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はじめまして。このサイトは、自己満足目的の気まぐれなブログです。英語NATIVE、日本語検定1級、バイリンガル。日本在住12年のアメリカ人。(日系 1/2、華人 1/4、ポルトガル系1/8、イギリス系1/8 の混血) 日本在住12年目。1年のうち、25%は出張か実家か旅行で海外。ブログは趣味記録&日本語上達の為に開設。自己満足ブログですので自分の書きたい事を素直に書いてます。辛口の時もあります。好きな事を書いているだけなので文法も誤字もチェックしてません。 私は多趣味です。グルメ、読書、旅行、スポーツ、謎解き&リアル脱出ゲーム、映画やドラマ観賞、漫画、ゴシックファンタジー等が大好き。スポーツは特に水泳とバスケットボールが好き。尊敬する人は、英国のエリザベス女王&フィリップ殿下、両親、兄、弟、彼、親友。 ブログでは、旅先の事、美味しい食べ物の事、リアル脱出ゲーム、漫画、本、ドラマや映画の事などランダムに書いています。 漫画に関しては、アニメ派とコミック派にはネタバレなので自己責任で!ワンピースに関しては最近は貯めてからいっきに読んで感想を書く事が多いです。 映画やドラマ感想も全部ネタバレあるので、自己責任で。観てない人は要注意!! ワンピース以外にも『ハンターxハンター』など色々な漫画を読んでいます(少年漫画メイン)。 欧米のドラマや映画もよく観ます。ジャンルは色々観ます。 『GAME OF THRONES』が大好きです。 Lannister家の双子、Cersei & Jaime を愛しています。 『GOSSIP GIRL』も好きで特に、Blair Waldorf & Nate Archibald が大好き。Blair関連のカップルも、全部好き。(Chuck, Prince Louis, Dan ) Twitter : @golden8twins
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2024年07月27日

2024年の映画感想(5)★『あのコはだぁれ? (2024)』

2024年の映画感想(5)

『あのコはだぁれ? (2024)』

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<個人的な評価: 10点中7点

下記、個人的な感想。
ネタバレあり


ホラー映画!!【ミンナのウタ】と繋がっている。時系列的には、ミンナのウタより前かな。
過去の感想:『ミンナのウタ (2023)』

最後は、ハッピーエンドに見えたバッドエンドね。ミンナのウタもそうだったわ。結局はバッドエンド。

今作の怨霊は、ミンナのウタと同じで、 高谷さな。根っからの サイコパスで生前から悪意の塊だ。
貞子や加耶子と良い勝負。あるいみ、さらに、たちが悪い。
弟も執念深く殺そうとしてくる時点で、悪意の塊。
まあ、サイコパスなんだろう。
で、なんでこんな奴に育ったのかっていう手がかりもない。
両親は普通に良い人達そうだし、虐待されてたわけでもないのに、両親に対しても酷い仕打ち。
悪意をばら撒いているが、本人は悪意と思っていない。
むしろ、善意と思っているかもしれない。

今作のあらすじ
君島ほのかの恋人は事故にあって、命は助かったものの、昏睡状態。
臨時教師として補習クラスを担当していた君島ほのかは、ある女子生徒が屋上から飛び降りる瞬間を目撃する。再び夏休みに補習授業で指導していたほのかは、いるはずのない生徒の存在に気付く。ほのかと補習授業を受けていた三浦瞳や前川タケルら生徒たちは、やがてその女子生徒にまつわる衝撃の事実を知る。

ほのかの恋人が、実は生きていた、あの弟だったのは面白い繋がりだね。
ランダムに人を呪い殺しているんじゃなく、ちゃんと執念深く、弟の命を狙ってたのか。

最後に、ほのかの恋人である、あの悪霊の弟は生き残ったけど、逆に、ほのかが死んでしまったというパターンは悲しいね。

ただ他の生徒は、1人以外は死んでいないようだ。
まあ、ハッピーエンドにみえて、主人公のほのかが死んでしまったので、バッドエンドだな。



2024年04月14日

2024年の映画感想(4)★『The First Omen (2024)』

2024年の映画感想(4)

