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穏やかな日和である。明日から12月だなんて信じられないくらい暖かい。ああ私も子どもたちと一緒にバスケットをしたいなあ。4時間目の体育の時間ふとそんなことを思った。しかし本日は体育試験。子どもたちの動きをじっくり観察していた。6時間目はクラブ活動。私は陸上クラブ担当だ。今日の種目はリレー。4つのチームが1回目のリレーを行った。もうそれを見ていると断然走りたくなった。よし次の試合は走ろう。4位のチームには若手のJ先生。3位のチームに私が入ることにした。久しぶりに走る。だから入念に準備体操をした。ストレッチもしっかりやった。2年前おなじ陸上クラブで50m走をしたとき軽い肉離れになった。再びそんなことになるのはいやだからよ~く脚の筋肉を伸ばした。そして最後に腿上げ(ももあげ)をやった。これがいけなかった。右・左・右・左・右、と腿を上げる。おや、こんなに遅いのか。現役時代ラグビーの試合前によくこの腿上げをしていた。それに比べると断然遅いのだ。こんなはずではない。そう思いさらに早く腿上げを試みる。右・左・右・左。すると左ふくらはぎの真ん中あたりにビー玉大の筋肉の固まりができた。それが硬度を増したと思った瞬間、はじけた。ピキッという音がふくらはぎの中心部でした感じだ。アイタタ…。もう走ることはおろか歩くことさえままならない。左脚を伸ばすと激痛が走る。4日前、体力の衰えを感じてしまったばかり。ああ無情。こんなことでどうする。そう思い半歩ずつゆっくりゆっくり歩いて帰る。帰宅時間はいつもの倍になってしまった。
2007.11.30
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夜、楽市に寄る。秋鹿がもう2本しかなかった。2週間前にはズラリと10本以上はあったように思う。ひょっとしてこのときのこの電脳記事を読まれた方が買っていったのかも知れない。そんなことを思いつつ1本購入。もう残り後1本だ。
2007.11.29
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家に帰るとできたてのチーズケーキが待っていた。つれあいの手作りである。ほくほくと見るからにうまそうだ。「ごはんの後、みんなで食べましょう。 誰かコーヒー作ってくれる」「ハーイ」連れ合いの呼びかけに長女がそう応えた。夕食後このチーズケーキと長女の焙りたてコーヒーを飲む。ごはん大盛り3杯後だが別腹でいただけるのだ。いやあどちらも実にうまいのなんの。大盛り3杯いきたいくらいだ。確か長女が初めて焙りたてコーヒーを作ってくれたのは去年の今頃だろう。そう思い去年の電脳記事の日記を見てみると、なんと今日と同じ11月28日。昨日もこんなことがあったばかりで少々驚いている。ということは去年の11月29日の日記を見れば、明日のことが分かるのかも知れない。そんなことを思いつつ長女の淹れたコーヒーを味わった。
2007.11.28
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箕面温泉の帰り道、赤いもみじを見る。いつも通っている道なのに、今日まであまり気にしていなかった。おお、いい色になっているなあ。そう思い1枚撮る。近づいてよく見ると黄色いもみじも多かった。もみじは「紅葉」と書く。こんなに黄色いもみじが多いと一体どうなるのだろう。まあ「紅葉」も「黄葉」も音読みすれば「コウヨウ」とは読めるのだが…。温暖化の影響で今年のもみじの色づきがずれているという。箕面ではこの週末がおそらく見ごろだろう。11月下旬というのに暖かい日が続く。夜はもちろん朝起きても寒くはない。室温が16℃もある。外に出てもブッルッとこない。去年はどうだったのか。そう思い去年の記事を見る。なんと去年も同じようなことを書いていた。それも同じ11月27日の記事だ。しかし今年はこの暖かさが去年以上に続いているような気がしてならない。まあ薪の節約にはなるのだが…。
2007.11.27
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教室の入口付近の天井に映写幕がある。普段は巻きとられた状態だ。今日は久しぶりにOHPを使う。そこで天井に設置されてあるこの映写幕を下げようとした。ところが何回やっても手が届かない。この映写幕の下に立ちエイヤっと跳び上がる。そうすれば取っ手に手が届き苦もなく映写幕を下げることができた。今までは…。それが今回は手が届かない。あれれ。何回跳躍しても届かない。助走をつけてもダメだった。子どもたちは笑っていたが私は真剣であった。こんなはずではない、と。仕方なく椅子を使い映写幕を下げた。ああ我が跳躍力はおとろえてしまったのか。無念である。脚の筋力を向上させねばならない。椅子から降りたときそう固く心に誓った。
2007.11.26
