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『エリート音楽団』さすがに海軍のバンドのストーリーというのは初めてかな、珍しいですね。個人的には興味深い分野で面白かったです。ギブスは顔を出していましたが、ほぼお休みでした。海軍のアンカー楽団のクラリネット奏者、ジョン・ウォーレン一等兵曹が走行中のバスから飛び降りて、後続の車に衝突し死亡した。後続の車は民間人で、バンドの機材係ヒューゴ・グラヴァが運転しており、ウォーレンはフロントガラスを突き破っていた。ジミーは衝突が死因ではなく、即効性の毒のようなもので衝突する直前に心臓が止まっていたという。ウォーレンがバスから飛び降りる直前、メンバー全員で車内で演奏をしていた。指揮者のファルザドによると、ウォーレンはうつ病であることを公表しており、バンドは家族のようなもので、守ってやれなかったと残念がる。アンカー楽団はオーディションによって選ばれたメンバーで成り立ち、南米での外交行事に呼ばれることが多いという。ギブスは急な呼び出しで数日間休みを取るという。スローンが理由を問い詰めると、ギブスはフォーネルの娘エミリーが逃げだのだと答える。一方、スローンは連絡を絶たれたはずの娘フェイスから呼び出しがあり、困惑する。ケイシーがウォーレンからバトラコトキシンという毒物を検出する。これはコロンビアの熱帯雨林に生息するカエルが皮膚から分泌する毒物で、ウォーレンが飲んでいた抗うつ剤と反応すると、正気を失ってしまうという。この毒はウォーレンのクラリネットのリードに塗られており、内部の関係者の犯行と見られる。ケイシーは他の隊員の楽器や機材を全て調べることにする。しかし、「凶器」のリードを見た隊員は、ウォーレンのものではなく、新人のハンナ・マクレーンのリードだと証言する。実はウォーレンのリードが割れたため、同僚がハンナのを渡したのだった。ということは、本来のターゲットはハンナだったのか?ハンナは新人ながらも頑張り、公演のスケジュール管理も任されていた。特に楽団を南米担当からヨーロッパ担当に変更するように申請したことで、ウォーレンが一番喜んでいたという。楽団にはストーカー並のファンがいて、公演や移動時につきまとったり出待ちしていたというので、ハンナに似顔絵づくりに協力してもらう。似顔絵を元に、防犯カメラの映像を探ると、ナゲット店に勤めるアンドリュー・ホッパーという男が浮かび上がった。ホッパーは薬物所持などで何度も逮捕されており、身柄を確保すると、楽団の写真アルバムを持っていた。ウォーレン殺害についてはアリバイがあり、そもそもハンナが危険だから守りたいのだという。アンカー楽団のファンの間では、秘密結社のようなものに勧誘された隊員が次々と姿を消していると噂になっていた。信じられない話だが、実際、3人の隊員が無断欠勤をしていたり、除隊後連絡が取れない状態になっていることがわかる。肝心の指揮者も連絡が取れず、妻にも嘘を言っているという。ヴァンス局長は海軍長官からの命令で、金曜のコンサートまでに事件を解決するようにマクギーにいう。娘のフェイスと会ったスローンは、家族の既往歴について記入を求められただけだった。ということは、フェイスが深刻な病気なのか気になるところだが、ダッキーは頼まれたことをまずやりなさいと話す。ハンナは秘密結社については聞いたことがないというが、昨夜指揮者から連絡があり、ヨーロッパツアーが実現しそうだと言われたという。さらに、ハンナに特別な計画があるらしい。電話番号から指揮者の居場所が判明し、NICSが現場に向かうと、バンドのメンバーは国のために命を落とした隊員を追悼するセレモニーを行っていた。これは年に一度、選ばれたメンバーによって伝統的に行われているもので、真珠湾攻撃で全滅した音楽隊を追悼したときから80年続いているという。その後、連絡が取れなくなったりしていた隊員の事情が判明し、指揮者も愛人がいて妻を騙していたことがわかる。ケイシーは全隊員の楽器を調べ、ケースが本来の重さより重くなっているのを突き止める。おそらく、国境を超えて楽器や機材を運ぶときに密輸品を忍ばせているのではないか。トーレスは機材係のヒューゴが楽器ケースの底にロジウムのメッキをしているのを発見する。ロジウムは金よりも高価な貴金属で、バンド全体で50キロのロジウムを密輸していた。もし、南米からヨーロッパにバンドの担当が変わると、美味しい裏稼業ができなくなり、そのためにハンナを殺そうとしたのだった。アンカー楽団のコンサートにNCISが招待され、ギブスも戻ってくる。エミリーは大丈夫で、スローンもフェイスから「ありがとう」という返事が来たという。私は中学生の時にクラリネットを吹いていたので、リードの3.5が「硬い」というのはすごくツボにハマるネタでした。硬い方が吹くのは難しいが、良い音がする。ちなみに、みんな大切な楽器は自分で持ちますから、いくらなんでも5キロも重いのは気がつくと思いますよ。楽器のケースを本来の目的以外に使用するというのは、ロックのバンドでそういう話はありそうですが、最近、密輸品以外にも使用方法がありましたので、ニヤリとしてしまいます。軍隊にバンドはつきものですよね。儀礼や式典で演奏する皆さん、制服がかっこいい。軍人として訓練をきちんとこなした上で、音楽で国に奉仕するという、独特な立場ですね。ところで、ギブスがフォーネルの娘を気にしているストーリーは、一体何なのでしょう。本当は独立のストーリーとして扱うはずだったのが、言及するだけで済ませるつもりでしょうか。エミリーもフォーネルも出てこないのが残念ですね。ギブスがバッジも携帯も財布も置いていなくなった、というのを「ジヴァの件?」「それはないだろう」と決めつけるのはやっぱり変ですよね。スローンの娘は顔を出しましたが、こちらは親子の関係を取り上げるのかな。ハッピーエンドに持っていくのじゃないかと思っています。
February 28, 2020
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家庭の都合でハンナはお休み。となると、他のキャラクターにお当番が回ってきて雰囲気が変わりますね。グレゴリオの活躍は久しぶりな感じです。ところで、ハンナ役のネカー・ザデガンは先日「スター・トレック:ピカード」に出ていました。さすが、NCISの出演者はスタトレと縁が深い!海軍信用金庫で銀行強盗があり、支店長が射殺された。犯人グループは3人組でピエロのお面を着けて、裏口から侵入し、3万ドルを奪ったが、逃げようとした支店長を背後から撃ったようだ。犯人の射撃の腕は高く、支店長が渡したバッグにペイント爆弾が入っていたため、犯人は大量の赤い染料を浴びたと見られる。セバスチャンは熱い染料を浴びた犯人が火傷を負い、皮膚の一部を残しているのを見つける。犯人が逃走に使った車が発見されたが、すでに燃やされて証拠は消されていた。採取した皮膚の一部から、重要手配犯のジョン・マニングが浮かぶ。マニングは麻薬取引などで刑務所に入っており、3日前に看守を殺して脱獄していた。