『The First Omen (2024)』

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<個人的な評価:10点中7点>

下記、個人的な感想。
ネタバレあり



面白かったが、個人的に、 この作品が今になって出てきたせいで、元祖のOmenの怖さが、半減してしまった。
今作は、悪魔の子ダミアンの生みの母が主人公の物語。
この物語が出てくるまで、ダミアンの生みの母は、山犬。
そう、ダミアンは悪魔を父に山犬を母に持つ悪魔という元祖の設定があるはずなのだがね。
その設定があったからこそ、ダミアンにさらなる邪悪な不気味さがあったので、ホラー感があった。

しかし、今作では、ダミアンの母は人間で、(出産時には山犬か悪魔に憑依されたかのようなふるまいをしえいるが、出産後も人間の理性&良心があった。)
このように、 ダミアンの母を、正義感がある人間にした事で、しかも、出産後も死なずに、妹&娘(ダミアンの双子の妹)と、ひっそり平穏に人間らしく暮らしているように、ダミアンの母は、悪魔と敵対する良心がある被害者側として描かれているのだ。
ダミアンに半分、良心がある人間の血が流れている事で、ダミアンという存在の、不気味さが半減した。
そういう意味で、ホラー感が減った。

もう一つ、不気味さが減ったというのは、結局、今作では、悪魔の子は教会が作りだしたマッチポンプというもの。神を信じなくなった近年の若者たちに、神に振り向かせるために、あえて、恐怖を作った。
未知なる恐怖があえば、人々はまた神に祈るだろうと願って。皮肉な事にも、神に一番背いてしまう聖職者たち。うーーーーーーーん。ちょっと、 思想がWOKEっぽい作品だなとは思った。 宗教や教会に対する、一種の反抗的な作品でもあるかな。
ようは、悪魔を作り出したのは人間だって言いたいんだろ。
そして、犠牲者は、女性。
悪魔の母親を良心ある人間の女性にしたのも、フェミ臭いな〜とは思った。
こういう合間みれる作りて側の思想が、近代的で、宗教や教会への反抗心があるんだろうなとは感じ取ったね。

まあ、さすがに、悪魔を生み出して、世界の腐った人間どもを改心させる!!!とまでは決して思わないけど、私もふざけた、WOKEな若者や、クソフェミや、凶悪犯罪者をみると、バチが当たれとか痛い目にあえとか思うもん。改心しろとも思わない。むしろ、死ね!!って思う時はけっこうあるわ。
悪魔を生み出してまで、改心させた聖職者たちは、あるいみ、純粋!!??純粋すぎて悪になっているか。
つまり、神も悪も紙一重って言いたいんだろうな。

まあ、思想はともあれ、単純に、この映画は、そこそこ面白かったとは思う。超傑作ではないけど。

観ようと思ったキッカケは、GameOfThrones の私のお気に入りのLannister 家から2人も出てるのもある。ファンは必見! 主演は、Nell Tiger Free (GoT のJaime & Cerseiの娘 Myrcella役)
冒頭に出てた親父も、Lannister 家のTywin Lannisterだった。

やっぱり、金髪と黒髪で、全然印象が違うよね。
Nell Tiger Free は、まだ若い女優だけど、他にもホラードラマとかにも出てて、注目女優だと思う!



