青森ねぶた祭の豆知識(由来、製作)を紹介します。
青森ねぶた祭のQ&A
1、青森ねぶたの起源は?
七夕の灯籠流しから変形して、今の現状になったと
いわれていますが、諸説があります。
農業の際、暑さや疲れから来る眠気(邪気)を払う
ために、灯籠を邪気と一緒に川や海へ流し去る
「ねむりながし」という行事から発展したという説が、
有力です。
2、何故ねぶたと呼ぶの?
農作業の眠気を払うために灯籠を流す「ねむりなが
し」の「眠い」が、青森の方言で「ねぶい」「ねぷてえ」
と、訛り、そこから「ねぶた」と呼ばれるようになったと
いわれています。また、アイヌ語の「ネプターン」(奇怪、
不思議)が語源だと言う説があります。
3、ねぶたの製作期間は?
約3ヵ月です。5月半ばから、ねぶた小屋内での作業
が始まり、7月下旬の「台上げ」(作ったねぶたを台車に
上げる)を経て本番を迎えます。ただし、製作者はねぶ
た祭りが終わるとすぐに、翌年の題材や下絵と呼ばれる
設計図にあたるものを考えるので、1年かけて作っている
と言えるかもしれません。
4、作るのはどんな人?
「ねぶた師」と呼ばれるプロの製作者が、下絵(設計図)、
構成、色彩など、すべてを統括。さらにアシスタントや電気
配線などの専門スタッフなど、総勢100人〜300人もの
人が携わって作り上げます。
5、ねぶたの大きさは?
台車(約2m)を含めて、高さ5m・幅9m・奥行き7mの制限
があり、重さは台車を含めて、4トン。台車は大型車両が、
ベースで中に発電器を載せるスペースが設けられています。
6、ねぶたの費用はどのくらい?
総額約2千万円です。ねぶた師は1年中携わっているような
ものですが、報酬は約400万円ほどです。
針金や和紙、電気関係などのねぶた本体の材料費、スタッフ
の人件費などに大半が使われます。本当にねぶたが好きで
ないとできない仕事です。
7、素材はどんなもの?
ねぶたは、針金の骨組みに和紙を貼って作ります。新聞紙片面
ほどの大きさの和紙(奉書紙)を約2500枚使用します。昔は、
竹を細く割って骨組みを組んでいましたが、現在は針金を使う
ことで、細かな表現が可能になりました。
8、製作工程は見学できる?
5月下旬〜お祭り終了まで、「青森県観光物産館アスパム」裏の
「青い海公園」の一角にねぶたの製作・収納のためのねぶた小屋
団地「ラッセランド」が作られますので、そこを見る事ができます。
外からは小屋の小窓から自由に見られますが、中に入る場合は、
製作スタッフに一声掛けてから見学できるでしょう。
7月1日〜8月6日までは、ねぶたガイドによる解説つきの見学も
行っています。
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