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posted by fanblog
2021年01月13日
世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方
この本で見つけるのは、「運命的な『やりたいこと』」ではなく、「自分が心から納得できる、自分で作る『やりたいこと』」です。「やりたいこと」をやれば、自分が楽しく、人のためにもなり続け、成長し感謝され続けるという自利利他の状態を作ることができるのです 。
どれだけ人から求められている仕事でも、自分が辛ければ続けることはできません。「やりたいこと」なら、自分が楽しみながら人を喜ばせられる。他人に貢献したい人ほど、自分の「やりたいこと」を見つける必要があるのです。
簡単に違いを説明すると、「大事なこと（価値観）」は「ずっと進み続ける人生の方向」で、目標は「その道の途中にあるチェックポイント」です。どれくらい進んだかを確認するために目標が必要です。
自分の価値観が分かってきたら、偽物の価値観が混ざっていないかを確認しましょう。 1つ1つに「これは〜したい？」「これは〜べき？」と問いかけてみてください。「〜べき」「〜しなきゃ」という言葉が出てきた場合、それは、他人からの期待であって、自分が本当に望んでいることではありません 。追い求めて行っても後悔するだけです。
その先生の何に影響を受けたかというと、常識に縛られずに自分の「美意識」に従っている点です。判断基準が自分の中にあるということです。
自分でコントロールできないことを価値観に入れない方がいいということです。例えば、「人から尊敬されたい」という価値観が出てきた場合です。人から尊敬されるかどうかは、自分の行動でコントロールできませんよね。尊敬されるための行動をすることはできるけれど、尊敬されるかどうかは相手次第です 。他には「お金を稼いで裕福になりたい」という価値観も、お金を払ってくれるのはお客さんなのでもちろんコントロールできません。
大事なのは、誰かの長所をまねる事ではなく、自分だけが使える勝ちパターンを手に入れる事です。そして自分だけの取扱説明書を作ってください。それが手に入れば自分の苦手なことをやって「何かやる気が出ない」という日がなくなり、人生ゲームの攻略難易度は一気に下がります。
経営学者のピーター・ドラッガーは「強みのみが成果を生む。弱みはたかだか頭痛を生むくらいのものである。しかも弱みをなくしたからといって何も生まれはしない。強みを生かすことにエネルギーを費やさなくてはならない」と発言している。 あなたの生まれ持った、とがっている星形の、凹んでいる部分を埋めることに時間を割かないでください。その先には無個性な円形になってしまうだけです 。
レオナルド・ダヴィンチ「食欲がないのに食べると健康を害すのと同じように、欲求を伴わない勉強は寧ろ記憶を損なう」
なぜか気になった本は直感で見つけた本です。それが本当の、好きです。なぜか分からないけどこの分野に興味があると感じた本を選んでください。
将来のために可能性を残して生き続けるのはやめにしましょう。将来の為でなく、今一番やりたい事を見つけて取り組んでください。将来のために生きるよりも、今1番やりたいことに本気で向き合っている内に、ずっとあなたは成長します 。
カラーバス効果 とは、自分が意識している情報は自然と目に飛び込んできやすいという心理現象のこと。
【感想】
この本には「人生の指針になりうる一生ものの価値観」を手に入れるためのヒントが散りばめられている。いかに自分が好きなことを仕事にするのが大切で、大変か・・・。自分の価値観を1つ1つ見直してみるキッカケとしては最高の1冊だと思う。自分でコントロール出来ないことは価値観から外す。当たり前のようで言われてみるとなるほど！と思った。ブレない価値観はあくまでも自分を基準に作る。個性を星形に例えた時、尖った部分を磨いてより尖らせるべき！という話や「欲求を伴わない勉強は寧ろ記憶を損なう」など心に響く言葉も数多く紹介されている。定期的に読み返すべき本に出会えた。
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