2024年03月31日

2024年の映画感想(3)★『Dune: Part Two (2024)』

『Dune: Part Two (2024)』

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<個人的な評価: 10点中8.5点

下記、個人的な感想。
ネタバレあり



これは傑作だった。 グランドシネマサンシャイン池袋のIMAXのグランドシートで観れてよかった。

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グランドシネマサンシャイン池袋
映画館は素敵なんだが地域柄なのか客層が悪く、滅多に来ないけど、ここに来る時はグランドクラスに座る。 映画館で観る時は値段より「質」を重視。あまり映画館に来ないからこそのこだわり。
娯楽だからね。最適な環境で観たい。しかし、底辺DQNに邪魔されるのは嫌だ。
なので、良い席で観賞したい。
グランドシネマサンシャイン池袋のグランドクラスは、前の人の頭が気にならない位置にあるからプライベート感があっていい。この列なら流石に客層もいい。まず、うるさい中高校生もいない(←映画館で一番嫌いな層)。大学生っぽい人もいない。つまり大人の席。しかも静かな年配の人が多い。高齢者もいた。一人客もいた。のんびり観賞する事ができた。まあ、底辺DQNが5000円も払うわけないからな。
池袋は本当に地域柄、変なのが多いから、映画館でも注意が必要だよ。映画好きは多少、高額でも、グランドクラスか、プレミアムクラスに座った方が良い。

さて映画感想。
まず良かった。しかし、個人的に、推しキャラってのがいないから、傑作だとが思うが、超感動!にはならないし、満点ともいかない。大人になってクールな闇な感じも出てきた主人公のポールは、ちょっとかっこいいと思ったけどね。純粋なポールより、後半の悟ったポールが好み。
あと、私は、チャニが、苦手キャラだ。態度がでかいし、立場的にもポールとはお似合いとは思えない。彼女には彼女の正義があるんだろうけどね。しかし、私は好きになれないタイプのキャラだね。

この映画で、設定的に、WOW!!って思ったのは、 秘密結社ベネ・ゲセリット
この秘密結社ベネ・ゲセリットってのが、物語を面白くしているよ〜!!!!!
なんなんだ、こいつらは!!!!!
色んなファンタジーゴシック小説に出てくる、王家専門の超能力者や魔女組織や錬金術師や、そういったスーパーナチュラルな存在に近いんだろうな。

秘密結社ベネ・ゲセリット

女性で構成された魔女の集団の秘密結社・闇組織で代々、王家に繋がりをもっている。
その教義は神秘めかしたヴェールの奥深く隠され、訓練法や象徴主義の内容に至るまで、すべてが謎に包まれている。


神秘的!!!しかも、独特なベールやタトゥーも服装も含めて、 見た目が神秘的で、ワクワクする。主人公ポールの母親もこれ。

ウラディミール・ハルコンネン男爵の娘が、ポールの母親で、つまりポールは、ハルコンネン男爵の孫ってのは、衝撃的で、面白いどんでん返しだった。ポールがちょっと闇っぽいのも、血筋かな。


メインキャラ

ポール・アトレイデス:
>主人公。アトレイデス公爵家の後継者。フレメンからは“ムアディブ”と呼ばれている。

チャニ
>フレメンの一人であり、ポールの恋人。

レディ・ジェシカ
>ポールの母。レト公爵の愛妾であり、帝国の真実を語る女性のみで結成された秘密結社ベネ・ゲセリットのメンバー。

ガーニイ・ハレック
>消息を絶ったアトレイデス公爵家のポールへの武術指南役。

フェイド=ラウサ・ハルコンネン
>アラキスで後を継ぐ予定の、ハルコンネン男爵の若き甥。サディスト。残虐な性格の持ち主。

皇女イルーラン
>皇帝の娘。

グロッス・ラッバーン・ハルコンネン
>ハルコンネン男爵の甥。残虐な性格の持ち主。

シャッダム4世
>コリノ家の皇帝。

レディ・フェンリング
>ベネ・ゲセリットのメンバーで、皇帝の親友。

ウラディミール・ハルコンネン男爵
>レト公爵の宿敵だったハルコンネン家の当主。過度の肥満。

ガイウス・ヘレン・モヒアム
>ベネ・ゲセリットの教母。


私は原作は読んでないので、映画が初めてだ。
PART 1と比べると、PART 2の方が面白い。

PART1の感想 https://fanblogs.jp/alicedarkcastle705/archive/3294/0



2024年03月20日

2024年の映画感想(2)★『変な家 (2024)』

2024年の映画感想(2)

『変な家 (2024)』

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<個人的な評価: 10点中8.5点

下記、個人的な感想。
ネタバレあり


昨日の夜、仕事帰りに友達と観てきた〜、変な家!!
原作は既に読んでいる。

小説『変な家(1)』の感想はこのリンクの先

既に内容を知っている漫画の映像化は、あまり興味ないので観ないんだが、小説の場合は、どんな映像になるかちょっとワクワクしているし、事前にホラー要素があると聞いてたので楽しみだった。