マニングには逮捕歴のある元婚約者のアシュリーがいて、ルイジアナ州に住んでいた。アシュリーは麻薬関係で逮捕されているが、不起訴となっている。更生した後、現在は海軍大尉の妻となっていることがわかったため、プライドとラ・サールが話を聞くためアシュリーの家に向かう。アシュリーによると、マニングとはもう5年も連絡を取っておらず、やっと更生して手に入れた今の生活をマニングに壊されたくないという。実は自分の過去について、周囲にも夫にも話していないという。しかし、アシュリーの通話記録を調べると、盗まれた携帯と10件以上通話しており、しかもクラウドに残っていた録音には、犯罪を匂わす内容があった。果たしてアシュリーは脅されているのか、共犯関係なのか。アシュリーから真実を引き出すため、プライドはグレゴリオを潜入捜査させることにする。アシュリーは退役軍人クラブで家族会の活動を行っていた。グレゴリオは海軍軍人の妻として、情報収集を始める。アシュリーはケイティと仲がよく、グループのボス的存在のミシェルと親しかった。ミシェルの前で気弱な良い人を演じたグレゴリオは、アシュリーのバッグにモーテルのキーがあるのを見つける。グレゴリオはミシェルに気に入られ、「女子会」に誘われる。ところが女子会といえど、アシュリーたちは森の中で銃を撃って盛り上がり、意外にもアシュリーの腕が良いことがわかる。もしかすると、アシュリーが支店長を1発で仕留めたのかもしれない。ミシェルの車の中を調べたグレゴリオは、ピエロのお面の包装を見つける。アシュリーが持っていたモーテルのキーから、プライドとラ・サールはマニングが滞在している部屋を突き止め、突入する。部屋は無人だったが、銀行から盗まれた金があった。そこにマニングが戻ってくるが、マニングはNCISの追跡を振り切ってしまう。アシュリーが麻薬取引の罪で不起訴になったのには、マニングが証言せず罪をかぶったところがあったという。マニングはアシュリーに借りを返せと迫ったのかもしれない。ミシェルは強盗殺人があった信用金庫に5年間務めていたため、内部情報に詳しいと見られる。プライドはアシュリーから情報を得るため、グレゴリオと一芝居打つ。しつこくつきまとう捜査官プライドがアシュリーに任意同行を求めると、グレゴリオはそんな権利はないとまくし立て、プライドを追い払う。アシュリーはグレゴリオを信用するようになり、脱獄したマニングが会いに来たと明かす。マニングは協力しなければ、家族を狙うと脅したという。腹を割って話す2人に、ミシェルが姿を現し、グレゴリオが警官だと見破る。ミシェルは、マニングに脅されたアシュリーが仕方なく強盗事件に協力し、支店長を殺すつもりはなかったと打ち明ける。グレゴリオは追い込まれた立場の2人を救うためにNCISに協力するように求めるが、その時マニングが家に入ってきてアシュリーに銃を突きつけた。マニングはプライドらに盗んだ金を奪われ、追い込まれていた。新たに銀行強盗をするため、アシュリーとミシェルに手伝えと迫る。グレゴリオが異議を唱えると、ミシェルはマニングに立ち向かいアシュリーから手を引くように迫る。2人が争った際に銃が暴発してミシェルは腹を撃たれてしまう。グレゴリオはやむなくマニングに従う。NCISはマニングが次に狙う金融機関がミシェルの過去に務めていた貸付組合だと予測する。マニングはグレゴリオを連れ、貸付組合に強盗に入る。アシュリーが運転する車で立ち去ろうとしたとき、銀行員の通報でパトカーが到着した。銃撃戦のすきにマニングはアシュリーを連れて、ビルに逃げ込む。NCISも到着し、グレゴリオはマニングを追いつめる。人質にするなら私を連れて行けというグレゴリオだったが、プライドがマニングを撃つ。腹を撃たれたミシェルはセバスチャンが救急車を呼び、一命を取り留めた。脅されて罪を犯したアシュリーは、夫にどう説明すればよいのかという。グレゴリオは家族を守るためだったと言い、NCISが情状酌量を勧告すると告げる。大家から家を追い出されることになったグレゴリオは、セバスチャンと同居することにする。タイトルからして「デスパレートな海軍妻たち」ですよね。やはり軍人の妻というのは、独特の価値観や連帯感があるのかしら。一般的なワイフのイメージとは真逆のタミーが、夫の悪口や子供の話題に四苦八苦するのは、実に楽しくて、新境地ですね。セバスチャンがタミーに子供扱いされたり、逆にセバスチャンにいじられるのも良い感じでした。本当にこの2人は姉弟みたいです。過去を隠して軍人の妻となり、子供も生まれて幸せなアシュリーは、いくら脅されたとはいえ、銀行強盗をしたら失うものが大すぎる。夫が事実を知ってどういう態度を取るのかは心配ですね。一方、ミシェルは一見ママ・カーストのボスのように見えたが、親しい友人とは「姉妹関係」だと言い、本気でアシュリーを守ろうとした。支店長を撃ち殺したのはミシェルの方だったのかな。こちらも、何もお咎めなしとはいかないでしょうね、そうなると取引するしかない?。女性が貸し借りで犯罪に手を貸すというのは、ちょっと考えにくいのですけど、マニングも女性を脅して犯罪を犯すとは、情けない奴です。
February 23, 2020
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『のぞき魔』久しぶりにBONES風のグロいOPでしたね。このままBONESのキャストに当てはめてもそのままエピソードが成り立ちそう。ブタが人を食べるというのは、実際にも事件があったらしいのであまりユーモラスにしてもいけないのでしょうが。監督はヴァンス局長役のロッキー・キャロルですね。養豚場でブタに食われた遺体が見つかる。死因や身元はわからず、海兵のタトゥをしていることからNCISが捜査を始めると、「モナーク・モーテル」のルームキーが見つかった。5日前にアーロン・ショウ上級特務曹長が部屋を借りていることがわかり、部屋に入ると、泊まった形跡ははない。ギブスは天井の送風孔に何かの配線がされているのを見つける。天井裏に上がってみると、モーテルの全室に覗き見のカメラが仕込まれており、ショウの部屋のカメラと送信に使ったモデムが持ち去られていた。モーテルのオーナーは最近モーテルを購入しており、カメラについては知らなかったというが、売春の前科があった、ショウは軍歴では問題がなく、妻も夫のモーテルでの秘密については知らなかったという。解剖したジミーはショウの肺からグラスファイバーを検出し、やはりショウが屋根裏を歩き回っていたという。ショウの銀行口座に何度も入金していた人物がエリック・ライリー下院議員だとわかったため、ギブスとビショップが選挙活動中のライリーのオフィスを訪ねる。ショウがモーテルにカメラを仕掛けて撮影された人物を脅していたのかと疑うが、ライリーは一夜限りの浮気をした後、匿名の人物から脅迫されたのでショウに対応を依頼したという。実はライリーとショウは幼ななじみで、ショウが以前諜報活動をしていたことから、犯人を探してもらうとしたという。最後に会ったのは1週間前で、再選を目指す中、浮気については真摯に反省するという。