福島正実のジュブナイルSF 「救援隊」 (角川書店)です。
ジュニアSFシリーズの一つ 「リュイテン太陽」の文庫版 となります。 この本自体に、その事が全く説明されていないので、知らない人は、絶対に気付かないのであります。
タイトルとしては 「リュイテン太陽」の方がインパクトがあります が、 内容的には「救援隊」の題名の方が合っていた かもしれません。この本は、実は、私は初読となるのですが、 なんだか昔も読んだ事があったような気持ちにさせる、 ノスタルジー溢れる内容 でした。特に、併録された 「地底人オリガ」 は、同じ福島正実の作品 「迷宮世界」 と似た読後感を抱かせてくれます。
私は、福島正実の本といえば、他にも、秋元文庫の 「SFショートショート傑作集」「SFカセット50」「SF地球のほろびる時」 などを持っておりまして、これらは、 私が小学生高学年のころ、もっとも最初期に買った、思い入れのある文庫の小説本なのでありました。
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