簡単な感想というと、原作要素を入れつつホラーも入れてるので面白かった!
小説をうまく映像化した感じ。欲を言うならばもっと最初の家を探索して欲しかったが、最後の田舎の元凶のヤバい家の探索には満足。

ちなみに、最初の家の間取りはこれ。表紙にもなっているこれ!この家を、もっと探索してほしかったな。
あと、本来、もっと不気味なんだと思うけど、カメラの取り方のせいか、もっと不気味に見せる事は可能だったと思う。

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で、ホラー要素だけど。
ぶっちゃけ、幽霊というより、ホラー要素ってのは、ものすごく怖い〜お面+幻覚剤ですww
つまり、人間の仕業なので、幽霊という意味のホラーではないが、薬などで精神やられている人は、怖い幽霊とか観るし。
ホラーといえばホラーだけど、人間の仕業ではあるからね。
映像は怖いよ。
お面が怖いから。


ストーリーは、大体、小説の筋書き遠り。

元凶は、先祖の妾の亡霊。つか、私が正妻でも、あの妾は潰したいわ。
特に、昔の時代は、使用人の分際で、当主に気に入られて妾になって、子供産んだら、正妻の座を略奪する事があるからね。当主が全てを握っているから、その当主に正妻が捨てられたら困るし、まさに妾は正妻の敵だよ。今のように離婚して慰謝料とかないし、正妻の立場からしたら、妾は宿敵で、私なら、自分と子供の保身のためにぶっ潰す!!!もう自分を守る為だよ。なにが、左手供養だよ笑。まあ、田舎の昔の人は、すぐに迷信とか信じるから、なにか悪いことが起きると、呪い!ノロイ!とか祟り!とか言い出す。原作では、霊媒師は、確か、妾の親戚だったはず。
とんでもない因習を作り出してくれたもんだ。でも、私は、あの死んだ妾には一切同情はないな。
勝手に祭られて、勝手にキモイ宗教の教祖みたいにされている事には、少し皮肉った意味で同情するが。
そんなバックグランド的な事もしってたので、あまりホラー感は感じなかった。
ホラーは、仮面じゃん!!!!!

ただ、ストーリーは面白かった。原作も面白いけど。
ちゃんと、 家族愛や親子愛や夫婦愛があったし。しかも、血の繋がらない親子愛もしっかりあった。
怖い仮面をかぶっているけど、少年Aは、良心をもった子供で、あの夫婦が一生懸命可愛がって育てたんだよね、自分の子のように。
夫の方が行方不明になったけど、あの家族は幸せに暮らしてほしいと思う。

ちなみに、最後のあれ、蟲がキモかった。


キャストはこちら。

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2024年03月17日

2024年の映画感想(1)★『ARGYLLE (2024)』

2024年の映画感想(1)

『ARGYLLE (2024)』

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<個人的な評価: 10点中8.5点

下記、個人的な感想。
ネタバレあり



スパイ小説「アーガイル」シリーズの著者である愛猫家の小説家エリーは、小説の内容が現実に進行している陰謀に似すぎていたため、命を狙われることになってしまう!??

10点中8.5点!面白かったので好きな映画リストに追加!
最近全然映画館に行けてなかったけど久々に映画館で観た映画がこれで大当たりで最高に気分が良い。
すごく面白かった!アクションコメディーは滅多に観ないが期待せずに行ったが後悔なし。
期待以上に面白かった。
キャストも猫も超可愛いし、ストーリーも面白いし!!
主人公と相棒が最高!!
強い女主人公で全然クソフェミ映画じゃないのは最近では珍しいな。

女主人公アクションもので、好きなのは女主人公が超強くて、無駄に男下げはせず、男とも良い協力関係で助けあって敵をやっつけるストーリー。そして好みの美男美女ならなお良い。
女主人公もので私がクソフェミ作品と認定するのは、男を下げたり、やけに女である事に被害者意識感じたりする系。マジ嫌い。男嫌悪が表に出ている作品は、無理!
私は強くてカッコいい女性が好きなのと同時に、強くてカッコいい男性も好きだからね。
男女共に、協力しあうスタイルが一番好き。

