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2017年10月26日

橋下徹 憲法改正論議や安全保障論議が現実的なものになるという結果を生み出したことは日本にとって良かった

BLOGOS  より 

橋下徹 憲法改正論議や安全保障論議が現実的なものになるという結果を生み出したことは日本にとって良かった - 10月23日のツイート

小池さんと 前原さんにとっては 敗北だろうが、 民進党を2つのグループに整理し、 政党を行ったり 来たりするチョロネズミが 駆除され、 今後の国会においては 憲法改正論議や 安全保障論議が現実的なものになる という結果を生み出したことは 日本にとって良かった。 両名の大功績。 二大政党制への道のりは長い。
確かにその通りだ。 日本の国にとって お二人は 大功績だ。 人間の自我は 基本的に 利己的なものだ なんだかんだ言っても 自我は利己的でなくては 生存の危機に直面する。 しかし 潜在意識 意図せずに行う行動を含め 潜在意識の中には かなり 利己的なものから離れた 深い理想を追求するものがあって 時々顔を出すもの。 お二人にとっては とりあえず 失敗だと お考えだろうが 少し意識の深いところでは 十分な素晴らしい お仕事をしている。 決して偶然ではない。 直接 憲法改正とか 安全保障関連の論議が進みやすいとか そう言ったことは 当然だが もっと大きなところで 日本の政治・日本人の政治意識が 少しではあっても 確実に成長・成熟する方向に 進めていることが 本当に評価されるべきことだ。 深い自己への信頼を持って これからも進めてほしい。
posted by sachi at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治

2017年10月24日

小泉進次郎「新聞に軽減税率はおかしい」 生中継で発言、ネット「よく言った」

より 

小泉進次郎「新聞に軽減税率はおかしい」 生中継で発言、ネット「よく言った」

2017年10月22日投開票の 衆議院議員選挙で、 神奈川11区で当選した 自民党の小泉進次郎氏(36)が 各テレビ局の選挙特番の生中継で、 新聞が「軽減税率」 の対象となっていることに異議を唱えた。 小泉氏は これを主張し続けているにも関わらず、 テレビや新聞ではなかなか報じてもらえないと 訴えた。 生中継を活用した国民への訴えに、 「よく言った」などと反響を呼んでいる。 新聞協会 「活字文化の維持、普及にとって不可欠」 軽減税率とは、 消費税率引き上げに伴う低所得者対策で、 消費税が現行の8%から10%に引き上げられる2019年10月1日から実施される予定。 軽減税率の対象となっているのは、 (1)酒類・外食を除く飲食料品 (2)週2回以上発行される新聞 (定期購読契約に基づくもの)で、 税率は8%のまま据え置きとなる。 対象となる新聞は、 「一定の題号を用い、 政治、経済、社会、文化等に関する 一般社会的事実を掲載する」 ものとされている。 日本新聞協会の公式サイトによると、 新聞に軽減税率が必要な理由は、 「ニュースや知識を得るための負担を減らすため」 「読者の負担を軽くすることは、活字文化の維持、普及にとって不可欠」 であるため。 2015年には消費税の軽減税率制度に関して、 「わが国の民主主義と文化の基盤となっている新聞(電子媒体を含む)については、知識への課税は最小限度にとどめるという社会政策上の観点から書籍、雑誌等とともに軽減税率を適用すべきである」 と声明を発表している。 なお、 現時点で有料の電子版の新聞は対象外となっている。 しかし、 小泉氏はこれに異議を唱える。 22日の選挙特番の中継で 最初にこの件について触れたのは、 TBS系「激突!与野党大決戦 選挙スタジアム2017」 だった。 星浩キャスターからの 自民党は財政再建を先送りにしているのでは という質問に、 「消費税の関係で言わせてもらうと」 と話を切り出した。 「私は新聞が軽減税率対象っておかしいと思います。 これテレビ新聞はほとんど報じてくれないんですよね。 消費増税を訴える新聞が、 自分たちの消費増税を負担しないという事を あまり報じないっていうのはフェアじゃない」 星キャスターから 「軽減税率の見直し、是非訴えて欲しい」 と声を掛けられ、 小泉氏は 「今回の選挙でもね...」 と話を続けようとするも、 別の出演者から 「進次郎さん、ありがとうございました」 と遮られて中継は終了。 「すみません、お時間が来てしまいました」 というアナウンス後、 台風情報へ話が切り替わった。 「『報道されない』からこその手法」 続くテレビ東京系 「TXN衆院選SP 池上彰の総選挙ライブ」 では、 ジャーナリストの池上彰さんから 自民党の中で 安倍晋三首相に批判的なことを 言えなくなっているのではないかと問われた。 小泉氏は 「新聞の軽減税率反対だって言ってもね、なかなかテレビで報じてもらえないんですよ。新聞なんかほとんど書かないんですよ」 と嘆くも、中継はそこで終了。 池上さんは 「後でちゃんと報じますから」と、 事前取材での 小泉氏の同様の発言を オンエアすることを約束した。 その後 放送された事前に撮影された 小泉氏と池上さんの対談では、 「新聞が軽減税率の適用対象というのは、 増税を訴えている 新聞が軽減されるって 筋通ってないですよね。 他の業界で軽減税率を適用されるのは、 食品を抜かせば新聞だけですよ。 これおかしいと思いますよ。 これはね、ずーっと訴えてきてるんです」 と主張。池上さんから 「新聞社を敵に回しますね」 と言われても動じず、 「これを敵に回すとしたら、 新聞社のジャーナリズムって そんなもんなんだなと思いますね」 と言い切った。 「新聞の主張を国民の皆さんに伝える上で、 筋通っているか通っていないかって すごく大事じゃないですか。 国民の7、8割が新聞を読んでいて、 『これは食べるものと 同じくらい日々欠かせないものだから 増税されたら困る』 っていう声があるなら分かります」 と説明すると、 池上さんは 「新聞社がそういう主張をしていますよね」 と相槌を打った。 「逆じゃないですか。 どんどん新聞が読まれなくなっていく。 そういうこと考えたらね、僕はおかしいと」 と主張を貫き、国民へ議論を促した。 さらに日本テレビ系 「ZERO×選挙2017」では、 村尾伸尚キャスターから 自民党は 財政再建を本気で取り組む覚悟があるか との質問がされた。 小泉氏は 消費税の使い方を変えたいという 安倍首相の訴えを引き合いに、 消費税の集め方も変えるべきと指摘した。 「消費増税をしろしろと言っている新聞は 消費増税を負担しないんですよ。 おかしくないですか? だけどこれは テレビも新聞も ほとんど流してくれませんよ。 私は消費増税をやれと言っているんだったら、 自分たちだって消費増税を 受け入れるべきだと思いますよ」 と主張。 「メディアも含めて議論していきたい」 と返す村尾キャスターに、 「是非村尾さん、 この問題は テレビもなかなか色々なところに 忖度があるのか、 あまり報じてくれないんですけど。 是非ですね、 これ本当になぜ 食品以外は新聞だけなのかっていうのは、 是非期待していますから」 と語り、 その後は別の出演者からの質問に移った。 「ほとんど報じてくれない」 という新聞の軽減税率問題を、 あえて テレビの生中継で訴えた小泉氏について、 ツイッター上でも 「テレビでそれをよく言ったなという感じ」 「編集しようのない生放送で 新聞軽減税率問題を ぶっ込む小泉進次郎はやり手やなぁ」 「『報道されない』からこそ、 この手法なんでしょうね」 など反響を呼んでいる。 同日夜、 首都圏で放送のあった NHK「2017衆院選 開票速報」、 テレビ朝日系「選挙ステーション」、 フジテレビ系「FNN選挙特番 ニッポンの決断!2017」 の選挙特番でも 小泉氏のインタビューが中継されたが、消費税については話題に上らなかった。
もう20年以上前の話になるが 国内のあるプロのクラシック音楽の演奏団体の メンバーから聞いた話だが その団体は 他のクラシック音楽の演奏団体と同様に 経済的に決して楽ではない。 だから 公的な助成金での演奏会も行うし 文化庁の助成で行われる 学校の芸術鑑賞会などに参加することもある。 しかし 公的な助成に頼りすぎることは よくないししていない。 自分たちの考えが 必ずしも 時の政権の主張と同じとは限らないし 多額の助成を受けることで 自分たちの主張が 鈍ったり 抑えられたりすることがあっては ならないからだ。 という旨の話を聞いたことがある。 その団体は ジャンルはオーケストラではない オーケストラほど メジャーなジャンルではないが 子供から大人まで 多くの人がよく耳にするジャンルで 決して マイナーなジャンルでもない。 そして そのジャンルでは確かにトップレベルで 歴史も長くCDもかなり出ている。 考え方としては 真ん中よりは 多少左寄りで 反戦平和などの主張が 見え隠れすることはあるが 演奏作品の中に感じられるだけで その主張が作品を差し置いて 強調されることはないので 偏っているという印象はない。 ちなみに その団体の演奏会では 天皇陛下はじめ 皇族方も 複数回お見かけした。 だから 偏向報道の問題とか 新聞がもはや生活の必需品ではない とかより まず 大切なことは 表現の自由・言論の自由なのだ。 そして 報道や言論・表現に関わる団体であれば 公的なお金の仕組みなどとは 一歩距離を置くくらいの 良識が問われて良い。 『李下に冠を正さず』だ。 軽減税率が 適用になるということは 国民の税金が そこに入るということと 本質的には同じだ。 そこで報道される内容は 全くそのための影響を受けない とは言い難い。 そこは報道機関の側が 慎重になるべきことだ。 会社にとって経済的な問題は確かに 重要な問題だが 朝日新聞社員の平均年収が 1262万円であることを考えると、 そんなに経済的な手当が 必要とも思えない。 社会全体のためにも、 報道機関自身のためにも 言論・表現の自由は もっと大切に扱われるべきだ。 こちらもご参考に
posted by sachi at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治

