しては?」
「琉璃もお会いしたいのですが、この件が解決したらあらためて拝謁を願います」

一方、裴府では裴行倹と麴崇裕が酒を飲んでいた。
麴崇裕はこれまでの嫌がらせを謝罪し、常に天下と民を第一に考えている裴行倹に献杯する。
「唐の官吏が皆、貴殿のようであれば人が争い、国が乱れることを憂う必要もないのに」
「恥ずかしい話だがかつては酒に溺れていた、見かねた恩師が戦へ連れ出したのだ
 あの年の戦は激しく悲惨だったよ…屍だらけの戦場で恩師が酒を渡して問うた
 酔って命を落とし、屍の仲間入りをするか、酒を捨てて生まれ変わるかと」
「大長公主が荘園を奪うため、裴行倹の家族を殺して前途を阻んだと…その頃の話か」
「死後も思いがあるなら、あの世で祖先に面目が立たぬ、だから酒を捨て荒野で眠った
 目覚めると朝日が昇るのを見たよ、何もかも新しく見えた」
裴行倹は西州に貢献して来た麴崇裕とは違うと笑った。
すると麴崇裕は裴行倹が別院に置いて行ったままだった剣を返してくれる。
しかし裴行倹は受け取った剣を麴崇裕に贈った。
「生涯、変わることのない友情の証しとして」




琉璃は麴崇裕の妻子を無事に保護した。
しかし武皇后は麴嵩の帰省を認めたものの、慕容儀は長安に留まらねばならない。
その頃、大長公主は人質の解放で手に入れた文が偽物だと気づき、逆上していた。
巧みな偽筆だったせいで琉璃が示しただけでは見抜けなかったが、よくよく見れば自分の筆跡を判別できないはずがない。
確かに河東公府で育った裴行倹なら偽筆など容易だった。
「おのれ裴守約…憎き庫狄琉璃め!偽文を使って誓約書を盗み取るとは…」
すると大長公主は憤怒から頭に血が上り、激しく血を吐き倒れてしまう。

一方、都護府では裴長史による注目の案件の審議が始まった。
訴訟を起こしたのは姜大郎(キョウダイロウ)。
西州の名刹たる大仏(ダイブツ)寺の僧・義照(ギショウ)に財物を騙し取られたという。

姜大郎は幼くして父を亡くし、母と支え合って生きて来た。
しかし数年前に奇病を患い、母は大仏寺へ日参して息子の平癒を願ったという。
そんなある日、義照が家にやって来た。
義照は夢枕に仏様が立ち、この家の息子の病のわけを伝えてきたという。
実は病の原因は母にあるというのだ。

つづく


( ˙꒳​˙ )え?高昌に帰れるわけじゃないんだ…





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最終更新日  2025.08.22 00:38:58
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