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色んなことがあった2004年。思えばアットいう間に過ぎた一年。それも後18時間ほどで、次の年になる。昨日ようやく年賀状を片付けて、一段落した。今日は恐らく天気が悪いそうだから、余り出歩くのに向いている日とも思えないから、読書でもするか。(ホントは掃除の手伝いや何かをすべきなんでしょうが・・・・)明日から正月の3日間は、朝から駅伝漬けでテレビの前でごろ寝。体に悪いよね。聞かん投資家さんが、食事のことで心配しておられたが、そっちの方がはるかに文化的。こちらは余り進んでいないし、文化的でもないが、何しろ日本人に大受けするマラソンと駅伝。欧米の放送関係者は、日本のマラソン中継が何であんなに視聴率が高いのか、サッパリわからない。オリンピックなどでも、競技種類別に何を放送するか、その権利料は、なんてネゴをするが、マラソンをすべて初めから終わりまで中継すると真面目に言い張るのは、まずは日本がはじめ。他のところの人は、「なんであんな退屈なものを」とひたすら不思議がるばかり。でも、あの苦しそうな顔をしながら頑張って走る、修行者的な要素。母校や会社のために走るという建前が、企業への帰属主義を鼓舞する点。そして、苦しくても襷をつないでいく集団主義。これらが日本的なオーディエンスに受けるのでしょうなあ。で、日ごろへ理屈を連発している私なんですが、事これになると、超日本的で、駅伝を見るのが大好き。まあ、俗物根性丸出しで、これから3日間は楽しみます。どうぞ皆様も、良いお年を迎え、楽しく過ごしてください!!
2004.12.31
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年末のラッシュが昨日から始まったようだ。私は、この民族の大移動の時期は、動かないことにしている。だって、どこに行っても道・鉄道・飛行機、何でも混んでますから。しんどいばかりで、やってられない。その伝で言うと、クリスマス休暇中のアメリカのエアラインは、本当に大変だったようです。まず、気候。中西部をはじめ吹雪で、着陸できない空港があったりし、フライト・スケジュールが大混乱。それに加えて、USエアーという目下破産法11条の保護下にあるキャリアーで、大規模なアブセンティーイズム発生。客室乗務員と陸上のバゲージ・ハンドリングの人間が、大量に「病欠」を直前申請。人不足で、飛行機は飛ばせないは、お客のバッグは何千・何万と積み残し。シーズンだから、ただでさえ客が多い時期に、こんなことが起こったらどうしようもない。ここからの教訓は二つ。一つは、ヤッパリ、民族の大移動の時期に動くのは、かなりのリスクを伴い、心の準備をシッカリしておかないと、切れてしまいそう。出来れば、時期をずらせればそうするのが正解。二つ目は、キャリアーのことだが、破産法申請中で、給与のカットを巡る厳しい交渉を会社と組合がドンパチやってる時だから、会社の雰囲気が刺々しいのは分かる。でも、そんなときだからこそ、お客さんのサポートこそが支えの筈。組合も、突然の「病欠」者の多さには、反対で叱責の弁を述べて一らしいが、既に多くの客が迷惑を蒙り、楽しかるべきクリスマスの休暇が台無しとなってしまっている。会社が潰れるときって、このようなチグハグが起こるんだなあ、というのが素直な感想。今、エアライン業界は損失が大きく、業界全体の体質改革が求められているところ。確かに、昔は高級で優遇されてきた業界だったが、今や「下駄替わり」の輸送手段みたいな位置づけになっちゃったのだから、それに相応しいコスト体質にしないと、事業として持たない。しかし、そんな「論理」も「既得権」を失う側からすれば、腹にストンと落ちる話ではなかったということか。潰れる会社って、こんな風に、チグハグして客から見放されることで、最後の一発の打撃を受ける。給与の見直し、云々ですむ時はまだしも、ここまで来れば、手の打ち様が難しくなってしまう。これからUSエアーがどうなるか、シッカリ見届けようと思ってます。少なくとも、利用するのは避けるようにします。
2004.12.30
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私自身はその重要性を十分認識していなかったが、24日に良い判決が出ていた。最高裁の判決で、旧興銀が住専会社の日本ハウジングローン社への融資を回収不能として損金処理したことの、税務上の扱いの争い。一審は興銀の主張を認めたが、高裁がそれを覆す。対して今回最高裁が、一審の判断を追認する裁決を行った。まずは、みずほ銀行グループの皆様にはご同慶の至りで、お喜び申し上げます。3000億円強のお金が戻ってくるのに加えて、自説を枉げずに戦ったその意志が報われたことへの祝辞である。大体、わが国は、政府も国民・企業も、ややもすると「お上」意識が出てきて、一方では押し付け他方では頼る、という精神構造に陥りがち。これを変えないと、自立しないが、その一歩を示してくれたのが、今回の裁判を巡る争いだ。「お上」が一体の物で、首尾一貫していればまだしも、金融政策当局は一つの意見、税務当局は別の意見、なんてことは実は珍しいことではなかった。その矛盾を突こうにも、タテ割りのお上の組織上の都合が優先して、「矛盾はない。」と木で鼻をくくったような、突き放した物言いで済まされてきた。これは、何も金融に限ったことではなく、他の分野にもある。運輸関係でも、一方で競争導入と自由化をいう部門があれば、他方では、「安全」を大義名分に乗員の配置人数・整備の国外移転を巡って規制を残し、コストアップに繋がっても、「我関せず」と構える部門もある。ひどいのになると、エアラインの客室乗務員の新規雇用契約を認めない、なんて暴言を押し通した大臣もいた。まるで、「野麦峠の女工さん」を救わんばかりの勢いだったが、時代錯誤も甚だしい。これらの「お上」のやり放題にストップをかけたのは立派。流石「天下の興銀」さん、という面目躍如ではあった。同時に、今までは、人事権を握る法務省への気配りばかりで、国民・企業の努力や関心に配慮をしてこなかった最高裁が、妥当な判断をしたことも評価すべきだろう。そして、最高裁もこんな判断をせざるを得ない雰囲気・情勢を作り出してきたのは、広く言えば我々国民の意思表明の積み重ねだし、狭く言えばマスコミも少しは役に立っていたと言うことなのだろう。これに意を強くして、みんなで、これからも言うべきは言っていこう。その値打ちの大きさの前例を、旧興銀の人達が作ってくれたのだから。
2004.12.29
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あるアメリカの雑誌に載っていた、とても素直で分かりやすい解説文。マーケティングについてです。某ビジネス・スクールで教えている、Ms. Moonさん。Moon 女史はマーケティングが大好き。研究するのも、教えるのも。何故かと聞かれて、「だって、マーケティングは人間行動の研究ですから。なぜ人は物を買い、消費するか。なぜ人に好き嫌いがあるのか。すべてのビジネス関連の学科の中で、マーケティングが一番パーソナル(人間的?人に迫る?どう訳しますかね)な学科です。何時の授業でも、生徒に人間行動について教えようとするし、人間の行動が如何に重要かを叩き込むようにしている。だって、我々すべて、マーケターである前に、消費者のはずだから。」ちょっと、引用が長くなりましたが、この基本視点から、色んな事象を分析されるようだ。最近の面白い傾向として紹介されていたのは、ネットを使った消費者への遡及。アメリカでBMWがやったことらしい。ネット上で、BMWを使った生活シーンというか、非日常的なものも含めた映画タッチのシーンをホーム・ページに載せ、それが気に入ったら、見た人がダウンロードできる。そうすると、ネット上の口コミが広がり・・・・・まるで、聞かん投資家さんが、"This land is my land" のブッシュ・ケリーの選挙を皮肉ったHPを紹介されて、多くの人がそれをダウンロードして見たように。ネット時代は、「高圧的刷り込み」型の広告の効果が一層減少し、「自発的サポート」の拡大を狙う方が効果的になり、同時にコスト的にも正当化できるレベルに来たということか。これは前向きなことのみならず、後ろ向きのクレームにも言えるはなしで、クレーム処理を間違ってネット上で苦労されたメーカーがいたことを思い起こせばよく分かる。それも、これも、「人間行動」(Human behavior) の研究と思えば面白くなる。だったら、私もマーケティングの研究者として生きてきた、なんていえるかも。(笑)