Henry Cavill だからキャスト面では期待してたけどね!!
Bryce Howardも、可愛いな〜

ぽっちゃりなんだけど、この子、作家だからね。作家あるある。

そこが、逆に良い。
そして、昔のスパイだった頃の写真は、スリムなのも良い。
この役柄の為に、少し太ったのかな?
それこそ女優魂!
そこが日本の女優には少ない。
冴えない設定のキャラなのに、人気キャラと、たいして変わらないレベルの見た目か、それより上とか。
日本では、ヒロインは、美人じゃないといけない決まりってあるの?
そういうのが韓国や欧米の作品に負ける原因かもね。

この作品は、 キングスマンと同じ監督の映画。近年、逆に珍しいぐらいポリコレでもクソフェミでもない、強い女主人公で、 普通に楽しい愉快なアクションコメディ〜!猫が可愛いしイケメンも可愛いし主人公も可愛い。

あと主人公が小説家で本を書いてて妄想の世界が出たりとか、なんかいつも色んなストーリーを妄想してる私自身と被って、ちょっと面白おかしく感じた。

最後の終わりも、面白い。ちょっと謎を含めている!

2024年01月07日

2023年の映画感想(17)★『君たちはどう生きるか (2023)』

2023年の映画感想(17)★

『君たちはどう生きるか (2023)』

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<個人的な評価: 10点中8点

下記、個人的な感想。
ネタバレあり



前から気になってた映画、ようやく観れた。かなりの批評もある映画だけど、私はけっこう好きだったな。
もっと別のタイトルでも良かったと思うが...
そもそも、このタイトルは、視聴者への問いかけのように聞こえるが、私は問いかけられてるような感じはしなかった。 思想の押し付けもないし。純粋に主人公の少年のファンタジー世界を通しての成長物語として見た。 『君たちはどう生きるか』ってのは、少年の母親からの少年への問いかけではないかな。

まあ、もっと哲学的な解釈もあるんだけど、そんな小難しい事は考えず、単に、私はファンタジー映画として見たよ。XxxHOLICの真夏ノ夜ノ夢に出てた屋敷を思い出させるような、ウィンチェスター・ミステリー・ハウスを連想させるような、大きな大きな屋敷。
主人公の家も、巨大な和風の屋敷かと思ったら、その敷地内に、かわいらしい洋館が建ってたり、大きな池や森があったり、謎の塔があったり、かなり 摩訶不思議でデカかったけど、別世界の城のような場所も、すごい不思議だった。こういった不思議な建造物に、私は元々興味があるので、それだけでも、この 世界観に魅入ってしまった

『君たちはどう生きるか』の英語タイトルは 『 The Boy and the Heron』だが、 英語の方が、わかりやすくって、しっくりくる笑 少年とアオサギ

今作は、宮?ア駿脚本・監督による冒険活劇ファンタジーで、宮?アの脚本・監督による長編作品では2013年公開の『風立ちぬ』以来10年ぶりとなった。

本作は公開前および公開後も一時期に限り一切情報を明かさず、予告編及びテレビCMを制作しないトップシークレット手法を取っていたことで知られる。また、『魔女の宅急便』以降制作に携わっていた日本テレビやディズニーなどが本作では関与せず、かつ2023年10月6日に日本テレビホールディングスの子会社となる前のスタジオジブリ作品では唯一となる単独出資映画となったらしい。
ディズニーが、手を出してこないのは幸いだね。あのカルト団体が手を出したら、変な思想の押し付け映画になるからね。


あらすじ:

主人公・眞人は、裕福な家の坊ちゃん。実母は病院で入院中。
太平洋戦争が始まってから3年目に、母が入院してた病院は、火災になって、眞人は実母・ヒサコを失う。
軍需工場の経営者である父親の勝一はヒサコの妹、夏子と再婚。眞人は母方の実家へ工場とともに疎開する。母方の実家は、かなりお金持ちで、広大な屋敷がある。