ジミーは死因を頭蓋骨挫傷と特定し、脳から凶器の一部と見られる木片を取り出す。ケイシーは天井裏の低い空間で犯人が頭を梁にぶつけたと考え、血液反応を探す。DNAが一致したのは、空調設備会社を経営するダニエル・マルグルーで、マルグルーには詐欺やハッキングの前科があった。空調の工事にまぎれて、カメラを設置していたと思われる。マルグルーのオフィスに踏み込んだところ、マルグルーは多数のモニター画面の前で手首を切って死亡していた。仕掛けられたカメラはモナーク・モーテルの他にも13のモーテルで見つかった。それらには、政治家らの情事が写っているらしく、DCでは大騒ぎとなる。しかし、マルグルーはなぜ死んだのか。手首に縛り痕があることから、自殺を装った殺しと見られる。マルグルーのメールには、裏稼業の雇い主からの「辞めさせない」という脅しの内容があった。そもそもマルグルーは偵察活動をしており、その取引先がNSAのダミー会社だったことから、マクギーとビショップは責任者のパトリック・ノリアンに会う。ノリアンはマルグルーにハッキングの前科があることを知って雇ったと認め、マルグルーが諜報活動を悪用して同僚をのぞき見している証拠を掴んだため、契約を解除したという。しかし、雇い主のメールはNSAのノリアン本人から送られており、事実を追及すると、ノリアンはマルグルーを使ってセックスビデオを撮影させ、恐喝していたと自供する。ただ、ショウが殺害されたときのアリバイがあり、殺人犯は別にいると考えられる。最後にショウと連絡を取ったニール・コー特務曹長は、ショウから撮影された映像の人物を照合してほしいと内々に依頼してきたという。それはライリー議員の浮気相手で、マリンカ・バザロフというロシア人スパイだった。バザロフはインターポールで指名手配されており、空港から高飛びしようとしてるのを逮捕する。バザロフは何もしゃべろうとしないが、ケイシーが手荷物から軍事機密情報の入ったUSBを発見し、さらにそこからライリー議員の指紋を検出する。ライリー議員は浮気相手に見返りとして機密情報を渡し、ショウがその事実を暴いたために選挙の邪魔になるとして、マルグルーに罪を着せてショウを殺したと認める。凶器は選挙用のプラカードの木材かも知れない。現場に残されたタイヤ痕も議員の車のものかどうか、これから調べることになるだろう。トーレスはデート相手のエレナの息子に会うことになったが、思ったより年をとっていることに驚く。息子のリチャードは海兵隊の特殊部隊に所属しており、トーレスとエレナ、リチャードに誘われたビショップはダブルデートをすることになった。トーレスとビショップは微妙な雰囲気になる。2人はお互いが誰と付き合おうと関係ないと言いつつ、ぎこちなさを感じてそれぞれもう相手とは会わないことにする。ギブスは向かいのフィネス少年のサイエンス・デモンストレーションのために、一肌脱ぐ。生存確認というか久しぶりのダッキーは、いい具合にとぼけていてさすがに年の功ですね。最近、接近しつつあるトーレスとビショップの関係に、辞めておきなさいというのがジミーだったというのが、わかるような気がします。トニーとジヴァの関係を傍で見ていて、ギブスやダッキーとは違う、同僚としての感想という意味で興味深かったです。君たちは彼らとは違うんですよ。それが逆に作用するかどうかはわかりませんが、マクギーじゃないけれど「いい加減にしてくれ」とよくぞ言ってくれたと思います。ちなみにエレナ役の人、「ジェネラル・ホスピタル」の女優さんで、アメリカの視聴者にとっては「ああ、あの人」ということになるのでしょうね。私としては、「スタートレック・ヴォイジャー」のミラル・パリス(トムとベラナの娘)だったというのが驚き。ギブスがオールドスクールなサイエンス・デモ(火山の模型)を作っていたのが、ギブスらしいなと思いました。アメリカの親たちは何で火山の模型が好きなのかなあ、受けるから?あまり火山活動や地震などの経験がないから、サイエンスとして掘り下げようがないのかな。でも野球の指導にしろ、ギブスは父親代わりを楽しんでいるようですね。ロシア人スパイのハニートラップにかかった議員は、脅迫相手を探させてなぜショウを殺したのでしょうね。映像が取り戻して脅迫相手を黙らせるならわかるけれど。自分から極秘情報を渡しているのだから、そちらの方が問題だと思います。
February 21, 2020
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謎のスパイ組織ストーリーの後半。話がどんどん大きくなってよくわからなくなっていくような、モヤモヤ感はありますが、とりあえず落ち着きました。目の前でカシアスを失ったプライドを部下たちは励まし、アポリオンの捜査を続けると誓う。しかし、銃撃戦で死亡した男たちの身元は不明で、身柄を確保したスナイパーはCIAが拘束してしまった。これといった手がかりがない中、プライドはアメリアが腹に入れていたタトゥを調べるようにいう。ジミーは説明もなく保護された上にカシアスの死を知らされ、プライドこそ危険そのものだと言って出ていってしまう。リタとローレルを呼び寄せ、プライドのそばで保護することになったが、ローレルは祖父との思い出を話し悲しむ。プライドは迷惑をかけられた父親に対して、複雑な心境でいる。タトゥから部分的に得られた情報で、2010年のベネズエラで撮影された工作員らしい男たちの映像が判明した。そのうちの一人が「スミス」ことエイヴリー・ウォーカーで現在連邦刑務所に入っている。プライドとコーリーがウォーカーにアポリオンについて質問すると、ボスとは会ったこともなく、指示を受けて仕事をするだけだという。仕事仲間の名前を明かすよう求めると、アポリオンは工作員を知られたくないため、自ら殺し証拠隠滅を図っているという。ウォーカーから得た工作員の偽名から、2人までがすでに殺害されていることがわかった。3人めのマティアスはコロンビアから追放され、顔認証で現在テキサス州にいることがわかったので、コーリーとラ・サールが身柄確保に向かう。モルグにジミーが姿を現し、父親の遺体と面会させろと騒いでいたためプライドがとりなす。庶子のジミーには正式な親子関係を証明するものがなく、プライドは自分たちは間違いなく血を分けた兄弟だと告げる。テキサスでは現地警察とSWATがマティアスを監視しており、コーリーは逮捕状の執行を求める。その時、いきなり現地警官が銃撃を受けて激しい銃撃戦となり、相手の狙撃手を射殺したがマティアスも死亡してしまう。手がかりを全て失い途方に暮れるプライドに、コーリーは最後に一人つてがあるという。それは別居中の夫ライアン・ポーターで、NSAと繋がりがあった。現在はニューオーリンズの大学で軍事関係の教授をしており、プライドは驚きながらも、NSAの情報分析官クーパーを紹介してもらう。コーリーの家族は海外滞在時、任務関係で過激派から狙われて、コーリーが夫と娘をニューオーリンズに匿った。数週間のはずが、コーリーは1年半も彼らに会っていないという。