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先週の事になりますが、セブ最大のお祭り「シヌログ祭り」が行われました。この祭りは、セブで多くの人が信仰するサントニーニョ(幼いキリスト)の像を祭るものです。この祭りがある週は「シヌログ週間」と呼ばれ、セブシティを中心に州内各地で連日イベントが行われます。最終週日曜日にはグランドパレードが行われ、セブ州中から選ばれたチームが街をパレードします。このパレードを見るために国内外から大勢の観光客も詰め寄せ、200万人もの人出があります。 12月のクリスマス、1月に元旦、そして1月中旬にシヌログ、 と、彼らは1ヶ月強、ずーーっとお祭り気分が続くわけです。 そのお祭りのフィナーレがシヌログだからか、私の感じる所では、セブの人達は、シヌログの時は、クリスマスや正月よりも、更に弾けているように感じます。 1ヶ月強にも渡るイベント続きで、出費も相当なのですが、それでも、(一人一人の事情は別として)この瞬間瞬間を楽しむ人々は、単純にうらやましくも思えます。 このシヌログ祭り。本祭りだけが盛り上がっているわけではありません。街もシヌログ一色で、音楽もシヌログの音楽が終日流れます。そして各バランガイ(区、町のようなもの)でもイベント等が行われます。 大きなバランガイだとそうも行かないかも知れませんが、小さなバランガイでは、住民総出でシヌログを祭ります。そんな住民たちのシヌログで欠かせないのが、これ。ストリートディスコです。その名のごとく、道一本がディスコになるんです。 日も暮れてきた頃。道を完全に通行止めにして、大きなスピーカーを両端に設置。照明だってばっちり付けて、DJも呼んで、音楽をバンバン、ガンガン流します。 そしてその中で住民たちが、踊るわけです。長い祭りの最後を惜しむかのように、年末年始で帰省していた遠方もしくは海外在住の家族たちと最後に弾けようとばかりに、老いも若きも、富める者も貧しき者も、一緒になって、ストリートで踊るわけです。 私も最初見た時は、「道がクラブになっちゃうの?!!!」と度肝を抜かれましたが、最近はちょっと楽しみにもなってきています。 こうして、シヌログ最終日は終わり、皆、また今年のクリスマスから来年のシヌログに向けて1年をがんばって過ごすぞと決意をしながらそれぞれが帰途に着き、セブの新年行事がようやく終わった、そんな感じが致します。 さ、2012年もがんばりま~~す
2012.01.26
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旧正月で、2回目の正月気分を味わいながらいた昼下がり。ぱーん、ぱーーーん と、なんだか懐かしい音がして、出てみると、 学生の方々何人かがキャッチボールをしていました。 韓国人のJunは、大学時代に野球にはまり、学業はからきしだったと自称(自虐?)する程、野球好き。 (それでも韓国の大学の中では、結構良い所に通っていますが・・・)そこに、昔野球をしていたと言う韓国人学生が加わり、その後、日本で10年間野球をやっていたという、中国の大学に通う日本人学生が加わり、(10年やっていただけあって、フォームは美しかったです。)それに賞賛、応援、野次を飛ばすギャラリーが加わり、 にわかに、USP-ESL野球部誕生。 何を隠そう私も小学生時代にはソフトボール部副キャプテンを務め、小学校高学年はソフトボール命!でしたから、キャッチボールの子気味良い音にはちょっとむずむずしましたが、もう10年ほど離れているので、ここで暴投をして何か壊してはいけないので大人しくギャラリーに加わっていました。 こんなちょっとのんびり、のどかな風景が、結構好きだったりします^^
2012.01.25
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日本に比べると交通のルールがまだ何でもありなフィリピンでは、日本ではまず見られないだろうと思われるものが多く見られます。 トラックに満載されている野菜たちの上にたくさんの人が乗っていたり、結構な速度で走る満員のジプニーの入り口に何人もの人が捕まっていたり、 小型トラックに20人ほどの人が立ちで乗っていたり、 そういうものを見る度に、「危ないなー」と思いながらも、「すごいなー」と感心をする事もしばしばで、(大げさかもしれませんが) 生きようとする人間の力を感じます。 写真は普通のスクーターに満載で乗る人たち。子供を前に、お父さん、お母さん、おばさん(かな)が乗るという妙技。これは4人ですが、たまに5人とか乗っているものも見たりします。日常的に良く見る図ではありますが、重さもそうですし、運転のしにくさだって、相当なものだと思います。それを乗せて超渋滞の道を走る人々。 子供を乗せているのは、正直全く感心はしません。出来るなら、ジプニーを利用して欲しい所。それでも、こうして突き進んでいく人々の底力を感じずにはいられません。 フィリピンにお越しの際には、こういう日常で見られる「妙技」も見てみてください。
2012.01.16
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普段は当たり前に思っている人や物達は、失って、もしくは使えない状況に陥って初めてその重要や貴重さに気が付くもの。フィリピンという、日本よりかは後進国と言われている国にいますと、そういう状況に陥る事が日本より増える気がします。例えば電気。昨年はその前の年よりも120%以上良くなりましたが、たまに突然起きる停電。電気がないとこんなに何も出来ないんだという事を実感します。一番大きいのは水。インフラの整備がまだまだなので、(極たまーにですが)1年に2回程度断水する事があります。一番当たり前に思っている水ですが、ないと本当に不便の極みです。まずは用を足せない、これは拷問に近いです。そしてシャワーが出来ない、食器も洗えない、ご飯も炊けない、多くの行動が制限されます。私達の生活にどれだけ水が重要なものか、無くなってみて初めて実感をした水の重要さでした。その他、整備された排水溝。穴の無い道路。美味しい米。手早いレジ。水に流れるティッシュ。枚挙にいとまはありません。無くなって初めて痛感するそういうもの達の有り難味です。今日どうしてこんな事を(新年早々から)思っているのかと言いますと、今朝がた、右手の小指の爪の付け根を強打し、今使えない状況に陥っているからです。普段一番使わないのではないかと軽く見ていた小指ですが、使えない状況になってその不便さをひしひしと実感しております。何よりもキーボードを打つ時。Shiftは小指で押すんですね。右小指で押そうとすると激痛が。そうか、使えないのか・・・・・・・・・・・・これもまた使えなくなって初めて分かる有り難味。これからは小指にもしっかり感謝をしたいものですね。はやく痛くなくなって下さい、小指さん。小指はあれにしろ、外国に出ると、日本では当たり前に思っていた物が無い事が多々あります。(逆もありますが・・・・)そういう状況になって初めて自分の与えられていた環境や物に対する有り難味が感じられるものも多くあります。留学をする、外国に出るというのは新しい物を体験する、発見する、視野を広げるという事はもちろんですが、離れてみて、自分のすでに持っていた環境や物がどれだけ貴重なものだったのかを感じられるという一面も大いにあります。若者の海外離れが増えてきているとのニュースも多いですが、フィリピンにしろ、どこにしろ、海外に出てみて、自分自身、日本の環境などを振り返ってみる、感じてみるのも悪くないと思います。本年度、皆様にとって実り多き良い1年となりますようお祈り申し上げます。そして今年もUSP-ESLをどうぞよろしくお願い致します。
2012.01.05
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