2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
全8件 (8件中 1-8件目)
1
以前取り上げた、スティーブジョブスのスピーチですが、なぜか頭を離れないフレーズがあります。それは、「今こうして振り返ってみると、○○は、人生最良の出来事・決断であった」というフレーズです。具体的には、「今こうして振り返ってみると、(大学を辞めるという選択は)あれは人生最良の決断だったと思えます。」「その時は分からなかったのですが、アップルをクビになったことは、自分の人生最良の出来事だったのだ、ということがわかってきた」と語っています。養父母が生涯をかけて貯めたお金を使いながら通っていた大学を途中で辞めたり、自分が創立し誰よりも思い入れの強いはずのアップルを追われる、という人生最大の逆境を「あとから思えば、あれは人生最良の決断・出来事だった」と、言っているわけです。この言葉が強くぼくの気を引くのは、この言葉にスティーブジョブスの物事や世の中に対する捉え方が色濃く出ているから、なんだと思います。ジョブスの世の中の捉え方とは、■ポジティブであること(これは言うまでもないですね。最大の逆境を「最良の出来事」というポジティブ思考です)■無意味にポジティブなのではなく、起こった出来事について自分なりの意味づけをきちんと整理できていること(アップルをクビになったという事実から、結果的に自分が何を得てどうして「以前よりよい状態」であると確信しているのか、を自分なりに整理できている点です)そして、■未来思考であること(短期的には厳しい・つらい出来事が、将来必ずよりよい結果に結びつく、という具合に「未来を向いた」言葉だと思います。)特に、最後の「未来思考である」という点が心に響くのだと思います。スティーブ・ジョブスは、会社や自分自身が逆境に陥ったときには、必ず「この出来事は今は非常につらいけれども、将来『最良の出来事であった』と言える日が来るはずだ。その日を迎えるために、この出来事をどう捉え、何を目指して、何をしていくべきか?」ということを、自分自身に問いかけているに違いない、と思います。ぼく自身も最近、何かあると、この『最良の出来事であった』ということを問いかけてみるのですが、結構効きます。とてもよいです。目の前の出来事に必要以上に心を奪われることなく、「これからどうしていけばよいか」に意識をフォーカスできるのです。というわけで、オススメです。
2006/02/26
コメント(2)
自分の感受性くらい 茨木のりこぱさぱさに乾いてゆく心をひとのせいにはするなみずから水やりを怠っておいて気難しくなってきたのを友人のせいにはするなしなやかさを失ったのはどちらなのか苛立つのを近親のせいにするななにもかも下手だったのはわたくし初心消えかかるのを暮らしのせいにはするなそもそもが ひよわな志にすぎなかった駄目なことの一切を時代のせいにはするなわずかに光る尊厳の放棄自分の感受性ぐらい自分で守ればかものよ・・・先日亡くなった茨木さんの詩だったんですね。知りませんでした。
2006/02/24
コメント(0)
チーム(TEAM)には、自分(I)は無い、しかし勝利(WIN)にはある。マイケル・ジョーダンの言葉だそうです。この言葉は、最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと マーカス・バッキンガムに出てきます。ちなみに、この本、すごくよいです。この1年で読んだ本の中で、最も刺激的で面白かった本ですね。ここで詳しく取り上げたいと思います。PCが直ったら、ですが・・・。
2006/02/22
コメント(0)
最近更新が滞り気味だった日記ですが、しばらく完全休止状態が続きそうです。ここ数日で、書きたいネタが増えつつあったのですが。。。ハードディスクが、理由も無くカタカタいい始めたり、急にストンって止まったりというのを繰り返したりし始めたら結構やばいかもしれません。とりあえず、明日、いろいろ手を尽くしてみますが。うーん。まずい。。
2006/02/21
コメント(0)
NHKの番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」を見ました。つい先日まで番組の存在すら知りませんでしたが、これはとてもいいですね。毎週録画して見ることになりそうです。「プロジェクトXの後継番組」みたいな感じですね。プロジェクトXが、「過去」の「プロジェクト(仕事)」にフォーカスを宛てて、「過去の日本を礼賛」しているのに大して、「プロフェッショナル」は、「現在」ある分野の最先端で働く「人物」と「その仕事」にフォーカスを宛てて「今後のあるべき仕事への向き合い方」を模索しているように思います。個人的には、プロジェクトXにはない「今」という取り上げられ方をとても気に入っています。一昨日の放送内容は、古澤明氏(東大大学 院工学系研究科の助教授)でした。世界で初めて量子テレポーテーションの実証に成功し、ノーベル賞に最も近い日本人といわれているようです。(古澤氏のことはこの番組を見て初めて知りました。