ジュースクレンズ
日本国内でも人気になって来た「ジュースクレンズ」ですが、国内の主要都市に「コールドプレスジュース」を販売する店舗がオープンしてきました。(Netでも容易に検索できますが)
従来の新鮮野菜ジュースと同じような感覚ですが、「ジュースクレンズ」は
低温で圧搾して有効成分をそのまま抽出するところが異なっています。
特に野菜に含まれているビタミン類や酵素類は、熱に弱く分解し易いので、
高速で回転するミキサーでは壊れてしまいます。
野菜やフルーツに含まれている身体に良い成分を、生きたまま飲むには、
コールドプレス方式のジューサーが最適です。
話はそれますが、世の中にたくさん流通している青汁粉末の商品も、
きちっと野菜のエキスを搾汁し、あまり熱をかけずに
水分を乾燥させているかがポイントですね。
ましてや、加熱・熱風乾燥してから微細に粉末化させているならば、
酵素もビタミンも分解してしまい、効果が期待できないようです。
ただ、植物繊維は残っていると思いますが。
「ジュースクレンズ」ダイエット法では、三度の食事を
このジュースでまかない、この期間中は固形物を食べずに消化器官を休ませて
身体を「クレンズ(洗浄)」するのです。
しかし、働き盛りの人や運動を欠かさない人達には、
体力が落ちてエネルギー不足になってしまうため、
食事には工夫をしているようです。
「ジュースクレンズ」ダエット終了後の食事には、
日本人的には胃に優しいお粥が好まれますが、
NYではより栄養と満足感のあるチキンやビーフの骨からとったブロスや
スーパーフードを使用したスープが人気になっているそうです。
ブロス(broth)とは、スープストック(soup stock)とも呼ばれますが、
スープのベースになる「出汁」のことです。
代表的なチキンブロスでは、骨つきの鶏肉に玉ねぎ、人参、葉付きセロリ、
パセリ、ベイリーフ(月桂樹の葉)、ニンニク、タイム(ハーブ)、
黒胡椒などの材料が使用されます。
この材料以外にも、日本風に仕上げるには、ハーブの代わりに
生姜や青ネギを加えたり、さらに干し椎茸や干し海老などを使用すると
中華風のチキンブロスが出来上がります。
冷蔵庫の中にある季節の野菜なども、チャレンジしてみるのも
おもしろいと思います。
注意しないといけないことは、自家製のブロスは日持ちしにくいため、
扱いに注意が必要です。
余分に作ったブロスは、密閉式のプラスチック容器に移し替えて、
冷蔵庫か冷凍庫で保存し、早めに使い切るようにします。
このブロスやこれで作ったスープなどは、「ジュースクレンズ」ダイエットの後で
食べるだけでなく、日頃の食事に活用できるのです。
メイソンジャーに詰めてデリバリーも
米国では、ベジタリアンブロスとして、マッシュルームブロスやスモークベジタブルブロスなど。さらに多彩なスープ類として、新鮮な野菜に加えてココナッツオイル、穀物類、チアシード、ヘンププロテイン、ナッツなどを使用したユニークなフレーバーのスープが、メイソンジャーに詰めて販売されています。最近では、これらの商品は全米中にデリバリーサービスを展開されるようになってきました。ダイエットを行う人たちは、毎週定期的に購入している人も増えてきたようです。新しいトレンドになってきました。
「ジュースクレンズ」ダイエットの実務上の問題点として、このコールドプレスジュースは防腐剤などの添加材を一切使用しないために、作ってからあまり日持ちしないことです。冷蔵庫で保管しても、三日間は持ちません。三日間飲み続けるためには、何回か店舗に出かけて購入する必要があるのです。しかし、店舗側も需要が多いために供給が追い付かないところも出てきています。仕事帰りに購入するのは、お目当てのジュースが売り切れになっていたり、時間の制約もあったりして、段取りが困難な場合も出てきています。意外な盲点ですが。そこで、一時的に調達が出来なかった場合にも、先ほどの「ブロス」やそれらを使用した「スープ」を代替に飲む場合もあるそうです。
このように、コールドプレスジュースの人気が高まり、販売店舗が増えてきましたが、店舗によっては品切れになったりして、タイムリーに手に入れるのが困難になって来たようです。
そして、NYでは「クレンズ」と仕事や運動と両立させるためにも、より栄養のある液体として「ブロス」や「スープ」を活用するのがトレンドとなってきています。
この「ブロス」は「メイソンジャー」に詰めてデリバリーを行う業者も増えてきたようです。
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