2017年10月23日

小泉進次郎氏、遊説で国民の「飽き」や「不信感」を感じたと説明

日本経済新聞  より 

小泉進次郎氏、遊説で国民の「飽き」や「不信感」を感じたと説明

自民党の 小泉進次郎筆頭副幹事長は22日夜、 NHK番組に出演し、 今回の衆院選の 遊説における 聴衆の反応について 「全国で感じたのは おごりや緩みだけではなく、 『飽き』だ」 と述べた。 学校法人 「加計学園」の問題などに関し 「不信感を持っている方々が全国にいる」 との認識も示した。 安倍晋三政権は信任を得られたか、 との問いに答えた。 来秋の党総裁選で 安倍首相の3選を支持するか、 との問いには 「政治の世界は何が起こるか分からない。 来年のことを話すのは早いのではないか」 と述べた。
「飽き」 という分析は正しい。 長期政権の辛いところは その「飽き」。 どんなに正しいことをやっていても 「飽き」に勝つのは大変だ。 しかし これは 楽観論というのとは すこしニュアンスが 違うのだが 安倍内閣を 支持するかしないかといえば 半分くらいは もう飽きたし あまり面白いことも言わなくて つまらないから 支持しないと答えるが 支持はしないけど 首相は 安倍さんにやっててもらわなくては 困るという人は結構多いようだ。 つまり 政策とか政策の結果でいえば 結構実際には支持されているのだが 性格がつまらないと感じている という人が案外多いようだ。 そういうことを 複数の人が語っていて それなりに 気持ちは わかるなあと思っていた。 それが 今回の結果を見れば 全くなるほどなのだ。 これは 逆に考えれば つまらない性格なのに 票は取るんだから 立派だといえなくもない。 なんだかんだ言っても 結構評価されて 実際には 政権も支持されていると 見ることもできる 実は 一つのいい形 なのかもしれない。 強いて言えば 何か 強めの ワンポイントが あっても良いのだろう。
posted by sachi at 21:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治

