【がんばって いきまっしょい】出演者・感想・完全ネタバレ

本日の映画紹介。
【がんばって いきまっしょい】

がんばっていきまっしょい.jpg
【出演者】
篠村悦子(悦ネエ):田中麗奈
菊池多恵子(ダッコ):真野きりな
中崎敦子(ヒメ):清水真実
矢野利絵(リー):葵若菜
中浦真由美(イモッチ):久積絵夢
関野大(ブー):松尾政寿
安田俊二(ボート部主将):本田大輔
入江晶子(コーチ):中島朋子
熊田(ボート部顧問):城明男
伊予東高校校長:大杉漣
篠村里子(悦子の母):森山良子
篠村健作(悦子の父):白竜
篠村澄子(悦子の姉):松尾れい子
篠村フキ(悦子の祖母):桜むつ子
大西真理子(悦子らの後輩):田村絵梨子

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【感想】
淡い青春を描いた作品。
素直な作品です。
ストーレートに伝わってきます。
昔の作品っていいですね!

複線がなく、何を伝えたいか分かりやすい。
青春の終わりと大人になることの恐怖。
そして熱く結ばれる友情。

最近は作りこみすぎて、
何を伝えたいか分からない作品が多くあります。
映画って、見る者にストレートに伝える。
そんな簡単なものでいいのではないでしょうか?

古い作品を見るとそう思うんです。
出演者も人気云々抜きに、純粋に演技がうまい。

最近の映画でも良いものはあります。
しかし、昔の作品のようなシンプルさ、
そんな単純な映画もたまには見たい!

これからは過去の作品を
もっと見ていこうと思いました。


【あらすじ】(ネタバレあり)
県でも有名な進学校伊予東高校に入学した悦子。  
つまらない生活に退屈していた悦子は、
入学前日に家出をする。
夕方に家に帰った悦子。
「どこ行ってた?」
「家出してた!」
「そう。今度は私も連れて行ってね!」
というような平穏な家庭。

家出と言っても、自転車で近くの海岸に行っただけ。
そこで見たのはボート部の練習だった。
悦子はボート部に入ることにする。
しかし、女子ボート部は高校にはなかった。

男子ボート部に混じって練習しながら、
女子部員を探す悦子であった。

期間限定で練習に参加したメンバー。
やっと女子ボート部の活動が始まる。

まともに漕げないメンバー。
ボートに酔うメンバー。
厳しい勉学と両立させながら練習を頑張る。
よーい(ウォールを水につけつ)
ロー(漕ぐ)
キャッチ(ウォールを水につける)
ロー(漕ぐ)

部活帰りには、おきまり女子トーク。
「どんな人が好き?」
合宿でも勉強しながらの練習。
みんなでご飯を食べて。
夜はみんなで花火。

そんな生活をしながら次第にうまくなるメンバー。
そして初の試合。
緊張するメンバー。
試合は1000m。
予選大会。
圧倒的な差で敗退する伊予東。
無い者復活戦でも大敗する。

この大会までの約束で入部していたメンバー。
みんなこのままでは終われないと言い出す。
そして、遊び半分ではない本格的練習が始まる。

そこに熊田監督の紹介で、入江コーチが現れる。
日本選手権で優勝経験がある入江。

練習メニューを書いた紙だけを渡す。
無口で何も言わない入江。
とてもハードな体力強化メニュー。
一生懸命にメニューをこなすメンバー。

いよいよボートに乗っての練習。
コーチは何も言ってくれない。
「何か言ってください。」
「みんな楽しく漕いでるじゃない。」
「それでいいんじゃない?」
「何あったか分かりませんが、
       しっかり教えて下さい。」

こうしてボートに乗って教えることになった入江。
悦子は入江に
「一緒にご飯食べに行きませんか」
と聞いてみる。すると、
「私、あんたら嫌い。」
「いつもキャッキャ言って。」
「なにか鬱陶しい。」
距離が縮まらない、部員とコーチ。

年は明け、新入部員が1名入った。
同時期悦子はギックリ腰になる。
ボートはしてはいけないと、
病院で言われる悦子。

悦子抜きで大会に出場するメンバー。
またもや完敗だった。


悦子は腰に良いとされている温泉にいた。
たまたまそこで入江と会う。
入江はいう。
「過去に腰痛で復活した選手を多く見てきたと。」
「私、ボートがないと何もないんです。」
真剣な悦子に次第に心を開く入江。

