鹿児島地方気象台は6日、鹿児島県・桜島で大きな噴石や火砕流が、噴火に伴って発生する可能性があると発表した。今年に入って山体が膨張している兆候を継続的に観測したためで、周辺の住民に注意を呼び掛けている。
気象台によると、火口は火山灰など砕石物によってふさがれている。1日ごろから、傾斜計や伸縮計のデータが山体の膨張を示しており、活動を活発化させるマグマと、それにより発生した大量の火山ガスが膨張の原因とみている。
桜島の爆発的噴火は今年、6日午前までで27回発生。気象台は今後も同規模の噴火が続くとみている。
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