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薪にする木がたくさん手に入った。しかも薪としては上質の桜の木だ。しかもうちのすぐそば、向かいの雑木林だから運ぶのが楽である。これは小学3年生の次女のお手柄なのだ。2週間ほど前から向かいの雑木林では枝打ち作業などが始まった。ああ、あの枝、槇にちょうどいいなあ。そう思いつつもなかなかその持ち主に会うことがなかった。切られた枝はその日のうちにトラックで運び出されていたようだった。ああ、枝がなくなったなあ、残念。あの枝、槇にちょうどいいのになあ。そんな私の声を次女はちゃんと聴いていてくれたのだ。それから数日後。「お父さん、あの木、持って行っていいよ」「ええ?」「木を切っているおじさんに、言ったの」その日次女は下校後、枝打ち作業をしているおじさんと交渉したらしい。木が欲しいからその木を置いておいてくださいと。でかしたぞ。ありがとう。次女の言ったとおり切られた枝はそのまま置いてあった。昨日、東京から帰ってきたがこの2日間の休みの間もそのままであった。しかも持ち運びやすいよう一カ所にかためて置いてくれてある。そこで今朝、愛犬ゴロウの散歩の後、娘たちと3人でこの桜の木の枝を運んだ。枝といっても結構太く長い枝ばかり。中には幹を切ったものもあり、オオ~と歓声をあげたほどだ。運搬作業は10分ほどで終了。近いからありがたい。早速チェーンソーで40cmほどに切り分ける。半分ほど切り分けたところで一旦切り分け作業を終了。残りは来週まわしにして次の薪割り作業に移る。斧でエイヤエイヤと割っていった。枝打ちされまだ数日だからスパスパ割れる。ホント気持ちいいくらい真っ二つに割れるのだ。割った薪を乾燥させるべく庭にずらりと並べた。ちょうど太陽も出ていて布団干しや薪干しにはもってこいの日和。その後、歩行読書で図書館に向かった。上着なし手袋なしでも大丈夫な陽気である。11月の末というのに…。これも温暖化の影響なのだろうか。薪の節約にはありがたいのだが、やはり気になる。うれしいのやら悲しいのやら少々複雑な気分である。
2007.11.25
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渋谷の宿舎に泊まった。出かける前にお茶を飲もうとお湯を沸かす。そばにある簡易茶袋(ティーパック)の袋を破ろうとしたとき、同じくすぐそばにある小さな料金表が目に入った。まさかお茶ぐらいでお金は取らないだろう。そう思いつつもやはり手にとってその小さな字を上から順番に見ていったのだ。ウイスキー 1470円ビール 577円ミネラルうォーター 315円スポーツドリンク 315円とつづき、日本茶 315円とある。おいおいうそだろう。こんな簡易茶袋のお茶なんて普通は無料でしょ。今までいろんな旅館・ホテルに滞在したがこんなのは初めてだ。居酒屋で飲んでいても最後にいただく熱いお茶は無料である。きのう立ち寄った立ち食い寿司でも当然のごとくお茶は無料。抹茶のごとき粉茶に湯を注いで飲んだあのお茶が恋しくなる。シーナ流に書くとバカやロー的気分だ。Wヤング的に言うと、「あほかいな」湯沸かしの電源を切りお茶を飲むのを断念した。身支度を整え早々にこの宿舎を出て地下鉄で永田町に向かったのである。おかげで余裕の到着となり少し感謝する。9:30から3:30までみっちり研修をうけこれまた早々に永田町を去る。途中お土産に何か買おうとした。しかし東京名物ってなんなんだ。昨日の立ち食い寿司は美味かったけどやはり食は大阪である。食い倒れの町・大阪だ。行列のある「東京バ○ナ」を見たが、添加物だらけの感がある。まあこういった土産物はすべからくそうなのだが、今朝のお茶の一件で少々否定的な物の見方が大勢を占めるようになってきた。いかんいかんと思いつつ結局何も買わずに東京を発った。
2007.11.24
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朝、東京は渋谷にいた。昼からは永田町でエネルギー教育の会合がある。夜は渋谷の宿舎だから、それまで初めての渋谷をとにかく歩いてみることにした。駅前の忠犬ハチ公を見た。ああこれがそうなんだと思った。渋谷はとにかく坂が多い。上ったり下がったり、上ったり下がったり…。結構いい運動になった。どうぜだから永田町まで歩いてみよう。地下鉄なら4駅で10分ほど。1時間もあれば永田町につくはずだ。道を確かめるため交番のお巡りさんに地図を示しながら尋ねる。「すみません。 永田町に歩いていきたいのですが、この道を進めばいいのですね」「うん? 永田町? それなら六本木のこの道だ。 駅の向こうに出て、高速沿いのこの道を行けばいいよ」色白で眼鏡をかけた小柄でぽっちゃりの若いおまわりさん。年のころは20代。私より明らかに年下のお巡りさんである。そのお巡りさんに何だかなめられたような早口口調でそうかえされた。まあこれが東京弁なのかも知れないがもう少し丁寧に話していただきたい。しかし地図を見るとどうもちがう。私が指し示した道の方が合っているような気がしてならない。もう一度聞き返すのもいやになっていたから、「ありがとうございました」と丁重に感謝の言葉を述べそのお巡りさんのいう道にはしたがわず我が道を突き進んだ。結局それで正解であった。永田町での研修会を終え再び渋谷にもどる。今度は地下鉄である。160円でやはり10分弱であった。夜、噂を聞き見つけた立ち食い寿司店に寄った。回転寿司とは雰囲気が違う。文字通り江戸前寿司という感じの店である。