NSAの秘密施設を訪れたプライドは、民間の諜報機関を監視しているシンクレアから、アポリオンに関する情報を受ける。アポリオンは世界中の独裁者や第3世界の政権、大企業などのためにあらゆる破壊活動を行っており、未だに正体は不明だという。持ち帰った大量の情報を分析したパットンは「イーグル」という暗号名と3日前に出されたプライド誘拐の指令を見つける。その指令は臨州の連邦刑務所から出されており、プライドはウォーカーがアポリオンの黒幕なのかと追及する。しかし、ウォーカーは否定して自分も雇い主に殺されると助けを求める。その時刑務所内で火災が起こり、囚人たちの暴動が発生した。プライドはウォーカーの保護を求めるが、騒ぎの中ウォーカーの姿は消えた。NCISはNSAの情報からウォーカーの名前が上がったことに疑問を懐き、NSA内部にアポリオンのスパイがいるのではないかと考える。すぐにクーパーと接触するが、クーパーは車の中で死亡しており手にはライアン・ポーターの番号が表示されていた。コーリーは夫の自宅に急ぎ、久しぶりに娘と顔を合わせる。ライアンはこれまでのコーリーの行動を非難するも、また親子で保護下に入ることを承諾する。プライドが再び秘密施設を訪れるとすでにもぬけの殻で、NSAは緊急措置を発動したという。ただ、シンクレアの机から写真を見つけたプライドは、厩舎へと向かう。待っていたシンクレアは落ち着いていて、素直にアメリアを渡せばカシアスを死なせることはなかったのにという。プライドの動きでシンクレアの存在が世界中に知られることになり、極秘情報を知るシンクレアは逆に狙われることになった。プライドは逮捕して正義を行うつもりだが、シンクレアは「死の天使」にも役割があり、自分が死んでも次が現れるだというという。それももっと野蛮な存在が。シンクレアは自ら飲んだ毒でプライドの目の前で死亡し、プライドはサットンの幻覚が見えないのを確かめる。カシアスの葬儀が賑々しく行われ、家族のけじめはついた。プライドは幻覚を見なくなったとロレッタに告げるが、何だかドアを閉められたような気がするという。コーリーは連邦刑務所で見つかった焼死体の中からウォーカーは見つからなかったという。プライドの目はまたサットンの姿を捉える。民間の諜報組織という、得体のしれないものがあって、しかもその黒幕がNSAの分析官として紛れ込んでいたわけですね。誰も、多分ウォーカーもシンクレアの事は知らなくて、今回暗殺のためのどさくさを利用して上手く逃げおおせてしまった。彼もまたかなりの情報をもつ工作員なので、いずれ自ら「死の天使」の椅子に座るということかな。「お前も死ぬ覚悟ができれば、私に続け」というのはニューイングランドのピューリタンが墓碑銘に書いた文章らしいですが、ロレッタは「死は旅のようなもの」と言ってみたり、何だか今シーズンは雰囲気が違います。赤いドレスのサットン、やっぱり「バトルスター・ギャラクティカ」のナンバー6を意識しているとしか思えない。ちなみに家族の身柄を確保するのに、ローレルの実の母、別れた妻ではなく、交際中の彼女(実はバクラさんの奥さん)を呼ぶというのが、やはりツッコミどころですね。アメリカ的なのかなあ。NSAの24時間稼働の秘密施設だとか、分析官だとか、これも「ホームランド」風で、プライドの敵はますますスケールアップしていく感じ。ハンナと夫の関係もそれっぽいですよね。(笑)そんなプライドとコーリーが一緒にいるだけで、ニューオーリンズは危険が一杯な街になりますね。
February 16, 2020
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『囚人と犬』何じゃこりゃ?という邦題でしたが、やっとケイシーのお当番エピが回ってきて良かったなと思いました。それにしても、犬を使うのは反則だなあ。そして結局、アビーのことを思い出させてしまうのですが。ノーフォーク海軍基地で、クチュラ兵曹長の甥トレイが殺害された。トレイは武装強盗などで刑務所に入っていたが、7年で出所したばかりだった。兵曹長はトレイのことを気にかけ、今度こそ生まれ変わってやり直せると信じていたという。被害者は腹など4箇所を刺され、死後7~10時間と判断された。傷口にプラスチックの破片が見つかり、ジミーは手製の武器が凶器だという。トレイは刑務所内で喧嘩を繰り返し、模範囚ではなかったが、犯行の証拠の手続きの不備から、25年の刑だったのが有罪判決が覆され出所したのだった。ケイシーはトレイの手に握られていた毛髪は、人間のものではなく、犬の毛だという。凶器は削った歯ブラシで、犯人は刑務所の関係者と見られる。ここ数日、羽振りの良いトレイが入り浸っていたバーで話を聞くと、ダンテ・ブラウンという犬の訓練士がトレイにつきまとっていたという証言を得た。ダンテはトレイと刑務所の同房で、トレイがダンテを手製の武器で襲ったという記録があった。報復のために殺したのではないかと疑い、NCISがダンテの自宅に向かうと、なんとケイシーが一緒にいた。ケイシーはダンテの親友で、出所したダンテが仕事の面接に行くのをサポートしていたという。まさかダンテが容疑者だったとは知らず、ケイシーはショックを受け、その上でダンテは犯人ではないと主張する。拘束されたダンテは、トレイとの喧嘩についてなかったと答える。トレイとは親しかったというわけではないが、やはり友人で、出所したと聞いたので連絡を取った。外の世界は怖いのだ。しかし自分は無実だというものの、保護観察中に元犯罪者と接触するのは規則違反で、釈放されない事に、ケイシーはダンテの過去ゆえに不当な扱いを受けてきたとかばう。元々の加重暴行事件についても、ケイシーの弟がギャングに襲われたのをダンテが助けてくれたのを警察の調書のみで裁かれてしまったのだという。刑務所の看守らによると、ダンテは躾のできていない危険な保護犬の更生プログラムの担当だったという。ダンテは刑務所で非常に良い訓練士になっており、トレイとの喧嘩については覚えていないが運動場を撮影した監視ビデオがあるというので、ギブスは提出を求める。ケイシーとビショップは、ダンテが自宅で飼っているテオという犬の毛を採取する。テオは更生プログラムを終えてダンテより先に卒業したが、友人であるケイシーが世話をしてきた。ケイシーは犬小屋の中に血の着いた歯ブラシのナイフを見つけ、こっそり持ち帰る。自分で検査した後、ケイシーはギブスを呼び、ナイフが凶器であることとダンテが握っていた犬の毛がテオのものでなかったと報告する。まずは自分で確かめたかったというケイシーは、今度こそやり直せると信じてきたダンテの殺人容疑が強まったことで、お別れを言いたいと言い、ギブスはそれを認める。ダンテは証拠の凶器が出たと言われても、自分ははめられたというばかりで、それが誰なのかもわからない。ギブスはケイシーが自白を引き出せるのではないかと見込み、2人を見守る。しかしダンテが思いつく敵対的だった人物にはアリバイがあり、なかなか進まない捜査にケイシーはマクギーらに苛立ちをぶつける。ヴァンスはケイシーを呼び、本気でダンテの無実を信じるならバックアップすると決意を促す。