高校最後の合宿が始まる。
入江の専門的な練習で、悦子も復活する。
そしてより難易度の高い練習を教える入江。
高校最後の合宿が終わる。
「30・40になったら何やってるんだろう?」
「ずっとこのままで入れたらいいのに。」


そして高校最後の大会。
予選・準決勝は3チームで競う。
1位2位が次の試合に出られる。
そして決勝は1位が全国大会へ。

予選・準決勝を2位で通過する伊予東。
そこで入江は話し出す。
「私もあの頃、ボートしかなかった。」
「それしかなかったけど、それでよかった。」
「今のあんたら好きよ。」
「出来ることなら、一緒にボートに乗って叫びたい。」

いよいよ決勝。
「東高がんばっていきまっしょい。」
「しょい。」
「もうひとう。がんばっていきまっしょい。」
「しょい。」

男子ボート部、監督、コーチの応援が一つに。
メンバーも最後の力を振り絞ります。
しかし結果は・・・・・
ギリギリで敗れてしまいます。

こうして5人で始まった女子ボート部は、
高校最後の大会を終えるのでした・・・・・

(終わり)

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2015年03月27日

【7月7日、晴れ】出演者・感想・完全ネタバレ

本日の映画紹介。
【7月7日、晴れ】

7月7日晴れ.jpg

【出演者】
望月ひなた:観月ありさ
山部健太:萩原聖人
神田絵里子(健太の友人):田中律子
島岡正道(健太の友人):榊原利彦
城戸英一郎(健太の友人):うじきつよし
三ツ木紘一(ひなたのマネージャー): 升毅
滝本(ひなたの運転手):西村雅彦
岸和田聡(部長):伊武雅刀


【感想】
ストレートなラブストーリー。
いいですね〜

普通ではありえないストーリー。
それでいいんです。
ただ単純な恋愛を描いただけ・・・
それでいいんです。
見る者が温かくなれば・・・
それが映画ですよね!

今日の記事
「がんばっていきまっしょい」
でも書きました。
ストレートに伝えることの素晴らしさ。

それがある映画でした。

そして挿入歌もいい。
ドリカムが映画に合ってます。

そして気付かされました。
映画って見る者のとらえかた次第。
レビューなんて関係ないと・・・・・

いい映画です。
是非見てみてください。

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【あらすじ】(ネタバレあり)
山の渓流で釣りをする健太。
そこに現れたのが、人気女優ひなた。
ひなたは健太に話しかけます。
「知らない?」(ひ)
「どこかで会ったことあるっけ?」(健)
「初めて。」(ひ)
「そうだよ。」(健)
「友達いないんじゃないの?」(健)
「今度、東京でデートしようか。」(ひ)
「何で?」(健)
「友達いないからよ!」(ひ)

健太はひなたを知らなかった。
知らないことにビックリしたひなた。
健太の手のひらに電話番号を書くのであった。

東京に戻った健太は、ひなたの存在を知る。
そして、ひなたに電話してみることに・・・
本当にデートすることになってしまうのだった。

貸切の映画館。貸切のレストラン。
移動は黒塗りのリムジン。

健太はひなたに言います。
「からかってんのか?」
「そうだよな。スターだもんな。」
「知らなかったから、カチンときたんだろ?」

それに対してひなたは、
「からかうつもりはなかった。」
「知らないって言ったから、気になって。」
「ごめんなさい。」
「嘘じゃないんだ。山で言ったこと。」
「友達いないって言ったこと。」

ひなたの真剣な態度に健太は、
「今度は俺が誘うよ。」
「今度は俺が誘う番だから。」

こうして初デートは終わるのであった。

健太の職場は車会社。
新車の発表に望月ひなたを使用したい上層部。
しかし、CMの出演を断り続けたひなた。
会社の上層部は困っていた・・・・・


健太とひなたのデート2回目。
健太がひなたを連れて行ったのは、
日曜日の公園通り。
「街中の歩く人の顔なんて見ない。」
そういった健太だったが、
ひなたのファンに追われる2人。
そして逃げる2人。
途中雨が降り、ファンから逃げることができた。

ひなたは話し出す。
「そんなに悪い誕生日じゃなかったな。」
「7月7日今日誕生日なんだ。」
「これで星がいっぱい見れたら文句ないのに。」
「7月7日っていつも雨だから。」
「七夕生まれのくせに
 星なんて数えるほどしか見たことないんだ。」
「一度でいいから天の川が見てみたい。」