2004.12.28
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昨日、家の近所に引越してきた家族がいたようだ。トラックが止まり、荷下ろしに勢を出しておられたようだ。夕方近くトラックも帰り、落ち着かれたのだろうなと思っていた。夕方のニュースでインドネシアの地震とアジア各地での津波の情報を流していた頃、フッと気づくと、犬が啼いている。どうやら、片づけが途中段階で寝具を出してゆっくり眠るところまで進まなかったのかもしれない。だから、取り合えず、犬は新しいところに置いておいて、人間どもは古いうちに戻ったのかなあ、なんて想像を逞しくしていた。それはそれで、事情は分かるが、可哀そうなのは犬。残された犬は、どうやら去っていったトラックの方を向いて、キャンキャンと啼き続ける。昔のビクターのあの犬みたいですねえ。こちらとしては、うるさいので何とかならんかと困る。ひょっとして腹が減ってるから泣くのかと、パンとかまぼこを持って慰問に行った。パンは食べていたが、かまぼこは食べようとしない。「最近の犬は、こんなものは食べないのか。ドッグフードでないと駄目なのかな」と戻ってきたものの、やや複雑な心境。分かります?この気持ち?そして一晩中泣き続けた犬は、今朝も元気で啼いている。事情があるんでしょうが、ヤッパリ、可哀そうですよ犬が。ペットを飼う人はそれなりのエチケットが必要で、ご近所向けのエチケットもあるけれど、ペットへの配慮もあるべきですよね。それを欠いた人が増えているのだとしたら、これは問題ですよね。てなことを考えながら、思えば今年も残りわずか。今日何件かインタビューをやって仕事の方は一段落。後は、年収めのゴルフを明日やって、残りは先送り・積み残しの結果未だ終わっていない年賀状書きに邁進しなければ!!楽しいことが優先されるのは、これは人情と言うべきでしょうね。(笑)それにつけても、年末休暇でプーケットやモルジブに行った人は大変ですね。私の知り合いも一人モルジブに行くと言ってましたので、心配です。こういうときは、「ホームベースを死守する」という姿勢がベストなんですかね。
2004.12.27
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昨日は、結構風が寒く感じる日でした。アメリカの中部はドカ雪で、死者が出るくらいだったたとか。ちょっと前になるが22日の朝は北京は雪で市内の交通が大混乱したとか。ちょっとした、寒波が南下しているのかも知れません。今は全然やりませんが、アメリカの北の方では、冬車の中に毛布を置いておきます。突然の気候変化とか、エンスト・故障で車が動かなくなったとき、何もないと凍死しますからね。毛布くらいじゃ、足らないのが実際のところ。でも、少々の時間は買えますから。その間に助けに来てもらう。そんな備えが無かったのかなあと思った次第。オハイオやインディアナなら、冬対策はちゃんとしていると想定していましたから。南の方なら、対策が無くても、まあそうだろうなと思いますが。でも、ちょっと寒いと言っても、東京圏では大したことじゃなく、昨日も打ちっぱなしにいくと、少し汗はかきますしね。その後、夜にはクリスマスのギフトを家族みんなで開けるという、暖かいイベントをやって、ゆったりした気持ちで眠りにつけました。そう、真面目な話を一つだけ。昨日の夕刊に「円高を受け、外貨預金が増加」との記事があった。これは昨日のNYタイムスに報告されている記事とあわせ読むと、少し気になる。かの著名投資家、バークシャー・ハーサウエイ社のウオーレン・バフェット氏は、ドル安に賭けて高利回りを達成しているそうな。彼は、基本的に企業の株に投資をして実績を上げてきた人だが、2001年から通貨に投資を始め、2003年末で120億ドル、2004年の9月にそれが200億ドルに膨らみ、その間4億ドル以上の利益を上げた。すべて、ドル安への賭け。色んな人が意見を言っているが、今回のドル安は貿易収支・財政赤字の構造問題に原因があるというのが多数意見のようだ。その構造は、暫く変わりそうもなく、バフェットさんの賭けは勝ちが続くと見える。流石に、円高だからドル預金に走るのも、今回はどうだろうか?タイミングと相場を良く見ないと、怪我になるかもしれない。円高と言うより、ドル安。円はユーロに比べると、円安に推移している感じだし。いつも言うように、為替は分からない。私個人は、もう少しドル安になってから、買うのかなあと思って見守ってます。
2004.12.26
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新聞によると、韓国のサムソンが、今年の業績順調を受けて高額のボーナスの支給を決めたそうな。基本給(ベースサラリー)の200-500%になるというから、これは凄い。他の韓国の会社からは、迷惑がられているとか。・・・・そりゃそうだわね。他の会社の社員は「サムソンではいくら出た」とか言うに決まってるものね。何回か触れてきたことですけど、成果主義というか、実績に応じた報償というか、この資本主義経済の基本とも言うべき仕組みは、日本より韓国の方がはるかに進んでいるのです。韓国の場合、長く日本的経営をモデルにして戦後の経済発展を遂げてきた面が強いものの、例のIMF危機というか、通貨危機をきっかけにして、大胆かつ包括的な「改革」に取り組んだ。金大中政権のときでしたね。戦時中の日本で、各家庭から金属物を供出させて武器に作り変えようとしたのと同じように、一般市民から「金(きん)」を供出させ、国を救おうという大運動をしているのを聞いて、凄いことが出来るんだなーーと感心したのを思い出します。そんなことが出来るくらいの社会情勢があったから、「大改革」が進められたのかも知れません。組合の力が強くて、解雇などあり得ない、という雰囲気だったのを、法律を変えた。雇用制度も変えた。古い世代(と言っても、そんな歳じゃないですが)を外し、40歳代の連中に指導権を飛ばした。その連中には成果主義で臨んだ。・・・・・そんなことの積み重ねで、今の韓国経済の力が付いてきているということなんだろう。それを実際にやって見せたのが、正しく今回のサムソンのボーナスと言うことなんでしょうね。額の大きさ(特に現地通貨ベースで考えたとき)もさることながら、配分のメリハリもかなりですよね。日本も大分と踏み込んできた会社が増えてきている。サムソンの例を参考にして、更に進めればグッドだなあ、と一年を振り返って、改めて思った次第です。
2004.12.25
