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今朝もまだすっきりしない空です雨に濡れた木や草の青臭さは単に新緑の匂いではなく諸々が入り混じった夏の匂いなのでしょう昨日の続きというわけではありませんがもう少しだけ (^.^)【 ツバキ文具店 】 には現実の日常の平凡と創作非凡が普通にあり特別な抑揚もないのに何となく心に残る一冊でした【 日日是好日 】 では茶道から自然への気付きをもらい【 ツバキ文具店 】では書道から心遣いの諸々に気付かされほんの一瞬ですが姿勢を正してスマートな気持ちになれた気がします香典袋や弔意の言葉に薄い色の墨を使うのは悲しみのあまり硯に涙が落ちて墨が薄まったためという意味合いがあるのを今まで知ろうともしませんでした手紙ひとつ書くのにも内容によって便箋の質やそれに合わせた封筒ペンの種類 ( 筆圧 )やインクの色にもこだわり切手は封筒という顔の印象を決める口紅のようなものだとできるだけ手紙の内容に沿う切手を選び封筒という顔の表情を作り上げる手紙を送る人のセンスの見せどころだというこれまで数え切れないほどの手紙を書きましたが切手にこだわったのはほとんど外国にあてた手紙だけですそれも珍しいものが喜ばれるだろう程度の選択でしたどちらの本も坦々とした日常風景ですが自分のガサツさというか乱暴さというかそういう心の枯れ木が少し水を得たような気がしました
2021年07月29日
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この1週間どことなく気ぜわしかったのは空模様の移り変わりと五輪のせいだけではなくまあ色々とありましたシーズンを終えた紫陽花が朽ち果ててゆく姿はとても哀れに思っていましたがそれもまた趣きがあると感じるようになりましたそういえば以前に掛軸を見に行った店にはドライフラワーにした紫陽花が飾られていてなぜかそれが印象的でしたドライフラワーには興味がないので作り方も知りませんがその時はなぜみすぼらしい姿の紫陽花を使っているのかと他のドライフラワーとは別物に感じたように思います ☆ ☆ ☆【 ツバキ文具店 】 ( 小川 糸 著 )を読んでいたら絶縁状の代書依頼を受けた主人公がなかなか文章が決まらず無意識のうちに奥歯で鉛筆を噛んでいたというくだりがありましたそこを読んだ瞬間にあっと思い出しました自分も子供の頃に鉛筆を噛む癖があったのです鉛筆を使っていたのはほとんど小学生まででした本の主人公は奥歯で噛んでいたと書かれていますが自分はどうだったか覚えていなくて机のペントレーから鉛筆を手に取ってみました身体は覚えているんですね鉛筆を指に挟んで肘を突くと鉛筆のお尻部分が口元に行きついくわえてしまいました ( 笑 )爪を噛む癖が鉛筆噛みにつながったのでしょう奥歯でガシガシ噛むのではなく前歯と右の歯でカミカミしていたようです筆箱の中には鉛筆を常に5本入れておきなさいと言われていて新しい鉛筆は日ごとに噛み跡が増えていき短くなった鉛筆はみすぼらしい姿になっていたように思います文中には鉛筆を噛むと口の中には鉛筆特有の甘くないチョコレートみたいな冷たい味が広がっているとありますが私は鼻に抜ける木の香りを感じていたことを思い出しました中学生になってシャーペンを使うようになりましたがしばらくの間はシャーペンやボールペンもノックする部分を噛み潰していたような・・・ (^-^;文字を書かない間の手持ち無沙汰を回避するためだったのかそれともストレスによるものだったのかそれにしても口が覚えているというのはいかがなものか( 笑 )
2021年07月28日
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30℃以上の日々が続いていますセミが鳴かないのを心配していたのですがいらぬ心配だったようです ☆ ☆ ☆本棚にしているラックが中古本でいっぱいになりました文庫本の収納はそのラックだけと決めていたので収納できなくなったら本を手放すことに決めていました今がそのタイミングだと自分を納得させあれほど執着していた小松左京の本を手放しました文庫本だけで57冊ありましたいつかまた読み返したいと思って持っていましたが文字が小さく薄く紙も茶色くなって読むのが難儀になったしあれほど好きだったSFの推理にのめり込む気力がなくなったようです持っていても廃品回収に出すしかないので査定価格も雀の涙ほどにもならないと思いますが自分の手で処分するよりはよいと思って業者に引き取ってもらいました送料は買取業者が負担してくれ何よりもバーコードのない本でも引き取ってくれるのがありがたく昨年と同じ業者に依頼しましたその業者のHPには大々的には書かれていないのですが文章から何となく可能ではないかと思いフルートの買取についてメールで問い合わせてみました知り合いの楽器専門の同業者に査定してもらうとのことで本と一緒に送ってもらえないかと電話をもらいとうとうフルートも手放しましたわざわざ自分でネットで売り出したりどこかの店に持ち込んでみようとも思わないのでこれもよいタイミングだったのかもしれません中学生の時にお年玉で買って使っていたのは中学の間だけ年月は経っていますが手入れはしてあったので慌てることなく出すことができました何となく持っていたいけど持っていてもどうしようもないそういう物って色々ありますよねでもどこかで基準を決めて自分の判断でどうにかするのがよいと・・・自分の死後に残された人が好きなように処分してくれなんていうのは嫌なんですよ自分で自分を納得させて対処したいのです (^.