「ハロルドが笑う その日まで」
北欧の映画です。
ノルウェーの田舎町を舞台にした映画。
またまた、ネタバレにならない程度のあらすじです。
何十年も、地元に根付いていた家具店のオーナー、ハロルド。
しかし、家具店の向かいにIKEAができます。
IKEAの人気に押され、経営難でお店をたたむまでに追い込まれたハロルド。
とうとう、IKEAの経営者の誘拐を企てます。
北欧の映画って、なんだか眠たくなるイメージでした。
しかし、ちゃんとぜんぶ見れましたよ。
なんなんだろうなあ。淡々としてるからかなあ。
ハロルド役のおじさま、すごく味があるというか…
誘拐とか経営難とか、人生お先真っ暗な人のストーリーなのに、とても人間らしいからか、クスリとくる。
淡々とはしているものの、暗いオーラのない映画です。
登場人物それぞれが抱える問題、悩み、葛藤。それぞれに共感できること間違いなし。
だから、すっと作品に入り込めるのです。
コメディ映画じゃないのに、どこかユーモラスなのです。
みんなめちゃくちゃだから、淡々としてるのに退屈せず、クスリと笑えたのかも。
誘拐に加担する、エバという少女。
このこもいい演技してますよ。
彼女もいろんな問題抱えてるんだけど、ティーンエイジャーらしくて、必死に日々を生きてる。
すっごい美人じゃなくて、どこにでもいそうなかわいいこだったのも好きなポイントです。
ゆったり、自分の時間を過ごしたいという人にもおすすめな映画かも。
ありふれた生活とか、大切な人とか、日常のエッセンスがいろいろ盛り込まれているから。
予告編はこちら。
これだけで、なんだかノスタルジーな感じがする…(笑)
【このカテゴリーの最新記事】
- no image
- no image
- no image
- no image
- no image