自公大勝、安倍首相続投 改憲勢力は3分の2超 立憲民主党が野党第一党に

産経新聞 より 

自公大勝、安倍首相続投 改憲勢力は3分の2超 立憲民主党が野党第一党に

第48回衆院選は22日、 投票が行われ、 一部地域を除き開票された。 自民、公明両党で 定数465の過半数(233議席)を制し、 大勝した。 改憲勢力は 憲法改正の国会発議が可能となる 3分の2(310議席)を超えた。 安倍晋三首相(自民党総裁)の 5年近くにわたる政権運営が信任され、 来年秋の総裁3選に向け、 道が開けた。 小池百合子代表 (東京都知事) の希望の党は公示前勢力を下回り、 躍進確実の立憲民主党が 野党第一党になる見通しだ。 自民、公明両党は、 首相が設定していた勝敗ラインをクリアした。 自民党は単独でも過半数を確保した。 首相は22日、 民放番組で 「厳しい視線があると認識しながら、 勝利に対して謙虚に向き合う」 と述べた。 二階俊博幹事長は 民放番組で 次期総裁選で首相を支持する考えを示した。 公明党は前回衆院選の 35議席以上の目標には届かない。 自民、公明両党の大勝で 北朝鮮対応や 幼児教育無償化など重要政策が前進する。 希望の党は伸び悩み、 公示前の57議席に届かない可能性がある。 小池氏は22日、 出張先のパリで記者団の取材に 「私の言動で不快な思いを抱かせてしまい、 厳しい結果になった。 おごりがあったのではないかと反省している」 と語った。 自身の進退については 「党を立ち上げた責任がある」 と続投の意向を示した。 立憲民主党は公示前の 16議席から倍増した。 日本維新の会は公示前の 14議席をやや下回る。 共産党は半減するなど苦戦。 社民党は公示前勢力を維持する。 日本のこころは、 政党要件を失う見通し。 民進党の前原誠司代表は 22日のテレビ番組で 「このポジションを 投げ捨てることが 自分のやるべきことだと思わない」 と述べ、 代表を続投する考えを示した。 共同通信が 午後11時現在で 集計した推定最終投票率は 53.83%で、 戦後最低だった前回を 1ポイント程度上回る可能性がある。 総務省は22日、 期日前投票は2137万8387人(速報値) で前回衆院選に比べ 62.54%増えたと発表した。 首相は 11月1日にも特別国会で 第98代首相に指名され、 第4次安倍内閣が発足する運びだ。 麻生太郎副総理兼財務相ら主要閣僚を 再任させる。 23日に与党党首会談を行い、 連立維持を確認する。
全体として 個人的には これで良いと思っている。 希望の党の 急激な失速について その必然性も わからないではないし その必然性は 悪いことばかりではない。 無理して 人数を増やす方が 中長期的な問題は多くなっただろう ということを考えると 現段階ではこれでよしと思う。 しかし 希望の党について 少し考えたことがある。 ずいぶん前のことだが 長年離婚の調停をされている方が 「離婚しようとする夫婦で、 絶対に修復不可能なのは、 離婚の理由がないという夫婦だ。」 という旨のことを言っていたのを 聞いたことがある。 (唐突にこういう話も意味が通じにくいかもしれないがお許し願う) 配偶者に対して 『これこれなになに』という 不満・不都合がある場合は 言い争いになって どんなに険悪になっても その問題が取り除かれ 解決すれば 元の鞘に収まるケースが あるが 「特にこれと言った不満はないが、もう一緒にはいたくはない。」 とか 「なんか知らないがとにかく別れたい。」 という場合は 話し合っても まず、元の鞘に戻ることはない、 ということだ。 人間 「なんかモヤモヤしたもの」 とか 「なんとなくいや」 とか そういったものを 大きな問題にすることは あまりない。 簡単に解決できそうだったり ちょっと我慢すれば すむと思ってしまう。 しかし、 そこは結構 闇が深い。 この話を聞いた時点では 深く考えることはなかったが 数年後に 知り合いの離婚話に接した折に この話を思い出した。 そして その時考えたのは 「言語化」 ということだった。 人は 喜びや苦痛を感じる。 その感じは言語ではない。 しかし 問題が生じて その問題を解決しようとする時 ほとんどの場合 言語と関わって 解決のプロセスを進める。 問題を感じ その問題を 何らかの言語にして 問題全体をしっかり認識して 問題を客観化することで 解決の方法を 見出していく。 相性の良い夫婦なら 何の問題も感じずに 一生暮らすかもしれないが 多くの夫婦は 日々の生活の中で 時間をかけて 何となく 不快なものが 何となく 形成されていく場合もある。 それは 苦痛は感じていても 案外 はっきりした意識には 登ってこないことも多い。 つまり 言語化されないまま 苦痛なイメージと共に 日々を過ごす。 はっきり意識されて 言語化されれば すぐにとは 行かないまでも 解決の糸口が 比較的容易に見つかることはある。 解決すればスッキリする。 (ちょっとあえて乱暴に論を進めるが) つまり 不満とは 意識されない 潜在化された不満の方が 厄介で解決しにくい。 はっきりと 意識され顕在化した 不満は 客観化され 全体像がわかりやすいので 解決の方法は見つかりやすい。 顕在化された不満は 解決の方法が見つかりやすいが そもそも構造的に 顕在化されにくい 言語化されにくい 種類の 不満も たくさんある。 2009年の民主党政権が誕生した時、 とにかく 自民党じゃないやり方で 一回はやってみよう、 民主党に一回やらせてみよう、 という風潮があった。 あの時多くの人が 感じていた 政権への不満の中には そういった 言語化されない 潜在化した不満が多くあったように思う。 例えば 時の麻生首相が 大幅に間違ったことをいっているとは 誰も思わないが 話すタイミングが なんか違うとか 謝っているのに なんか尊大に感じるとか 常に上から目線だとか 言葉尻がなんかイラっとくる とか そして何か 右往左往してるイメージがあるとか 大それた 政権への不満とか 政権の過ち とかじゃないんだけど なんかモヤモヤする。 慢性的なモヤモヤが 支配的になると、 一気に 「政権変えてみれば」 となる。 このエネルギーは大きい。 多くの人が 大変な大きな国レベルの変更にも関わらず 何のチェックも検証も確認作業も しなくていいような 気がしてしまうわけだから。 そして 「自民以外ならOK」 が暗黙の了解事項になる 民主党にとっては こんな美味しい話はなかった。 党内のイデオロギーが どんなに違っていても そのために 内部の争いが絶えなくても 「政権は向こうからやってくる時がある」 という伝説が 彼らの心の深層に強く刻まれ あの民進党に至ったのだろう。 その民進党が 希望を破壊し 立憲民主も間も無く破壊する。(多分) しかしここで 希望の党に考えてほしいことは 「民進党を入れなければよかった」 ということではなくて 希望の党も かつての民主党の轍を 踏んでしまっていたのではないか ということだ。 つまり 東京都に関わることで 都民の間に モヤモヤが 高まっていた状態での 知事選・都議会選の 勝利だったのではないか ということだ。 そう考えると 都民のモヤモヤは 石原知事がやめる頃からあった。 その後の 猪瀬知事への禅譲に しっくり行かない向きもあった。 その猪瀬知事の辞め方も スッキリしない。 次の舛添さんは そもそも国会議員時代からの 得票数を考えれば 順調に行っておかしくない人なのに ああいう辞め方をする。 そこに 都議会のドンの話が 出てきたりする。 都民のモヤモヤMaxだ。 それは確かに その時々の状況を 的確に言語化して 状況を改善する方策を 一生懸命練った人もいるだろう。 しかし 都民の大勢は 大いにモヤモヤだった。 そこまでの登場人物が 全員、 自民党に関わる人だったから、 党に逆らって 自民党を飛び出した 小池さんは ジャンヌ・ダルクそのものだ。 そして 同じことは 都議会選挙でも起こった。 言い出しっぺは 猪瀬元知事だったと思うが 「都議会にはドンがいて 都議会を牛耳って」 どうのこうのと 一般の都民からすれば ドンがどのように支配して どのような悪事が行われて いるのか いないのか はっきりはわからない。 でも なんかよくないことが あるらしい。 それは モヤモヤしない方がおかしい。 そうしたら 今ある家具は全部捨てて 新しいジャンヌダルクブランドの新品に 取り替えよう、 そして新しい生活を始めよう、 と思って何の不思議もない。 自民党議員が 減った場合に起こる 弊害と問題点を 検証する人などいるわけない。 ここまで このような論を立てると 小池さんは 運が良かっただけで 実力があるわけではない と言いいたいのだろうと 思われる方も いらっしゃるだろうが そうではない。 ちなみに 民主党政権は 運が良かっただけだと 思っているが。 小池さんはそうではない。 名前が先行したために 起こった問題を取り払い 本来のあり方のために 進めばいいし その能力は 十分にある方だ。 目指す方向性は とても良いことだし それはじっくりと 時間をかけてやることだ。 期待も応援もしている。 最近のリベラルは ずるい人も結構いるから 反自民の受け皿にしてはいけない。
posted by sachi at 16:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治

2017年10月22日

自公、過半数を大きく上回る勢い…出口調査

YOMIURI ONLINRE より 

自公、過半数を大きく上回る勢い…出口調査

読売新聞社と 日本テレビ系列各局が 共同実施した出口調査によると、 自民党と 公明党の 与党は定数の過半数 (233) を大きく上回る勢いだ。 自民党は単独でも過半数を上回り、 勝利する見通しとなっている。  安倍首相(自民党総裁)は 11月1日にも召集見通しの 特別国会の首相指名選挙で 首相に選出された後、 ただちに第4次内閣を発足させる見通しだ。 希望の党(公示前57議席)は苦戦している。 共産党(同21議席)は議席を減らしそうだ。 立憲民主党(同15議席)は躍進する勢いだ。 日本維新の会(同14議席)は厳しい戦いとなっている。
全体としては 予想通りで 妥当なところ。 希望は 橋下徹の言う 「ガラクタ議員」 が多かったので やむを得ないが そもそも 小池新党は このタイミングでは 準備不足のはず と言うところだったのだから まあ健闘した とも言える。 今後に向けて ガラクタ議員を排除しつつ 丁寧に 作って行けば良い。 そのことの方が 今回の選挙よりはるかに重要だ。 立憲民主党は どう考えても 枝野さんの人気によるところが かなり大きく 枝野さんの人のよさをいいことを 立憲民主版ガラクタの皆さんが 勝手なことを言い始めると かなり厳しいことに なるのではないか。 また今回は メディアの表現に関心があった。 偏向報道はやめてほしいのだが 同じことを伝える 二つのメディアを たまには比較してみたい。
毎日新聞 より