店は清潔で雰囲気が何ともいい。店の方は実に愛想のいい江戸っ子てな感じだ。昼間のお巡りさんとは大違いである。気分がいいから思わずまず生ビールを注文した。なんだかシーナ兄貴(椎名誠)になった気分である。ビールで喉を潤し鮪(まぐろ)と鱸(すずき)を頼んだ。どちらも2ケで100円(安い)。「あいよぉ~」素早くその場で握ってくれて、「はい、おまち」と出してくれる。いいね、いいね、江戸っ子だね~。うれしくなってデジカメでカシャ。もちろん店の人に断ってからのこと。 「すみません。写真、録ってもらえますか。 大阪から来たのです」「いいですよ。いいですよ」そうして録ってもらったのが冒頭の写真だ。1ケ75円のげその焙り焼きマヨネーズ味というのも食べてみた。これまたうまいのなんのなんのである。1人で30分ほど江戸前寿司を堪能し2400円払って出た。これは「電脳通信」で紹介せねばと店前の風景もデジカメでカシャ。渋谷に行くことがあればぜひまた訪れたい店である。 【写真】魚がし日本一 渋谷道玄坂店
2007.11.23
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「先生はボーリングをしたことがありますか」「はい」「え~、意外」「先生はカラオケに行ったことがありますか」「はい」「どんな歌を歌うんですか」「ガッチャマンやバビル2世です」「先生は(居酒屋などに)飲みに行ったりするんですか」「はい」「まず何を飲むのですか」「ビールか日本酒です」放課後こんな会話を子どもたちとした。そう言えば、最近、飲みに行く機会が激減した。月に1回の教育サークルはやしの例会で定期的に飲むくらいである。ところが今日は久しぶりに大阪ケナフの会の首脳会議を行うことになった。我が人生の師たちとも久しぶりに会いビールと日本酒を飲んだのである。ビール1本と日本酒2合でかなり酔いが回った。師たちの目がそれぞれ4つに見えだしてきたのだ。う~ん、これくらいの酒量で酔うなんて今までになかったぞ。アルコールを分解する酵素が我が体内において激減しているのかも知れない。帰りはうかつにも居眠りをしてしまう始末であった。12月9日は大阪ケナフの会主催「大吟醸の会」がある。こんなことでどうする、がんばらねば…。
2007.11.22
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独立行政法人NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)。ここが主催する「第10回新・省エネシンポジウムinかんさい2007」で講演をした。場所は梅田にあるホテルモントレ大阪。豪華で落ち着いた感じのホテルである。平日の午後というのに200人以上もの参加者である。企業や自治体・研究機関の方が多いらしい。少々場ちがいなところに来たかもしれない。そう思いつつ環境に関する模擬授業的講演を行った。時間は45分。授業時間1時間分だ。内容は次の3つ。・地球温暖化でどんなことが起きるのか・地球温暖化を防ぐには何をすればいいのか・楽しいエコロハス「省エネ自然派家屋」通常の授業の3時間分である。これを1時間分つまり45分で話す3倍速の講演だ。参加されている方々の意識が高くとてもいい雰囲気の講演となった。・質問しても手をあげてくれる。・笑ってほしいところで笑ってくれる。・分かって欲しいところは頷いて話を聴いてくれる。もう本当にありがとうございますの参加者のみなさんであった。「みなさん、目がいきいきされていましたよ」講演の後、主催者の方にそう言われた。実は講演前かなり緊張していたのだ。参加者の多くはその道の専門家の方々である。私の拙い話に果たして耳を傾けてくれるのだろうかと。しかし案ずるがより生むが安し。実に気持ちよく講演できました。参加者のみなさん、NEDOのみなさん、どうもありがとうございました。
2007.11.21
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「愛に生きる人 マザー=テレサ」。国語の教科書にあるこの文章をほぼ毎日全員で音読している。今日でも8回目。全文を音読するのに約13分かかる。同じ文章をなぜくりかえし音読するのか。そんな疑問をもつ子もいるだろう。理由は3つ。・音読後の授業をうけやすくするため・表現の仕方を身につけるため・内容をより深く理解するため今日は3つめことに関して少し話した。同じ文章でも毎回何か発見があるということである。そこで私の今日の発見を話した。マザー=テレサと私には共通するところがあるというところだ。テレサは幼いときにある本を読みその後の人生を決めた。私もある本を読みその後の人生を決めた。人には自分の人生を決めうる本があるということである。そんな話をするとMさんが手をあげて質問をした。「先生、それは何という本ですか」「灰谷健次郎さんの本です」そういとYさんが、「わあ~知ってる」と感動的な声をもらした。全員で音読をした後にそんな話を少ししてから読解の授業。とっても集中して取り組めた次第。
2007.11.20