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今朝、ニューヨーク・タイムスを見ていて、これは注目!と思った事を書きます。恐らく今日の夕刊が明日の朝刊で何紙かが取り上げて、日本でも記事になってると思います。早ければ来年一月にも、中国がカナダと石油の開発・輸入に関して大型の契約を締結し、それを発表するかもしれないとか。それが発表されると、きっとアメリカの中で、何がしかの反応・反発が出てくるかもしれない。「うちの裏庭だと思っていたカナダで、中国が希少資源となりそうな石油に手を出す?気持ち悪い、あるいは、許せない」なんて事になったら、結構世界の政治構造にも一石を投じることになる。一説によれば中国の石油必要量は現在6百万バレル(日糧)だが、10年以内に11.5百万バレルに増えるという。国内生産が増えそうに無く(下手したら減るかも)、増分は輸入するしかない。中東の情勢は不安定で、そこからの輸入だけをあてにするのもリスキーだ。だから、日本との境界海域でも活発な資源開発に取り掛かっている。その点、カナダは政治的に安定しているからリスクは少ない。問題は、中東の石油みたいに安く入手し、精製できないこと。多くはオイル・サンドの形で存在し、一バレル30ドルを超えないと、経済的にペイしないと言われてきた。しかし、ここに来ての石油の価格高騰で、この問題は解消。アルバータ州のオイル・サンドは今日糧1百万バレルの生産量が、10年以内に3百万バレルに増える。その供給力を中国に活かそうという、合理的と言えば合理的な話。ただ、今のところで、カナダからアメリカ合衆国への輸出量は日糧で1.6百万バレルで、他のどの国よりも多い。おまけに裏庭からパイプラインで引いてくるという感じだったので、輸入というイメージでもなかったのかもしれない。そこに、中国が入ってくる。いざとなれば、カナダからの調達をあてにしているアメリカが、中国と争って購入せざるを得ないとなれば、気持ちの悪さは出てくるだろう。今のところ、日中間の石油資源開発を巡る「紛争」は、日本がちょっと文句を言い、中国が無視するという域を出ていない。しかし、アメリカも中国許さじ、という雰囲気になってくると、少し情勢が変わってくるかも知れない。いずれにせよ、この問題は今後5年、10年単位で尾を引く大きなことになる。推移が面白く、注目に値する。(尚、文中の数字などはNYタイムスからの引用ですが、その示唆や解釈は私が勝手にやってますので、文責は私。ご批判を乞う)
2004.12.24
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昨日は大阪に出張で、夜は大阪で忘年会をやりました。気のおけない仲間との忘年会だったので、とても楽しく、盛り上がりました。皆でワイワイ言いながら、鍋をつつく。美味しかった。酒も美味しく、私の知人の会社で作っている、「玉の光、純米吟醸」というのを常温で飲んでました。その後、少しだけ焼酎をやり、最後にワイン。まあ、飲み合わせは良くないとか、二日酔いしやすいとか言いますが、そんなことじゃなく、単に沢山飲みすぎているから二日酔いになるんです。そして、気持ちのよさに流されて、ついつい量をすごし、今朝は二日酔い。何時まで経っても、「学習」できない、バカな自分だなあと反省しても、後の祭り。そんなことより、昨日の鍋を準備する、材料集めに野菜のカット、後片付け等等、皆で手分けしてやったものの、私なんかより頑張って働いてくださった方々への感謝で一杯。特に大大大活躍のUさんに、感謝です。ローカルな話題で、「なんのこっちゃ?」と思われるでしょうが、今の気持ちを素直に書いたらこうなった、と言う事でご容赦。
2004.12.23
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昨日夕刊にありましたが、個人の株式取引に占めるネット経由のシェアーは8割くらい。そして、今年の6月以後、新規に取引口座を開設する人のうち、30歳代以下の占める割合がずっと5割を超えているそうな。そうだろうと思っていましたが、改めて数字を見るとネットの威力に驚かされます。確かに、ネット経由で取引すると、「アレを買え、これを買え、絶対に上がりますから」とか何とか、色んなうざったいセールス・トークから逃れられる。単にうざいだけでなく、個人投資家は損を蒙る話が圧倒的に多い。でも、そこを人情・人間関係・射幸心に訴えて、証券会社は儲け、市場が維持されてきた面が強い。そして、手数料が安い。売買の頻度を増やしても、コストが安く済むから、一部の投資家が取引数量ではかなり大きな部分を占めるし、彼らはネット経由だからそれが出来る。(こんなこと、当たり前ですからもう書きません)そこに30歳代以下の若い投資家が増えてきた、と言う事は、「一部の投資家」だけから、裾野が広がりつつあることを示している。これは新しい市場の開発ですよね。従来、わが国では、金を持っているのは年寄りと相場が決まっていて、若いのは貯金する金も少なく、まして株などのエクィティー投資はとてもとても、というのが常識。金利がこれだけ下がると、株の市場に資金が回る筈といわれても、年寄りはリスク回避で出てこない。そこに、若者市場が広がりつつあるのだから、これはとっても重要なトレンドだと思います。いま、アメリカでも若い層への投資家育成策が各証券会社によって展開されている。それを日本ではネットが担っていると言う事なのだろう。数年前、Eビジネスが革命を起こすといわれたが、大した結果を出す前にネットバブルが破裂して、鳴りを潜めていた。私もEビジネスにまつわる本を出したが、その当時から思っていたように、Eビジネス、ネットのインパクトは着実に大きくなってきている。影響を受ける市場のうち、始めの方に現れたのが証券市場だったということだ。こんな現象は、ドンドン他の市場・産業に広がっていく。どんな順番で、どんなスピードで広がるかが、鍵を握る大事なところで、これはちょっと頭を使わないと答えは見えない。でも、大なり小なり影響は広がっていく。この楽天のブログだって、ネットがあればこそのコミュニケーションの手段であり、場なんで、これも市場にインパクトを与えている。例えば、この広場に来ている人は、電話やテレビが無くとも我慢できるが、PCが壊れ広場にこれないととても不便に思ったり、寂しかったりする人も多いんじゃないかという気がする。もしそうなら、テレビ修理より、PC修理の方がニーズは高いことになる。旅行業なども既にかなりのインパクトを受けている。中元・歳暮を巡る百貨店などの小売業へのインパクトもハッキリしてきた。出版を含めたマスコミ業も、そのうちとっても大きなインパクトに気づくのではないか。銀行もそのうち、思いもしないほどの影響を受けている、ということになりかねない。(それも単にネット経由の振込みなんてことじゃなく、もっと違う形で)今後の一層の展開が楽しみです。AOLの株価似たいな狂乱の楽しみじゃないですが、しっかり楽しみにしてます。
2004.12.22
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昨日のニュースにダイエーの中内さんの話が大きく扱われていた。所有株式はもとより、家屋敷まで処分して、「経営責任」を果たさざるを得なくなったとか。私は銀行などからの融資に際して、個人保証が付いてきて、結果事業の破綻に伴い家を失い一家路頭に迷うという現象には反対です。こんなことがあるから、夜逃げが行われ、悲惨な場合は自殺に至ることも多い。もっと社会的に、経済的に大きな問題は、ベンチャーや新規事業の起業が進まないという点。アメリカでは、融資に際して、ノンリコースといって、その事業に限定した遡及しかなく、個人としての資産は守られる契約が行われる。だから、ベンチャーなどで、失敗の1,2回は経験のある人でないと、VC側は帰って安心・信用できない、てなことが言われるほど、失敗した後の再起がやりやすくなっている。だってそうでしょ。事業に失敗すると、子供の学校から、自分の家、車、すべて影響を受ける。ビジネスだから、失敗のリスクは当然あるわけで、そのリスクに挑戦するためには、個人保証するくらいの「覚悟」が必要だ、なんて言われると起業することをためらう人ばかりになる。事実、最近5-10年の日本では、起業より廃業の事例が多く、経済・社会の活性度は低くなっている。私は、この背景に、なんとなくのリスク回避癖だけでなく、リコース付きの融資制度があると考えてきた。そもそも、「事業」のリスクを判定するプロが銀行家じゃなかったのか?