中国民族衛生協会健康飲用水専門委員会の馬錦亜秘書長は11日、
「農夫山泉」の水質基準は国の水道水基準よりも甘いと指摘した。京華時報が伝えた。
10日夜、「農夫山泉」は水質問題について声明を出し、
「製品の水質基準はこれまで一貫して国のいかなる飲料水基準よりも厳しく、
現在の水道水基準を大幅に上回る」と強調した。
だが、公開されている資料によると、「農夫山泉」は浙江省が定めた「DB33/383−2005」基準を製品に適用している。
この基準は有害物質であるヒ素、カドミウムの上限基準が国の「GB5749」生活飲用水基準より緩く、
ヒ素の許容値は5倍に相当する。
馬秘書長は「ボトル入りの水は全て、『GB5749』生活飲用水基準を適用する必要がある。
生活飲用水とは一般に水道水を指す。
ボトル入りの水はこの基準よりも厳しい基準が適用されるべきだ」と指摘。
「農夫山泉」の製品の水質基準が水道水より甘いことは、国家食品安全法に違反する疑いがあるとしている。
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