作業療法: 絵を描いたこと, 対人恐怖のこと



早起きできたし, 鬱も軽かったのでちょっとだけ踏ん張って作業療法に出かけることにした.
ほぼ 2 か月振りである.
出かけると決めたら途端に緊張と不安とで動悸が激しくなってきたので頓服を飲む.

パックご飯を温めて海苔弁当を作る.
おかずは塩鮭を焼いた. あとほうれん草お浸しと茹で卵, 白菜漬け.

アトリエに入って久し振りにメンバーやスタッフの人に挨拶する.

このアトリエと, それからクリニックのデイケアではいつも落ち着いた気分で過ごすことができる.
これらの場所で対人恐怖で苦しむことは無い.

理由の一つはスタッフを含めた他の人たちとの関係が, 基本的に相当に緩いコミュニケーションで成立しているからだと思う.
皆との間には過度の干渉が無いし, 放っておいてもらえる.
自分は静かに絵だけ描いていていい.
他の人もそれぞれ自分の好きな事をしている.
喋っている人たちも居るがその会話に加わっても加わらなくてもどちらでも良い.

ここもデイケアも治癒の場であって, メンバーは少額の参加費を支払って参加する.

これが, 今の自分が恐怖を感じること無しに保てるコミュニケーションの形である.

この場所に生産や成果といった指標が入ってきたら, 現在のコミュニケーションの形態は変化して今の自分は付いていけなくなるだろう.
この点は心にとどめておく必要がある.

おとといの認知療法の時に PSW さんと話したことがきっかけで, 自分が可能なコミュニケーションとは何だろうとあらためて考えている.
今日も絵を描きながらもやもやと考えたりしていた.
それで, さしあたり以下のような問いが出発点になるのではと思った.
漠然とした, 今日の時点で考え至ったことで, 確信などは無いのだが...

自分はなぜ絵を描くことで解放されるのか.
同様になぜ数学をやることで解放されるのか.

ここ数日, 混乱しているかも知れないなあ.
posted by 底彦 at 19:52 | Comment(0) | TrackBack(0) |

2016年11月18日

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