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鹿児島に行く前に観た映画「母と暮らせば」1948年8月9日、長崎で助産師をしている伸子(吉永小百合)のところに、3年前に原爆で失ったはずの息子の浩二(二宮和也)がふらりと姿を見せる。あまりのことにぼうぜんとする母を尻目に、すでに死んでいる息子はその後もちょくちょく顔を出すようになる。当時医者を目指していた浩二には、将来を約束した恋人の町子(黒木華)がいたが……。以前、井上ひさしの「父と暮らせば」の舞台を見て感動したので山田洋次監督が彼の意志を引き継ぎどう作り上げたのかとても興味を持って観た。息子浩二が学ぶ医大に原爆が落とされたシーン、インク壺が一瞬に溶ける、ただそれだけで山田監督の狙いがよくいかされていたと思う。息子を一瞬の原爆で失った母伸子と恋人を一瞬で失った町子二人が寄り添うように生きているところに表れた亡くなった息子彼は母だけに見える。その息子に話しかける母の気持ちが痛いほど伝わってきた。やがて町子に恋人ができ原爆に侵されていた伸子の身体は日に日に弱っていく「なぜ浩二が死んであなたは生きているの?」言ってはいけない言葉と知りつつも言ってしまった母こんな理性的な母でもこういうことを言うかしら???体が弱っていくと心も弱っていくのかしら?それでも町子の結婚を祝福し母は床に就く・・・・母にはもう少し、もう少しだけ強く生きていてほしかった!何だか町子がかわいそう。「台風や地震は仕方がない。でもこれ(戦争)は違う。」母伸子の言葉が心に残る。吉永小百合も二宮和也も黒木華もそれぞれの演技がごく自然で良かった。
2016.01.29
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雪の北海道から鹿児島へ温かさを求めてはるばる行ったのに寒冷前線の影響でぽかぽかではなかった。でも、空気が違う。池田湖には菜の花が咲き乱れ、鼻につんと来るほどの甘い香り菜の花がこんなに香るって初めて知った竜馬が新婚旅行で訪れたという霧島神宮と霧島温泉仙巌園と産業に力を注いだことがよくわかる旧集成館機械工場江戸時代島津藩の力は他藩を圧倒していたのだろう知覧の特攻平和会館では、展示されたもの一つ一つに平和への切望を感じた。特攻に行くことが決まった父に後顧の憂いがないように母と荒川の露となった二人の娘たちに送る手紙は涙なしには読めなかった「・・・父もすぐに行きますから待っていてください。会えたらお膝にゆっくり抱っこしてあげましょう・・・」指宿温泉では生まれて初めての砂湯を楽しみ長崎鼻では強風にお気に入りの傘を飛ばされ屋久杉工房やかるかん工場を見学しお土産を買い・・・旅の間、3度も大きくてくっきりと美しい虹を見て桜島に雪が降っているのを眺め帰ってきました。北海道は雪で大荒れとのニュースに心配していたけれど飛行機が30分ほど遅れただけで大丈夫でした
2016.01.22
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今年初の手作り作品「さるぼぼ」サル年なので我が家のお守りに作ったもの。小さくてすぐできるかと思ったのですが、身体作りに始まり帽子の形作りや上に着せるちゃんちゃんこなどこまごまとしていて・・・何度も作っている先輩は早かったけれど私はたっぷり時間がかかってしまった完成して机の上に置いてみると何だか話かけてくるよう「おばあちゃん ・・・」これは11日に帰っていった孫2の声もう一つ「おばちゃ・・・」こちらは夢中になって読んだ「鹿の王」のユナの声 鹿の王 鹿の王 上/上橋菜穂子2015年本屋大賞受賞!強大な帝国・東乎瑠にのまれていく故郷を守るため、絶望的な戦いを繰り広げた戦士団“独角”。その頭であったヴァンは奴隷に落とされ、岩塩鉱に囚われていた。ある夜、一群れの不思議な犬たちが岩塩鉱を襲い、謎の病が発生する。その隙に逃げ出したヴァンは幼子を拾い、ユナと名付け、育てるが―!?厳しい世界の中で未曾有の危機に立ち向かう、父と子の物語が、いまはじまる―。 あまり期待せずに図書館から借りていたが長男一家が帰ったあと、返本期日間際になって読んでみると面白くて面白くて・・・上の内容紹介に出てくるアイヌの人々を思わせるヴァンともう一人の主人公、天才的な医術士のホッサル二人を中心に物語は展開されていくのだが、攻めて攻められ滅ぼされたり組み込まれたり国と国・民族と民族図を描いて説明してよ・・と思う暇もなく物語は展開していく。まずは上を読んで面白ければ下を借りようなんて思っていたけれど図書館の予約数を見ると道立も札幌も江別も数か月後までかかりそう。これは待てない。日曜日からの旅の友に買うことにする。
