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2023年07月23日
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テーマ: 家庭菜園(58891)
カテゴリ: 野菜・果物
こんにちは。

いつもご覧いただき、ありがとうございます。

梅雨明けする地域が増え、全国的に本格的な夏を迎えますね。夏休みに入ったという子どもの嬉しそうな声も聞こえてきて、これから日中も明るい声が色んな場所からたくさん聞こえてきそうです。

7月も終わりに近づいていますが今回は「いちじくの7月の栽培管理」についてお話します。

〇7月の管理〇​

7月に行うこととしては次の3点が挙げられます。
1, 追肥
2. 摘心
3.


1.追肥​

まずは肥料についてです。
6月の管理の時にも肥料を与えることをお伝えしました。
7月も?と思われた方すみません。
私の場合は化成肥料を効果期間が短めのものを使っています。
人によってはゆっくりと溶け出し長期間効果のある物をお使いの方もいると思います。
その方は春先から今頃の時期まで追肥は行っていないかと思います。
なので最近肥料を与えていないな、と思われる方はぜひ7月に肥料を与えてください。
6月に肥料を与えた方は追肥をする必要はないと思います。
肥料を与える理由としては、樹の成長ももちろんですが多くの方の樹には今、実がついていると思います。実を大きくすることと樹の成長、樹は多くの栄養を必要とする時期でもあります。
なので 樹と実の充実、2つの目的のために肥料を与えてください
肥料については基本となる窒素・リン酸・カリが含まれているもの
実つきを良くしたい場合はリン酸を多く含む肥料を与えても良いかもしれません。
私は窒素・リン酸・カリが均等に含まれている化成肥料を使用しています。

2.摘心

摘心とは、枝の成長している先端を切って成長を止めることを言います。
成長を止めることで 枝の成長ではなく実を膨らませるために栄養を使うことができる という良さがあります。

どこまで枝が成長したら摘心した方が良いのかというと、 葉っぱ15枚程度のところ が良いです。
そのあたりで摘芯する理由としては、それ以上成長したところにできた実は 収穫時期までに大きく膨らまない、熟さない といったことがあげられます。
ですので枝が大きく成長して実もたくさんついている方は、一定のところで摘芯することをオススメします。
ただ 摘心することで脇芽が出てくる可能性 があります。樹形を変えたくない人は摘心せず、そのまま成長させておく方が良いと思います。

3.暑さ対策​

私は鉢でいちじく栽培をしています。
私と同じように鉢で栽培されている方は鉢をどこに置いていますでしょうか?
梅雨が明けて今から暑さが厳しくなってきます。
鉢栽培をコンクリートの上で行っていると、地面からくる熱で鉢の中の水分が熱せられて 暑さでいちじくの根を痛めてしまう可能性 があります。
そこで暑さ対策として、台の上などの上に置いて風通しをよくすることが効果的です。
もう1ついちじくの根を痛めてしまう可能性として、鉢に直射日光が当たることがあげられます。
日当たりが良い方が育ちは良いのかもしれませんが、私は1日中直射日光が当たらない場所でも成長しているので、暑さ対策に関しては日当たりがめちゃくちゃ良い場所より日中のみ光が当たっている程度でもいちじくの成長に問題はないと思います。

〇おわりに〇​

今回は7月のいちじく栽培の管理についてお話しました。
7月にすることとしては次の3つがありました。
1つ目は、春から肥料を与えていない人は実つき、樹の成長のために追肥を行うこと
2つ目は、枝が大きく成長している人は摘心をすること
3つ目は、鉢で栽培している人は台の上に置くなどして暑さ対策をすること

今年も暑い夏を迎えますが、暑さに負けず美味しいいちじくを収穫するために頑張っていきましょう!

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。





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Last updated  2023年07月23日 19時53分49秒
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