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明後日から東南アジア方面に長期出張する。実を申せば、これはずっと前から分かっていたことで、2月に入って書き込みが急に少なくなったのはそれ故であった。毎日の如く閲覧に来られる読者諸氏には大変申し訳ないが、掲載を2ヶ月半ほど中断せざるを得ない。 今、我が家の庭ではジンチョウゲ、ベニバナアセビ、ユキヤナギ、ヒュウガミズキ、トサミズキ、ボケ、ツバキ(窓の月)、クリスマスローズなどが咲き始め、ハナカイドウ、シジミバナも近い内に花が開きそうである。我が家の植物の大半は3月下旬から5月に花が着く。その一番良いときに家に居られないと言うのは、1年の2/3位を損した様な気になるが、こればかりは何とも致し方ない。 ベニバナアセビ、ユキヤナギなど、何れ掲載するつもりで、ごく初期の蕾の状態から経時的に写真を撮ってあるのだが、写真が多くて残念ながらその仕上げをする時間がない。そこで、今日は調整の容易なウメの写真を出すことにした。 ウメは既に枝垂梅、青軸と2回も紹介している。我ながら「またウメか」と言う気もするが、ウメは他にも2種類植わっている。今日紹介するのは豊後(ぶんご)である。豊後の蕾.少し赤味を帯びる(2008/03/10) これも、例によって、実の成る木にしか興味を持たない兄が買って来たものである。大きな鉢に植えてあるが、兄の特技として水を殆どやらないので、辛うじて枯れないで居ると言った悲惨な状態。だから、花はごく僅かしか着いていない。豊後の花.花弁の間が透いている(2008/03/10) 豊後はウメとアンズとの雑種とされており、少し赤っぽい花が咲く。ウメはPrunus mume、アンズはPrunus armeniacaだから、豊後は種間雑種になるが、亜属は同じ(Prunophora)でチャンと結実する。チャンと結実するどころか、果実を目的に栽培されているウメの多くは豊後系なのだそうである。裏側から見た豊後の花.萼片が反り返っている(2008/03/10) 豊後の花を後ろから見ると、萼が赤い。始めは紅梅だと思っていた位、花全体は遠くから見ると赤いのだが、近くで見ると花弁はごく僅かに赤いだけ。萼が赤いから、全体として赤く見えるのだろう。写真はトーンカーブ補正で高輝度の赤を少し強めてあり、花弁の赤味が実際よりも幾分か濃くなっている。しかし、心象的にはこの程度の赤さである。 また、萼片が反り返っている。普通のウメではこんなことはない。アンズの萼はどうかと調べてみたが、やはり、反り返ったりはしない様である。豊後の特長か?豊後の枝.手入れが悪いので細い(2008/03/10) 長期の出張となると、数日間の旅行とは違って、旅行の準備以外にもしなければならないことが色々と出て来る。このWeblogに関係するものとしては、まず、ツマグロヒョウモンの幼虫。まだ鉢から逃げ出していないのが居るが、もう鉢にはスミレが殆ど残っていない。しかし、アメリカスミレサイシンが葉を伸ばし始めたので、そこへ鉢を移しておけば問題ないだろう。 少し困っているのが、以前紹介したオオミズアオ。掲載はしなかったが、その後9月の末には次々と枯葉の中に潜って繭になった。羽化するのは5月とのこと。私が居ないときに羽化してしまうと困るので、どうすれば良いか少し悩んだが、冷蔵庫の野菜室に入れておくことにした。冬に逆戻りだが、多分、大丈夫だろう。 尚、最近は品格に欠ける無用の書き込みが多いので、13日の朝からは掲示板、コメント共に書き込みを禁止とする。御用件のある方は御面倒でもメール(メッセージ送信)を利用される様、御願い申し上げる。 それでは皆様、暫しのお別れである。春近しとは雖も、3月には大雪の降ることあり。風邪なぞ召されぬ様、御自愛され度。
2008.03.11