衆院選 揺れる日の丸、かき消される「アベやめろ」 首相の「アキバ演説」で見えたもの

「国難突破解散」 だとして総選挙に打って出た安倍晋三首相は、 選挙戦を通じて何を語り、 何を語らなかったのか。 21日夜、東京・秋葉原で行われた 「最後の訴え」の現場で考えた。 その映像とともに首相遊説を振り返る。 【井上英介/統合デジタル取材センター】 日の丸の旗が無数に揺れる  午後6時、雨の降りしきる東京のJR秋葉原駅前は異様な空気に包まれていた。  選挙戦を締めくくる「最後の訴え」で安倍首相が到着する1時間半前から、無人の自民党選挙カーの周囲を人が埋め尽くし、数え切れない日の丸の旗が揺れている。大半が支持者のようだ。「負けるな安倍総理」「頑張れ安倍総理」−−巨大な横断幕が何枚も掲げられている。  大勢の警察官が、鉄柵やロープを使ってその大集団と一般市民を隔てている。横断幕や居並ぶ警察官の前を、通行人が足早に通り過ぎていく。  駅ロータリーを囲んで地上を見下ろす歩行者デッキも、支持者で埋まっている。「みなさーん、これで応援してくださーい」。各所で日の丸の小旗を配っている。誰が小旗を用意したのか。配る女性の一人は「ボランティアなので、ちょっと……」と笑顔で首をかしげたが、自民党のバッジをつけた人も配っていた。  TBSやテレビ朝日を「偏向報道」と糾弾するプラカードを持って歩き回る支持者たちも多数いる。全体に若い世代が多い印象だ。  地上では支持者に交じり、少人数で政権批判のプラカードやのぼりを掲げる人たちがいた。東京1区の自民党候補、山田美樹氏らの演説が始まると、支持者たちから「選挙妨害!」「プラカード下ろせ!」「お前ら左翼は帰れ!」と容赦ない罵声が飛ぶ。応援弁士の一人も「伝統ある東京1区で左翼を勝たせてはならない」などと絶叫調で訴える。  3カ月前の7月1日、東京都議選最終日に安倍首相は秋葉原の全く同じ場所で応援マイクを握り、聴衆の「帰れ」コールに直面した。そこで「こんな人たちに負けるわけにはいかない」と気色ばみ、歴史的敗北を喫していた。  首相は秋葉原でリベンジを望んだ−−との報道もあったが、この日の秋葉原は見渡す限り支持者ばかり。「こんな人たち」に悩まされる心配がないことは明らかだった。実際、今回の衆院選で首相遊説に同行してきた記者の一人は「会場でこれほど多くの日の丸が振られるのを初めて見た」と話す。 音楽に合わせて主役が登場  午後7時半、突然アップテンポの曲が流れ、「ウォーッ」と地鳴りのような歓声が上がった。日の丸の小旗が激しく振られる。安倍首相が麻生太郎財務相を伴って登場した。人気タレントのイベントのような雰囲気だ。  麻生財務相の短い演説のあと、マイクを握った安倍首相が何かを言うたび、拍手と歓声が湧き起こり、「そうだっ」と合いの手が飛ぶ。時に「ウソつけっ」「安倍やめろっ」とやじも飛ぶが、ただちに周囲から「選挙妨害!」「左翼は帰れっ」と反撃に遭う。大声でののしり合う聴衆もいた。  安倍首相の演説は19分間続いた。大部分は北朝鮮危機の強調(その裏返しで日米同盟強化と安全保障関連法の必要性)、および旧民主党政権時代の批判(その裏返しでアベノミクスの成果の強調)に費やされた。  北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と果てしない挑発合戦を続ける米トランプ大統領との関係を、首相は誇らしげに語った。「国民の命と幸せを守り抜いていく。そのためにも国際社会と連携していかなければならない。ですから私はトランプ大統領といつも首脳会談を行い、必要な時には電話会談を行うことができる関係を築いてきました」  民主党が民進党に名を変え、希望の党に合流した経緯については「ジャイアンツは、クライマックスシリーズに出られないからといって名前を変えますか?」と皮肉った。  だが、自民党が公約に掲げている憲法改正についての言及はなかった。9月の解散表明時に「選挙を通じて国民に説明する」としていた森友学園、加計学園の問題も、ついに何も言わずじまいだった。 最初は有権者から逃げ回る印象  そもそも衆議院が解散され事実上の選挙戦となって以降、安倍首相の遊説は異例ずくめだった。  東京都内などでの遊説で場所も日時も公表せず、予定していた場所が外部に漏れると近くの別の場所に変更した。解散に打って出た本人の首相が有権者から逃げまわる印象を与え、レーダーに探知されにくい「ステルス戦闘機」をもじって「ステルス作戦」と評された。  10日の衆院選公示第一声は福島市で行ったが、立った場所は駅頭や繁華街ではなく、郊外の水田の中だった。市議会議員などの紹介がなければ入ることができず、聴衆は支持者とみられる200人ほど。しかも、道路を挟んで離れた一角に固められていた。  演説では、福島第1原発の事故や廃炉への言及が全くなかった。なおも多数に上る原発避難者にも触れないまま「復興は間違いなく進んでいる」と強調し、北朝鮮の脅威とアベノミクスの成果を訴え続けた。  公示後は遊説の日程を公表するようになったが、政権批判をする有権者が排除される場面もあった。  最終日の秋葉原。  安倍首相は演説の最後に言った。「きょうは本当に、こんなにたくさんのみなさまにお集まりいただき、ありがとうございました! 勇気を与えていただきました」。この直後に聴衆の中で小さな「安倍やめろ」コールが起きた。が、すぐに支持者の大きな「安倍晋三」コールにかき消された。自分の言いたいことしか言わないリーダーに、支持者たちが熱狂する。直近の世論調査で内閣支持率を不支持率が上回る状況とは相当に異なった世界が現出していた。  そんなふうに遊説活動を締めくくった安倍首相は、異論に耳を傾け、謙虚な国政運営を望む有権者の期待に応えるのだろうか。
デイリースポーツ より

安倍首相に「そおだああ〜!」の大合唱…秋葉原リベンジ演説

 安倍晋三首相=自民党総裁=が、衆院選の選挙戦最終日の21日、因縁の地である東京・秋葉原で最終演説を行った。  午後7時半、安倍首相が両手を振りながら演説カーに登場すると、雄大な音楽も流れた。  安倍首相は聴衆に向かって「こんばんは!こんなにたくさんの方々に、秋葉原に集まっていただき、ありがとうございます」と感謝。  何度も拳を突き上げた演説では、分裂した民進党に対し「看板を変えたからといって、あの(民主政権)3年半がなくなるのか!」「はっきり結論を出そうじゃありませんか!」「国民をだますことはできない!」と声を張り上げた。  その度に、聴衆から「そおだああ〜!!」「そおだああ〜!!」と応じる大歓声があがり続けた。  同所は過去4回の国政選挙で安倍首相がラスト演説を行い、いずれも自民が勝利を収めた縁起のいい場所である一方、今年7月の都議選の際は、演説中に「辞めろ」コールが起こり、これに安倍首相が「こんな人たちに負けるわけにはいかない」とやり返した因縁がある。都議選は自民が惨敗し、再び安倍首相が臨んだこの日の演説は「安倍首相のリベンジライブ」と命名する向きもあった。  今回の衆院選、安倍首相が「最後の訴え」の場に秋葉原を選ぶのか、それとも「敵前逃亡」のそしりを受けかねない場所変更となるのかに注目が集まっていた。安倍首相は21日は、午前から岐阜県・愛知県で遊説を行ったが、夕方に東京に戻り、秋葉原で演説した。
同じことを伝える二つのメディア。 毎日新聞は
揺れる日の丸、かき消される「アベやめろ」 首相の「アキバ演説」で見えたもの
デイリースポーツは
安倍首相に「そおだああ〜!」の大合唱…秋葉原リベンジ演説
読み終わった時点での 全体のイメージが この二つでは かなり違ってしまう。 こういうものに 免疫を持つことだ。 そして 報道は やはり 客観的で 正確であるべきだ。
posted by sachi at 23:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治