恥ずかしながら)番組は、古澤氏の研究室・仕事に対する姿勢・研究室のメンバー(研究員・学生)に対する姿勢に焦点を当てているのですが、古澤氏が語る内容に繰り返し出てくる「キーワード」があり、その結果古澤氏の中にある一貫したメッセージが見えてきます。(それが番組の意図なのでしょうが)曰く「科学の世界では一番以外は、皆ビリである」「世界で始めての事をやろうとするのだから、99%は失敗する。その失敗を楽しめるようにならなければならない」「(研究室の学生・助手について)彼らはものすごく大きなポテンシャルを持っている。自分の仕事は彼らの良い部分を引き出してあげること。研究はスポーツと同じで、自分の役割は野球の監督である」非常に印象に残ったのは、古澤氏が最も激しい「競争」の世界にさらされていながら、チームとしての「挑戦する気持ち」を引き出すことに成功していることです。番組を見ながら、「競争」と「挑戦」について、つらつらと考えました。■「競争」と「挑戦」この二つは似ているようで、大きく違うものではないか、と最近考えています。「競争」を駆り立てるものは、恐怖心です。「競争」を意識すればするほど、「勝たなければならない」ものになります。常にムチを打たれながら必死に足をこぐイメージです。恐怖に突き動かされる衝動は長く続きません。遊びが無くなり、大きなリスクを取らなくなります。そして、本心から競争が好きな一部の人以外の大部分の人は、いずれ消耗し、燃え尽きてしまうのです。一方、「挑戦」を駆り立てるものは、好奇心であったり、こうなりたいというポジティブな欲求です。「挑戦の先にある世界」に思いを馳せながら上に向かうイメージです。「挑戦」するには、高い目線や健全な危機意識は必要ですが、基本的には遊び心であったり「こうなりたい」という心の欲求なので、「燃料切れ」を起こしません。古澤氏のすごいところは、「競争」状態にありながら「挑戦」へのフォーカスを失わないことだと思います。ぼく自身のコンサルタント時代を振り返ると、自分を突き動かしてきたものは何か?というと、実は「競争」ではなかったか、と思います。つまり、「同期に比べて」「一つ上の役職の先輩に比べて」「他のファームのコンサルタントに比べて」という尺度で、自分のパフォーマンスを見ていたように思います。ぼく自身の仕事に対する取り組み方も、ファームの人材に対する見方も、「競争」の尺度(つまり恐怖心)の方が大きかったように思います。つまり、「ホームランを打つ」ことよりも「足切りラインを超える」ことばっかり気になっていたように思います。そんなことも、転職をするきっかけになったのではないか?そんなことを考えました。というわけで、最初に戻りますと、「プロフェッショナル」これは、今のところとっても良い番組だと思います。もっと早く気が付けばよかった。
2006/02/16
コメント(12)
「お金ではなく、人のご縁ででっかく生きろ!」という本に非常に印象的な言葉が出てきました。この本は、「クロフネ」という伊勢の飲み屋・レストラン・ウェディング会場を運営する中村氏の著作です。この「クロフネ」は、顧客に感動を与えるサービスを提供する店で、披露宴の招待客で来たおばちゃんが、あまりにスバラシイ披露宴に感動して、その店のスタッフになったり、というエピソード満載です。いろいろと印象的なエピソードやら言葉やらが出てくるのですが、その中で一つご紹介です。目標は具体化すること、ということの項目で、以下のようなエピソードが出てきます。アルバイトに来ていた男の子に、アルバイトをしている目的を尋ねると、「車が欲しい」といいます。これを聞いて中村氏は、「何のために車が欲しいのか」「車を買ってどうしたいのか」とどんどんその男の子の目的を具体化していきます。最終的には、「お金が欲しい」「車を買うお金が欲しい」という目標が、「トヨタのサーフ、2800ccディーゼルターボ、紺とシルバーのツートンカラー、・・・」そして、「その車で彼女とスキーに行く。早朝ゲレンデに到着し、リフトが動き出すまでの時間に、二人で毛布にくるまる」という目標になりました。この、「早朝に彼女と二人で毛布にくるまる」っていうのが、なんとも素晴らしいですね。【目標にたどりつきたかったら、目標を具体化したうえで、そこに本能をくすぐることをちょっとだけ付け足しておくと完璧】といいますが、確かにこの「本能をくすぐることをちょっと」入れるだけで、目標の持つ『磁力』が全然変わってきますね。ものの本でよく「目標を紙に書き出す」ということが書かれていますし、確かに紙に書くことの効果もあるのですが、これだけだと時間がたつにつれ風化してしまう。「本能をくすぐる」ような『磁力』が必要だと思います。これは、仕事においてもいえますね、仕事・作業そのものは、非常に平板な、無機質な言葉のやりとりでもある程度進めることができてしまうのですが、実際に『力を持つ』仕事は、全てこの『本能をくすぐる』要素が入っているように思います。そんなことに気づかされる一言でした。
2006/02/11
コメント(2)
