ナビゲータのEVEです。
昨日は、新型コロナを例に、非常事態における強権力の発動の重要性について話しましたが、それに沿った話として、1つ提案をしたいと思います。
それは、 一部電力の国有化 です。
[東北地方太平洋沖地震]
2011年3月11日(金)14時46分18.1秒に日本において、 東北地方太平洋沖地震 が発生しました。地震により、家が破壊されたのと同時に、多くの人命が失われました。その影響は、地震があった当日のみならずそれ以降の日々の生活に、大きな後遺症を残しました。
特に、福島原発がこの地震により大きな被害を受けたことにより、首都圏は 計画停電 を余儀なくされ、その影響は、家庭はもとより、工場、店舗など、日本の経済を直撃しました。
多くの人々は、このとき、日々の生活において、電気が大変重要なモノだと改めて再認識しました。
[ロシアvsウクライナ戦争と電力]
以上の体験は、日本の首都圏の人々の実体験なのですが、現在でも、テレビでその重要性を確認することができます。それは、 ロシアvsウクライナ戦争 です。
ロシアは、戦争犯罪を覚悟で、ウクライナの 発電設備を攻撃 し、ウクライナの人々の戦争への意欲を削ごうとしています。結果として、裏目に出ているようですが、夜、暗く寒い中、ウクライナの人々は、その重要性を認識しているだろうと言うことを、テレビ画面から感じることができます。
以上のような重要性から、電力も、新型コロナ同様に国が大きく関わるべき案件だと感じています。
[日本の現状分析]
そんな電力ですが、現状日本はどうしているのでしょうか?
日本は、火力(石炭、LNG、石油など)、原子力、水力、太陽光、風力、バイオマス、地熱と多種多様の発電能力を有していますが、プラント施設等で一極集中で管理、運用されているようです。多種多様であると言うことでリスクヘッジできているようですが、このようなシステム構成では、天災または戦争等で施設を失ったら、東北地方太平洋沖地震の二の舞になりそうです。
[沖縄電力の取り組み]
以上のような問題を解決する1つの方法を、沖縄電力の取り組みから、見つけることができます。
現在、沖縄電力では、「 かりーふーる 」というサービスを提供し、太陽光発電を推し進めています。
どういうサービスかというと、沖縄電力は、太陽光パネルと蓄電池を貸し出すから、各家庭、工場等の屋根に太陽光パネルを置かせて欲しいというのです。これにより、沖縄電力は、土地を改めて用意することなく、安価に発電できるようになりました。そのメリットは、沖縄電力だけでなく、太陽光パネルや蓄電池をおいた各家庭にもあります。現在ホームページから確認できる情報として、年間 5万円のメリット があるようです。もしかしたら、この時期だと他県と比較するともっとあるかもしれません。
[国策としての発電・蓄電]
以上の沖縄電力の取り組みを、国が中心でできたらと考えています。その理由として、重要な電力を強権力をもって、重要な必要な施設に分配できるからです。それに加え、各家庭といった単位で発電されるため、 リスクヘッジ が可能です。
東北地方太平洋沖地震、ロシアvsウクライナ戦争などを通して、危機は身近にあると感じています。その身近な危機を回避する手段として非常に有効な方法だと考えます。
[類似発電]
このような類似の取り組みとして、水素自動車による発電技術があります。水素自動車が普及していない現在、眉唾的な物になっていますが、普及した場合、各家庭の水素自動車で発電した電力を1箇所に一度集め、集めた電力を本当に必要な施設に再分配しようというモノです。それを スマートグリッド という言い方をしていますが、このような考え方は以前からありました。
[最後に]
結論として、電力は重要で、国策で何とかしなくてはいけないモノなのでは?っと書きたかったのですが、論述が苦しくなってしまいました。ただ、言いたいことは理解いただけたと思います。あなたは、どう思いますか?
では、また!
■かりーるーふ(沖縄電力)
https://www.kare-roof.jp/
■【2023年最新】日本における発電の割合は?再エネ発電普及のポイントを解説(アスエネメディア)
https://earthene.com/media/156
■スマートグリッドとは何か?知っておきたい次世代電力ネットワークの基本【2分間Q&A(62)】(ビジネス+IT)
https://www.sbbit.jp/article/cont1/20638
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