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2週間程前の事である。庭に自生しているミツバに1cm位の黒っぽい芋虫が1頭付いて居るのに気が付いた。紛う事なきキアゲハ(Papilio machaon)の幼虫、恐らく2齢であろう。 2~3年前、やはりミツバに数頭のキアゲハの幼虫が付いた。しかし、終齢になった途端、1~2日で全てが姿を消してしまった。アシナガバチに肉団子にされてしまったらしい。ミツバに付いたキアゲハの4齢幼虫終齢の様な輪模様ではなく格子模様(写真クリックで拡大表示)(2010/06/06) だから、本来ならば飼育して、2齢から成虫になる迄を追うのだが、今回は一寸理由があり、飼育もしなかったし、若齢幼虫の写真も撮らなかった。 何となれば、明日、また南方に出撃しなければならないからである。やはりアゲハの幼虫は終齢(通常5齢)が見事であり、若齢幼虫の写真だけでは、どうにも物足りない。それで、出発の直前まで写真を撮らなかったのである。終齢とは異なり黄色ではなく白い部分がある(写真クリックで拡大表示)(2010/06/06) キアゲハの成虫は、近縁のナミアゲハとよく似ている。しかし、4齢や終齢幼虫は、ナミアゲハとは随分違っている(ナミアゲハの終齢幼虫は此方)し、他のアゲハチョウ属(Papilio)とも異なっている(例えば、クロアゲハの4齢と終齢)。 また、他のアゲハチョウ属の幼虫はミカン科植物を餌とするが、キアゲハの幼虫だけは、ニンジン、パセリ、ミツバ等のセリ科植物を食草とする。この点でも、一寸異色である。寝ているキアゲハの4齢幼虫.終齢に見られる副前頭がない左の頭頂にゴミが付いている(写真クリックで拡大表示)(2010/06/06) キアゲハの終齢幼虫は、もう一つのWeblogで掲載したことがある。これは黄色と黒の輪模様をしている。しかし、4齢幼虫は、御覧の通り、格子模様に近く、また白い部分が相当ある。尤も、4齢幼虫の色合いにはかなりの変異があり、もっと黒い部分の多い個体も見られる。 しかし、3齢以下の若齢幼虫は、他のアゲハチョウ属と同じく、鳥の糞状である。 また、4、5齢幼虫は他のアゲハチョウ属の幼虫とはかなり違っては居るが、この4齢幼虫を拡大してみると、クロアゲハの若齢幼虫に見られたのと同じ様な剛毛の生えた突起があり、その分布パターンも同じである。やはり、血は争えない、と云うことであろう。クロアゲハの幼虫同様、剛毛の生えた突起が目立つ(写真クリックで拡大表示)(2010/06/06) この幼虫君、始め見つけた時はアシナガバチなどが屡々遊弋している場所にいたので、ハチの入って来ない内庭に生えているミツバに移した。・・・すると、最初の場所では葉を食べていたのに、此方ではあまり葉を食べないで、花と花穂ばかり食べている。ナミアゲハやクロアゲハも、サンショの花や柑橘類の花を食べることがあるのだろうか?第1胸節(頭の直ぐ後)にある丸い穴は気門(写真クリックで拡大表示)(2010/06/06) それでは、明日(平成22年6月8日)、例年の如く南方へ出撃する。飯田洋二郎中将麾下の第15軍が展開した領域である。拙Weblogの更新を楽しみにされている読者諸氏には大変申訳無いが、2~3ヶ月の休みとなる。こればかりは何とも致し方ない。 尚、留守中に余計な書き込みを沢山されると後が厄介なので、明日早朝よりコメント欄とBBS(掲示板)の書き込みを禁止とする。御用のある諸氏は、御面倒でも「Home」の左下にある「メッセージを送る」から書き込みをされる様御願い申し上げる。
2010.06.07
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