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今日は土曜日にあった学芸会の代休。ほぼ1日中家にいた。朝6時半に長女と2人で愛犬ゴロウの散歩に出かける。箕面から見る大阪は土日のそれとは違っていた。朝なのに工場の煙突から煙が結構もくもく上がっていた。家族がいる朝のうちは薪ストーブを焚いた。しかし8時を過ぎるころにはもう薪の追加はしなかった。穏やかな気候でのんびり過ごせたのである。あさって水曜日には模擬授業的講演をする。定員400名ほどのシンポジウムである。その資料作りもしなければ…。NHKのKさんから電子便が届く。先日撮影した新番組の告知が今日から随時放送されるそうだ。しばらくはここのホームページでも見ることができる。(「番組スポットムービー公開中」をクリックする)本日はお日柄もよく実にいい休日であった。
2007.11.19
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昨日キムチ鍋をした。今日はこれにグレを入れて食べよう。グレとはメジナのことであり黒目鯛ともいう。その名の通り体ばかりか目も黒い(白目がない)。けれども黒鯛(別名チヌ)ではない。まあどちらも同じスズキ目ではあるが、グレはイスズミ科メジナ亜科、黒鯛はタイ科に分類されている。(ウキペディア フリー百科事典より)一昨日オルターのとれとれパックで届いたグレを冷蔵庫から出す。体長30cm大のなかなかなもの。左手にグレ、右手に包丁を持ち庭に出る。包丁の背でバリバリとウロコをはがしていると…。、ピーン、ポーン。「Tです」ご近所のTさんが自家製薫製料理を持ってきてくれた。Tさんとは先日の秋祭りのさい、「こんど箕面エコロハスで薫製大会をしましょう」と話していたのであった。その後Tさんは薫製料理の本を購入しまずはご自身で作ってみたそうだ。思いのほか簡単にできるとの手応えのもと本日2度目の薫製料理に挑まれたようだ。さすが研究職のTさんである。私はまたまた尊敬してしまった。秋鹿を燗にしてTさんの薫製料理をいただく。塩鮭とサラミ。もうたまりません状態の幸福感が喉の奥から湧き出てくる。さて、夕食。次女に丼いっぱいにあつあつの天こ盛りごはんをよそってもらう。その上に一昨日作っておいた塩辛をのせる。これまた最高のうまいのなんの。脂ののった、キムチ後グレ鍋は濃厚な味わいで体の芯から温まる。・Tさんの薫製料理→秋鹿。・塩辛→ごはん。・キムチ後グレ鍋→ごはん。薪ストーブの揺らめく炎を見つつの三角食で今宵も満足満腹だ。
2007.11.18
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土曜日だが今日は学芸会。 いつもどおり早朝出勤。 国語・算数・社会の授業を終え4時間目は6年生の出番。 日ごろ小さな声の子も大きな声で台詞が言えた。 よかった。 昼からは学力研の「先生のための学校」に行く。 3回目の今日は久保先生の国語と大達先生の算数。 今日の学びを3つに絞る。 ・教師は子どもの発言をなぞらない。 ・文学作品には討論させる力がある。 ・文章題は3つの型のみ、面積図でスッキリできる。 その後、近ツーとヨドバシそして箕面温泉へ。 帰宅したのが夜8時。 家族みんなが夕食を待っていてくれた。 うれしい。 今日はキムチ鍋だ。 8時過ぎにMさん到着。 12月8日(土)松本英揮さんの講演会に向けてキムチ鍋をつつきつつ話し合う。 燗ざましの秋鹿がうまい。
2007.11.17
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昼あたりから急に冷え込んできた。今夜は薪ストーブに火を入れなければ…。日曜日に火入れ式をしたが、それ以降は薪ストーブを使うのを控えていた。薪節約のためである。家路を急ぎ帰宅する。幸い家族は外出中。よし、この間に部屋を暖かくしておこう。そう思ったが玄関にある白い箱が目についた。鮮魚のとれとれパックだ。おお今日はオルターの宅配日であったかあ。中を開けると黒いグレ1匹と白いスルメイカ2杯。これで1050円なのだからありがたい。早速スルメイカをさばく。ワタを取り出し下足部分と塩をからませ塩からを作る。目玉を含む顔か頭部分は今夜の酒のあてにする。開いた三角型の身を洗濯ばさみで外に干しするめにする。明日は客人がくる。この一夜干しを魚に昨日買った秋鹿で一献また一献とやる。明日の午前中は学芸会、午後は先生のための学校でもある。濃密な明日の土曜日が楽しみだなあ。そう思っていると家族が帰ってきた。おおっとこうしてはいられない。早く薪ストーブに火を入れなければ…。
2007.11.16
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夜、娘たちを迎えに行くついでに「酒の楽市(箕面さくら店)に寄った。ちょうど日本酒をきらしていた。週末には客人と一献かたむける予定でもある。オルター通しの三井さんの酒が間に合わない。そんなときは楽市かグランマルシェという近くの酒店に向かう。試しに「秋鹿」の純米酒を購入した。1480円と実に安い。飲んでみるとなかなかいい。本当にこの値段でいいのだろうかと思うほどだ。秋鹿は、三井さんの師匠であった上原浩氏が『純米酒を極める』の中でも紹介された大阪は能勢の酒である。三井さんによると、「うまいときもあるしそうでないときもある」とのこと。確かに以前飲んだときは酸味がきつくあまりうまいとは感じなかった。ところが、今日飲んだこの秋鹿はうまいのだ。製造日を見ると今年の10月。できたての新酒である。だからうまいのだろうか。これならもう1本買っておいてもいいかも知れない。旨い地酒&焼酎 「酒味の店」