2017年10月21日

人間性むき出しの衆院選 「国難突破」「リセット」結果やいかに

産経新聞  より 

人間性むき出しの衆院選 「国難突破」「リセット」結果やいかに

【WEB編集委員のつぶやき】

10日に 公示された衆院選は いよいよ22日、投開票される。 12日間の短期決戦で 悲喜こもごもの選挙戦だったが、 安倍晋三首相が掲げた 「国難突破解散」 に国民の審判が下る。  不謹慎な言い方だが、 選挙は面白い。 国家の未来像をめぐって 舌戦が繰り広げられ、 老若男女、 候補者の人間性がむき出しとなる。  今回の選挙、 主役は「希望の党」と見られていた。 代表に就いて1カ月の 前原誠司氏が民進党を解党、 全員合流するはずだった。 しかし代表の小池百合子知事は 「全員を受け入れる考えははさらさらない」 と言い放ち、 安保法容認を“踏み絵”にしてふるいにかけた。 そして小池氏自身が出馬するのか、 しないのか。 知事に専念すべきとの世論調査が 決め手になったのか、 不出馬となり、 小池人気を当て込んだ 希望の党に冷水を浴びせた。  一方、 小池氏に「排除」された民進党の諸氏は、 無所属か枝野幸男氏が立てた旗 「立憲民主党」の元に結集した。 顔ぶれはお馴染みの ゴリゴリのリベラルの皆さんだ。 保守とリベラルが すっきり分かれたのは 前原さん、小池さんのお手柄であり 率直に評価したい。 人間万事塞翁が馬である。  「穏健な保守」、 「しがらみのない政治へ日本をリセット」 など分かるようで分からない宣伝文句が 上滑りして 希望への期待はしぼんだ。 小池氏の訴えもいわゆる 「モリ・カケ」 (森友・加計学園問題)が増え、 天下国家を語ることが少なくなった。 一方で旗幟鮮明な 立憲民主は支持が集まっているという。  こんな情勢のさなか 「民進党再結集」 を呼びかける御仁もいた。  民進党の小川敏夫参院議員会長は 「今回やむを得ず 希望の党から 立候補している人もいるだろうし、 無所属で 信念を通している人もいる。 選挙後は、 これまで一緒にやってきた 民進党を大きな軸として結集し、 自民党の安倍晋三政権を打倒する」 と訴えた。 さすがに民進党の前原誠司代表も 「これほど有権者を愚弄した話はない。 再結集は絶対にやってはならない」 と一蹴、 自民党の小泉進次郎筆頭副幹事長は 「いくらなんでもひどい」 と酷評、 公明党の山口那津男代表も 「有権者をだます振る舞いだ」 と語った。  当の小川氏は 各方面からバッシングをくらい 前言をひっくり返したが 「再結集」が本音なのだろう。 もしこれに同調する議員がいたら、 単に当選目当ての 「自分ファースト」が露見、 国民への裏切りにほかならならず、 政治不信は頂点に達するであろう。 さて、 22日の開票日は見所いっぱいだ。 各党の当選者数もさることながら、 秘書に暴言を吐いたあの候補は。 不倫疑惑で離党したあの候補は。 首相経験者たちの 戦いなどなど興味は尽きない。  終盤情勢では、 希望の党の失速が顕著だ。 都議会で“小池与党”の 都民ファーストの会の牙城であ 東京の選挙区は 結党メンバーを含めて 全滅の可能性すらあるという。  これに対し、 立憲民主は 「安全保障法制の廃止」 など民進時代の主張を貫いたことが 「筋を通した」 と評価されている。 立憲民主に近い政策を持つ 民進出身の無所属候補も 確実に浸透している。  このままの結果が出たならば、 希望の党内に 責任論が大きくなるのは必至だ。 参院民進党を中心に 前原氏を解任するための 両院議員総会を開く準備も 進んでいるという。 小池氏も無傷では済まない。  民進党から 希望に移籍した前職の中には、 この後に及んで“造反”が散見される。 希望の公約と異なる 主張を堂々と掲げる候補が 続々と出ている。 “化けの皮”をかなぐり捨て 公然と 異を唱える姿は 人としていかがなものか。 「再結集」「責任論」「造反」 など火だねは多く、 選挙後は再々編の予感が漂う。 「コップの中の嵐」 も時節を知るべきだ。  安倍首相が掲げた 「国難突破」の意味は深い。 11月5日には トランプ米大統領がやってくる。 いわゆる 「半島有事」 が絵空事でなければ 「国難」 は秒読みなのだ。
それにしても 民進出身者ひどい。 希望の党を 結局乗っ取る気だ。 橋下徹の言った通りだ。 不愉快極まりない話だ。 人としてどうかいう問題だ。 状況はわからないではない。 香川などは リベラルの受け皿がない。 自民候補は リベラルの受け皿にはならないから、 「護憲」と言っただけで あるまとまった票が得られる。 そういう理屈だろうが そういう神経だから 民進党は 潰れたのだ。 当初 民進には 保守リベラルが同居して どちらも さぞやりづらいだろうと思っていた。 しかし 再結集とか 思わず本音を言ってしまったり 前原解任とか画策したり そういう民進出身者の 理念のなさ 節操のなさを見るにつけ (香川に限らず) 実際には 状況によって どっちにもいい顔をする ような程度の人たちが 多くいたから 同居できたのだろうと 思うようになった。 立憲民主党へ行った人たちも 当初は 小池さんが 完全に右であるにも関わらず 希望の党に行くつもりでいたのだから その神経も普通ではない それがしかも 全会一致というのだから 民進の常識は 常人の常識とかけ離れているのは確かだ。 同居と言っても そもそも理念が どっちでもいい程度の理念なのだから 問題ないし 結局自分のことしか考えないから なるほど同居できるわけだ。 そういう人たちは 当然理念が確立していないから まともな説得力のある 政策など提案できるわけがない。 また 本人たちはいいかもしれないが 有権者から見れば 一つの党に 右も左もいて さらに どっちでもいい人がいたら わかりにくいこと この上ない。 だから 民進は支持されなかったのだ。 だから 救いようのない 批判ばかりの党になって 救いようのない 支持率の落ち方をしたのだ。 しかもそれは 看板を変えた 今でも変わらないということだ。 希望に行っても 立憲民主に行っても 結局 そういう 政治的な理念の めちゃくちゃな人たちが 集まっていて また お金のために再結集する気だ。 橋下徹の言う まさにガラクタ議員だ。 自分なりに 民進党の一つの謎が解けたのは確かだ。 ご参考に 橋下徹氏 朝日、毎日「希望の党」報道を批判 「反安倍でとにかくOK」 橋下徹"前原さん、やり過ぎーー!!(笑)"
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色々画策した小沢一郎氏が無所属で出馬した目論見とは?

週刊ポスト  より 

色々画策した小沢一郎氏が無所属で出馬した目論見とは?

「自民党を倒すためなら共産党とも組む」 と公言して過去2回、 野党連合で 自民党から政権を奪った 小沢一郎・自由党代表は この政党政治の劣化をどう見ているのか。  小池百合子・東京都知事と 前原誠司氏が 合流の協議をしていた時、 小沢氏は共産党の志位和夫氏と 希望の党を含めた 野党協力について 協議したという情報もある。 しかし、小池氏は排除の論理を取り、 共産党は希望の候補に 刺客を送って小沢氏の 野党連合“オリーブの木”構想は 失敗に終わった。 小沢氏の知恵袋といわれる 平野貞夫・元民主党参院議員が語る。 「小沢一郎はこの間、 民進党が野党をまとめて 政権交代するための活動をしてきた。 しかし、民進党は分裂してしまった。 小沢は 『前原の力量ではまとめきれず、 民進党の分裂で 野党共闘ができずに困った』 と言っていました。 今後については読めないが、 小沢自身が無所属で出馬したのは、 この先、 選挙後に どこから相談を受けても フリーな立場で動けるように、 という思いからではないか」 “政界の寝業師”亀井静香氏も 「各政党とも 理念も論理も 倫理もかなぐり捨てた 口先だけの公約を並べている」 と匙をなげ、 自民党政権を 2度下野に追い及んだ 小沢氏も展望が描けないほど、 この国の政党政治は壊れてしまったのだ。
別にそれほど この国の政党政治が 壊れているとは 思わないが、 小沢氏が それだけ 自民党に勝つことが 各党の 政策理念を無視したために起こる 様々な混乱よりも 価値があると思う根拠が知りたい。 そこに感じるのは 単なる権力欲という言葉で 表されていることではすまない 何かもっと 尋常ならざるものを感じる。 欲という言葉で済むなら まだポジティブだが 強迫に近いもの つまり 権力コンプレックスとか 自民党コンプレックスとか そういうネガティブなものに 近いような気もする。 二度自民党から政権を 奪い取ることに成功した、 と言えば 成功の話だが 二度混乱が起きて 短命に終わったと言えば 失敗の話だ。 それでも さらに ここまで来て まだ 野合を画策する神経は 理解できない。 そうさせるものが 何なのか 知りたい。 野合に対する批判はさておいて 知りたい。 また 野合ではなく しっかりと機能する 二大政党制を 本気で作ろうと思ったことは ないのだろうか。
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田原総一朗  なぜ、日本に本当の「保守政党」はないのか?

BLOGOS   より 

なぜ、日本に本当の「保守政党」はないのか?

