曲絵詩

存分にもがいたとしても
もがき足りない
天使と悪魔がいるなら迷わず天使を選ぶ
少し冷静に考えれば天使などいないということ
小天使と小悪魔しかいないということ
何をしても同じ
一生のうちに全うしようとする
何も残さず去る
そんなのは無理
必ず何かが残る
綺麗に残さず食べる
それでいい
天使と悪魔の食べ物

タグ：中二

posted by 柊太郎 at 23:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 詩

普通と言うものが存在しないのは
皆が一斉に揚げる風船
手を離せば木に引っ掛からない限り
考えたことや思ったこと
全部放っては戻ってこない
放らずに取っておけば
前の年号の倉庫に保存しておける
在庫が全部無くなる頃には
もう新しい年号になっているかもしれない

そんな風（船）にしていると
もはや普通というもの
又はこの世の指標となるものはいらなくなる
当たり前に恋をして
当たり前に食事をし
当たり前に感謝し
当たり前のように幸せが訪れる
そんな当たり前のことができないから
普通を厳しく教えられる

諦めた数は数知れない
見ろよ
直立しているオブジェクトに色とりどりの風船が引っ掛かっている
それが普通

とにかく今が幸せならそれが普通
普通なんて存在しないといって反抗するのは良いが
それは尋常ではない
幸せを求める猫みたいにごろごろする
それは私の幸せ
とにかく今は幸せだということ
普通のふりしてどんどんごろごろ突き破っていこう
相手に普通を押し付けるのは良くないから
ひょっとすれば今が幸せだということ

posted by 柊太郎 at 21:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 詩

2019年05月01日

常辛

常幸