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わが家で越冬中のツマグロヒョウモンの幼虫は、何とか越冬に成功した様である。 以前掲載した様に、越冬中のツマグロヒョウモンの幼虫は先月下旬に次々と脱皮し、その多くは終齢幼虫になった。終齢になってからはモリモリとスミレを食べ始め、脱皮直後は体長2.5cm弱だったのが、忽ちの内に4cmに達してしまった。終齢になって大きくなった以外に、幼虫の行動にも少し変化が認められた。 4齢以下の時は朝晩等の寒いときにはツボスミレの根元に敷いてある枯葉の裏に入っていたが、終齢になってからは枯葉の表側、スミレの葉柄や茎、或いは、隣のユキヤナギの枝等に留まって夜を越している。春が近づいて暖かくなったからではなく、かなり寒い霜がシッカリ降りている朝でも表に居る。一方、まだ4齢以下の幼虫は相変わらず葉裏で夜を過ごしている。ツマグロヒョウモンの幼虫.終齢に達し体長4cm(2008/03/05) また、ツボスミレが残り少なくなったことも関係あると思うが、ヒョウモンの幼虫独特の放浪癖が酷くなって、終齢に達した5頭は何れも植木鉢から逃げ出し、4頭は何処かへ行ってしまった。余りに急に居なくなったので、始めは鳥にでも食べられたのかと心配したが、どうやら違うらしい。その内、地面を歩いている1頭を見付けて元に戻した。しかし、これも2日程したらまた居なくなってしまった。なお、4齢以下の幼虫は、まだツボスミレの鉢に残って居る。 その後で、新たに脱皮して終齢に達した1頭が今日脱走した。 しかしこれは、まだベランダの上をウロウロしている内に見付けたので直ちに収容した。ツボスミレが残り少なくなっていたので、1週間ほど前に、庭の彼方此方にあるツボスミレやコスミレを一つの鉢に集めておいた。この鉢に脱走した幼虫を移してやったら、直ちに葉を食べ始めた。普通は、移した直後は警戒して暫くはジッとしているものである。かなり腹が空いていたらしい。新しいスミレの鉢に移されたツマグロヒョウモンの終齢幼虫(2008/03/08) 実は、幼虫が終齢に達して食べる量が格段に増えたのと、日中の気温が上がって摂食時間が長くなったのの双方で、植木鉢のツボスミレが急激に無くなり始めており、困っていたのである。園芸店からビオラを買って来たが、これには農薬がかかっている筈であり、1ヶ月以上経ってからでないと幼虫の餌には出来ない。こちらが新しく植えた鉢を、何方かがかなり以前に植えてもう農薬が脱けてしまった鉢と交換して貰う手があるが、人が花を愛でるために植えたものを「毛虫に食べさせるから交換してくれ」と言うのはかなり気が引ける。一層のこと、近くの駐車場に置いてある所有者の分からないビオラの鉢と交換してしまおうかとも思ったが、やはり泥棒の真似をする訳には行かない。 そんな訳でかなり弱って居たのだが、今日クリスマスローズの植換えをしていたら、アメリカスミレサイシンの新芽が急激に伸び始めているのを発見した。良く探してみると、他のスミレ類もかなり新葉を伸ばしている。これならば、脱走した幼虫も何とか餌にありつけそうである。ツマグロヒョウモンの幼虫の顔.少し俯いているので顔がよく見えない(2008/03/08) ・・・と言うことは、もう春であり、越冬は無事終了した、と言えるのではないだろうか? これから雪が降ることもあるだろう、気温の低い日もあるだろう、しかし、今までもっと厳しい寒さを凌いできたのだから、別段心配は要るまい。餌があればもう大丈夫。 今まで多少疑問であった、東京でのツマグロヒョウモンは越冬は、これで可能であることが明らかとなった。但し、餌となるスミレが必要であろう。自然状態ではスミレは探し難いかも知れないが、人が住んでいれば餌になるビオラやパンジーが幾らでもある。 この実験、途中で幼虫が凍え死んでしまったら読者が悲しむだろうと多少不安が有ったのだが、無事終了してホッとしている。目出度し、メデタシ!!
