豪華海外出張で非難の的になっている東京都の舛添要一知事。今月12〜18日の米国出張でも、1泊15万円前後のスイートルームに5泊し、宿泊代だけで74万円。
都条例の上限である1泊4万200円をはるかに上回っている。もちろん、往復の飛行機はファーストクラスで225万円だ。
出張することが明らかになった3月8日から今月15日までに、都には約2000件の抗議電話やメールなどが殺到したというが、当然だろう。
批判をかわすため舛添知事は、21日に経費の妥当性をチェックする検討会を設置、6月末をメドにその結果をまとめると言っていたが、その検討会にも、批判が殺到している。
検討会のメンバーが局長や部長など都の幹部職員8人だからだ。
■“外部監査”なし
ネット上では「監査ってのは外部がやるもんだろ」なんてツッコミも。怒りの業火に油を注いでいる。
しかも、舛添知事は22日の定例会見で、「まず、都庁のレベルでしっかりやる。そのうえで外部の人が必要なら、私の判断で入れる」などと言ってのけたのだ。
どこの世界に「裁判をするかは俺が決める」という“被告”がいるのか。政治評論家の山口朝雄氏も呆れてこう言う。
「“大東京”のトップともなれば、どこへ行ってもそれなりの扱いを受けるし、慣れるに従って自分は大物だと勘違いし、疑問すら抱かなくなるのでしょうねえ」
23日付の毎日新聞夕刊によると、昨年度の舛添知事の海外出張費は2回で計約5686万円。
森田健作千葉県知事の2回で約2643万円の2倍以上だ。
もちろん森田知事だって使い過ぎだが、一応ビジネスクラスらしい。バカにつける薬はないとは、よく言ったものだ。
自腹切れよ。そんなに遊びたいなら。税金をなんだとおもっているのかね。
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