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2019年07月22日
Volvo XC90で都内周辺ドライブ
7人乗りの結構大きな車格で、ミニバンのように乗れるほぼフルサイズのSUVです。全長はほぼ5m、全幅も1.9mを超えているので、正直日本の道路ですとかなり持て余します。
一般道や首都高中心に巡ってきましたが、比較的道幅の狭い一般道路では、対向車とのすれ違いや道路側に突き出た電信柱、また歩道上の自転車とか歩行者に結構気を遣いますので、取り回しの悪いところをずっと走っていると疲れやすくなります。
もちろん安全性能や各種安全装備でカバーできますが、運転時に気持ち的な余裕がそれほど持てないというのが普段大型系のクルマに乗り慣れてないせいもあり恐縮してしまいます。
ちなみにこの大きなSUVで船橋アンデルセン公園に行ってきました。
のんびりとできて、天気の良い日はゆっくりお弁当を園内で食べたり、アイスクリームを食べたりできて散歩をするにはちょうど良い広さの公園です。
公園自体は広いのですが、そこに行きつくまでの道幅が結構狭いのが難点でしょうね。
外観デザインは、SUV特有の力強さや武骨さというよりも、優雅さや、優しさを感じる独特のデザインです。ヘッドライトはトールハンマータイプのモチーフデザインでT字型となっており一目でボルボとわかります。
リヤのランプも角度をつけつつも屋根近くまで縦方向に伸びるデザインです。非常に美しいデザインは、知性すら感じます。
内装は明るめで、まさに北欧家具のようなシンプルさと機能的デザインの洗練さを追求したような仕上がりです。車内にいるだけでリビングルームにいる感じでリラックスできます。まさにスカンジナビアンな感じです。
色合いのやさしさや、シートの大きさが十分で、足元も広く便利で実用的です。3列目のシートもありますが、5人乗りで荷室をたっぷり使うような使い方が良いのではないでしょうか。
縦型タブレット型の端末のように画面上のアイコンやレイアウトをタッチパネルで操作できるので、空調・温度調節、カーナビゲーション、オーディオ系やシート関連の調整などもすべて画面上の軽いタッチで可能となります。慣れるまでやや時間がかかりそうですが、慣れればスマホやタブレットのようにスクリーンに触れるだけでやりたいことが出来るのは便利です。なので、ボタンや突起物が少なくデザイン性に優れたソフトでスッキリとしたインパネ周りになっています。
エンジン始動・停止時が面白いと感じたのはセンターコンソール上のシフトレバーの手前にあるつまみボタンのようなものを右にひねるとエンジン始動・停止となります。ひねってエンジン始動・停止作業というのはなかなかないので、珍しいです。まあエンジンを掛けていると感じられる所作の一部ではないでしょうか。
乗った感じではモデルがT5というグレードで、2Lの4気筒エンジンを前置きした4輪駆動車で車重が2トン超なので、もっさりした感じかなと思いましたが、静粛性も高くアクセルを踏み込んでもうるさくなるようなことはありませんでした。必要にして十分なエンジン性能で、ストレスなく加速できます。トランスミッションは8速のAT式で滑らかに且つ適度なシフトショックが心地よいです。但し、あまりにソフトで滑らかなので、フラットな乗り心地というよりはフワッとした感じで運転席からの眺めも腰高で見下ろす感じです。安全運転支援機能も充実していて、走行中に隣の車線で斜め後方から近付いたクルマの存在を、ドアミラーの内側のライトの点滅で教えてくれて非常に便利です。この機能のあるクルマに乗った後に機能なしのクルマに乗ると不安に感じてしまうくらいで、安心して運転できるありがたい機能です。
燃費もこのサイズにしてはそこそこな9km/L程度でした。
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