それが出来ないから、個人を死ぬまで追い詰める、というのでは「業の本質」に悖る話でしょ、と言いたい。にも拘わらず、今回の中内さんのケースでは、経営責任をここまで追及されることに、私自身も異論はない。直接会ったこともないから、個性・人格は存じ上げない。しかし、色んな本や雑誌で紹介されている話を総合すると、日本的な「人間の業」そのものの人生を送ってこられたようにお見受けする。公開会社ながら、実質的には私物として扱い、グループ各社から個人・ファミリーへの利益還元の方策を駆使し、・・・・と日本的な会社の私物化の典型みたいな経営だったようだ。そう、取る方は古き悪しき日本的慣行に則ってとり続けてきたのだから、最後の責任のときも古き悪しき日本的慣行によって、その責を果たしてもらうべきだろう。但し、理屈の原則としては、融資のときの「個人保証」、「リコース付き」というやり方は止めるべきだと堅く信じている。それを変えないと、起業が増えず、社会の活性化が一層遅れる。勿論、ノンリコースにすると、ヤバイ輩が銀行からお金を巻き上げようと、あの手この手で暗躍するケースが増えるかもしれない。でも、この手のリスク先は今だっている。そんな連中を見事に見分けるスキルを磨いてきたはずの優秀な人たちが揃っているのが、我が金融界だったんじゃないの?と反論したくなる。と原則論を展開する私ですが、実際はケース・バイ・ケースで見方を変えることもあります。それにしても、人間の業は深いですねえ。怖い、怖い。
2004.12.21
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レノボがIBMのPC事業を買収するというニュースが出たときに(先々週でしたっけ?)、ちょっと書きました。今日はそのときに次いで2回目。この1-2週間に今回の買収劇に関する色んな新聞・雑誌のコメントが出揃ったようです。始めは「中国企業は凄い、すごい」という調子で、後は「中国の会社も苦労するよ」とか「IBMはとてもしたたか」という論調に移っていったような気がします。私のコメントも、「元気があり凄い」という面と、「馬鹿元気の意思決定で、苦労するかもね」という面を書いておきました。市場の反応は、ある意味でもっと素直で、ニュース発表当日のレノボの株は下がった。確かにそんなもんでしょう。今現在の私の評価は、まず、「アメリカ資本、IBM という会社、彼らはホントにしたたかだ」という点と、それから、「色んな意味で、つんのめったところや、脇の甘いところはあるが、レノボの動きは高く評価すべきじゃないか」というところです。まず、始めのポイント。何しろ、単なる部品を集めアッセンブルするだけの(といえば言いすぎだが)、コモディティー化した、そして赤字の事業を上手に売り払った。ブランドを5年残し、中国市場への足がかりをしっかり残した。一粒で2度3度美味しい思いをする、したたかな作戦だ。一方、レノボだが、経営能力に限りがあるから、現有の経営陣を残した。今までの日本の会社が米企業を買収したときも同じだった。しかし、レノボは日本の会社以上にこの機会を利用するのではと思われる。彼らは、このIBMの経営陣から、ありとあらゆることを学ぼうとするだろう。それも、とっても貪欲に。古い表現だが、「干天の慈雨」のように扱い、教える側が「もういい加減にしてよ」と悲鳴を上げるまで吸い尽くそうとするような気がする。日本の会社は、「あっちはあっち、こっちはこっち」と割り切り、余り学習したとは思えない。・・・・学ぶときには素直さが一番ですよ。彼らは「世界一流」のイメージに徹底して拘る。しかし、今の中国企業に欠けている物が多いことも否定しない。だから、一生懸命学習する。おそらく、そこで学んだことは共産党の中央党学校の教材となり、もっと広い層に流布されるだろう。日本人はそこまでの「学習」はしなかった。もう一つの見るべき点。法律の制約があったので、日本企業にとっては致し方が無かったことではあるが、買収方法として、日本企業はキャッシュで払うことが圧倒的に多かった。今回のレノボは半分は自社の株で払っている。買った後のマネージメント如何で価値が向上したり、下がったりする。だから、会社を買うといっても、紙切れを買うのと余り変わらない面がある。紙切れを買うなら、同じ「木の葉」か紙切れで買うのが正解。その点、資本主義に正式に復帰してさして時間が経っていない中国の企業・政府としては、この点実に冷静・的確な判断だ。明治維新から30年少々でバルチック艦隊を破った、我が明治政府。単に軍略だけでなく、政略・情報戦・金融戦略と統合的な対応に優れた時代を現出したことは、皆様ご案内の通り。それでも、「完勝」どころか、ぎりぎり勝ったに過ぎず、大した「成果」を挙げられなかった。でも、大きな一歩であったことに変わりはなく、国家を前進させる上で莫大な貢献をした。今回のレノボの動きはそれに匹敵するといえば大袈裟だが、それくらいの評価を私は与えても良いような気がする。金の面での損得、事業統合の困難、これは間違いなくある。でも、富士通のアムダール・ICLの買収やNECによるブルの買収と比べれば、レノボの方がもう少し旨くやりそうな気がする。学ぶべきは学び、統制すべきは統制する。これは中国の人・政府・企業の方が、旨そうな感じがする。(彼らの弱味は稿を改めて書きます)と言う事で、苦労は一杯あるだろうけど、割りと高く評価すべきことが、アメリカ側にも中国側にもありそうなディールだったのではないか、というのが私の見方です。
2004.12.20
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お土産。昔は海外出張というと、高級ウイスキーとかコニャックを3本までは無税だから、と買うことが多かった。今や、ディスカウント・ストアが広まり、酒の値段が下がったこともあり、「あんな重い水物を運ぶなんて馬鹿馬鹿しい」となって、それも買わなくなった。きっと、デューティー・フリーショップは商売がより難しくなっているんだろうと思う。それで、最近増えてるのが食べ物、特にチーズとワイン。韓国に行くときに、前はキムチをお土産にしてたのですが、流石に国内でこれだけキムチが出回ると、わざわざ運ぶ気力が無くなっちゃいました。で、チーズとワイン。ヨーロッパ、豪州、アメリカに行くときにやってます。全くもって、私はチーズにもワインにも詳しくないのですが、色んな種類があって、面白い。今回も、オフィスの近くにマークス・アンド・スペンサーの食品部門の小売店があり、そこでチーズを買いました。(ワインもありましたが、今回は重くなるので止め)ハッキリ言って、何を買うと美味しいのかは良く分からない。特に、ヨーロッパだと、色んな種類があり、何がなんだか分かったものじゃない。でも不思議なもので、全く口に合わずに捨てるという経験はない。だから、これが美味しいと、頭に記憶させる手間もサボり、何時までたっても分からない状況が続いている。歳とともに、ボケが始まっているのかも知れませんが・・・(爆)買ったのはチェダーを2種類。それからノルウエーのJARLSBERGというのと、オランダのEDAMというやつ。きっと、良くご存知の方には、「ああ、良く出回っているやつね」と教えて頂けるんだと思います。私としては、これどんな味かなーと思いながら、一寸づつナイフを入れるときの感じがなんとも言えず楽しい。御如才もなき事ながら、アドバイスを一つ。こんなものを買うとき、出来るだけ空港の店を避け街中の店で買うほうがベター。色んな種類のチーズやワインを置いてあり、選ぶのが楽しい。何しろ種類・品揃えが広いですから。おまけに、街中の方がはるかに安い。お酒もそうで、免税店は税金は掛かりませんが、マージンが一杯乗っかってますから、凄く高いですよね。ほかに選択肢が無いときは仕方がありませんが、出来るだけ、止めた方がいいです。と言う事で、これから暫く、楽しみが増えました。取りとめも無くて、恐縮!!