昨日の、トレンド軸と進歩軸の話の続きです。自分の仕事のうち、「進歩軸」の方向をきちんと向いている仕事、に使っている時間は、全仕事時間のうち、どの程度なのか?というと、ゾッとするほど少ないように思います。自分のやっている仕事の殆どは、○ルーチン業務○何かのトラブル対応○ある大きな前提に乗っかった派生的な業務みたいなものに分類されるような仕事が殆どで、「3年後にも何らかの意義が残っている」仕事が本当に少ないな、と感じます。例えば、ルーチン業務やトラブル対応が、価値が低い、ということが言いたいわけではありません。「ただルーチンをやる」とか「ただトラブルに対応する」ということでは「意義のある仕事」になりづらいのではないか、と思います。例えば同じルーチンでも、「ルーチン業務を半分の時間で行う」とか「ルーチン業務のミスを半分に減らす」とか「トラブルに対処するだけでなく、発生の原因をきちんと取り除く」ということをしていかなければ、上記の『進歩軸』に沿って進んだことにはならないのではないか、と思います。現在の自分の仕事で、そういうことまでなかなか頭と手が回っていないな、と感じてしまいます。どうすれば、「進歩軸」に沿った仕事になるのか?目の前の仕事を「片付ける」ことに意識と労力を集中するのではなく、その仕事が「片付いた」後に何が残るようにしていきたいのか、という視線を持ちながら目の前の仕事に取り組まなければならないな、と。当たり前のことなわけですが。あとは、「つまらない仕事をやらされている」という感覚を持つようになったら、相当気をつけなければならないな、と思っています。(そういう感覚を持つ人間をぼくは基本的には信用しません。『与えられた』仕事が不満なら、自分から問題意識を発信して、その『与えられた』仕事以上に価値のある仕事を自分で作り出すべきだと思いますので。)仕事に対してこういう意識を持ち始めると、「進歩軸」に沿っていて「トレンド軸」にも乗っているような「全ての条件が揃った」仕事以外はみんな「つまらない仕事」に見えてきてしまいます。そして、そういう意識になってしまうと、良い仕事ができない。その結果、仮に自分が望んでいるような仕事(「進歩軸」に沿っていて「トレンド軸」にも乗っているみたいな素晴らしい仕事)があったとしても、そういった仕事は自分には回ってこないのではないかと思います。何だかまとまりがなくなってしまいましたが、要するに「気が付いたらやっつけ仕事をしていた」ということが極力無くなるように、考えていかなければならないな、と思いました。
2006/02/10
コメント(2)
『いい会社をつくりましょう』という本があります。伊那食品、という寒天メーカーの社長による本です。この会社、寒天メーカーでありながら、何と46期も増収増益を実現している会社です。(寒天だけで!)目指しているのは、「儲かる会社」ではなく「いい会社」を作ることであり、「木の年輪のように少しずつ成長していく会社」です。増収増益の秘訣の一つは「急成長を拒むこと」急成長を拒むことで、会社にゆとりが生まれ、将来に向けた種まきができるという考え方など、実に味わい深い本です。この本の中で特に気に入っているエピソードに「トレンド軸」「進歩軸」という考え方があります。「進歩軸」とは、理想・あるべき姿に向かってまっすぐ進む軸です。「トレンド軸」とは世の中で日々生まれる流行のことです。で、世の中の事象は基本的には進歩軸を進んでいるのだが、その時々のトレンドによって大きく振り子のように揺れている、と。そして、この揺れを世の中の大きな変化の方向と思うと間違える、というのが著者の塚越氏の考え方です。コンサルタントの時は、この2つについて見分けがついていなかったなぁ、と最近とみに感じます。どちらかというと、「トレンドを煽る」コンサルタントが多いですし、「トレンドに遅れている」ということがコンサルティングプロジェクトを売るときの殺し文句な場合も多かったように思います。本来のコンサルタントの役割とは「トレンドに惑わされない、進歩軸を進む」ことであるべきなのですが。。。現在、新しい仕事では決算発表の準備に追われています。決算発表においては、アナリストは上記で言うと「トレンド」の視点を強く持って、彼らなりの視点で決算の内容や、会社の状況を分析します。一方で会社のオーナーが考える内容をじっくり聞くと(といっても私はまだ、大部分は間接的にしか聞けていないのですが)、5年くらいのスパンで物事を見ているんだな、ということを強く感じます。一見、会社を良くするように見える「短期的な改善策」は、いろいろあるし、これらに手をつけると短期的には会社の業績は良くなるのだが、5年ぐらいのスパンで「あるべき姿」を見たときに、かえって手をつけない方が、会社にとって良い。という判断が出来たりします。少し前までのコンサルタント時代のぼくであれば、そんな考え方を見て卒倒したでしょう。「株主を何と考えているのか?」と憤りを感じたかもしれませんし、「そんな時間軸では世の中においていかれる」と絶望感にさいなまれたかもしれません。最近は「真実はその中間にあるのではないか?」と思っています。自分自身は、コンサル時代も含め「とにかく泳ぎきろう」みたいな「短期的な視点」での仕事が多かった(テーマもそういうものが多かったし、仕事のやりかたもそうであった)ので、まずは、長期的なものの見方について、目を肥やさなければならないな、と思います。それをやるには、現在の環境は非常に良いのではないか?と最近思うようになりました。
2006/02/09
コメント(2)
全8件 (8件中 1-8件目)
1

![]()