マクギーは刑務所から取り寄せた監視ビデオをチェックし、トレイがダンテを襲っている場面を見つけ出す。ケイシーはダンテに嘘をつかれたことに傷つき、なぜ嘘をついたのか問い詰める。本当のことを言えば犯人だと疑われるし、捜査官に銃を向けられればビビってしまう。親友だというケイシーだって今は「そちら側」だ。それでも信じて欲しいというダンテに、ケイシーは決して見捨てないと告げる。ダンテの無実を証明する事実がなかなか見つからない中、囚人たちの通話内容をチェックしていたビショップはグラントという人物の資金洗浄にトレイが関わっており、出所したトレイを口封じのために殺害する命令が出ていたという。刑務所に関係する「グラント」の中に、洗濯の請負業者ノエル・グラントという男がいて、刑務所の洗濯物の担当はトレイだったことがわかる。ケイシーは刑務所内に共犯者がいたと考え、更生プログラムの犬の毛を全て集めて調べる。その中で、看守のウォルターズが担当する犬の毛が一致したため身柄を拘束する。ウォルターズは外部からドラッグを洗濯物に隠して刑務所に持ち込み、トレイらを使って囚人らに売らせていた。長期刑のはずだったトレイが早々と出所してしまったので、焦って口封じのために殺し罪をダンテに着せた。共犯者のグラントの身柄を拘束して自供も得ていると追及されて、ウォルターズは観念する。ギブスやヴァンスが司法省にかけあったおかげで、ダンテの保釈が認められることになった。ケイシーは犬の訓練士として再スタートを切るダンテの面接に付き合い、送り出す。これまであまり出番がなかっただけに、初めてキャラクターが掘り下げられて良かったですね。弟がギャングに脅されるような環境で育ち、知識や経験を積んで今の地位を得たケイシーが、何度も失敗を重ねたダンテを支え続けるところ、また、その気持ちを理解するヴァンス局長など、ケイシーというキャラクターへの思い入れは大いに感じられました。突然のスポットライトに、何となくシリーズ終了を意識のではないかと思うほど。ギブスもケイシーに私情を入れまくりで、利害相反の立場のケイシーが証拠品を無断で持ち出すのもお咎めなし。これはちょっと驚きました。スローンがダンテを犯人だと信じているのはいつもの事で、セラピストとしての能力を疑います。まあ最近の傾向なのか、無実なのに警察のさじ加減で有罪にされてしまうとか、人種などで不当な扱いを受けている人たちを支援していこうということだったのかも。ビショップの高校時代の宿敵の話題の方が犯人探しよりも大事なのかと責めるのは、結構ショッキング。ちなみに、今週もトーレスとビショップとの関係の深まりを匂わせるていましたね。トーレスがデートする相手はきっと親戚関係では?個人的に面白かったのは、ビショップがマネー「ロンダリング」と「洗濯」を取り違えたのをギブスが指摘したところでした。確かに同じ動詞ですね。
February 14, 2020
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これまでにないような展開で目を疑いました。衝撃的なエピソードですね。願わくば、これが夢オチであることを望みます。ランニング中のプライドがマスクをした男たちに拉致され、いきなりロレッタとカシアスを含む5人の人質の命はお前次第だと、脅される。路上に解放されたプライドの目の前にサットンが現れる。プライドはイアピースの主の指示に従い、航空基地へと車を走らせる。サットンは「バグダッドの商人」の話をして、プライドに運命には逆らえないという。道中、スピード違反で警官に止められるも、イアピースの男は警官を射殺するとプライドに先を急ぐよう命令する。その頃、警官が射殺され現場にプライドのIDが落ちていたことが通報され、ローレルも父との通話中に何か事件が起こったことを支局に伝えてきた。コーリーはプライドの行き先を探るように命じる。プライドは男の指示に従って、トンプソンのオフィスに入り、CIAとの共同作戦「コパーヘッド作戦」の機密資料にアクセスする。男は資料に書かれていた場所に向かうように指示するが、そこにコーリーが現れる。何があったのかと尋ねるコーリーに、男はプライドに何も話すなと命じ、プライドは姿を消す。NCIS支局に、ロレッタが自宅から姿を消し、ケンタッキー州で監視状態にあったカシアスが消えたという報告がもたらされた。コパーヘッド作戦はトンプソンしか知らされておらず、プライドはどうやらCIAのセーフハウスに向かったようだ。プライドはセーフハウスに到着すると「アポリオンの件」だと告げる。CIAの捜査官はプライドを情報提供者に会わせることを認め、プライドはその情報提供者が自分を撃ったアメリア・パーソンズだと知り驚く。イアピースの指示はアメリアを連れ出せで、プライドは力技でセーフハウスを脱出する。アメリアを停車中のバンに乗せればミッション終了だったが、そこにコーリーたちが到着し、プライドを追いかけるCIAの捜査官たちと撃ち合いになり、プライドはアメリアを連れて現場を脱出する。コーリーはプライドの「戻れ」という指示に従い、わずかな手がかりとなる犯人グループの装着していたイアピースを手に入れると、CIAに投降する。プライドは男の要求に従いながらも、隙きを見てアメリアに何が起こっているのか尋ねる。アメリアは「アポリオン」に関して、CIAに協力することになっていたという。再び男から指示があり、4人となった人質の命が危ういという。アメリアはその中の一人が妹の夫で、容赦なく射殺されるのを見せつけられる。人質は姉の家族で、30分以内にアメリアは男の求めるものを手渡せなければならなかった。「アポリオン」は元スパイや元特殊部隊出身者などからなる、民間のスパイ組織で、アメリアは彼らのリストと作戦記録を隠し持っていたという。CIAと取引してそれを手渡すことになっていたのだが、アポリオン側はアメリアから取り戻そうとしていた。プライドはアメリアとデータを手に入れることにする。パットンはコーリーが手に入れたイアピースから、プライドに通信することができるという。通信が成功し、プライドは一部始終をNCISに伝え、カシアスの居場所など、内部情報がアポリオンに漏れているという。プライドは時間稼ぎをして、NCISの捜査の進展を待つ。アメリアは墓地の管理小屋にプライドを連れていき、肝心のファイルが壁の向こうにあるという。壁を割って中からアタッシェを取り出すと、イアピースの男は部下にファイルを取りに行かせると連絡してくる。敵の手下の前でアタッシェを開けると、いきなり爆発してアメリアとプライドは敵の手下を制圧する。プライドは銃を向けるアメリアにこれは自分への復讐なのかと問う。アメリアは本当のデータはバーコードにして自分の体にタトゥとして、彫り込んでいるという。アメリアは虫の息のBチームのリーダーを利用して、作戦終了を告げさせる。「ボス」は2人に本部に戻るように命じる。パットンの分析で、プライドへの指示は廃屋となった工場から送信されていることがわかった。コーリーは応援を要請し、セバスチャンは赤外線で突入する建物の内部を探る。