世界の億万長者について調べた2014年版の報告書によると、10億ドル(約1070億円)以上の資産を持つ億万長者は
前年の調査から世界で155人増えて2325人になった。
それによると、億万長者の資産総額は平均約31億ドル(約3300億円)、平均年齢は63歳。資産総額が10億ドルに
達したのは40代後半だった。
ほぼ90%は既婚者で、子どもの数は平均2人。付き合う相手も富裕層が多く、平均すると億万長者3人を含む超富裕層の
9人と交流している。
性別は圧倒的に男性が多く、女性は286人のみ。男性の場合、87%は財産の少なくとも一部を自分で築いてきたのに対し、
女性は相続したケースが多く、自ら財産を築いたのは35%のみだった。
不動産は平均で4物件を保有し、1物件当たりの時価は平均2350万ドル(約25億円)。35%は慈善財団を運営し、
30人に1人はスポーツチームか競走馬のオーナーになっている。
億万長者でも高学歴者ばかりとは限らず、35%は大学を卒業していなかった。
大卒者の出身大学は米ペンシルベニア大学を筆頭に、ハーバード、エール、南カリフォルニア大学の順。ムンバイ大学やモスクワ
大学も上位に入ったが、上位20校のうち16校は米国の大学だった。
居住地は世界20都市に約35%が集中している。このうち米国は2都市のみだが、億万長者に占める米国人の割合は約25%で
最多だった。
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