2004.12.19
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出張で、日記は書けないと思っていたが、ちょっと余裕が出来たので、現地報告方々少し書きます。タイトルに書きましたが、晩飯を食いに行くと、レストランに行く途中で、あるいは、行った先で、ブラック・タイのおしゃれをした若者によく出会いました。クリスマスと年末をかねてのパーティーが多いんだと思います。これって、今まで来たときと比べると、人や町に活気があるということのようで、ひところより元気になってるなあと感じました。1980年代のどん底の時より、最近はかなり良くなってますが、それでも、今回の方が良くなってるような印象です。これは、統計や町全体を俯瞰しての観察でなく、ごく身近な出会いでの観察に過ぎないのですが、案外こういうのが当たったりすることもありますよね。何年か前からあるヒースロー・エクスプレスという空港から町中への電車は良く出来てるし、お値段もそこそこだし、便利になりました。東京と違って、タクシーの運転手は道を、地理を良く知ってるし、安心です。日本人が好きになりやすい町だと改めて思った次第。産業が不振を極めてもう何十年。でも、町はきれいで、活気もあるし、日本も学ぶところが多いのではと思わされる。かつての大英帝国の面影には及ぶべくもないが、でも、なかなかのものだ。何かを捨てて、何かに賭ける。そんなプロセスを英国がどうマネージしてきたのか、中西先生にでも聞きたくなりました。(例の京大の中西教授です)てなことで、今回も観光らしきものは一切なく、移動と会議だけのさびしいものでしたが、ちょっとだけ、町や人の観察が出来たのが嬉しかったです。そろそろ、帰路につきます。じゃあねー。
2004.12.17
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そろそろ出張に出かける時間です。しばらくサボります。週末か週明けに再開できるのではと思ってます。それにしても、今朝は一寸寒いですね。行ってきまーす!
2004.12.15
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今朝は、6時から電話会議。日・米・欧が一緒に電話会議をやるとなると、日本が貧乏くじを引くことがやたら多い。大体朝6時からとか、逆に夜11時からになる。今朝のやつみたいに、2時間くらい掛かるとなると、23時開始は悲惨だ。やってられない。今朝のは、参加者全員6時5分までには揃って始まったのでまだ許せる方だ。一番頭にくるのは、昼間の時間帯のアメリカやヨーロッパの連中が、遅れるとか出ないとき。何のためにこんな時間にやってるのか、「分かってるのか、バカ野郎ーー」と叫びたくなる。昔は真面目に、どんな時間にも極力合わせるようにしていたが、最近はキレ気味。朝5時開始なら、1時間遅らせてもらう。それが出来ないなら出ない。深夜12時以後の開始は、「元々、本気で呼ぶ気が無いのでしょう」と言って出ない。電話会議の利点は、顔が見えないから何をやっていても分からない。結果、議論がだれてきたりするか、自分には関われないような事案の折りは、学生時代に戻って「内職」。内職にもコツがあって、興味のわくような本や記事を読んでると、話に全くついて行けなくなり、まずい。それをやるくらいなら、初めから出ないほうがベター。半分くらいのアテンションを取るようなことをしているのが正解。とはいえ、昔の内職と同じで、結果としての効率は余り上がりません。そんなことなら、しっかり会議に参加して・・・とは思うのですが、この辺、人間の業ですかね。電話会議のもう一つのコツは(これは建設的なものですよ)、結論を発言の始めにハッキリと言うこと。元々聞こえにくい状況でやってますから、微妙なニュアンスは伝えがたい。ある意味で、必要以上にハッキリ言う方が会議の進みは速い。それから、論点をしっかり絞り込んで会議を始めないと効果・効率が激減する。だって、色んな時間帯の人がいるから、どんな心理状況、体調で参加してるのかばらつきが多くなるからね。さもないと、議論が漂流する。そして、最大のコツと私に思えるのは、微妙なニュアンスを伝えることを多く必要とする場合は、電話会議をあきらめ、どんなに時間や金が掛かっても、直接会って会議をやるべきだということ。それが出来ない場合も、ままあるが、こんなことが重なると、後から大きな付けを払わされることになるような気がしてならない。お前の下らない悩みなんかに付き合ってられるかって?そうかも知れませんね。でも、参考に出来るところは参考にしてください。
2004.12.14
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仕事をしていて、つくづく思うのは本業の大切さ。エンロンが大破綻したが、あそこも本業を大事にしていなかった。天然ガスや石油を扱いながら、パイプラインのメンテ、バルブの維持・業務のコスト管理など、基本中の基本は二の次三の次に追いやられ、金融商品的なデリバティブを駆使したお金のゲームに没頭した。私の友人が潰れる何年か前にエンロンに就職のインタビューをした。その時、組織や業務の話を聞いて、誰がパイプラインを管理しているのか、その管理上の問題はあるか、組織的な取り組みをどうしているか、などの質問をしたそうな。その答えは、「君、何でそんなくだらないことを聞くのかね?我々はもっとハイレベルな仕事をしているんだよ」その友人は、この会社何かおかしいと思って、他の会社への就職に力を入れたと言っていた。誠にもっともで、事業の基本を押さえずに仕事を進められると考えるのは危険だ。今の日本にも、本業をきちんと治められないところがある。銀行をはじめとする金融機関は、基本中の基本の信用リスク・貸し倒れリスクにすくむあまり、本来の融資・企業育成に十分取り組めていない様子。社保庁も年金をちゃんと集められず、それどころか、自分たちのために国民の虎の子のお金を使ってしまい、批判の的になっている。医者も手術で何人も患者を死なせ、本来の人命を救う責務を果たせないのが増えつつあるようだ。こんなに本業を大事に出来ない人や組織が増えるのは大きな問題だ。何とかならないものか、いらいらしてます。その点、今週の日経ビジネスに出ているヒット商品を出し続ける会社で紹介されている、サントリーにしても、シャープにしても花王にしても、本業をとても大切にして、既存の商品だけでなく、新しい商品を出し続けるという、メーカーの基本を見事に実践しておられるようで、これは素晴らしい。いつか言った「石門心学」じゃないけれど、自分の仕事、自社の仕事を通じて世の中の役に立つ、そんな気持ちがあって初めて企業としての根っこが固まるような気がする。基本を守れないところが増えつつある今日、せめて自分たちはその罠に嵌らないよう、気を引き締めて仕事に掛かろうと、重ねて思っているところです。当たり前といえば、当たり前なのですが、それが大事だと思わされるこの頃です。
2004.12.13