カシアスはロレッタに拘束を解き、先に逃げるように促す。その後、プライドがカシアスたちが囚われている部屋に突入し、アメリアが姿を消す。敵はこれまでのプライドの行動を全て把握しており、パットンとの通話も筒抜けだった。家族を救おうとしたアメリアは逆に敵に捕らえられていた。敵の手下はプライドに「サマラの商人」の結末を告げ、求めるファイルを手渡すように迫る。その頃、NCISチームはSWATと共に現場に到着していた。カシアスはロレッタを逃がすと、息子を救いに戻る。アメリアが反撃して男ともみ合うのを、戻って来たカシアスが救う。イヤピースに指示を送る人物は扉の向こうにいるというので、プライドが飛び込むと、そこにサットンが立っていた。訳がわからないプライドに、アメリアが銃を向け、カシアスが息子の危機を身を挺して防いだ。プライドはアメリアを撃ち倒すと、倒れたカシアスに駆け寄る。虚々実々、これは現実なのか夢なのか、謎のアポリオンの男は誰だったのか。あまりに相手側に都合よく進むので、本当に現実なのかなあという気持ちです。しかも、サットンが言及した「サマラの商人」の話をなぜ、敵が知っているのか。サットンはプライドを危険から救おうとしていたのか?タイトルの「チクタク」はサットンが口にした言葉ですよね。確実に怪しいのはスティーブ・トンプソンですよね。今回、全く姿を見せずに、しかも彼だけがコパーヘッド作戦のことを知っていたという。アメリアが情報をCIAに漏らすのを阻止するためにプライドを操ったとも考えられます。カシアスは今回、ロレッタを守り息子の身代わりとなって、銃弾に倒れた。これはショックですね。ジミーが戻り家族の絆を取り戻し始めていたのに。真相は次週に明らかになるのでしょうね。それにしても、次々と死者が出て思いも寄らない展開でした。
February 8, 2020
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『催眠殺人』興味深いテーマでどう持っていくのかと思って見ていたら、サイドストーリーがあり、オチのひねりもあってなかなかおもしろかったです。これもまた、引き続き海兵の福祉に関する問題でもあったのかな。レイニー・アリモンテ伍長が目覚めると、冷蔵庫の中に血のついた銃があった。本人が通報してNCISが現場に出向くと、アリモンテは動揺しているとはいえ、精神的に不安定な様子で銃は自分のものではないという。アリモンテは不眠症などの薬をたくさん処方されており、銃の所有者ジョー・コルテスについては知らないと答える。3キロ離れたコルテスの自宅を訪れると、コルテスは胸を撃たれて死亡していた。死亡したのは深夜0時から3時ころで、その頃アリモンテは寝ていたという。実はアリモンテは先週不名誉除隊の処分を受けたばかりだった。コルテスの腹違いの妹によると、コルテスは友人は自宅で飼っているカラスだけで、出会い系のアプリに熱心だったという。肌見放さず身につけていたはずの指輪がなくなっており、アリモンテの車から指輪が発見された。凶器は冷蔵庫から見つかった銃と一致し、その銃に着いていた指紋もアリモンテと一致したため、ギブスはスローンとアリモンテを取り調べる。スローンはアリモンテの様子から、何かの精神疾患を患っているのではないかと疑う。アリモンテは不眠症に苦しみ、セラピストのパーシング医師の催眠療養を受けているという。昨夜は催眠療法で初めて一夜をぐっすり眠ることができたが、もし全ての証拠が自分が犯人だと示しているのなら、それはパーシングが殺させたのだろうと答える。スローンは催眠術に関して詳しいグレイス・コンファロン医師を呼び、催眠術のデモンストレーションを行うことにする。ビショップが催眠術を受けることにするが、なぜか見学していたトーレスの方が催眠術にかかってしまう。ギブスとマクギーはパーシングのオフィスを訪ね、事件について質問する。パーシングは催眠術で犯罪を行わせることは不可能だと聴取を突っぱねる。パーシングの過去を探ったところ、大学生のころにパーシングのルームメイトがコンビニでビールを盗み、催眠術をかけられたと警察に弁明したことがあった。それについて再度質問すると、パーシングはルームメイトの同意の上、催眠術の実験台になってもらったが、犯罪をさせたことはないという。本人がビールを欲しがっていたので、暗示にかかりやすかったというが、そういう意味ではアリモンテの意思で被害者を殺したのだろう。パーシングにコルテスの写真を見せると、パーシングは弁護士を要求して口を閉ざしてしまう。しかし、仮に催眠術で殺人をさせたとしても、それを証明する手立てがない。アリモンテの上官に除隊の理由を尋ねると、不眠症のせいで任務でミスが増え、行動面でも異常な行動が増えたという。その結果、責任者はアリモンテの職務を減らして非名誉除隊を勧告したという。スローンはアリモンテと面談し、精神科の医師の診察が必要だと話す。ケイシーは銃から検出されたアリモンテ指紋が不自然な方向に着いていることを指摘する。ジミーもまた、アリモンテが極度のピーナツアレルギーであることから、コルテスの自宅の床に落ちていた落花生の殻の上で犯行に及ぶのは無理だという。コルテスのSNSを分析すると、ガールフレンドがいて、しかも相手は既婚者らしいということがわかる。ハイホーバーディと名乗る相手は、夫に不倫がばれそうだと言い、もしそうなればコルテスは殺されるという。メッセージを送ってハイホーバーディを呼び出すと、あっさり交際を認めて、まさか夫が本気で殺すとは思わなかったという。夫は強迫観念でパーシングのセラピーを受けており、NCISは夫を逮捕する。なかなか口を割ろうとしなかったが、ギブスがコーヒーをこぼしてきっかけを作り、妻が家に落花生の殻を自宅に持ち込んでコルテス殺害の動機を持ったことを認める。アリモンテとは待合室で知り合い、置いてあったバッグから鍵を盗んでコルテス殺害の罪を着せたという。アリモンテの除隊に関して、海兵隊は普通除隊に切り替えることになり、スローンはこれできちんと治療するように勧める。ギブスは向かいに越してきたフィニアス少年と知り合い、野球の苦手なフィニアスにキャッチボールを教えることになった。きちんとした治療を受けずにセラピーに頼るというのは、本人の希望だったのかな。不眠症は症状であって、背後に精神疾患があり、金銭面か何かの理由で診察を受けることができなかったのかなと思いました。戦闘地に派遣されてPTSDに苦しむ兵士もいるでしょうが、日常生活の中で病気になって任務を遂行できない兵士に対して、公平な扱いをするべきだということですね。久しぶりのドクター・グレイスですが、結局ビショップとトーレスの関係のために出てきた?悪気はないのでしょうが、催眠状態のトーレスを弄んだようなビショップがちょっとねーという思ってしまいますが、トーレスは素直に自分の気持ちを暴露したということかな。あの手紙は今後使われそうな予感。一方、こちらも久しぶりのギブスと少年の心温まる交流は良いですね。シングルマムの親子に何かを感じて、自分からかかわるようになった。これはジヴァに去られた反動なのかも知れませんね。ギブスが本来の自分を取り戻すきっかけになると良いですが。ところで、エリー・フォーネルに関するカナダの偽造ドラッグ情報が出てきたようですが、ギブスはあえてスルーした。マクギーは捜査するべきでは?と言うが、フォーネルへの気遣いなのかギブスは全く関心を示さない。でも、ここであえて言及するということは、今シーズンにまた出てくると理解しています。