田原総一朗

衆議院選挙が公示された。 今回、 各党の公約を読んでいて改めて感じることは、 日本には保守政党がない、 ということだ。 アメリカでは、 共和党と民主党がある。 イギリスは保守党と労働党だ。 いずれも 「保守」と「リベラル」の 二大政党が闘っている。 「保守」は、自由経済だ。 だから社会保障は最小限、 つまり小さな政府だ。 対する「リベラル」は、 社会保障を厚くする、 大きな政府だ。 保守政党の政権が続くと、 少数の勝者に比べて 生活が苦しい人びとが増え、 格差が広がる。 この状況で選挙を行うと、 リベラルが勝つことになる。 こうして政権交代が実現する。 新たに生まれたリベラル政権は、 敗者を救うため、 社会保障や福祉にどんどん税金を投入する。 すると財政が悪化し、 次の選挙では保守が勝つ。 アメリカやイギリスといった 2大政党制の国では、 保守とリベラルが交互に政権につくことで、 国家としてのバランスを保っているわけだ。 日本で民主党が誕生したときは、 日本も「2大政党制」になると期待された。 実際に、民主党が政権をとると、 健全な民主主義が 確立すると盛り上がったのだ。 だが、すでにその民主党自体が、 なくなってしまった。 いったいなぜか。 日本では、 自民党が 保守とリベラルの両面を併せ持っていることが その理由だ、 と僕は考えている。 自民党は基本的には保守政党だ。 ところが、 経済政策ではリベラル路線なのだ。 だから、 自民党に対抗しようとする民主党は、 政党色を打ち出すのがむずかしい。 これが、 民主党が混迷を経て、 民進党へ変わり、 そして現在、 実質的な解党に至った要因なのだ。 戦後、 自民党は社会保障を厚くした。 そして高度成長期が終わり、 日本経済が悪化しても、 その政策を続けた。 思い切った政策転換ができなかったのだ。 そのツケがいま、 回ってきている。 現在、 「日本の借金」は1000兆円を超えている。 自民党は、 予定通り 2019年に 消費税を2%上げると表明した。 いままで先送りを繰り返してきたが、 ついに消費税率が10%になる。 ヨーロッパなど先進諸国のほとんどは、 消費税率は20%以上だ。 高齢化社会への備えと 財政再建を考えたら、 消費税10%は、 やむ得ない決断だと思う。 ところが、 この消費税値上げには、 全野党が反対している。 立憲民主党や 共産党は当然だろうが、 「寛容な改革保守政党」 を謳(うた)う、 小池百合子さんの 「希望の党」ももちろん反対している。 どの政党も 財政再建を真剣に考えず、 口当たりのいいことしか語らないのだ。 こんな国は、ほかにはない。 日本には本当の「保守政党」がないのだ。
選挙が近くなって 熱の入った面白い記事がないかと 楽しみにしていたが 言い訳・人格攻撃の類の 政治そのものの具体性には 乏しいものが多かった。 批判が それほど 強い説得力を持つものではないことは 様々な調査結果を少し丁寧に 見れば明らかなのに 選挙間際になっても 政権への批判や 自分たちへの批判に対する言い訳 により力を注ぐ左派。 自説に自信がなくて 不安な時は 言い訳に向かうのは 大人も子供も同じ。 人間、不安な時には クリエイティブな話はしない。 それだけならまだいいが 相手の心情への配慮も できないものだ。 失言の前科のある政治家の皆様には ご注意いただきたい。 また、 この時期に クリエイティブな ヴィジョンを 語れない候補者は 実は政治には 不向きだと思う。 そういうことを 考えながら いろいろな記事を 眺めると やはり 自民党は うまい。 良し悪しの問題ではなく うまい。 そして リベラル・左派は これも良し悪しの問題ではなく 要領が悪い。 散々熱弁をふるっても 目的と手段の区別がついていないため 手段の実現を訴えるが 目的には触れもしない。 そこで感じさせる 残尿感のようなものが 政治への関心を空虚なものにする。 キリスト教の話に登場する悪魔は 何も悪事を企んでるわけではなくて 人間の悪事を 神に告発する役割を持つ 真面目な存在だ。 昔はそんなに真面目なのに どうして悪魔なのか よくわからなかったが 今はわかるような気がする。 残尿感だ。 そんな 半分アホなことを 考えながら 読んでいたが その中で 田原さんの記事は ある種の緊張と 安堵感を同時に与えてくれた。 田原さんの憂慮は 各党党首の弁よりも 妙な(というほどの) 説得力がある。 やはりここで 物事の 原点だったり 本来の姿を 捉え直すような意味での リセットは 大切だ。 むしろ 今 必要だ。 それが 逆説的に 聞こえれば聞こえるほど 近視眼的な状態に あるということだ。 上の話は 夏にラジオで 宮崎哲弥さんとの対談の形で 語られていたものと 内容はほぼ同じだが 大切な話だ。 日本の政治を語る上では 二大政党制の 良し悪しに関して語られることは あまり多くはなかったが 民主主義が より正常に 機能して行くためには 多くの人が考えている以上に 大切なことだ。
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2017年10月19日

橋下徹 “選挙でチョロネズミを駆除せよ” 前原氏批判は筋違い。

PRESIDENT Online より 

橋下徹“選挙でチョロネズミを駆除せよ” 前原氏批判は筋違い。

前原氏批判は筋違い。勝つ可能性に賭けるのはリーダーとしての役割だ

希望の党を立ち上げた 小池百合子代表や 前原誠司民進党代表の行動の凄さは、 僕も二大政党制に向けて 実際に色々やったから分かるんだ。 ところが口だけ連中は そんな苦労を知らないから 文句ばかり言う。 前原さんは、 民進党解党に反対の 元民進党議員や候補予定者、 それに未だ民進党に所属したままの 地方議員や党員には 相当恨まれることになっただろう。 特に希望の党に入ろうとしたけど 拒まれた元民進党議員は 烈火のごとく怒っている。 笑っちゃうのが、 当初希望の党に入ろうとしていた 辻元清美さんや 阿部知子さん。 自分たちも 希望の党に行けると思っていたのか、 「考え方が全く違う小池さんと 一緒にやっていけるのか?」 という質問には 「小池さんとはやっていける、合いそうだ」 なんて趣旨の答えをしていた。 ところが希望の党への入党が 拒絶されたとたん 「小池さんは独裁者だ!  私は信念を曲げることはできない!」 だって。 民進党の仲間に どれだけ恨まれようとも、 怒られようとも、 あの民進党のまま選挙に突入したら 民進党の敗北は 明らかだったんだから、 何らかの手を打たざるを得ない。 そして絶対に勝てることが 保証された勝負なんて 世の中には存在しない。 勝ち負けが分からないから勝負なんで、 ある種の博打である。 前原さんの行動が 最終的に勝ちにつながるのかどうかは 分からない。 しかしあの決断当時は勝つ 「可能性」があった。 そして何もしなければ ジリ貧であったことは確かだ。 このようなときに勝つ「可能性」 に賭けることこそがリーダーの役割だ。 (略)