これに対して健太は、
「じゃあ行こう。」
「今度は天の川見に行こう。」


3回目のデートは、
健太の友人達とキャンプ。
男3人、女3人のキャンプ。

ボートに乗って、釣りをして。
サイクリングして、川に入って。
土管風呂に入って、ご飯食べる。
そしてスイカ割り。
いよいよひなたの番。
目隠ししたひなた。
みんなは電気を消します。

そして、目隠しを取ったとき・・・
空一面に星。そして天の川・・・

天の川を見たひなたは、
「なんでキャンプに来るか、分かった気がする。」
「普段当たり前にしていることが、
 素敵な事だってわかるから。」
「そんな事忘れて、三倍速で進んでた。」
「こんなに綺麗な天の川があるのに、
 20回も天の川を見逃してた。」

健太はそれに対して、
「まだ20回じゃない。」
「そこにあるって見れば、そこに天の川は見えるはず。」
「来年の誕生日は、きっとこの天の川は見れる。」
「来年は一緒に見よう。」


健太が会社に出勤すると辞令が降りていた。
移動先は宣伝部。
部長の策略だった。
公園通りでひなたと歩く健太を見ていたのだ。
ひなたをCMに起用するために・・・・・

仕事が忙しくなった健太。
ツアーで忙しいひなた。
2人は会うことができないでいた。
電話で連絡を取る日々。
ひなたは健太に会うために発表会に行くという。


発表会当日。
セレモニーが進み、いよいよ新車の発表。
部長は作戦を決行する。
スペシャルゲストとして、
ひなたを壇上にあげようとするのだ。
それを知った健太は一生懸命止めようとする。
しかし、スポットライトはひなたを照らす。
崩れ落ちる健太。
ひなたは動じずに壇上に上がるのであった。

次の日の紙面はその話題でもちきりとなる。
ひなたと契約していなかった会社は非難される。
会社には問い合わせの電話が寄せられた。

ひなたはマネージャーに詰め寄られる。
あの男に利用されたのだと・・・

そして健太にマネージャーから電話が入る。
ひなたにとって害である。
あなたは利用しているだけだ。
そしてひなたは傷ついてる。
ひなたはもう二度と会いたくないと言っている。
もう二度と彼女の前に現れるなと・・・

マネージャーはひなたにも言う。
彼は利用していたことを認めたと・・・

仲間とのクリスマスパーティー。
そこに現れた健太。
そこにはひなたも着ていた。

ひなたは言った。
「分かってる。」
「健太はそんな事しないって。」

健太は葛藤していた。
ひなたの住む世界の違いを・・・
そして答える。
「俺、ひなたのこと利用してたんだ。」
「ひなたと付き合ったのは、
 ひなたのことを利用するためだったんだ。」

ひなたはそれを聞き、
「私もただ、あなたのことをからかってみただけ。」
と答えて離れ離れになるのであった。


〜6ヵ月後〜
ひなたのもとに部長が現れる。
「あの一件には健太の責任はない」
ひなたは、
「もういいんです。過ぎたことですから。」
と・・・・・
ひなたは海外での仕事を本業とする。
そう決心していた。

一方健太は、忘れられないでいた。
そして決心した。
ファンになると・・・
ファンだと忘れる必要がないから・・・


そして7月7日。
ひなたは日本で最後のラジオ番組。
健太は残業。
台本どおり進めるひなた。
夜景についての投稿に答えるひなた。
「天の川や星よりも綺麗な夜景」
「こんな素晴らしいものが見えるなんて・・・」
ここで台本を捨てるひなた。
本音を話し出す。
「天の川はこんなものじゃない。」
「天の川は作り物じゃない。」
「いつも変わらず頭の上にある。」
「今も私の頭の上には天の川がある。」
「お願い。今ついている明かりを消して。」
「それを教えてくれたのに。」
「私言えなかった・・・」
「会いたい。会いたい。」
「彼に会いたい。」

ラジオを聴いていた健太は走り出す。
絵里子、正道、英一郎の助けを借りて。

町の光は次第に消えていく。

そして2人は再開する。
明かりの消えた東京のした。
天の川が輝く空の下。
「何やってんだよ。」
「川で洗濯しているように見える?」

そして抱き合う2人。
「会いたかった・・・」

(終わり)

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