February 7, 2020
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途中まではよくある展開かなと思っていましたが、プライドとハンナのキャラクターが上手く絡んで最後まで力強く運んでくれました。実はオープニングにヒントがあった訳ですね。保険数理士のジェイコブ・ベルが車の中で絞殺死体で発見された。地元警察からの依頼を受けてNCISが捜査に当たることになり、手口などからプロの仕業ではないかという。妻のモリーは夫の仕事内容や友人関係などについて、何も知らないと答える。夫妻には2人の子供がいて、ジェイコブは月の半分は保険の仕事で全国を回っているという。しかし、会社は出張をさせていないことがわかり、妻を信じさせるためにジェイコブが入念な証拠を用意していたことなど、疑わしい事実が出てきた。パットンは空港の駐車場で車を乗り換えるジェイコブの姿を捕らえ、その車のナンバーから、ジェイコブがジェイコブ・ランドリーというIDを持っていることを突き止める。ランドリーはガルフポートで警備会社を経営しており、こちらでも家庭をもっている。妻のアマンダは結婚して25年、息子のチャーリーと暮らしていた。夫はアーカンソーに出張中だというアマンダは、夫にもう一つの家庭があったと知らされショックを見せる。ラサールとセバスチャンは、ランドリーのオフィスを調べ、隠し部屋を発見する。そこには無線機や武器などが備えられており、複数のパスポートがあった。ラサールがスイッチを入れたとたん、自爆システムがオンになって証拠品が燃えてしまう。セバスチャンは間一髪で、ノートPCを持ち出す。各捜査機関は、ジェイコブがスパイで、海軍の関係する仕事に入り込んでいたということで大騒ぎとなった。ジェイコブは少なくとも20年間潜入しており、通信記録などからロシアのスパイではないかという。プライドは双方の妻をポリグラフにかけ証言を求めるが、モリーは真実を言っているのかどうか判然としない。犯罪者のように扱われることに動揺したモリーに、プライドは協力を求める。一方、アマンダはポリグラフのテストに合格し、モリーに向かってあんたは何者だと食って掛かる。パットンは暗号化されたPCの文書を解読し、地元の人物と連絡を取り合っていたようだという。どうやらニューオーリンズで任務があるようだが、ジェイコブは危険だと報告していた。ロレッタはジェイコブの血液中からアトロピンを検出し、何かの抗毒剤として使ったのではないかという。コーリーは、アマンダの態度が一貫しないことに不信感を持つ。パットンはジェイコブのパートナーと思われる人物と誰かがチャット中なのを掴み、位置情報らしきものがあるという。それはオーデュボン公園で、チームが張り込みを始める。プライドは弟のジミーが逮捕されたと知り、警察に駆けつける。ジミーは10年前の詐欺罪で逮捕状が出ていたが、たまたま職質を受けて捕まってしまった。プライドは自分の顔で、ジミーを保釈するように動く。公園に変装して現れたアマンダに、なぜかモリーが近寄ってきた。NCISが逮捕しようとすると、2人は逃亡してチャーリーの運転する車で消えた。2つの家庭はそれぞれスパイで、家族ごと関わっていたのか。CIAによると、ジェイコブが「出張」として訪れていた都市で、CIAの重要な監視対象の人物が死亡しているという。ジェイコブは暗殺を専門にしていたのか。アトロピンはロシアが使うノビチョクという毒の抗毒薬でもあった。アマンダが取り出して誰かに渡そうとしていた本は鳥類の本で、表紙の図柄の中にコードが隠されれいた。分析すると、明日暗殺任務があるらしい。保釈されたジミーは、プライドに迷惑をかけられないといい、街を出ていくという。プライドはそれも見込み済みだが、逃げ回っても問題は解決しないと話す。チャーリーの車を監視していたところ、ショッピングモールでGPSがオンになった。チームが急行すると、そこにモリーの子供、リアとサムが現れた。「ママに呼ばれた」というので2人を保護し、中に入ると、モリーが倒れており、チャーリーが撃たれてうずくまっていた。部屋はノビチョクで汚染され、アマンダがモリーを殺しそれを止めようとしたチャーリーを撃ったという。プライドはチャーリーに協力を求める。チャーリーによると、ジェイコブとアマンダは実の両親ではなく、チャーリーは12歳でスパイの訓練を受け、ジェイコブとアマンダは彼のハンドラーだったという。専門は殺しで、チャーリーは昨日初めてジェイコブを殺したと認める。モリーは一般人でジェイコブが恋愛をして結婚したが、娘のリアはすでに暗殺者の訓練を受け始めているという。チャーリーはリアとサムが自分と同じ道に進むのを止めようとして、わざと位置情報を漏らしたのだった。モリーはジェイコブのことが知りたいとモリーに近づき、アマンダは子どもたちを呼び寄せるように言って、ノビチョクでモリーを殺した。アマンダはノビチョクで任務を遂行するため姿を消しており、NCISは各機関に捜索を求める。リアとサムはモーテルで身を隠していたが、アマンダが現れ2人を連れ去ってしまう。リアは訓練を受けていることから、任務に関わるかもしれない。パットンは監視対象者のナタリア・ベリトロフがターゲットではないかという。ナタリアはシリアの空爆でロシア側に不利な証言をすることになっており、現在ニューオーリンズにいることがわかっている。NCISはナタリアがテレビのインタビューを受けているレストランに急ぐ。姿を見せたアマンダをプライドが拘束するが、ウェイトレス姿のリアが任務を続行しようとする。プライドはこれは君の任務ではないと言ってリアを説得し、モリーが殺されたことを告げる。チャーリーはFBIに協力し、新しい身分を与えられることになるだろう。リアとサムにとっても、チャーリーは必要な存在だ。ジミーは約束通り検事局に現れ、兄と過去の罪に向き合うことになった。プライドとジミーのハーフ・ブラザーコンビは良いですね。立ち位置があまりにも違いすぎることで、ジミーは引け目を感じることもあるでしょうが、プライドに思い切り甘えてぶつかって行けば良い。ちゃっかりスーツを借りた、なんていうのも兄弟ならではですよね。とにかく、プライドの器の大きさが魅力的だし、特に今シーズンはスーツ姿が多いので人柄が変わったように見えます。潜入スパイが20年間もアメリカ市民として暮らしていた、なんて実際にあるのかなあ。いや、私達が知らないだけで、身の回りにも諜報活動があるのかもしれない。しかしそこで子供を育てながら、スパイに仕立てるというのは罪が深いよう思います。スパイでなくても、過激な思想とか小さい時から洗脳されれば、他に考えを変えることは難しいでしょう。先日ブラピの映画「マリアンヌ」を見たのですが、その流れで両親を失ったリアとサムがこれからどうやって生きていくのか、思ってしまいました。チャーリーにも本当の両親がいたはずですけど、何があったのでしょうね。