2008.03.08
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我が家にやって来る鳥の常連と言えば、メジロ、ヒヨドリ、スズメ、シジュウカラの4種だけである。昔はキジバト、オナガ、ムクドリ等も沢山来て、我が家で巣を作ったものだが、随分寂しくなったものである。代わりに最近は、ハシブトガラスが屡々やって来て蹲踞(つくばい)で水浴びをする。小さな蹲踞に大きなカラスが入ると、丁度お相撲が家庭の風呂に入った様なもので、1/3位の水が溢れて無くなってしまう。 今の小さい庭では鳥どもが巣を作ることもない。だから、普段は鳥に関して面白いことはまるで無いのだが、先日、メジロの奇妙な行動を見た。 庭を歩いているとき、丁度、ミカンの刺してあるイボタの木にメジロが2羽留まっていた。何時ものことなので、別に気にもしていなかったのだが、突然、バサッという物の落ちる音がした。その辺りには、何も落ちる様な物は無い。不審に思って振り返ると、メジロが2羽取っ組み合い?をしていた。偶々、望遠付きのカメラを手にしていたので、直ちに撮ったのが下の写真。日陰のかなり暗い場所なので、写真の出来が良くないが、何卒御勘弁願いたい。地面に落ちたメジロのつがい.絡み合っている(2008/02/28) 写真を撮ったときには、もう2羽とも大人しくなっていた。やや遠いので少しずつ近づいて行くと、メジロは慌てて木の上に飛び上がった。しかし、また直ぐ、2羽が絡み合って下に落ちた。落ちてバタ付くメジロのつがい(2008/02/28) かなりバタバタやっている。しかし、暫くしたら、やはり2羽とも動かなくなった(下の写真)。少し経つと大人しくなる(2008/02/28) 始めは交尾だと思ったのだが、良く見てみると、どちらかと言えば互いに腹合わせになっている。こんな交尾の仕方があるのだろうか? 調べてみると、メジロの交尾は木の上で普通の鳥と同じ様に行われているらしい。そうだとすると、これは交尾の前駆的な行動なのかも知れない。 その後、庭に来るメジロのつがいが1組減った。何となく、この「絡み合い」と関係ありそうな気がする。
2008.03.06
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今日は曇りで何となく肌寒いが、ここ数日、日中はコート無しでもいられる程暖かくなって来た。愈々春が近づいた、と言う感がある。 「春の訪れ」と言うと、真っ先にふきのとうとか福寿草などが頭に浮かんでくる。試しにGoogle検索で「"春の訪れ" ("福寿草" | "ふくじゅそう")」を検索すると約8万5千件、「"春の訪れ" ("ふきのとう" | "蕗のとう" | "蕗の薹")」では約6万8千件がヒットする。 一方、やはり春の象徴と言えるウメの花はどうかと言うと、「"春の訪れ" ("梅の花" | "ウメの花" | "うめの花")」では4万8千件弱で福寿草やふきのとうよりかなり少ない。 福寿草は兎も角、余り綺麗でもなく、大して目立ちもしないないふきのとうが、何故梅よりも「春の訪れ」の象徴として人口に膾炙するのであろうか。ふきのとう(その1)(2008/02/27) 尤も、ふきのとうが目立つ場合も無くはない。東京の様な比較的暖かい土地では、ふきのとうは枯れた草などに隠れて特に目立たないが、雪の多い北国では、根雪が溶けた直後の濡れた黒い地面から現れる黄緑色のふきのとうは、かなり印象的な存在である。但し、これは必ずしも早春とは限らず、山地の吹溜まりなどの場合には春遅くなることもある。 考えてみるに、福寿草もふきのとうも、前年から木の枝に着いている蕾が膨らむのではなく、それまで殆ど何も認められなかった地面からモッコリ姿を現すところが、何とも言えず良いのであろう。ふきのとう(その2)(2008/02/27) 福寿草はキンポウゲ科で全草有毒だが、ふきのとうは食べられる。