話飲徒然草〜Tokyo Meanderings

話飲徒然草〜Tokyo Meanderings

2025年12月23日
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私が通っている英会話スクールで、時に英語がブロークンすぎるのではないかと感じる非ネイティブの講師がいる。その講師は、基本的に私よりずっと流暢に会話をこなすのだが、レッスン中気になっていたのが、「I come back home last night.」とか「She like K-pop.」とか、時制が甘かったり、いわゆる「3単現のs」を端折ったりしがちなことだった。文法を知らないわけはないはずだが、話すときにあまり気を使っていないのだろう。母国語があまりそういうところに厳しくない言葉なのかもしれない。
そういえば、英会話喫茶でも、このような話し方をする非ネイティブは時々いる。
一方で、以前通っていたNOVA の講師陣は基本的にネイティブだったこともあり、どんなに酷い講師でも、こうしたミスはなかった。

日本人が英会話を学習する際によく聞くのが 「細かい文法は気にせず、まずはどんどんしゃべることが重要」 という論調だ。この論調に沿うのであれば、上記のようなミスにはあまり留意しなくても良い(後回しでよい)ということなのだろうか?
いやしかし、それは学習のステージによるもかもしれない。
実際に会話は通じるし、初学者にはそれでもよいのかもしれないが、私のように、外国人と接する仕事(通訳ガイド)をめざしている人間にとって、このようなミスはどの程度のダメージとなるのだろうか?
そのあたりの匙加減が気になって、ChatoGPTに問い合わせたところ、実に興味深い回答が返ってきた。
***************************
*時制の不一致

👉「意味は通じるが、英語としては明確な誤りで、
ネイティブ同士の会話ではまず出ません。」
「問題ないか?」という問いに対しては、状況によって “通じるだけ” と “正しい英語” は全く別、という答えになります。
(中略)
2️⃣ 日常会話では許されるのか?
✔ 意味は通じる?
 はい、ほぼ100%通じます。
❌ ネイティブはこう言う?
 言いません。
 特に last night / yesterday / two days ago など
 過去を固定する副詞がある場合、このミスは非常に目立ちます。


3️⃣ どんな場面なら「問題にならない」のか
🔹 英語学習の場
 非ネイティブ教師
 多国籍環境
 ESLクラス

 👉 ただし「モデル英語」としては弱い
🔹 仕事・試験・通訳
 👉 アウト
 信用・評価に直結します。

4️⃣ ネイティブが時制を崩すことはある?
 ありますが、質が違います。
✔ 許容される口語の省略
 So I go home, and he says…(物語現在)
❌ 許されない学習者的ミス
 I go home yesterday.
 I come back last night.
👉 時間副詞 × 現在形は
 ネイティブの“崩し”とは別物です。

まとめ
I come back last night. は
👉 日常会話でも 誤り
意味は通じるが、
👉 ネイティブは使わない
上級者・通訳・教師を目指すなら
👉 絶対に避けるべきタイプのミス

*「三単現(三人称単数現在)のS」
これも核心を突いた質問です。結論からはっきり言います。
👉 三単現の -s を落とすのは、
時制ミスより「まだマシ」 ですが、
それでもネイティブ英語では誤りです。
ただし、 受け取られ方・深刻度・許容度はかなり違います。

1️⃣ ネイティブの感覚での「重さ」
誤りの種類ごとに並べると、だいたいこうです:
 <誤り>      <ネイティブの印象>
三単現の -s 抜け   「学習者っぽいな」
冠詞 a / the の揺れ 「非ネイティブだな」
過去副詞 × 現在形 「文法が崩れている」
👉 三単現 -s は“軽い訛り”に近い
👉 時制ミスは“文法破綻”に近い

2️⃣ 日常会話では本当に落とされる?
✔ ネイティブは落とす?
基本、落としません。
He lives in Tokyo.
She works here.    
は無意識レベルで出ます。
⚠️ ただし聞こえないことはある
口語では
/s/ /z/ が弱くなる
連結して聞き取りづらい
👉 発音上聞こえない ≠ 文法的に落としている

3️⃣ 非ネイティブ環境ではどう扱われるか
✔ 実用上は通じる
 He work in IT.
 She live nearby.
 意味は完全に通じます。
❌ しかし評価は下がる
 教師・プロとしては減点
 上級学習者が真似すると危険
 英検1級・通訳では即アウト

*「冠詞」「前置詞」「複数形」の扱い
① 冠詞(a / the / Ø)
ネイティブの許容度
★★★☆☆(かなり許されるが、違和感は強い)
よくある例
I went to the school yesterday.
She has car.
ネイティブの受け取り方
 意味は完全に通じる
 「非ネイティブだな」と一瞬で分かる
 ただし会話が止まることはない
なぜ許されやすい?
 冠詞は多くの言語に存在しない
 文意のコアを壊しにくい
ただし…
 上級英語・通訳・ガイドでは致命的
説明英語で冠詞が雑だと
→ 「説明が雑」に聞こえる

② 前置詞(in / on / at / to / for など)
ネイティブの許容度
★★☆☆☆(意味次第で危険)
よくある例
I’m married with a Japanese woman.
We discussed about the issue.
ネイティブの受け取り方
 直せばすぐ分かる
 ただし一瞬「ん?」となる
 場合によっては意味が変わる
危険な理由
 前置詞は 意味そのもの
 間違うと関係性が変わる
例:
angry at(対象)
angry about(内容)
👉 通訳では最も神経を使う項目の一つ

③ 複数形(−s / 不可算名詞)
ネイティブの許容度
★☆☆☆☆(かなり厳しい)
よくある例
Many information
Two equipment
ネイティブの受け取り方
 意味は推測できる
 しかし文法力に強い不信感
 教師・プロなら赤信号
なぜ厳しい?
数の概念は英語の基盤
 初級で必ず叩き込まれる
👉 複数形ミスは三単現 −s より重い

④ まとめ:致命度ランキング

1.三単現 −s 抜け
2.冠詞の揺れ
3.前置詞の誤用
4.時制の乱れ
5.複数形・可算不可算

判断基準(超重要)
ネイティブはこう感じます:
三単現 −s → “minor slip”
冠詞 → “non-native but fine”
前置詞 → “Wait, what?”
時制 → “So… when exactly?”
可算不可算 → “That sounds wrong.”


どうだろうか。あくまでAIの回答なので、実際に英語圏で過ごした人や日ごろ英語を使って仕事をしている人たちの中には、そんなことはない、と感じる方もいるかもしれない。
それでも、個人的には「目から鱗」の内容だった。
特に私が少々焦ったのは、 「複数形のミスは時制の不一致よりもさらに重い」 という記述だ。
というのも、私自身、集合名詞とか不可算名詞などについては、結構アバウトに使っていたからだ。思いがけず、壮大なブーメランをくらってしまった。これはいけないと思って、正月休みに、文法書をもう一度復習しようと思っているところである。
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shuz1127 @ Re[1]:祝日セール情報1103 Holiday Sale Info(11/03) Echezeaux14さん、お久しぶりです。 10月…
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