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癌治療に有効な笑い療法
その原理は、楽しいことや笑いがあると免疫細胞が活性化されて、がん細胞が発生しても
ナチュラルキラー細胞という免疫細胞が小さいうちにがん細胞を捕食して、がんになるのを防ぐためだ。
以前の記事で記載した通り、脳の働きと免疫力には大きな相関関係があることは述べたとおりである。
笑い療法のヒントになったことは、あるアメリカ人が重い膠原病に罹患し、医師からは
ほぼ治癒は不能と告げられたが、ある本に、悲観的なマイナス感情を抱くと病状が悪化するという内容が書かれており、
笑うことを続けたところ、病状が急激に改善し、数か月で完治してしまったという事実である。
日本では倉敷病院でがん患者に笑い療法を取り入れて効果を得ていることが紹介されていた。
実験結果では、人為的でも笑ったり、心から笑うことをすると、顔面の筋肉が笑っているという信号を、
脳の視床下部や大脳辺縁系に伝え、ホルモン分泌や免疫細胞の活性が高まることが証明されたということだった。
特にがん細胞の増殖を抑制するナチュラルキラー細胞という免疫細胞が活性化することが明らかになっていた。
これを顔面フィードバック効果というらしい。このことはその当時の大阪大学の精神科の教授や奈良女子大などの教授が立証している。
私は自分で言うのも恥ずかしいが、真面目すぎてあまり笑わない人間である。
それが、自分の弱点で病気の根源だったのかもしれないと気づいた。
また、上記の大学の先生曰く、笑うというのは人と一部のサルにのみみられるもので、
赤ちゃんが笑うのは本能的に、笑うことで自分を保護して育ててもらうためではないかと言っている。
そういえば、脳科学の分野では人の場合、人種が違っても、笑うという感情にだけ反応する神経細胞が
存在することが確認されている。
真面目で勤勉なことはよいことかもしれないが、例えば仕事でも私生活でも、人を笑わせたり、
自分も大いに笑うことは精神の健康だけでなく、体の健康にもよいことといえそうだ。
私は笑点などの面白い落語が好きなので、そのようなことで笑おうと思う。
これから、笑うことと、人の気分をよくするユーモアな人間を目指しつつ、管理職を楽しみたいと考えている。
kobu
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プロフィール
kobu
21年前、急性前立腺炎から慢性前立腺炎に移行し、1日中疼痛などがひどく眠れなくなり、会社を辞めて3年ほど試行錯誤の末、ケールの青汁をきっかけに、飲食物や安定剤のおかげでほぼ完治して復職し、再発なく現在に至ります。ケールの青汁が役立ったことを平成15年当時にHPを立ち上げて情報発信しましたがその当時は誰も信じてくれませんでした。
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