2007.11.15
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NHK総合テレビで「もっともっと関西2」という番組が始まる。その告知番組の撮影が本校で行われた。1分と30秒という2つの短い告知番組。民放でいえばCMのようなもの。たった1分と30秒だから短時間で撮影が終わるだろう。そう思っていたが倍以上の時間がかかった。まあ考えてみれば当たり前だけど。番組出演者の方々が小学校を訪問するという設定であった。撮影した場面は主に3つ。・全員そろって番組名を言う場面・運動場で子どもたちとふれあう場面・教室での授業風景的一場面連日学芸会の練習にはげむ子どもたち。そのせいかなかなかの役者ぶりを発揮できたもよう。声もしっかり出ていて頼もしく感じた。そう言えば、音読も最近すばらしい。13分ほどかかる「マザー=テレサ」の教材文を全員でしっかり音読できる。勢いを感じる。自分たちで作り上げてきた学芸会の劇。それを通して子どもたちがまとまっているのも感じる。明日全校児童の前で劇を披露し17日の本番を迎える。先のNHK「もっともっと関西2」の告知番組は19日以降随時放映される予定。これもまた楽しみなのだ。
2007.11.14
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理科で「大地のつくり」を学習した。地層は流れる水の働きや火山の噴火によってできる等。そんなことを学習し今日から「大地の変化」に入った。海岸にそびえる崖の地層や切り通しの地層を見て気づいたことを発表させる。「いろんな色の地層がだんだんになっています」「海岸の崖にも地層があります」「切り通しの地層で右は地面と平行なのに左は斜めになっています」そういった発言を実は期待していた。ところが、「山の上に草がたくさん生えています」「家があります」「鳥が飛んでいます」などといった地層にはあまり関係のなさそうな発言が多かった。すると1人の子が隣の子に小さくささやいた。「なあなあ、地層って、何?」ああそうだったのか。地層がうつっている写真やビデオはたくさん見た。しかしどの部分が地層なのかわかっていなかったようだ。まず地層の意味を辞書で確認させた。辞書は国語はもちろん理科や社会・算数・総合でも使うのである。その後、写真でこの部分が地層であると示す。「ああ、そこが地層かあ」感嘆の声をあげる子どもたちだ。(このごろよく感嘆の声をあげて納得する子が増えてきた。いい傾向だ)教えたつもりでも子どもたちから見ると?状態のことはまだあるかもしれない。改めて言葉の意味をしっかりとらえさせることの大切さを学んだ私である。
2007.11.13
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何を主食にするのが一番いいか。家庭科の教科書には主食として、「ごはん・パン・うどん」の3つが紹介されてある。私ならもう断然ごはんである。確かにうどんもうまい。讃岐うどんには目がない私である。パンも焼きたての天然酵母パンなら実にうまい。しかし毎日食べる主食としてはやはりごはんに勝るものはないのである。ごはんは毎日食べてもあきない。しかもどんなおかずにだって合う。パンにみそ汁なんてどう考えてもおかしい。その後、食に関する話をこの家庭科の時間にした。「人を良くするのが…」と言いつつ、黒板に「食」という字を書く。「『食』なのです」「おお~」と感嘆の声をあげる子どもたちであった。
2007.11.12
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夕方5時すぎ。本を読んでいると寒くなってきた。よおし、今日から薪ストーブだ。外の薪だなから手頃なのを数本持ってきた。いらなくなった紙をくしゃくしゃにしその上に小枝を重ねる。そうして薪を組み火をつける。手慣れたもんでパッパッと片づいた。一昨年はじめて火をつけるときはかなりどきどきしたものだ。はたしてうまくつくのか。火事の心配はないのかと…。一昨年は10月29日に初めて火を入れたが去年は11月12日だった。今年も去年を同じくらい。去年は薪も大量にあるつもりでいたが、1月をすぎるころには新たに薪を見つけなければならなくなった。今年は少しずつ少しずつ大事に薪を使っていこう、夜ビデオで「デアデビル」を見た。「スパイダーマン」のようで面白そうだと思って借りたのだ。しかし全体に暗~い感じで残酷な場面もいくつかあった。「これ、アカンなあ」見ている途中に私がそう言うと、「うん、こいつが悪もんや」「血が出るシーンが多すぎていや」などとそれまで黙って見ていた娘たちが元気を鶏も出したかのように言い出した。早送りで予定の半分ほどの時間でとりあえず最後の場面まで見た。「今日の映画は失敗。 今度は面白いのを借りてくるな。 ごめん」娘たちに誤りその後しばらく薪ストーブの火を見つつ娘たちと談笑した。デアデビル(DVD) ◆20%OFF!