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昨日の日記にコメント下さった方々、大変有難うございました。あんな、見方によれば退屈なものにお付き合いくださり、感謝感激です。台湾の選挙の結果は、陳水扁政権にはありがたくないものだったようです。軍事的な紛争を避けたいという気持ちと、もう一つは、心の統一までは行かないにしても、経済の統一がかなり進んでいることがあるからかなあ、と見えます。あの繁栄の上海に台湾人が30万から50万人住んでいて、資本もかなり進出している。だから、そう簡単には「別れられない」状況が出来てしまった面はある。中国でいうと、彼らの日程調整は難しい。昨日も、こんどの火曜日に北京に来てくれと頼まれ、流石にこれは辞退。今週は水曜日からロンドン出張で、他のスケジュールがそのぶん避難して詰まってしまっている。もう少し時間的余裕を見て依頼して、とお願いした次第。ということで、今週は水曜日からこの日記をサボります。短い出張ですから、日曜か月曜には復帰します。記事でもう一つ。アメリカのメジャー・リーグ野球の冬のトレード・契約更改の季節だが、また、選手の年俸が上がっているらしい。それに伴い、色んな選手のトレードが画策されているそうな。3年契約で何十億円、2年契約で何億円てな数字が飛び交っているようです。金額もメジャーですねえ。アレでそれなりの経営が出来ているわけだから、日本の球界ももっと学習すべきではなかろうか。赤字の球団がメジャーにもあるのは聞いている。しかし、全体として、何とかまわしているのだからすごい。あの知恵を盗め!と思いますよね、皆さん。もう一つ、今週の注目ニュースは、アメリカの第3位と5位(だったと思う)の携帯電話会社である、スプリント社とネクステル社の合併交渉が進んでいること。まとまれば、業界構造が益々変わっていくきっかけ・シグナルになるニュース。色んな解説がしばらくの間飛び交うこととなりそうです。
2004.12.12
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今日から、台湾で立法院の選挙が始まっている。結果がどうでるか、世界から注目を集めている(だろう)。えっ?中国とアメリカ以外は余り気にしていない?・・・そうでもないとは思いますよ。アジアでは気にしている国や人が多いと思います。勿論、大論点は台湾独立。あの小さな島国の台湾が、大陸と13億人という人口を抱え大きな軍隊を持つ本土中国の政府と渡り合っている姿は、ある種感動を覚える。今の日本みたいに追従に次ぐ追従の外交で、相手に文句を言うにも相手の立場を考えて、なんて「弱腰」姿勢に比べるとはるかに立派。2000年の5月に、ある会議に出席しそこで台湾の呂副総統のスピーチを聞く機会があった。(4年も前の話で恐縮)それがとても刺激的だったのを記憶している。呂女史は、自分がアメリカの大学に留学していた女子学生から民主化運動の闘士となり、長い投獄の末やっと出獄し、それが今や副総統の職にあると披露し、民主主義の価値を高く褒め上げる。しばらく後で、台湾の中国との統一問題に触れる。彼女は「私は中台統合に賛成です」というびっくり発言から始める。ただ、「その統合は人々の為、祖先を共有する兄弟・いとこ同士の為、にこそなされるべきである。今の共産党政府は領土としての統一しか視野に無い。本来はそこにすむ人々の為の統一でなければ意味が無いはずだ」と進める。大事なことは、価値観の共有化であり、人間としての価値観の共有であるべきだ。軍事力だけでは、その人の心やスキルの上に築かれる国家の力は作れない。・・・・・・最後には、どうせ統一するなら、EUに習って、全アジアで統合しよう。その方が、アジアでの紛争や行き違いもなくなり、経済も発展する。ただし、EUと同じく、このプロセスには時間がかかる。そこを忍耐強く進めるのが我々の英知だ。そう短期間に台湾を統一しようなんて、考えなさんな。という話で括る。独立派の頭目が「統一賛成」とやった後で、ひとつ一つ論駁していく。聞いていて小気味良かった。つくづく思ったのは、「言葉」の重み。言葉と論理をフルに活かせば、大きな力になるなあ、としみじみ思わされた。我々も、この言葉の重みを、取り戻そう!!曖昧な言い方に終始するのでなく、キチンと言い切る。反論する、賛成する。このベースがないと、それこそグローバルに通用しない。立場の大小に捕らわれず、言うべきことを言う。その力を、呂副総統のように、言葉を活かして取り戻せればなあ、と願う。特に政治家をはじめ、各方面のリーダーはそうあるべきだ。足して2で割る妥協を、「大人の態度」として、言葉を忘れることから、そろそろ脱却すべきだ。今日は、思わず、クソ真面目風になっちゃいました。(えっ?元々そうだろうって?)個々まで読んできてくださった方、お疲れ様でした!!
2004.12.11
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聞くかん投資家さんも、師走で大忙しのご様子。年内業務終了に向け、頑張って欲しいものです。うちにも、変なのがいて、年内の仕事は今日で収め、明日から南の天国のような島にいって命の洗濯をしようという御仁がいる。羨ましいーーー!!毎年の恒例行事で、本人は「当たり前」と思っている。最近では、お客さんも「XXXさん、今年もそろそろですねえ」なんて、理解してくれている。暮れでいうと、先日の8日が太平洋戦争の開戦記念日。昔、アメリカで学生をやっていたときに、夜中に寮の悪友たちが、ストームよろしく、ワーッと寝込みを襲われた。そんなことは、もう無いのかも知れないが、こんな記憶が日本人、特に若い人たちの間で風化していくのは怖いことだと思ってます。そして、14日が吉良廷討ち入りの日。今も忠臣蔵がらみの話をテレビでやっているようだが、あれはやっぱり古式に則って、「キチン」とやって欲しい場面ですよね。そんなことを忘年会の間に思いつつ、年が暮れていく。今年もこもごも色んな事があって、感慨深いものがあります。皆さんにも、同じような感想があるのでしょう。年々歳々、年の暮れらしさや正月らしさが失われていってます。でも、一年を振り返り、来る年に向けての決意や展望を固める時期。大切にしましょう。
2004.12.10
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今日の朝刊各紙のトップは、北朝鮮から持ち帰った骨はめぐみさんのとは違う別物、というニュース。これはこれで、大問題で、いい加減にしろ!とか政府はもっと厳しく対応を!とか言いたくなる。しかし、ビジネスの面でも大きな話題があるのは皆さんご承知の通り。それは、中国のLENOVOがIBMのPC事業を買収したというニュース。中国って、元気ですねえ。人件費をはじめ、コストが安いという優位性によって競争力を強めてきた中国の各企業。それが、一足飛びに「あのIBM」の一事業部門を買っちゃうなんて、「ほんまかいなーー」とその勇気と決断力にびっくり。日本の企業がアメリカでのM&Aに積極的に乗り出したのは、1980年代に入ってからで、数が増えたのは80年代半ば以後のことだった。「安かろう、悪かろう」とバカにされながらも、地道に米国への輸出を拡大し始めたのが、1960年前だったから、ほぼ四半世紀を経て、米現地企業の買収に乗り出したという計算になる。実に日本的な、「一歩一歩着実に地歩を固めながら」進めるやりかた。買収より、まずは自分で販売会社を作り、次に工場を建て、商品・事業の幅を拡げ、と積み上げてきた訳だ。ある先輩に教えてもらった話だが、当時の苦労は並大抵の事ではなかったらしい。人材も、「チンケな極東の日本とかいう国から来た、チンケな会社」に集められる人材には限りが大有りだった。そんな状況の中で、騙しだまし、コツコツと積み上げてきた、涙の物語。当時のことを取材すると、「プロジェクトX」のネタになりそうな話が、ごろごろしている。これに対比すると、今回のDEALの鮮やかさ、というか、大胆さというか、脇の甘さというか、あせり、等等。見方はいろいろあるだろう。私も、大胆なことをやったという積極評価の一方、これからの統合・経営には沢山の課題があって、それを旨くこなせるかどうか、かなりリスクの高い案件だと思っている。ただ、今までの中国の人や企業とのやり取りの中で、今回の案件の背景にある気持ち・アスピレーションは、すごくよく分かる。それは、「世界で一流のXXX」になりたい、いや、もうそう出来るのだ、という矜持と自信。少々過剰気味に感じるときもあるが、その思いの熱さは圧倒される思いだ。個々の案件の成否は別として、この熱さを我々も少し盗めればと願っている。江戸の文化文政期みたいな爛熟文化も結構なれど、もう少し「朝や昼の気分で」世の中進まないものか。まあ、嘆くより、お隣の方の元気に乾杯!!