妻の死後、妻の姉妹と再婚するのは、昔ではよくある話。子供にとっても赤の他人が継母になるより、血が繋がった叔母が母親になった方が良いというのもあるし、男性も女性も、結婚しないといけない時代だったから、未婚の姉妹がいると、姉が死んだ場合は、その夫が、未婚の姉妹と結婚する事も、そう珍しくはないが...
しかし、眞人の場合はどうだろう。あまりにも、結婚のタイミングと継母・夏子の妊娠が早くて、もしかして、母が生きてた時から不倫してた?という疑惑もあったが、もしかして、母は先が長くないので、自分に何かあった場合は、夫と息子をよろしく...と妹の夏子に伝えてたかもしれない。(←むしろ、最後まで見た感想としては、こっちの線が濃厚だ)。眞人が怪我をした時に、夏子は責任を感じて、姉に申し訳ない!と嘆いてたのも、姉に託された息子だから大切に育てたいという想いがあったのかも。

さて、疎開先の屋敷の近くには覗き屋の青サギが住む塔が建っていた。この塔を不思議に思った眞人は土砂で半ば埋もれている入り口から入ろうとするが、屋敷に仕えるばあやたちに制止される。その晩、眞人は夏子から塔は、大伯父によって建てられ、その後大伯父は塔の中で忽然と姿を消したこと、大水が出たときに塔と母屋をつなぐ通路が落ちて迷路のようなトンネルが見つかり、危なかったので夏子の父親(眞人の祖父)によって入り口が埋め立てられたことを告げられる。


この映画は、長く途中でウトウトした場面もあったけど、大きくわけて、6つの章がある。

1章: 現実世界における塔との出会い

2章: 下の世界との遭遇 

3章: 少年と青サギ、夏子を探す旅 

4章: 大伯父との邂逅 

5章: 「下の世界」からの脱出 

6章: 現実世界への帰還


最後、「下の世界」の崩壊により避難してきたインコたちやペリカンたちも眞人たちの現実世界に出現し、塔はすべて崩壊。青サギに「まだ向こうのことを覚えてんですかい」と問われた眞人は、ポケットの中のキリコの人形や、大伯父のもとへ向かう際に積み木の丘で拾った石に気付く。青サギはその記憶もじきに忘れると言い、眞人の前から姿を消していく。

ようやく日本は終戦を迎える。無事に、夏子も出産をして、眞人にも弟が出来た。
終戦から2年が経って一家は疎開先から東京へ戻ることになり、玄関先で待つ一家の呼び声で、身支度を済ませた眞人は自室から出ていく。


眞人は、継母の夏子を母親として受け入れているようで、家族4人でハッピーエンド。

他の感想をみると、小難しい哲学的な解釈もあるだろうけど、私からみれば、 少年が下の世界を通して、成長して、現実を受け入れて、前に進み、生き残った残された家族と共にしっかり新しい未来を生きる物語だった。

ファンタジーな世界観が好きなので、けっこう気に入った。



2023年10月06日

2023年の映画感想(16)★『John Wick: Chapter 4 (2023)』

2023年の映画感想(16)★

『John Wick: Chapter 4 (2023)』

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<個人的な評価: 10点中9点

下記、個人的な感想。
ネタバレあり


面白かった!!
好きなキャラが何人か亡くなったのが実に残念だが...
だが、いつもながらの 独特なジョンウィックの世界観が、クールで最高に良い
アトラクションに乗った感じのエンターテインメントとして観ている。
もちろん、ツッコミどころは満載だけどね。ただ、 オシャレなファンタジーアクションとして観ているぶんには、かなり面白い。
リアリティーがあまりないからこそ好きだし現実逃避ができる。変なアジア人が出てくるのも、それはそれでクールだし面白いしカッこいい。

