たとえば、 無数にある多次元の中から、どの次元を選び、その次元にどのぐらい滞在すれば、望みの過去や未来に行けるかの計算 も、そうとう高度な数学が必要になるはずだろう。しかし、ルシーの実体は、スーパーコンピュータの遥か上を行く電子頭脳なので、そんな高等計算でも難なくこなしてしまえるのかもしれない。
さらに、 次元を超える瞬間も、別空間に転移する訳だから、その移動者にはそうとうな圧力がかかる ようである。エネルギー体であるルシーだからこそ、その衝撃に何とか耐え抜けられるようだが、人間のような脆い肉体構造の生き物では、次元移動はムリみたいな感じもしそうだ。
ある意味、時間旅行もまた、究極に進化した最終形態の生命体である シリコニーにだけに許された特権だったと言う事なのかもしれない。 (つづく)
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