^)筒井康隆や最近の新しい本も含めて全部で70冊どっちにしても大した査定価格が出せないのでフルートも出してほしいと言ってきたのでしょうそれでもどこかの誰かに使ってもらえばフルートとしても良いのではないかと思いました楽器も使われないと可哀想だしね損得抜きの決断です
2021年07月21日
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きのうまでの雲はどこへ行ったのかきょうは朝からスッキリした青空でやっと梅雨が明けたという実感がわいてきました時を合わせたかのようにきのうまで聞こえなかったセミの声も聞こえいよいよ夏のはじまりを感じましたすでに猛暑日となったところもあるようでこれから1か月はどうなることやら猛暑を超える酷暑日が増えそうな気配夏が始まったからといって以前のように遊びに行くこともありませんがそれでも夏が始まったというワクワク感はまだ持ち合わせていますよ
2021年07月17日
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北陸地方の梅雨が明けたようですいつもなら本州でも最後の最後に明けるのに太平洋側より早い梅雨明けなんて記憶にありません梅雨が明けたとたんに大雨が降るのが定番ですがきのうの日中は晴れていたのに夜に突然雷雨があったのはやはり梅雨明け宣言だったのでしょうかそれにしても梅雨入りが遅かったのに梅雨明けが早く梅雨の期間は1か月もなかったことになりますしかもどっちかといえば空梅雨でした大雨で大変な被害を被っている地方には申し訳ありませんがこれも今では異常と言えなくなった異常気象なのでしょうかこちらは雨の被害は少なくても冬に豪雪被害がありましたこれはうちの周辺の現象だと思いますがセミが鳴き始める前に梅雨が明けたのも珍しいです他所へ行けばセミは鳴いているようですけどねうちの周辺は年々セミが少なくなってきているのかもしれませんヒグラシはおろかツクツクホウシの声も聞かなくなり主たるアブラゼミもあまりうるさくなくなった気がします今朝はまだ梅雨が明けたようなスッキリした青空ではなくまだまだ雲の多い不安定な空ですがこれからの盛夏 どうなることやら色あせて朽ちていく姿をさらしている紫陽花の横で紫陽花より濃いピンク紫のムクゲがいつの間にか次々と花開いています たしか地元の店の和菓子
2021年07月15日
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雨が降っていなければ朝は4時を過ぎると明るくなってくるので5時過ぎに野鳥のエサをやりに外へ出ます今朝はひと雨降った後だったのでまだオケラの声も少し聞こえていました外に出るとキジバトがすぐにエサ小屋の屋根に止まります細身のキジバトが5羽ほど現れるのは春頃に生まれた若鳥かと思われますがエサ小屋を親鳥に教わってきているのでしょうか仲良く一緒にエサを食べるペアもいればケンカして追い払うのもいるし地面に降りて求愛歩行するのもいますしばらく姿を見せなかったスズメも複数で現れキジバトがエサ容器から離れるスキを待っていて2つの小屋を行ったり来たり家に入ると突然モズの尋常じゃない大きな鳴き声にビックリモズもエサ小屋を取り付けた松の木によく止まるのですが今は親子3羽みたいで子モズに危険を知らせたのかもしれません1羽が気ままに飛び回りそのあとを別の1羽が少し離れて追いかけさらにそのあとを1羽が追いかけて飛ぶような感じですしばらく様子をみていると子モズらしい1羽のそばに雌のモズがときどき寄って行くものの雄のモズは後方から見守っているように見えます2羽のカラスが地面に降り立ったときは思わず外に出て追い払ってしまいました ( 笑 )自然界の子育てはほんとうに大変そうです左から 子モズ 母モズ 父モズ だと思います
2021年07月13日
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うっとうしい日が続いていますきのうの午後は久しぶりに雷雨となりネコがビビッてそばにくっついてきました梅雨も後半に入って本格化したようで大きな洗濯物が洗えず困りますコインランドリーは何となく使いたくないし・・・早くパ~っと晴れてくれないかな夕方暗くなってから21時ごろまでオケラの大合唱で朝はオケラ狙いかムクドリが来ています 遠雷に文鎮と化すビビリ猫古い作ですみません 雷が鳴るとつい思い出してしまうので (^-^;
2021年07月12日