2004.12.09
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今日は、大きなこと、小さなことの意思決定が必要な案件が、続いてます。他の人なんかに、それなりの影響もありうる話しも多く、それなりに配慮を広げながら決めてます。決める時には、配慮が先行すると間違いを起こしやすい。でも、配慮も必要。この辺のバランスと優先順位付けが、時に悩ましいのですねえ。まあ、そんな気分なので、余り評論家みたいな頭のサイクルにならない。気分転換って、結構難しいものだとつくづく思います。という事で、今日は気分が乗らないので、この辺で止めときます。
2004.12.08
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「毎日、8時、9時まで働くのは当たり前。イベント前は半徹夜。こんな状況では結婚も出来ない。」・・・・昨日の日経夕刊に紹介されている、メーカー広報部門勤務30代の女性の嘆きだ。これに限らず、日本の職場は今もって残業の多いこと。それこそ8時9時まで、人がいるのは全然珍しくない。ほんとに必要な仕事を仕上げる為なら、仕方が無いし、また絶対にやるべきだと私も言ってしまうだろう。でも、そんなに頻繁に(ほとんど毎日という人もいるんじゃない?)やるのは、どうでしょうか。このスタイルだと、家庭生活は犠牲にならざるを得ない。出産・育児を抱える女性にとっては大問題。のみならず、男性にとっても大きな問題だ。(と言って、自分自身は早く家に帰ることは殆どないのですが・・・)それこそ、コンサルとかの「特殊な」業界では、クライエントに付加価値を付けるべく徹底して頑張る、そんな中でいつも遅くなる傾向があります。ただし、これも私自身から言えば、どこまでは本当に不可避で、どこからは趣味でやってるのかと思うことがある。かつて、良く徹夜する人に、「趣味で徹夜するのは止めたら」なんて言ったことがあります。徹夜してると、本人の充実感は大きいのですが、結局疲れに勝てず頭が疲れ、アウトプットの質は高くならない。そんなことなら、良く寝てすっきりした後で、一気に仕事を進める方が利口じゃないかとアドバイスした。ヤッパリ、日本のビジネス界は未だに高校野球の域を出ていないのか?アウトプット主義じゃなく、インプット主義。汗を流して頑張っているのが偉い。極端に言えば、結果より汗の量がより意味を持つ。そろそろ、真剣に止めましょうよ。なんとなく残業とか、付き合い残業。昨今では、家に帰ってからでもネットで仕事は出来ますから、それでも良い。欧米の人は、もうかなり徹底してますよね。家に早く帰る。残った仕事は家でやる。会社を出るのは4時頃、なんてな人も多いし、家でずっと仕事をしてるのもいる。・・・・これはこれで問題だとは思うが、とにかくそれでも何とか仕事が進んでいるらしいことは事実。ノー残業デーを励行すべく、帰れ帰れと監視員が回ると言うのもピンと来ないが、もう少し自主的に早めに帰るクセを皆が付けられないものか。集中して取り組めば、5時とは言わないが、6時頃までには帰れると思うのだが・・・・・これをやらないと、大きく言えば、少子化の問題や会社依存症の人の累増などの問題解決に前進が見られない、てな事にもなりかねない。やれやれ。
2004.12.07
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日曜10時からの「サンデー・プロジェクト」、略称サンプロ。見ている人も多いと思うが、私もよく見ている。色んな効用・刺激があるのですが、その中の二つを紹介します。これは、私にとって、と言う事なので、他の人にはもっと別な意味があるんだろうと、思います。ひとつは、真面目な効用。時々、色んな意見が錯綜する中で、「なるほど!」と思う視点が提示される。昨日の番組の中では、中国との関係をどうするか、という点に関して、ゲストの榊原英資さんが言っていたのが面白かった。「外交にイデオロギーを持ち込むことは、非生産的である」今話題になっている、小泉首相の靖国神社参拝の是非。確かに、「日本のやることに、外国はいちいち口を挟むな」とか、「国の為に命を落とした英霊に参拝するのは当然。戦犯云々は、日本人の宗教観からすれば、余計な議論だ」などと、感情的になればキリがないような、議論が続いている。榊原氏が言うように、外交にイデオロギーや感情を持ち込むとろくな事はない。古くは、感情的になって、流した血の多さに拘り満州から撤退できなかったり、舐められてはいかんとばかり、「蒋介石政権を相手にせず」(だったと記憶してるんですが・・・)などと叫んでみたり。結果が碌でもなかったことだけは、ハッキリしている。靖国に行かない方が、国にとって得なら行かなければ良い。私個人は、A級戦犯は本当に責任あったと思ってますから、そもそも合祀に引っかかりを感じてましたが。まあ、この論点だけで行くのは止めましょう。色んな意見の人がいるだろうし、この広場の趣旨から言って、政治論争には踏み込まない方が良いと考えてますんで。むしろ、そんな意見が出てくるのが、サンプロの面白さだ、というところにしておきましょう。不真面目な方の効用。私、寝転んで見てるんです。おまけに、出演者の顔は特段見続けて面白い訳でもないので、目を閉じて意見を聞くようにしてます。するとどうなるか?分かりますよね。何時と知れず、結構うつらうつらと眠ってしまうのです。これが、ほんの短い間とはいえ、どうやら、深い眠りになっていることが多いのです。目が覚めてからの、気持ちが良いこと・・・とっても爽やかなのです。番組の趣旨に反する「見方」ではありますが、あの人間の声が、素晴らしい「子守唄」になるんです。確かに、楽器や機械的な雑音に比べると、人の声は気持ちよい。・・・・だからこそ、私はオペラが好きになったのですが。・・・・そのBGMだと、すっと眠りに入れるのです。寝不足の皆さん、一度お試しあれ!!!
2004.12.06
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規制改革会議が、教員免許について改革の提案をするそうだ。その中身は良く分からないが、今のままでは、本当の適格性が反映されず、他方で、他の社会経験を積んだ人材の活用を妨げる、というような問題意識から提案があるらしい。まさに結構な話。「免許」って、色んな問題を伴いますね。そもそも、免許事業の典型である金融事業が、本来の免許の趣旨に反して、あってはならないことを続出させ、破綻するところの連続だったですね。だからと言って、免許制度自体を否定するほど、バカ元気で言う気はない。既に、議論し尽くされているように、金融の場合、免許の更改・維持をするために、検査の制度があったけれど、それが従前に機能しなかったからというのが問題だった。確かに、裁量行政の行き過ぎで、検査も歪んだ、という面もある。これも、検査のあり方を捻じ曲げる力になったということなのだろう。身近なところでは、運転免許。あれ、ドイツでは終身免許らしい。アメリカも、州を越える引越しをしないなら、終身かどうかは知らないが、かなり長い間使える。日本でも、最近は5年間有効になって、多少便利にはなった。パスポート(これは免許ではないが)みたいに、10年間有効にしてもらえるともっと有難い。反対に、医者の免許。これは、日本では終身。割りと大きなドジをやっても、免許取り上げにはならないようだ。こちらはアメリカでは5年かなんかの間隔で、免許の更新が求められる。技術や研究の進歩の著しい医学の分野でこそ、終身の免許じゃなく、一定間隔で医者としての、それこそ「適格性」をチェックし免許の維持更新を判断することが、合理的だと思う。この仕組みを入れれば、もう少し、医者の間に緊張感が強まるのではないか。一人ひとりの医者が、すごく頑張っているのは良く知っている人を見ても明らかだ。しかし、最近の医療事故や、その隠蔽事件が続出しているのを見れば、そんな医者や医療機関の免許を取り上げろ!と言いたくなる。実際、我々は運転免許で、事故や違反を犯すと、それなりの処分を受ける。一部の違反なんて、法律や運用の方に無理があると思うものも多いが、それでも已む無く「処分」を受けている。あのくらい、いや、人の生命・健康に関する以上、もっとキチンとした「処分」があって然るべきじゃないか。なんて、いつも思っているのですが、どうやら「独り言」の域を出ないようです。残念、残念!!