2007.11.11
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大阪教育サークルはやしの例会後、先日成功裏に終わった授業づくり講座の打ち上げをした。久しぶりに例会に参加した懐かしい仲間も集まった。三井さんに急遽お願いをし名酒「千代結び」を送ってもらう。日航のファーストクラスか三井さんを通しでしか飲めない大吟醸である。いやはや申し訳ないくらいに美味い。
2007.11.10
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ハチミツの「危ない話」「ハチミツ」が嫌いな子は少なくない。確かに喉に突き刺さるような強烈な砂糖的甘さには辟易する。それもそのはず、そんな「ハチミツ」は本物のハチミツではないからだ。「うちのハチミツは『純粋ハチミツ』だから大丈夫」「『公正取引』の印があるからうちも大丈夫」しかし残念ながらその多くは本物ではないという。さらに「加藤ハチミツ」はもちろん「精製ハチミツ」なんて論外だ。どちらも「世界中どこを探しても、日本でしか見られない『はちみつ加工品』といっていい」(同書37頁)では本物ハチミツとは…。・サラッとしている・透明度が低く濁っているドロッとしているハチミツは水飴などをまぜていることもある。本物のハチミツに花粉などが混じっている。本来の透明度を隠すために半透明のポリ容器に入れているようなのは怪しいわけだ。では我が家のハチミツはどうなのか。戸棚にあったハチミツをとって見た。オルターで購入した山口養蜂場のハチミツだ。「純正」も「公正取引」もない。「百花蜜」と書いてある。これは日本ミツバチの百花蜜ということだ(同書6頁)。匙で取り出すとサラッとしている。濁りもある。舐めてみる。おいしい。しっとりとしみ込む感じだ。600g2100円の山口養蜂場のハチミツ。市販の「ハチミツ」に比べると高値ではある。それゆえ私はこのハチミツを今までじっくり味わうことはなかった。娘や連れ合いのために購入していたのである。しかしこの一口で本物のハチミツに目覚めた。来年の春あたりから我が家でも日本ミツバチを本気で飼いたくなった次第。
2007.11.09
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分数のかけ算の復習。教科書の復習問題「たしかめよう」である。これを子どもたちと同時に私も黒板で解く。子どもたちは帳面(ノート)に解く。解き終わったら黒板を見て答え合わせをする。こうして予定の「たしかめよう」は早めに終了。次の「ふりかえろう」などにも進むことができた。留意点は初めを揃えること。1つの問題を全員そろって解き始めるのである。フライングは厳禁ということだ。分数のかけ算だから1つの問題であまり時間差はできない。1つ終わり次に進む。これのくりかえし。全員見事に集中していた。もちろん私もだ。解き終えた後の達成感もある。もちろん合間合間に要点を確認したり、つまずきがちな子の指導を入れたりする。明日の試験が楽しみだ。
2007.11.08
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今朝学校で毎日新聞を見た。弟2面に松本英揮さんが紹介されてある。自転車に乗って涼しげな顔をしている英揮さんの写真付きだ。書いた記者は永山悦子さん。私が永山さんのオゾン層保護の記事に感動して電子便を送ったのが4年前。その後すぐ永山さんに返信をいただき感動がさらに高まったのを覚えている。翌年、永山さんは本校に来られ5年生のECO発進を取材してくれた。そのとき松本英揮さんのスライドショーも参観してくれていたのだ。永山さんの書いた英揮さんの記事を読む喜び。もう今日はそれだけで満足なのだ。お知らせです。12月8日(土)に松本英揮さんのスライドショーを行います。箕面では毎年恒例のスライドショー。1000回の講演会を突破した英揮さんの語りと映像を体験してもらいたいです。5回目の今回は「エコライフと日本の子育て」。受験生の息子さんがいる究極のエコロジスト。さてそのエコロジストの子育て論とは…。エコロジストの子育て論(地球環境スライドショー) ~第5章 エコライフと日本の子育て~ 講師 松本英揮さん世界100カ国以上の旅を続ける究極のエコロジスト 日時 2007年12月8日(土) 10:00~12:00(開場9:30) 場所 箕面サンプラザ8階(定員100名) (阪急「箕面駅」徒歩2分) 参加費 前売り800円 当日1000円連絡先 原田:harada-yoiti@mse.biglobe.ne.jp 松木:090-9986-9207 松本英揮さんからのメッセージ こんにちは。松本英揮です。 箕面でのスライドショーは今回で5回目。 第5章「エコライフと日本の子育て」です。 砂漠、熱帯雨林、草原、そして都会…。 世界中をチャリで走ってきました。 地球環境が限界まできていることと同時に人間の心も限界まできていることを感じます。 そんな地球のこの町で自分のお家で楽しくできるエコ生活や親父の子育てを地球のスライドショーとともにお伝えしたいです。 ぜひ、みなさん、いらしてください。 主催 箕面エコロハス(代表・原田誉一) 後援 箕面市 箕面市教育委員会 タッキー816みのおエフエム バイコ路Gみのお 街山荘 大阪教育はやし 大阪ケナフの会 安全なたべものネットワーク・オルター詳細はここをクリックしてください。(特典あり)
2007.11.07
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気が付くと次はもう終点・箕面であった。千里中央から阪急バスに乗り立ったまま本を読んでいたのだ。田中修著『雑草のはなし』(中公新書、2007年)が面白かったのは当然だがそれだけではない。雑草のはなし車内が普段より静かであったのだ。もちろん、「次は終点・箕面」といった女性録音の車内放送は相変わらずではある。しかし今日は運転手さんの余計なおしゃべりがなかったのだ。普段はこの運転手さんのおしゃべり的車内放送に辟易している。今日の運伝習さんはだまってしっかりと運転に集中されていたようだ。ふと顔を上げると車内広告が目にとまった。阪急電車の運転手募集の案内である。私はおしゃべりな運転手さんより今日のような黙って確実安全に仕事をする運転手さんをぜひ多く採用して欲しいと思った、。