ポンコツガラクタ議員を 織田信長ばりに 切り捨てることも必要だった

そして何と言っても メンバーだ。 政権交代を目指してしまえば、 過半数を獲得できるように 候補者数を集めなければならない。 ここが一番問題だ。 数が目標になり、 そうなると ポンコツガラクタメンバーが 大量に集まってしまう。 二大政党制への第一歩が 目標であれば、 過半数の候補者数にこだわる必要はない。 当選のためだけに 希望の党の看板を利用しようとする者は 全て排除できる。 小池さんは 織田信長になるべきだった。 これまで野党が弱かったのは メンバーがよくなかったから。 イデオロギーに 囚われ過ぎて 現実的な判断ができない 議員は困りものだが、 それでも政党内に考え方の幅が ある程度存在するのは当然だ。 ゆえにメンバー間の考えに 多少のずれがあっても問題ない。 むしろ厳格に一致を求めると 野党の膨らみや 柔軟性に欠けることになることは 前号で述べた。 自民党なんて メンバー間の考え方に かなり幅がある集団だよ。 一番やっかいなのは、 当選するためだけにウロチョロする、 チョロネズミ連中だ。 政治家が大きな仕事をするためには、 自分の議員の身分と 引き換えにしなければならない 状況も出てくる。 自分の身分を捨ててでも 最後まで仕事をやり切る、 という覚悟のある者でないと、 政治なんてできない。 もちろん 自民党や公明党のメンバーだって、 当選を目標としている。 有権者から批判を受けるようなことは 避けることだって多い。 それでも、 当選のためだけに 政党をコロコロ変えるチョロネズミは 圧倒的に少ない。 チョロネズミ連中よりも、 一つの政党の中で 落選後に再び当選してくる政治家の方が まだ信用ができる。 考え方がどうしても合わなくなったから、 その政党から離れるとか、 政党自体が 分党するというのならまだ理解できる。 でも当選しそうな政党が 「できそうだから」 「できたから」 そちらに移るというのは、 ほんと信用できない。 今回の 民進党から希望の党へ移籍した者の多くは、 明らかに後者だろう。 小選挙区で当選してきたメンバーや、 負けたとしても あとほんの少しで 当選できたメンバーを除いて、 民進党から希望の党への移籍は 一切拒否すべきだった。 その小池さんの 織田信長ばりのバッサリ斬りの方が、 有権者に支持されたのではないかと思う。 そうなると 希望の党の 候補者数は それほど多くの数に ならなかったかもしれないが、 二大政党制の第一歩として考えれば、 それで十分だった。 そして 民進党から希望の党に合流できなかった者、 民進党の責任者として あえて合流しなかった者は 無所属候補として選挙戦を戦い、 見事勝ち上がってきたメンバーが、 さらに希望の党に合流する。 小池さんの看板だけで当選した、 根っからの新人議員だけでは 強い野党にはならない。 民進党の責任者として 一定の責任を 取らなければならない立場でありながらも、 無所属候補として 自力で勝ち上がってきたメンバーの力が、 強い野党には必要である。 この2つのメンバーが合わさって、 初めて強い野党になり得る。 当選するためだけに希望の党に来た チョロネズミが、 小選挙区では 落選しながら 比例復活したらややこしい。 こういう連中は 自分に実力がないにもかかわらず、 議員バッジを付けたとたん、 偉そうないっぱしのことをほざく。 おそらくこういう連中が 党の結束を乱し、 希望の党の勢いが弱いと見れば、 まずは小池さんの看板のすげ替え、 代表の交代を目論む。 それでもダメなら、 どこの党にいるのが 一番当選しやすいかを考えて、 党の移籍を目論む。 比例復活議員は 簡単に移籍はできないので、 残存民進党参議院議員や 立憲民主党と合わさる新党結成を考えるのか。 ここまで来たらもう茶番だけど、 これがチョロネズミ議員の実態で、 こういう連中が 野党にいる限り 強い野党は誕生しない。 こういう連中を小池さんにはズバッと斬って欲しかった。 (略)

安倍政権与党の実績評価のためには「前回の」公約を吟味すべき!

(略) 今回の一回の選挙で 強い野党などできるわけがない。 自民党に対抗できる 強い野党を作るには 10年スパンで考えなければならない。 そのような意味で、 今回は二大政党制に向けて 強い野党を誕生させるために、 野党を整理する選挙だ。 これからの強い野党は、 「希望・維新」の枠組みか、 「共産・立憲民主」の枠組みか。 どちらの方が野党としてよりましか、 の選択だ。 このときに 公約の詳細比較をやっても仕方がない。 野党なんて、 そもそも公約を実現できる立場にない。 実現できない公約を詳細に検証しても 意味がない。 政党の大括りの色、政党の政治の方向性を掴めればそれで十分だ。 この点、 政権与党の今回の公約を検証することは、 後に公約をきちんと実行したかどうかの 検証に役立つから必要だと、 付け焼刃の知識をもって語る者がいる。 しかし、 こういう連中は PDCA (PLAN→DO→CHECK→ACTION) サイクルというものを分かっていない。 実行力の検証は 次の選挙における検証だ。 つまり今回の公約は、 次回の選挙において 「どれだけ実行されたか」 を検証することになる。 今回の選挙において 政権与党の 公約の実行力を検証するためには、 「前回の」 選挙において出された公約が 検証の対象であり、 今回の公約は 検証する対象ではない。 これがPDCAサイクルとういもの。 前回のPLAN(公約)を 今回CHECK(検証)する。 今回のPLAN(公約)は 次回の選挙でCHECK(検証)する。 この理屈分かります? まずは 安倍政権の これまでの実績評価をしっかり行う。 そのためには 今回の公約ではなく、 「前回の」選挙で打ち出した公約を どれだけ実行したかを しっかりと検証する。 そのことによって 政権与党の実行力を 測ることができる。 このような理屈を 理解していないから、 メディアや自称インテリは、 自民党が 「今回」打ち出した公約を 吟味しちゃうんだよね。 安倍政権与党が 前回の選挙で 打ち出した公約を覚えています?  忘れちゃってるでしょ?  だからこそメディアは政権与党の 「前回の」公約を しっかりと報じるべきなんだ。 そんなメディアは皆無。 メディアや自称インテリは 口を開けば、 政党間の「今回の」公約の比較、 検証しか言わないからね。 もうこんな バカげた意味のない政策議論は 止めなきゃいけない。 まずは政権与党の実績評価。 そのために 前回の公約がどれだけ実行されたか きちんと評価する。 その上で野党は どちらの枠組みでいくべきか。 その際も 野党の公約比較というよりも、 政党の色、 政治の方向性、 端的に言えば政権与党との違いの 「程度」で判断せざるを得ない。 安倍政権与党と 「違う」野党(希望・維新)か、 「全然」違う野党(共産・立憲民主)か。 この判断で十分だ。 その野党の整理の際に、 自民党・公明党の ポンコツガラクタ議員も ふるい落とされることを期待する。 (ここまで約3400字、 メルマガ本文は約1万4800字です)
希望の党は はじめから 質より量みたいな考え方で 進むのだったら 小沢さんが 中心にいたのかもしれない。 二大政党になりうる しっかりとした 形にするには 今の形は 間違った方向へ進んでるとは思わない。 世の中は 「排除」 という言葉に過剰に反応している。 「管理」 と訳せばよい。 小池さんを 独裁者とか 言う人もいるが 排除も不透明も含め 全て必要な管理だ。 そういう 必要な管理をしなかったから 民進党は分解した。 自民党が支持を落とすと さらに支持を落とすいう 笑いの対象になってしまった。 多額の政党助成金を受ける公の政党が 陥ってはいけない状態になってしまった ということに対する 本気の反省は 旧民進党の誰にもまだ見られない。 蓮舫さんには あったかもしれないが。 民進党出身者には 約束を守らない人がいるようだが 橋下徹は もっと大胆に切り捨てて 質を保てという。 確かに難しいところだが そういう ガバナンスの 厳しさと 品質保証を 前面に出すのも良い。 極端な言い方をするが 民進党出身者は 今まで 党が栄えて成熟することより 党の中で自分が(または自分達が) どれだけ存在を示せるかを 考えてきた人たちだ。 ガバナンスは厳しくなりざるを得ない。 しかし 小池さんがうまくそれをやれば そのまま 党としての品質保証になる。 今までの 自民党になかった考え方だ。 希望の党に入れなかった人たちも含め いろいろいう人は いると思うが 強いリーダーシップで 進んでほしい。 それが自民党にとっても 社会全体にとっても プラスだ。 自民党にしても 現実的なものの考え方ができない集団に 選挙で勝っても 本当の意味での 政権の正当性が 得られているわけではない。 政権不支持が 支持を上回っても 安定多数ということは 現在の仕組みではやむを得ないが、 本来よいことではない。 様々な実害も生まれる。 それは 二大政党制が必要な 理由の一つでもある。
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2017年10月18日

若者はなぜ自民党を支持するのか? 「ネットで野党批判のまとめ記事を読んでいるから」という説

キャリコネニュース より 

若者はなぜ自民党を支持するのか? 「ネットで野党批判のまとめ記事を読んでいるから」という説

混迷を極めている今回の衆院選だが、 それでも自民党は安定多数の 244議席を上回る見込みだという。 10月12日、日本経済新聞が報じた。 朝日新聞が10月10〜11日に行った調査でも、 無党派層のうちの32%が 同党に投票すると回答している。 森友学園や加計学園問題で揺れ、 一時は内閣支持率が 「危険水域」 と言われる3割を下回っていたものの、 大幅な議席減とはならないようだ。 とりわけ、若者の間では、 自民党の支持率が高いという。