「美味しい」と書かなかったのは、時として、苦味が強すぎて美味しいとは言い難い場合があるからである。 かつて北海道に居た頃、父がふきのとうの佃煮を好んだので、残雪の下から現れたふきのとうで佃煮を作ってみたことがある。普通に湯がいた程度では酷く苦い。そこで水に晒してみたが、数時間晒した位ではどうにもならず、2日晒したら香りはすっかり脱けてしまったにも拘わらず苦味はシッカリ残っていた。美味しくないどころか、殆ど食べられない代物であった。なお、我が父は、ふきのとうの佃煮が好きだからと言って、吉田健一氏の嫌悪する「胃弱の通人」とはまるで異なる種類の人物であった。ふきのとう(その3)(2008/02/27) 今は庭が小さいので佃煮にする程ふきのとうは採れない。此処に掲載した写真も、直前に兄が大半(と言っても数個)を収穫してしまったので、残った小数を被写体にして辛うじて撮ったものである。だから、余りリッパなのがない。ふきのとうの中にある蕾(2008/02/27) 現在の我が家では、ふきのとうの食べ方は決まっている。絹豆腐の賽目切を実にした味噌汁を作り、椀に盛った後で、細かく刻んだふきのとうを薬味として振り掛けるのである。汁を一口啜ると、瞬時にして春の香が口中に拡がる。少ない量でふきのとうを満喫するには良い方法だと思っている。
2008.03.05
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今、ウメの青軸の花が見頃である。青軸と言う名前は、当年枝が次の年の春まで緑色をしているから付けられたのだそうで、細かい品種名ではなく、品種群の名前らしい。先日紹介した枝垂梅も、次の年まで枝が青いから青軸の1種らしい。青軸性枝垂梅と言うのだろうか。 以下は、1月12日に掲載した「ウメの蕾」の4枚目に示した蕾の生長過程である。1月12日の12日後(2008/01/24)更に6日(2008/01/30)更に7日(2008/02/06)更に11日(2008/02/17) 1月の上旬ではつぼみの膨らむ速度が遅いが、2月に入るとかなり急に膨らんで来るのが分かる。その1週間後には開き始めた(下の写真)。 1月12日のまだ少し硬い蕾から開花するまでの間に、芽鱗や萼の色に変化はない。右の蕾は、膨らむにつれて、上を向いていたのが次第に側の方へ変化しているが、左の蕾には角度の変化は見られない。上の写真に示した蕾より、その上にあるのが先に咲いてしまった(2008/02/23)この梅は、庭の整備をしたとき、花が綺麗だと言うので買ったものである。確かに普通の梅よりも少し華やかである。良く見てみると、一重ではなく二重であった。茶花には使えない。茶人であった祖母が生きていたら、「無用の物を買った」と怒られたに違いない。正面から見た青軸の花(2008/02/23) 実は殆ど着かない。予め、売り手のオジサンから聞いていたので、実が着かないのを承知の上で植えたのである。花を良く見てみると、雌蕊の発達が悪い様にも見える。しかし、白加賀の花と比較してみたら大差はなかった。調べてみると、ウメには雄性不稔が多いらしい。 昔の広かった庭には、梅の木が5本もあって、その内の2本には沢山の実が成った。梅干しから梅酒まで、みなその庭の梅から作ったものである。最近は梅干しの消費量も少ないので、3年に1度くらい作るだけである。梅酒も最近は余り飲まず、10年以上前に作ったのがまだ沢山残っている。梅の実が成っても、処理に困るのである。咲き始めた青軸の花(2008/02/23) 3月に入り、色々な草木の芽が急速に膨らみ始めた。後2~3週間もすれば、次々と春の花が咲き始めるであろう。
2008.03.03
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