2007.11.06
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台本係の子らが新しい台本を書いて持ってきた。これまで2度の書き直しで3度目の台本となる。実によくできている。しかもそれまで鉛筆書きだったのがペン書きだ。印刷の出来を考えてのことだろう。ペン書きとなると消しゴムが使えないからかなり慎重に書いたのだと思う。内容もぐんとよくなった。かなり練られている。きっとこの休みの間中考えに考えたのだろう。よく書いてくれました。ありがとう。台本係さんに拍手である。劇の練習の前に台本係の労をねぎらいみんなで感謝をしたのだ。
2007.11.05
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見事な朝焼けだ。もう最近は朝といっても暗いうちに家を出る。そして暗くなって家に帰る。だから我が家で明るい朝を迎えるのは休みの日だけである。こんな素晴らしい朝を迎えると今日1日何をしようかわくわくする。午前中は娘たちと箕面の滝へ散策に行った。箕面第一中学校のPTA行事に参加したのである。慈善の案内係の人が道々で解説をしてくれる。私は歩行読書の合間に聞いていた。娘たちは一番前で熱心に聴いていた。午後は娘たちはおじいちゃんたちとお買い物。今日は長女の誕生日である。カルフールに行くと言っていた。私は図書館・箕面温泉により家で薪割り。去年の今頃はもう薪ストーブをつけていたなあ。3時過ぎ家族みんなで長女の誕生日を祝う。本日の焙りたてコーヒーはブルーマウンテン。一宮さんにいただいた最高品種の豆だ。先の朝焼けから数秒後にはこんな日の出が拝めました。
2007.11.04
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阪急電車の「携帯電話電源オフ車両」が減っていた。先月29日からのことらしい。これは実に困る。例えば梅田から宝塚線を利用する場合。それまでは一番前と一番後ろの車両が「携帯電話電源オフ車両」であった。ところが今は一番前だけが「携帯電話電源オフ車両」なのだ。ついでにいうと、優先座席も激減した。それまでは全席が優先座席であった。ところが今は各車両の端っこの一部だけが優先座席である。文字通り優先座席は隅に追いやられたわけだ。阪急電車がJRや地下鉄並みに成り下がったといえば言い過ぎだろうか。私は阪急電車の全席優先座席という高い志を支持していた。それゆえ私は電車内では席に着かず立つようにしている。もちろん今でもそうだ。全席優先座席は理想であって現実には機能しない、という意見もあるだろう。確かにそうかも知れない。私もたまに乗車作法(マナー)の悪い乗客を目にすることはある。しかしだからといって、その高い志を捨てていいのか。まるで戦争放棄を謳った現行の日本国憲法を改悪されたような気分で悲しい。おっと「ついで」といっておきながら優先座席の話が長くなった。話を「携帯電話電源オフ車両」にもどす。私は梅田から阪急電車に乗る場合、必ず一番後ろの「携帯電話電源オフ車両」を利用していた。携帯電話から出る電磁波を浴びたくないからだ。ところが今はもう一番後ろの車両は「携帯電話電源オフ車両」ではない。これは2つの点で実に困るのだ。1つは、乗り継ぎがたいへん不便になるということである。梅田から箕面に帰るさい、石橋で箕面線に乗り換える。一番後ろの車両ならおりて近くのところに箕面線に通じる地下道がある。しかし一番前だと、その地下道までかなり長い距離を歩かねばならない。ホームを走らなければ箕面行きの電車にうまく乗り継げないだろう。走ることが困難な人は確実に1本遅らせざるを得ない状況になる。私には弱者切り捨てに思えてならない。箕面線に乗り換える「携帯電話断言オフ車両」利用者にとってはたいへん不便なのだ。もう1つは、「携帯電話電源オフ車両」の野放し状態化である。一番後ろが「携帯電話電源オフ車両」なら野放し化は防げる。一番後ろには車掌さんがいるからだ。一番後ろの「携帯電話電源オフ車両」で携帯電話を使っている人がいると車掌さんが注意をしてくれていた。だから一番後ろの「携帯電話電源オフ車両」はある程度の秩序が保たれていたのである。これが一番前だとどうだろう。まさか運転手さんが注意するわけにもいかない。かといって一番後ろにいる車掌さんが一番前の「携帯電話電源オフ車両」まで来てくれるなんてもう絶対的に無理である。かくして一番前の「携帯電話電源オフ車両」は絵に描いた餅。携帯電話野放し車両と化するのは目に見えている。先日、乗ったJRでは優先座席付近での携帯電話の使用を一応は禁止していた。電源を切るように書いてあったはずだ。ところが阪急電車の優先座席にはそんなことは書いていない。阪急電車では優先座席付近でも携帯電話を使用してもいいのか。これならJRの方がマシということにもなる。かつて阪急電車は携帯電話の使用を全車両で控えるように呼びかけていた。「携帯電話の電源をお切りください」と車内放送までしたいたのだ。私はそのことを拙著『独露研修記』でも紹介した(同書151頁)。独露研修記その後、「携帯電話電源オフ車両」というのができ少々がっかりしたが、まあ車内のことゆえ「しゃあない(仕方ない)」と自分に言い聞かせた。しかし今回の「携帯電話電源オフ車両」削減と全席優先座席廃止は「しゃあない」ではすまされないのである。これからはますます電車に乗りたくなくなり気分が重い。我が愛すべき阪急電車の改善を期待する。
2007.11.04