20代女性「森友・加計問題は、メディアがはやし立てすぎているだけ」

なぜ若者は 自民党を支持しているのでしょうか。 毎日新聞の調査によると、 同党の支持率は30〜60代では 2割台に留まっているが、 20代以下では4割弱にも上る。 内閣支持率も、 70歳以上や40代では4割台、 他の世代では3割台だが、 20代以下では5割弱に上る。 なぜ自民党を支持するのか。 今回、 自民党に投票するという 都内人材会社に勤務する女性(26歳)は、 「他に選択肢がない」と語る。 「いつも自民党に 投票しているわけではありませんが、 今回は消去法で 自民党に投票すると思います。 安倍政権が 『働き方』改革を進めて、 生産性を向上させてくれることに 期待しているからです。 改憲にも賛成です」 他の政党について聞くと、 「希望の党は 政策が不透明で投票できません。 原発ゼロを打ち出しましたが、 原発がそこまで重要な問題だとは 思っていないんです。 立憲民主党は、 民進党時代から 政権の批判ばかりで 肝心の政策の中身が見えてきません」 と批判的だ。 一時、 加計学園や森友学園の問題で 安倍政権が 批判にさらされたこともあったが、 「森友・加計は、 それほど重要な問題でもないのに、 メディアがはやし立て すぎだと思うんです。 それよりも やはり政策の中身を見るべきです」 と擁護した。 その一方で、 自民党に反対する若者ももちろんいる。 都内で ユニオンの活動に携わる男性(28歳)は、 「立憲民主党か 共産党の野党共闘の候補に投票するつもり」 だという。 男性自身は「自民党はダメ」と考えており、 同世代も 「積極的に支持していると いうわけではないのでは」 と語る。 「20〜30代は、 バブルも経験していないし、 物心ついてからずっと 不景気だったという人が多い。 好景気や労働条件が 良かったことがないから、 社会をより良く変えていける というリアリティが ないのかもしれません。 支持しているというよりも、 長く政権にいるため、 なんとなく投票する人もいるのでは ないでしょうか」

「民主党のブーメランまとめ」 といったネット記事で自民支持に?

若者の自民党支持の背景には、 経済的な要因だけではなく、 「ネットで野党やリベラルを 批判するような まとめ記事を読んでいる」 ということもあるかもしれない。 ITジャーナリストの 井上トシユキさんは、 次のように指摘した。 「以前、学生と話した時、 『民主党はブーメランがひどい』 と話していました。 つまり民主党は 自民党を批判しておきがら、 それと同じようなことを 自分たちでもやっているというのです。 ネット上にある、 ”民主党のブーメランまとめ” といった記事が 情報源になっているのではないでしょうか」 ネットでは、 例えば、 自民党議員が年金を納めていなかったことを 批判した民主党議員が、 同じように年金を納めていなかったことなどが 「ブーメラン」 と呼ばれている。 新聞や雑誌、 テレビではほとんど見かけない類の批判だが、 ネットではこうしたまとめ記事が 散見される。 野党を批判し、 安倍政権を礼賛する 保守系ブログも多い。 「北朝鮮問題についても、 2003年に朝日新聞が 『ミサイルは一発だけなら誤射』 という趣旨の記述をしたことが ネットでは語り継がれています。 いずれにせよ、 情報源はネットです。 若い人は新聞を読まなくなった とよく言われますが、 ヤフーニュースなど ネットでニュースを読んでいます。 そのまま関連記事を辿ったり、 検索したりしているうちに ネット上の野党やリベラルを 揶揄した情報に出会う。 それで自民党を 支持するのではないでしょうか」
いつものご飯を食べようとしていたところに 「そのご飯は良くないから食べるな」 と言われたとする。 そして 「こっちの方がきっと美味しいから食べてごらん」 と言われて 食べて見た。 そしたら 今までのご飯より美味しかった。 今までのご飯はやめて これからこっちのご飯を食べよう。 という話ならわかる。 ところが 「そのご飯は良くないから食べるな」 とは言われた けど その代わりはなかったら どうだろう。 今の野党はそういう状態であるということ。 批判はするが 政策がないか 貧弱で どうすればいいか ということがない。 政策とそのための方法論がないから 一生懸命批判することが むしろ 大きなリスクになっている。 批判より先に 「それよりこっちの方がいいんじゃない?」 「だってこうすればこうなるでしょ」 って言われて なるほどって思えば いくらでも支持者は増える。 「それを食べるな」 「でも、代わりはない」 で従う人がいるわけないことに 気づかないほど 自分たちがやっていることが 客観的に見えていない ということが問題だ。
「20〜30代は、 バブルも経験していないし、 物心ついてからずっと 不景気だったという人が多い。 好景気や労働条件が 良かったことがないから、 社会をより良く変えていける というリアリティが ないのかもしれません。 支持しているというよりも、 長く政権にいるため、 なんとなく投票する人もいるのでは ないでしょうか」
リベラル系の人が 同じようなことをよく言う。 自分達に問題があるとは 思っていない。 安倍政権を支持する人より 安倍政権を支持しない人が多いのに 安定多数になるのはおかしい 小選挙区制度が悪いとか 言う。 それもそもそもの パラダイムが 間違っている。 特定の政党を 強く支持している人など そもそも それほど多いわけがない。 良いと思うところか 消去法で残ったところに その都度投票する人がほとんどだ。 だから もっといい政策を 掲げるところがあれば すぐにそっちへ行く。 それが大勢だ。 そのくらい支持とか 不支持には流動性がある。 毎回の世論調査を見てもよくわかることだ。 なのに支持されないのだから それには 支持されない 明確な理由があるのは 当たり前だ。 なのに なんとなく投票する人たちが多いから 自民党に票が流れると 本気で思っている。
ネットではこうしたまとめ記事が 散見される。 野党を批判し、 安倍政権を礼賛する 保守系ブログも多い。
情報源はネットです。 若い人は新聞を読まなくなった とよく言われますが、 ヤフーニュースなど ネットでニュースを読んでいます。 そのまま関連記事を辿ったり、 検索したりしているうちに ネット上の野党やリベラルを 揶揄した情報に出会う。 それで自民党を 支持するのではないでしょうか」
これもリベラルの人たちが よく言う。 こういう論法で言うのだが これ 原因と結果がおかしくないか。 野党を批判した情報が多いから 自民党を支持するって 当然、全ての情報が正しいとは思わないが 野党に問題がなかったら 野党を批判した情報が 多いわけがないし それを読んだ人が それを 鵜呑みにするわけでもない。 説得力のあるものにしか 共感しない。 自民党や政権に 問題があると思う人は 説得力のある そういう情報を もっと発信すればいい。 ネットでは いくらでも可能だ。 説得力があれば 支持者は増える。 当たり前だ。 若者に限らず 既成のメディアが 偏ってると感じる人は 積極的に ネットに向かう。 ネットは同じテーマでの 解釈の比較もできる。 ブログの多くは 個人が思ったことを 自分の言葉で率直に書いている。 意見が違っても 気持ちはわかるものは多い。 嘘を書いてればすぐわかる。 そういうネットがあるのに 月数千円を払って 偏った情報を買うことが ナンセンスだと思うのが 当たり前ではないか。 モリカケは その後の動きを見れば 安倍首相の 印象操作のために 周到に計画されたことではないか と思っている。 また、 あの偏向報道のひどさは 長い歴史の中で見れば 結果的に 既成メディアが衰退する 分水嶺になるのではないかと思う。 共産主義にしても社会主義・リベラル にしても そもそも 哲学から生まれた思想だ。 その 西洋哲学の原点は 「よりよく生きること」 だったり 「正しいことを見極めること」 だったりする。 哲学とか思想の大きな地図の中で 今自分達がどのような場所にいるのか リベラル・左派の方々は 考えて見てほしい。
posted by sachi at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治
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