February 1, 2020
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『ホームレス軍人』退役軍人に対するテーマでしたが、「海兵ここにあり」というNCISらしい味付けだったかな。たまたま「SEAL TEAM」でも元同僚の退役軍人に関するストーリーがあって、そちらの方は厳しい辛い展開だったのを思い出しました。アーリントン国立墓地に、儀式用の馬が入り込み、その体に切断された足が着けられていたことから騒ぎとなり、NCISが出動する。マクギー、ビショップ、トーレスはヴァンスの命令で、地下の証拠保管室の整理作業をすることになった。責任者のテリーは3人に携帯は禁止だと厳しく迫る。検視官として現場に一番乗りしたジミーは、被害者は年配の男性で切断されたのは24時間以内と判断する。足が入っていたブーツにドッグタグが入っており、海兵のデイヴィ・ホルツマン三等軍曹とわかったため、NCISが正式に捜査を担当することになった。ホルツマンは1979年に名誉除隊した以降、記録はなくビショップとトーレスは退役軍人病院で情報を求めることにする。犯人は弓のこで足を切断したらしく、作業は骨の折れるものと推察できる。ケイシーは血液から、被害者が糖尿病の治療を受けていたことを掴む。退役軍人病院のベル医師は、ホルツマンがこの2週間診察を受けにきていていないという。政府の予算が足りず、押し寄せる患者に対応するため余裕がないベルは、捜査に協力的ではない。下院で退役軍人支援の予算法案が見送られているためで、引き取り手のない患者は火葬にされ、小さな骨壷が霊安室に保管されている。彼らは存在を知られることもなく、ホームレスとなった退役軍人は大量に存在するという。病院の近くにホームレスが集まる場所があり、ギブスとマクギーがホルツマンについて聞き込みを始めると、医療関係のボランティアをポッドキャストのジャーナリストが取材していた。退役軍人に対する政府の対応を非難しているという。ホルツマンの写真を見て、バーニー・ウィリアムズという若い男性が声をかけてくる。一緒に探し回るとゴミ置き場でホルツマンの遺体を発見する。ギブスは更に女性の遺体を発見し、その両手首もまた切断されていた。被害者はノーマ・ジーン二等軍曹で、1979年に除隊していた。ヴァンス局長は、SNSで退役軍人がホームレスとなり殺害されていると話題になっているのは、自分たちの恥だと気にする。検視でホルツマンの死因に関しては、糖尿病による心臓麻痺で病死だが、ノーマ・ジーンについては、後頭部に鈍器損傷があり殺人だという。殺した後手首を切断するのは何かのメッセージなのか。バーニーはギブスに自分は海兵でないと言ったが、1年前まで海兵隊の上等兵だった。スローンはバーニーが元海兵たちの話を聞いて、ノートに書き込んでいることについて尋ねる。死亡した2人は誇り高い軍人で今はホームレスとなっていたが、バーニーは彼らのような退役軍人をを支援して欲しいとスローンに訴える。墓地に現れた馬に埋め込まれたマイクロチップから、所有者は厩舎を経営するヘンリー・ホスとわかる。ホスもまた元水兵だが、昨夜馬が盗まれたという。厩舎の鍵は馬主それぞれ全員が持っている。退役軍人省に連絡を取ろうとしても、システムがダウンして電話も通じない。マクギーとトーレスが再びベル医師を訪ねると、ホームレス殺害の濡れ衣を着せられ脅迫されているという。ベル医師の父親も軍人だったが、その後の生活は異なり、待遇が違うと筋違いな非難を受けているという。引き取り手がないホームレスらのキャビネットを開けると、ドアの裏側に切断されたノーマの手首が貼り付けられていた。ベル医師に宛てたメッセージなのか。SNSでは、退役軍人の処遇について盛り上がっているという。スローンはギブスに、バーニーが怒りを抱えていると告げる。バーニーは軍人の家の出身で優秀だったが、アフガニスタンに派遣中に母親が膵臓がんになったため、帰国した。しかし母親は看病の甲斐なく死亡し、治療に全財産をつぎ込んだバーニーはすべてを失った。もちろん、バーニーが犯人ではないと信じているが、スローンはギブスにバーニーと接触して欲しいという。ギブスがテント村に向かうと、バーニーが何者かに襲われたという。NCISに話をして疑われたのが理由だというバーニーは、大切なノートを盗まれたという。保護しようとしても、特別扱いはされたくないというバーニーのために、ギブスは自ら護衛の役を買って出る。バーニーは自分が帰国した後、部隊の仲間たちが死んだことに罪悪感を感じていて、母親も失い絶望したという。死ぬことも考えたというバーニーに、ギブスは自分も同じ経験をしたと話す。下院では殺人事件の影響なのか、退役軍人支援の予算増額が可決した。もしこれが殺害事件の目的だったとすると、容疑はベル医師に向く。ベル医師には犯行時のアリバイがなかったが、容疑を否定する。ケイシーは法案通過で潤う人々もいると指摘し、退役軍人省と契約している民間企業が今後商売を拡大するだろうという。テント村に移動診療車で活動していたボランティアのカイル・フリーマンは、ホスの厩舎の馬主でもあった。ギブスはテント村の元海兵たちの協力を得て、フリーマンを逮捕する。その様子を撮影したスローンがSNSにアップすると、評判となった。フリーマンはノーマについては事故による死亡だと主張している。ヴァンスは廃棄処分するはずの使い捨て携帯をテント村で配布することを認める。彼らは退役軍人省の支援をこれで受けることができるだろう。バーニーはこれからは自ら考えを発信していきたいと、決意を語る。犯人は最初にそうかと思ってしまいました。遺体をゴミ捨て場に運んでいったとすると、目撃者がありそうなものですが。切断作業をしたのが厩舎なら捜索すればすぐに犯人がわかったかも。退役軍人省の予算が削られて、国に尽くした人々がふさわしい支援を受けていないこと、忘れ去られていること、今どき携帯がなくては支援の情報を得るにも困ることなど、事実なのだろうと思いました。でも多分現実はもっと悲惨なのでしょうね。スローンもこういう人たちの話を聞いてあげるべきでは?アーリントン墓地でインスタ映えを求める見学者は、いかにもありそうですね。今回、やけに携帯やSNSにこだわるなと思ったら、なるほどそういうことだったか。ヴァンスに嘘を報告した罰として、3人が証拠保管庫の片付けをさせられたのは、本来ならギブスが責任を取るべきですよね。今はギブス・ルールもなくなってしまって、規律がすっかり緩んでしまった感じ。せっかくテリーというキャラを出したのなら、証拠保管庫から何かエピソードが生まれると良いなと思いました。
February 1, 2020
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