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阪急電車の「携帯電話電源オフ車両」が減っていた。先月29日からのことらしい。これは実に困る。例えば梅田から宝塚線を利用する場合。それまでは一番前と一番後ろの車両が「携帯電話電源オフ車両」であった。ところが今は一番前だけが「携帯電話電源オフ車両」なのだ。ついでにいうと、優先座席も激減した。それまでは全席が優先座席であった。ところが今は各車両の端っこの一部だけが優先座席である。文字通り優先座席は隅に追いやられたわけだ。阪急電車がJRや地下鉄並みに成り下がったといえば言い過ぎだろうか。私は阪急電車の全席優先座席という高い志を支持していた。それゆえ私は電車内では席に着かず立つようにしている。もちろん今でもそうだ。全席優先座席は理想であって現実には機能しない、という意見もあるだろう。確かにそうかも知れない。私もたまに乗車作法(マナー)の悪い乗客を目にすることはある。しかしだからといって、その高い志を捨てていいのか。まるで戦争放棄を謳った現行の日本国憲法を改悪されたような気分で悲しい。おっと「ついで」といっておきながら優先座席の話が長くなった。話を「携帯電話電源オフ車両」にもどす。私は梅田から阪急電車に乗る場合、必ず一番後ろの「携帯電話電源オフ車両」を利用していた。携帯電話から出る電磁波を浴びたくないからだ。ところが今はもう一番後ろの車両は「携帯電話電源オフ車両」ではない。これは2つの点で実に困るのだ。1つは、乗り継ぎがたいへん不便になるということである。梅田から箕面に帰るさい、石橋で箕面線に乗り換える。一番後ろの車両ならおりて近くのところに箕面線に通じる地下道がある。しかし一番前だと、その地下道までかなり長い距離を歩かねばならない。ホームを走らなければ箕面行きの電車にうまく乗り継げないだろう。走ることが困難な人は確実に1本遅らせざるを得ない状況になる。私には弱者切り捨てに思えてならない。箕面線に乗り換える「携帯電話断言オフ車両」利用者にとってはたいへん不便なのだ。もう1つは、「携帯電話電源オフ車両」の野放し状態化である。一番後ろが「携帯電話電源オフ車両」なら野放し化は防げる。一番後ろには車掌さんがいるからだ。一番後ろの「携帯電話電源オフ車両」で携帯電話を使っている人がいると車掌さんが注意をしてくれていた。だから一番後ろの「携帯電話電源オフ車両」はある程度の秩序が保たれていたのである。これが一番前だとどうだろう。まさか運転手さんが注意するわけにもいかない。かといって一番後ろにいる車掌さんが一番前の「携帯電話電源オフ車両」まで来てくれるなんてもう絶対的に無理である。かくして一番前の「携帯電話電源オフ車両」は絵に描いた餅。携帯電話野放し車両と化するのは目に見えている。先日、乗ったJRでは優先座席付近での携帯電話の使用を一応は禁止していた。電源を切るように書いてあったはずだ。ところが阪急電車の優先座席にはそんなことは書いていない。阪急電車では優先座席付近でも携帯電話を使用してもいいのか。これならJRの方がマシということにもなる。かつて阪急電車は携帯電話の使用を全車両で控えるように呼びかけていた。「携帯電話の電源をお切りください」と車内放送までしたいたのだ。私はそのことを拙著『独露研修記』でも紹介した(同書151頁)。独露研修記その後、「携帯電話電源オフ車両」というのができ少々がっかりしたが、まあ車内のことゆえ「しゃあない(仕方ない)」と自分に言い聞かせた。しかし今回の「携帯電話電源オフ車両」削減と全席優先座席廃止は「しゃあない」ではすまされないのである。これからはますます電車に乗りたくなくなり気分が重い。我が愛すべき阪急電車の改善を期待する。
2007.11.03
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新しい6年1組が始まって2ヶ月が過ぎた。9月からの学級編成で2学級から3学級になった6年生。39名から26名の少人数編成である。机・椅子が13ずつ減り教室にゆとりの空間ができた。9月当初は緊張気味の子どもたちもここにきてかなり落ち着いてきた。角張った表情が丸くなった感じである。よく笑うようにもなったといえばいいだろうか。それともう一つ。話をよく聞けるようになってきたのである。授業中ぼんやりする子が激減した。頷きながら話を聞く子が少なくない。中には、「あ、そうか!」と感嘆の声を自然に出す子もいる。これは実に素晴らしいことだ。わからなかったことが話を聞いてわかる。これも脳科学の用語でいう「アハ!体験」なのだろう。「『あ、そうか!』とわかった瞬間がひらめきなのです」「『認知知的学習』、つまり言葉で表わすことのできる学習は、特にひらめきを必要とします」「『認知的学習』には、基本的に小さいひらめきが不可欠なのです」(茂木健一郎『ひらめき脳』新潮社、2006年、44頁)ひらめき脳「今日の授業、子どもたちとっても静かでしたよ」パソコン専科の先生もそう言ってほめてくれた。学級びらき後の3ヶ月で教室全体がしっとりと落ち着く。毎年のようにそれを感じる。これからますます楽しみだ。
2007.11.02
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夜、娘たちとJRに乗った。長女が優先座席に腰掛けたので注意をする。「ここは優先座席やで。 体の不自由な方。 お年寄り。 妊婦。 乳幼児をお連れの方。 そういう人たちの座席。 積を必要としている人がいます。 そう書いてあるやろ」長女はすぐに席からはなれた。このとき長女の両隣におじさんとおねえさんが席に着いていた。どちらも携帯電話を使用していた。ところが私が娘に注意をし出すと慌てて携帯電話の電源を切りそれをしまい込んだ。JRの優先座席付近では携帯電話の使用してはいけないのである。優先座席の掲示にもそのようなことが書いてある。ご両人が携帯電話の使用をやめたので私はそこまで音読しなかった。せめて子どもがいる公共の場では大人としての節度(マナー)は守りたいものである。さきのご両人は、お年寄りでも妊婦でもないと思うのだが…。
2007.11.01
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