普段はアクション映画は観ない私でもジョンウィックが好きなのは、やっぱり舞台などの美術にすごくこだわっていておしゃれだから。前も言ったけど私は エンタメを観る一番の目的は現実から離れて別世界へ行きたいから。例えば 自分に似た人種や見た目のキャラなんか別に特に求めてないし、舞台もそのまんまのニューヨークや日本じゃなく、 夢の中に出てくるような日本であって、本当の日本じゃない場所ってのが良いんだよ。ジョンウィックの舞台はそんな感じだ。非現実的だからこそ、バンバン人間が死んでも、何とも思わないどころか笑っちゃう。犬だけは傷つけないでとハラハラするけど。

さて、今回の内容は...
舞台はジョンウィックの世界のニューヨーク。
ジョンは、バワリー・キングと共に地下に隠れながら、 主席連合に対する復讐を果たす準備を行っていた。
傷を癒した彼は前作で自分の結婚指輪を差し出した主席連合の首領を見つけ出し、その手下もろとも抹殺する。おいおい、自分から喧嘩をうるなよ、ジョンって思った。
今作のジョンは、自分が招いた行動で、他の良い人も死んでしまって、ジョンは自業自得だけど、他の巻き込まれた人たちが可哀想だわ。

主席連合の新たな首領となったグラモン侯爵(←すごくイケメン)は、ジョンが先代首領を殺害した報復としてウィンストンが仕切るNYコンチネンタルホテルを抹消する決断を下し、 ウィンストンの支配人としての全権をはく奪したうえでホテルを爆破
さらに見せしめとしてウィンストンの右腕ともいえる コンシェルジュのシャロンを抹殺する。えーーーーーーーーーーー!!!!ここが、一番悲しかったね。ぶっちゃけ、ジョンのせいでしょ。
シャロンが死んだのも、ホテルが爆破されたのも、ジョンが元凶じゃん。
グラモン伯爵より、元凶のジョンに対してイライラ感が増してしまった。まあ、Chapter 3でも思ってたけど。それにしても、シャロン... Chapter 1の時からいて、犬好きで、なんかすごく好きだったのに涙。

さて、 グラモンはジョンを今度こそ亡き者にするべく、すでに引退していたジョンの旧友でもある暗殺者のケインを彼の娘の命と引き換えに協力を強要させる。このケインって人も、可哀想だよね...
ジョンは日本、 大阪コンチネンタルホテルの支配人であり、友人のシマヅに匿われていたが、グラモンはそれを察知し、大阪コンチネンタルホテルの聖域指定を自らの権限を持って解除し、腹心の部下であるチディとケインを含んだ部隊を派遣。さらにはジョンにかかる高額の賞金を狙ったトラッカーも参戦し、大阪コンチネンタルホテルを舞台に激しい戦いが展開される。
シマヅも、その娘も、ホテルも、巻き込まれて哀れすぎる。仁義だかなんだか知らんが、たまっちゃもんじゃないよ!!! 大阪は、ジョン・ウィックVS首席連合との争いに巻き込まれた感じだね。完全に巻き込まれてるわ。シマヅは死んでしまったわけだけど。あー、娘が可哀想だわ。しかし、その怒りは、ケインに向けるのも違うだろ!って思う。シマヅは自ら最後まで戦って自ら死に向かってるようで。ケインが殺した形になったけど、ケインだって、本当はシマヅに逃げてほしかったんだよ。

ケインも、シマヅも、巻き込まれた感じだから、どうしても、ジョンより彼らに、同情してしまう。

そんなジョンは、なんとか大阪を脱出しNYに戻る。もう ジョンは、疫病神だな。

ョンは、ウィンストンと対面して主席連合の掟の一つである1対1の決闘の申し込みをグラモンに対して行い、勝利することで自由を得ようとするが決闘に至るまでジョンは様々な困難に直面する

せっかく階段から、落ちてしまったところは、あーーーーー残念と思った。
まあ、なんだかんだで、ジョン側が勝利するんだが......ジョンも実は傷が深そうで....
え?死んだ???

最後、ジョンの墓が..........
ジョンは本当に死んでしまったのか?


エンドロールのあとで、シマヅの娘が、ケインに対して復讐を!???
いや気持ちはわかるが、ケインを恨むのは短縮的すぎるでしょ。

Chapter 5はあるのかな???