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ジメジメ感が満載になってきたのでそろそろ聞こえる頃かなと思っていると静かな早朝にそれは聞こえてきましたまだ姿を見たことのない オケラ の声ですモーターでも壊れたかのような低い機械音に似たジ~ ・・・・ という音にも声にも聞こえる地味な音声♪ ミミズだって~ オケラだって~ アメンボだって~ 子供の頃もオケラなんて知らずただそういう歌詞として歌っていただけでした『 日日是好日 』( 森下典子 著 ) を読みながら自分は茶道を習ったことはないけれど五感で自然とつながっていた時期があったなと思うこのブログを始めてから10年ほどの間は毎日の話の種を探していたとも言えるけどそのおかげで五感が冴えていたと思います目覚めさせてくれたのはあの音楽でしたが・・・ 本を読みながらあの頃がとても懐かしく思うと同時にあの頃の感覚が衰えたと感じる今が寂しくせめて背筋は伸ばしていなくてはと思うのでしたすいかのくずきり : 金沢すいか の果汁種は こんにゃく です
2021年07月09日
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小雨とはいえこうも毎日続くと室内のジメジメ感が大いに気になるところで和室の温湿度計は 食中毒に注意 のランクですきのうは時折陽が射して陽射しにつられて顔をあげてホッとするのも束の間陽射しはすぐに雲に閉ざされてしまいましたしかしその束の間の陽射しの中玄関を出た月参りの坊さんが玄関外のポーチにある傘立てに傘を置き忘れて帰ってしまいました車庫の前に車を止めて家までわずかの距離ですが雨も降っていないのにわざわざ傘を持ってきていたなんてまったく思ってもいなかったのでこちらもうっかりでしたやはり絽の和服に袈裟をかけた坊さんが雨の中を走る姿は何となく似合いませんね (^-^;というか何となく見たくない光景です近々ふたたび近所に来る予定があるのでそのままにしておいてほしいと電話があり その際は声を掛けずに持ち去るとのことまじまじと見れば高そうな衣装とはかけ離れた普通に安く売られている傘で長く使われて骨も1本は折れている貧相な傘 知った家に置き忘れるとちょっと恥ずかしい傘かも (^-^;まあ坊さんと傘のバランス云々ではないけど見てはいけない坊さんの裏を垣間見てしまったような気分でした仏花と一緒に買ったバラバラなんて滅多に買わないのですが 2本で100円だったのでね しかし花瓶に差す時にメガネをかけたら100円だった理由が鮮明でした( 笑 )
2021年07月08日
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空梅雨が中断したのか本梅雨になったのかきのうからダラダラした雨模様で家の中のフロアが一気に湿っぽくなりました床は乾拭きしてもあまり効果はなくエアコンの除湿を入れるとすぐにベタつきがなくなってきました木はいつまでも呼吸していることを改めて実感します和室はカビ防止剤を撒いたとはいえやはり気になってしまい今週はずっと雨模様の予報となっているのでせめて1日おきにでもエアコンで除湿することにしましたこうなったらカビ防止剤の効果もうやむやになりそうですがカビが発生しないことに越したことはないので電気代だけ目をつぶることにしました (^-^; ☆ ☆ ☆雨の中でエサを待っている鳥たちのために早朝にエサを取りに車庫へ入ろうとドアのノブに手を掛けるとアマガエルがノブに乗っていて驚いていっぺんに目が覚めましたそういう季節なんですよね松の木の枝にはミミズらしき獲物をくわえたモズが止まり木の枝で悠々と食事をしていましたうっとうしい雨ではあるものの季節としてはとても趣のある時節なんですよねそれでも一句出てくる余裕なんてありませんおまかせセットで買った花の苗のひとつが咲きました先だって咲いた ストケシア( 瑠璃菊 ) もその一つで花が咲かないと判らない苗がまだ2つほどあります ヘメロカリス という花のようです花の命は一日だそうで別名は デイリリー色の種類が多いそうで花言葉も多いですね~宣言 とりとめのない空想 苦しみからの解放 微笑 一夜の恋愛の忘却 憂鬱が去る 愁いを忘れるちょっと珍しい言葉が多いような気がします一夜の恋 であれば 一日花 として分かりますが・・・パッと咲いて苦しみや憂いもパッとなくなるとか (^-^;
2021年07月05日
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今年も坦々とした日々が半分終わりました太平洋側は再び大変な梅雨空となっているようですがこちらは空梅雨となっています梅雨空 ・・・つゆぞら 空梅雨 ・・・ からつゆ空の立ち位置で違った空になる日本語便利なのか複雑なのか奥が深いのか (^-^;二十四節気は変わらずとも祝日だけはいつのまにかコロコロ変化移動し本来の意味もありがたみも失われたようです
2021年07月01日
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