紙のお金とは,株式や国債・社債や投資信託などの有価証券を指します.
動産(車や家電など),絵画,宝石・貴金属,腕時計などの装飾品も含める場合がありますが,
ここでは,省きます.
現金を増やすためには,社長に,実績をあげて,自分の価値・評価を高めて,昇給(昇級)を勝ち取る.
ただし,サラリーマンであれば,どの職種に所属するかによって,生涯獲得賃金が決まります.
紙のお金,不動産を購入するにあたって,タネ銭が必要になります.
前者だと,30〜50万,後者だと100〜1,000万
伝説の億万長者,本多清六(『私の財産告白』実業之日本社から)は25歳,大学教師時代から,給料の4分の1を天引きし,貯金を始めた.強制的に4分の1を貯金します.
月給20万なら5万円,残り15万円で生活する.最初はきついが,慣れてしまえば問題なくなる.ボーナスも同じ.1年で,60〜75〜80万円,3年で180〜240万円貯まる.
本多翁は,最初に日本鉄道株(上野青森間ー私鉄時代)を購入,買い増しし,高値で売却した資産で,専攻学科である農学・林学や留学先の指導教授(ブレンタノ教授は40歳台には億単位の資産家でもあった)から習った財政経済学の教えを基に,幹線鉄道と安い土地・山林に投資した.本多翁も,40歳の時には大学の給料より,貯金の利子や株式配当の方が多くなった.
1千万円の現金で,1千万円の株を購入した瞬間,その株の価値はいくらか?
1千万円の現金と9千万円の融資で1億円の不動産を購入した瞬間,不動産の価値はいくらか?
(お金持ちになれる「超」不動産投資のすすめ」ドルフ・デ・ルース著,東洋経済新報社から)
銀行や金融機関は不動産が担保の場合,喜んでお金を貸す.銀行はお金を貸したい.
天引き貯金で,タネ銭を作り,紙のお金や,少額の不動産の中古物件で資産を形成していく.
10年ごとに,自分の人生設計を行う,目標を立てることが,人生を楽しく送る最優先課題です.
繰り返しになりますが,
「時間は命です」
命とは,生まれてから死ぬまでの時間の総和.
「お金」は生き方そのものともいえます.
自分の人生を価値あるものにする,
かけがえのない神聖な「仕事」をモノの奴隷に貶めないためにも,
「必要とするだけのお金を継続的に作り出す仕組み」を手に入れることが,
人生をよりよく生きるうえで欠かせない要素です.
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