2016.01.15
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雪の公園で何度も何度もそり滑りをしたり滑り台で遊んできて疲れ切ったのかおやつの後折り紙をしていたのにいつの間にか二人ともソファですやすや眠ってしまった。お嫁ちゃんが夕食の寄せ鍋の準備をしてくれているのでこれ幸いとPCに向かっている。冬休みなので長男一家がお正月からきている。 いつもは二人ののんびりした生活が一変朝早く息子を会社に送り出すことから始まって1日中大忙し家事はお嫁ちゃんと共同で小学生の孫1のお勉強は夫が、入園前の孫2のお勉強は私が見ているが新聞で見てZ会から無料でお取り寄せした入園前の教材はあっという間に終わってしまい、今は遊び中心、まだ3才だものこれでいい午後は、スキーにそりに公園へ、庭で雪だるまを作ったり小さな坂(今年は雪が少ない)を作ったり、昨日は「妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!」の映画を観に行ってきた。久し振りの子ども映画ドラえもんやジブリの作品を子どもと一緒に観て感動してきたがさて妖怪ウォッチは???まるで期待していなかったので孫2の反応を見ながらそれなりに楽しめたけれどこの次はお嫁ちゃん一人に任せよう、と固く思うところで閻魔大王は以前息子たちが見ていた孫悟空に似ていたけれど同じ人が描いている???今日の公園の遊びは夫は外出、お嫁ちゃんは体調悪くお昼寝私一人の付き添いでしたが、人手不足だからこそ二人の成長を知らされた。おっとりしていて怖がりな孫1、初めは一人でそりに乗ることもできなかったのが、何度か励ましているうちに面白さがわかってきたのか自分でコースを考え滑ることができるようになった。あの風を切って滑るスリル満点の楽しさ、分かって良かった!!何でもやってみる3歳の孫2滑り台までの坂が凍ってなかなか登れない。何度も滑り落ちてどうにかこうにか上まで行くのにまた滑り落ちて・・を繰り返していたが上に行ったときにぐっと手を伸ばして滑り台の握りをつかまえて登り切ることができたそのとき私を見ての満面の笑顔普段から大きめの口がますます大きく得意げだった。そうそう二人とも何度も失敗を繰り返し、それでもチャレンジしていく子に育ってね。
2016.01.08
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2016年が始まりました。あけましておめでとうございます。近所にある小さな神社にお参りし、おみくじを引くと私は今年も大吉昨年も大吉で、次男の挙式で家族みんなでハワイに行って、孫ちゃんの緊急入院というハプニングはあったけれど楽しんで無事帰ってこれた。しかも、私が保険に入れていたのですべて無料で親切な対応だった昨年は小吉だった夫は今年は中吉でちょっとアップしたけれど少々がっかりした模様「おみくじに書いてあることはみんな反対だと思ってせいぜい気を付けて暮らしなさい。」ですって(えらそげですな!)でも「はい、十分に気を付けます。」昨日何か言う前に6秒考えると冷静に対応できる・・・というラジオを聞いたのでさっそく実施、素直に良い返事 大晦日は夫の手打ちそば こねてへそ出しをして、伸ばして切って(ここまで夫)、茹でて美味しくいただきました!お世辞抜きで今回はとっても美味しいお蕎麦でハナマル。おせちお節作りは母が亡くなった年に母がしていたことを思い出して慌てて作ったノートがあって暮れの28日買い出しとお花を生ける・・・に始まり毎日数品作るのであまり負担はかからない子どもの好きな焼き豚を入れるなど少しずつ改善している。今回はいただいた紅サケの昆布巻きと田づくりがあったので二つ分楽ちんでした。こうやって二人で手作りできるって元気だからこそ。2016年も健康で仲良く暮らせますように!皆様にとっても幸多き年でありますように!
2016.01.01
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