<個人的な評価: 10点中8点
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下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
ユーモアありのサスペンスミステリー!!
舞台がオニオンの形をしたすっごくハイテクのガラス豪邸。
2年前に映画館で観た 『Knives Out(ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密)』 の続編。
ストーリーは繋がってないけど、 名探偵はおなじみのダニエル・クレイグ演じるブノワ・ブランが出てくる。
コロナ渦の中、制作された作品のようで、ちょっとしたコロナ関連のユーモアがあったのが笑えた。
あの派手な女のマスク、全く意味がなくて、網マスクで爆笑した。
ストーリーは、ミステリーのクローズドサークルにありがちな孤島での殺人事件。
『マーダーミステリー』というゲームをするために、孤島の豪華なハイテク屋敷に集まった人達を待ち受ける殺人事件...
まあ、実際は、ギャグが入ったストーリーなので、金田一少年的な怖さは全くなかったけどね。
しかし、ギャグとあなどってはいけない。
ミステリーとしてはちゃんとしているので、謎解きもしっかりできる点が良い。
あと、私は謎解きゲームには参加した事あるけど、本格的な 殺人ミステリーゲームには参加した事ないから、ちょっと憧れる。実際に開催されているらしいけどね。
古城の殺人ミステリーゲームが、あったら参加したいな〜
まわりに興味ある人が3人しかいないので、人数が集まらないけど。
しかも、その3人は別々の場所に住んでいるし(友達1人は福岡、弟1人はLA、友達もう一人はNYC。)集まらない。そもそも、3人そろって、私を入れて4人になっても、マーダーミステリーには足りない。最低でも6人ぐらい必要なんだよね。そうなると知らない人ともチーム組んでいくしかないが、めんどくさいので、まだ計画するまでにいたってない。
Glass Onionの内容
2020年、世界がパンデミックに襲われロックダウンが相次ぐ中、 億万長者のマイルズ・ブロンは、ギリシャのプライベートな島に友人たちを招待し、そこで 殺人ミステリーゲームを開催する。招待したはずのない名探偵のブノワ・ブランも招かれたと言って現れて、ゲームに参加するが、やがて殺人が起こり、事件に巻き込まれることになる。
まあ、真犯人は 億万長者のマイルズ・ブロンだったけど、なんとなく想像できたかな。
最初はただの勘だったけど、確信したのは脳筋兄ちゃんが殺された時だな。
殺された直後に、その前の場面を巻戻してみたら、マイルズがコップを渡してたし笑。
こいつ犯人じゃん!って思った。
双子のトリックは面白かったが、もっと突き詰めて、やっぱり、アンディはアンディだったというオチの方が良かったかな。あくまで視聴者目線な吃驚展開として。
実は、死んだのは実は何の罪もない妹で、アンディは、そのための犯人捜しとして、探偵ブランに近づいたというオチとか。
ただ、アンデイが探偵ブランに正体を隠す必要性は全くないから、アンデイが死んでなかったら自分はアンデイ本人だ!って言うだろうしね。そう考えると、今回のストーリーは、これはこれで、しっくりくる。
仲間内の争いの動機は、 知的所有権に関係するもの。
他のキャラたちは、自分達のビジネス(もしくは弱み)を、マイルズに握られていると思い込んで、マイルズに協力していたが、実際は、マイルズは、みんなのアイデアを盗んで、自分のものにしてるだけの空っぽなクズだった。
長い作品だったが、伏線もしっかり回収していて、動機もわかりやすかったし、全体的にわかりやすい作品。
この系統のシリーズは、もっと観たいな。