やや鬱が苦しい.
昼間いっとき晴れたので思い切って散歩に出た.
いつものことだが外出するときは対人恐怖を乗り越えなければならない.
それでも太陽の光を浴びながら歩いていると気分が良くなってくる.
午後, 母と電話で話す.
この 10 年近く実家には迷惑を掛け続けてきたので家族と話すことは自分には敷居が高い.
とりあえず現在の体調, 主治医や PSW さんから言われたことなどを含めて近況を伝える.
「自殺願望はもう無いんでしょ」と尋ねられて気付いたが確かにこのところ希死念慮が起こっていない.
いつからかはわからないが...
漠然と死にたいと思うことはあるし悪夢にうなされることもあるのだが, そうした時に「今は休んでいいんだ」と思うと死ぬのではなく寝込むという選択肢があるとわかる.
体調が悪い中でもこれで安心できる.
休めるということが安心に繋がっている.
鬱は相変わらず苦しいし, 他人と触れ合うことへの恐怖は依然として強いのだが, 一方で知らない間に心は安心という状態を取り戻していた.
回復, と思っていいのだろうか.
不思議だ.
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