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2023.03.21
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朝はまだ寒いけれど桜の枝は煙るピンクに



先日、この舞台を観にサンシャイン劇場に行く


池袋東口35を出て、Googleのオススメルートに従う。なんと、首都高に阻まれ直進できず迂回。

チケットには劇場1Fとあり、道路に面した劇場と勝手に妄想するが、ポイントに到着するも見当たらず。
ええー。

実に!サンシャインビルの4階に劇場のあることを検索後に理解する。私はサンシャインビルの周りを遠回りにぐるぐる巡っていたわけだ。


サンシャインビルの文化センター棟に辿り着くと、2階からは4階に上がるためのエレベーター待ちが長蛇の列。歩いて行けないの⁉︎

意味不明なまま、待つ。
なんとか開演5分前に席に。

そもそもこの芝居は夫好みで、彼の招待なのである。初めてだぜ、サンシャイン劇場。もう少し事前にアクセス教えてよねー。

思ったよりこじんまりとしている。

12:30開演で休憩20分、終わったのは16時過ぎ。

あれ?『ベニスの商人』ってこんな話?

でも、演出家の意図する所は痛いくらい伝わる。


かつて蜷川演出の 市川猿之助を観たことがある。

猿之助シャイロックがほんとに素晴らしく、『アンネの日記』もアウシュビッツも『夜と霧』も知る私たちに、シェイクスピアの時代のままシャイロックを描くことはできない!と、猿之助の演技に重ねて観るものに鋭く突きつける舞台だった、のだ。


それをいわゆる「ザイニチ」である鄭義信氏が作演出したわけだから。

様々な要素を重ね、あたかも一枚のポシャギに仕立てたのだなぁ。

ありとあらゆる差別される側の、多くの私たち。
女性である。異教徒である。異民族である。同性愛者である。不具である。階級がある。

法とは何であったか。
戦争は繰り返される。

ふるさとはそんなに良いものか。
…うらぶれて異土のカタイとなるとても

世界市民、そんなものが存在しうるのか。
さすれば民族自決なんてどうなるのか?

生き続けるのだ。
問わずにいられない。のだから。

そんな印象を持った舞台。


福井晶一さん、中村ゆりさんが出色。








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最終更新日  2023.03.21 10:23:56
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