生活日記

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2004年01月15日
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増える息子の老親虐待


お年寄りを虐待するのは介護に疲れた嫁や娘とされていたが、最近は仕事に就けないなどの社会的イライラや複雑な人間関係を抱えながら介護する息子による虐待が圧倒的に多いという。

67歳の女性は、30歳の息子の暴力で鼓膜を痛め、肋骨を折るなどの大怪我をしていた。
離婚して独身だった息子は酒癖が悪く、定職はない。金をせびられたため、
彼女は持ち家を処分し、資産や預貯金まで使い果たした。
ある75歳の女性は、やはり離婚後定職がない46歳の独身の息子に年金を取り上げられていた。
      それでも足りないと「借金してこい!」強要されるなど、経済的虐待を受けていた。
打撲とわかる傷を、顔や手足に負った80歳の女性もいた。同居する52歳の独身の息子は仕事が上手くいかず、ギャンブルと酒におぼれ、高齢の母親に絶えず暴力を振っていたという。
bお年寄りaお年寄り






離婚・失業に介護。。。いら立ちぶつける

 虐待されている高齢者は75%が女性。しかも33%は脳梗塞、35%が痴呆で、半数近くが介助を必要とする状態だった。


虐待を受けていた高齢者は息子や息子の家族と同居している人が多く、調査でも虐待をしていると思われる人で最も多いのは息子31%だった。虐待の要因として考えられるのは「親がぼけている」などのほか「息子と妻との関係が悪い」などが目立ち、虐待している息子の場合、無職の人が多かった。

中村さんは、高齢者虐待は生命の危険を伴う場合もあるとして
専門家のいる虐待防止センターの設立
地域の人や本人が通報できるシステムの整備などの対策を早急に進める必要があると力説する。
また被害者に対しても身体的、心理的、社会的側面から総合的にサポートしていく必要があると指摘し、次のように言っている。
「通報システムのあるアメリカなど先進国と比べ、日本の高齢者虐待への対応は20年遅れている。
対策を進めるためには高齢者が人間らしく生きる権利を保障される“高齢者虐待防止法”の1日も早い法制化が必要ではないでしょうか!」

西城国際大大学院 中村雪江教授






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最終更新日  2004年04月13日 21時51分17秒
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