2004.12.05
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ついさっき(午後2時頃)、昨日からの合宿から戻ってきました。充実した議論と楽しいメシ・のみ会で、すっかり満喫したし、疲れもした。でも、チームワークがすごく旨く行ってる感じがして嬉しかったです。決して仲良しグループじゃなく、それなりの緊張感を持って接しているのですが、いい感じなんです。当たり前ですが、その前提として、参加メンバーの基本能力が仲間としてのハードルを越えていることが必要で、その他に、自分が持っているものを共有するオープンさ、他人の批判・コメントを受け入れる素直さ、物事を進め中身を充実させる貪欲さが必要ですよね。そんなチームのメンバーであることは、とっても楽しいことです。皆さんの御蔭と感謝、感謝なんです。先ほど書いた前提が欠け、出し惜しみしたり、貰う一方のぶら下がりみたいなメンバーがいると、チームワークは壊れがちです。勿論、若手の教育の面もありますから、若いメンバーは貰う一方で良いのですが、それでも議論に上手に参加してくれると、それは大きな貢献になりますよね。若手以外の連中に上に書いたような条件が欠けると、ヤッパリ、大変でしょう。チームワークとネットワーク。お互いを認め合った、リスペクトしあった仲間が、何か新しいものを作りだしていく。これが、今の、将来のテーマだと思ってます。同じように思う人も多いと思います。
2004.12.04
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昨日の日経夕刊のコラムに、作家の石田衣良さんが、新聞の価値として、世界に開かれた窓の役割を果たす、と書いて折られる。確かに、あの月数千円のお値段で、政治・経済・文化・社会・スポーツとあらゆる分野のニュースを、国内のみでなく、世界中から拾ってきてくれるのだから、とても安い「窓」になっている。特に、スクラップでもして読み始めると、色んな事への理解と、結果として洞察力が磨かれる。ナントカセンターで、お金をかけて勉強するより、はるかに安上がりで効果抜群。私が言いたいのは、新聞自体の値打ちより、それをどう読み、どう活かすか、の読者の姿勢の問題。最近、知りたいことだけを、オンラインで調べる便利さが強調され、利用されているが、その前にそんな使い方が出来るだけの準備体操をしっかりしておかないと、地力がつかないということだ。大体、「ゆとり教育」の流れか、基礎をしっかり覚え込むことへの粘りが強調されない。基礎をしっかり固めてから、初めて応用編に進めるのに。基礎が弱いから、応用が出来ない。あるいは、自分でしっかりものを考えられない人間が増えているのではないかと思える。その基礎を作る、非常に効果的で安い手段が新聞だということに全く異論はない。どんどん読むべしだ。その基礎の上で、批判的に読めるようにする。多くの新聞は、余りことの構造を理解したうえでの報道はしない。いわゆる「ちょうちん記事」の類があふれる。もう少し、キチンと理解をした上で書いてもらうのが有難いが、どうもそんな訳にはいかないらしい。取材される側が、報道側を実質的には「取り込んで」しまう例は、政治だけでなく、経済面でも多い。この背景をようく理解しておかないと、結果として、表面だけの理解に止まるか、あるいは騙されることにもなりかねない。良く冗談で言われるように、企業間のM&Aが起こると、その最高の日は、新聞発表の日で、後は下り坂。合併・買収に合理性があるかないかはともかく、「業界構造の大変革だー」みたいな記事が一面を飾ったりして、案件に関わった人は、歴史的な動きをやったと感激する。しかし、かなり多くのM&Aの例は、事後の統合プロセスに躓き、うまくいかない。それを、戦略は正しかったが、実行に難があった、という人もいる。しかし、個人的には、その多くの失敗例は、そもそもの戦略に無理があったケースの方が多いのではないかとみている。だから、私は、新聞で色んな記事を見るとき、「ほんまかいなーーー」と思って見る様にしている。そんなこんなで、注意点はあるものの、新聞って、無茶苦茶使い勝手の良い道具でっせ。感謝!!
2004.12.03
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今朝、メールを見たら、私が昔すごくお世話になり、大切に思っていた人が亡くなったとの知らせがありました。自分の親くらいの年齢ですが、今や親友という感じで付き合ってきた御夫妻の、奥様の方です。典型的な、アメリカ東部のリベラル。夫婦揃って、リベラル。昔で言えば、ベトナム戦争反対。今ならイラク戦争反対。金持ちへの減税反対。ホモセクシャル同士の結婚賛成。等等・・・80歳近くになっても、新聞を隅から隅まで読み、日本の政治状況についての記事があると、ビシバシ私に質問する。亭主は米国東部の、名門大学を出て、NYで高校の教師。奥さんも、セブン・シスターズと言われる名門女子大の一つを出て、あらゆる面でご主人をサポート。すごくお似合いで、素敵なご夫婦だった。とっても素敵な奥さんだった。昔は、私が一方的にお世話になるばかりだったが、ここ20年ほどは、親友としての付き合いだった。いや、それ以上に、血はつながっていないが、心の「親子関係」みたいになっていた、という方が正しいかも知れない。ここ何年かは、年に1-2回は、アメリカ出張のついでに立ち寄り、四方山話に花を咲かせた。ある種の「親孝行」だった。今日、残されたご主人に電話をし、お悔やみと「チャンと大丈夫にやれてますか?」という質問を申し上げた。心理的ショックは、ありありだったが、彼は何とか自分を維持していたので一安心。そして教えてくれたのは、今年の4月に彼らを訪問した時に、奥さんがとっても喜んで、大騒ぎをしてくれたことだった。やはり、もう先が余り長くないと本人も分かっていて、それだけ、一緒に話・食事をするのが大切だったのだろうと、ご主人の解釈に私も同意しました。実際、私自身、4月に行って良かったなあ、としみじみ思います。皆さん、自分自身の親は勿論、それ以外のお世話になり、大切に思っている人には、今のうちから「親孝行」をしておくべきですよ。何より、自分自身に悔いを残さずに済みます。お墓や戒名に金を使うより、生きてるうちに、しっかり孝行し、人間としての愛情を伝えておくことが、とっても大切だと思います。当たり前のことを書いて恐縮ですが、今日は故人を思い、懐かしんで日記にします。合掌。
2004.12.02
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今日は、電話会議の連続。朝一番のは、順調に時間通りに始まり、早めに終了。これは、良かった。後から、韓国の連中と電話で会議をする予定が、待機していたが、何時までたっても電話が掛かってこない。色んなテーマの一つに参加するという形だから、仕方がないと言えば仕方がないのだが、それにしても、当初の予想時間から大きくずれる。結局つながったのは、当初予想から3時間後。なんちゅうヨミをお前らはしとんじゃーー、と言いたくなります。いやー、疲れた。でも、私の経験では、こんなことは韓国とのビジネスでは結構あるんですよね。1-2時間は、驚くに足らず。ひどいのは、わざわざ、ソウルまで行って、ミーティング自体がドタキャンなんてこともありましたから。待たされると言えば、日本でも、ありますね。最近大分と改善されてきましたが、一時期は、官庁・公益事業系の会社はわりと平気で待たせました。あの時は、もっと頭に来たのですが、そのわけを教えて貰って、少し納得。自分たちも、国会の答弁に備えて、何するでもなく「国会待機」という苦労をさせられる。とにかく、先生方が何時ごろどんな質問にたどり着くかが読めない。だから待つしかない。そんな目に自分たちも会っているから、他の人にも鈍感になってしまうらしい。まあ、昨日の元総理の参考人質疑も、どんな話があったのか、その順番とスピードが何ほどのものだったのか、さっぱり分かりませんが、付き合うのは大変だろうなと思ってしまいます。案外、世の中の変化は、このあたりの事情の変わり具合で測れたりして・・・・でも、待つのは、やっぱりくたびれるーーー!!
2004.12.01
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