ジョンは本当に死んだのか?
墓があるからって、死んでいる事にはならないってのは、映画やドラマでの鉄板だしな。
続報に期待したい。


ただ、シャロンは本当に亡くなったんだろうね。そこは凄く残念だ。
シャロンを演じてた俳優、 Lance Reddickも、まだ若いのに、実は今年、3月に亡くなっているんだよね。
残念なニュース。

Lance Reddickは、あの駄作ドラマ、バイオハザードに出てたけど、あのドラマは悪い意味でヤバすぎて1話しか観てないが、Lanceのウェスカー役は、無理があったわ笑。
むしろ、グラモン侯爵の俳優が、ウェスカーっぽいだろっていう。
せっかく良い役者なのに、あのドラマの配役は残念すぎた。

でも、 シャロンの役は本当に良かったし、ハマり役だったし、 ずっとずっと最後まで生き残ってほしいキャラだったし、ずっとLanceに演じてほしかった。亡くなったのは実に残念だ。
R.I.P.




全シリーズを通して、私が、一番好きなのは実はJohnWickじゃなく、Winston Scott &Charonなんだよね。

今作はそれ以外にも良いキャラが出てた。 ケイン& シマヅ も好きだな。良いキャラしている。
2人んは死んでほしくなかった。

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そして、グラモン伯爵!!!!!!!
やっぱりかっこいいなー
見た目だけはね。
んー
目の保養だ〜
スーツの着こなしから、モデル体型で長身でかっこよすぎるし、ヨーロッパ貴族っぽさが最高にカッコイイ

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グラモン侯爵、見た目とオーラだけは、すっごく超絶好みのイケメン。英語の訛りもかっこいい。しかもスーツが凄くオシャレすぎる。スーツが毎回オシャレ。
私は基本的に、見た目だけのタイプなら、長身で青い目(もしくは緑の目)の金髪な白人男性が好きなんだけど、カジュアルなアメリカンな人より、ヨーロピアンの貴族風な感じの人が好き。
アメリカだけでいうなら、カリフォルニアの男より、NYのWall Streetで働いている男の方が、見た目が、私好み。まず、ヒゲは嫌いなので、ヒゲは全部そってて、清潔感があって、高貴な感じの人が好き。
あくまでも、見た目だけの話ね。
だから、見た目とオーラは、グラモン伯爵が、私のタイプだ。

しかし、こいつ、 キャラの中身はクズだけどな。


しかし、イケメンは、やはり目の保養だ。
でも、かっこいいなーと思って観てたんだが、どっかで観たことあるな〜
誰だっけな〜
んーって思って帰って調べたら、もっと面白いことが判明したわ。

お前かい!!!!!? 
お前だったんかい!!!!!!!!!??


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ただのイケメンじゃなく、実力派俳優でもあった!!!!!!

この品のあるイケメン実力派俳優は、やはりアメリカ人ではなく、スウェーデン出身!!
Bill Skarsgård  !!


2023年09月16日

2023年の映画感想(15)★『A Haunting in Venice (2023)』

2023年の映画感想(15)★

『A Haunting in Venice (2023)』

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<個人的な評価: 10点中9点

下記、個人的な感想。
ネタバレあり



今日はレイトショーで観れた!映画館は久々だ。今年にはいって、15本目の映画館。
私は、家でマイペースに、リラックスしながら、気楽にドラマやひと昔前の映画などの配信を観るのが好きだから、映画館には、めったに足を運ばないかもしれない。でも、まわりの友達よりは、映画館に行っている方かな。

この映画は、前から楽しみにしてた。 ハロウィーンを1.5か月後に控えて、少しミステリアスな雰囲気に漂いたい
まあ面白かった!舞台が良い!雰囲気が良い!キャスティングは良い!ストーリーも深い!
ベネチアの古い屋敷って独特だよね。 NYのタウンハウスのように建物に挟まれた街の中にあるのに中は広々として天井が高い点では似てるけど、華やかなタウンハウスとはまた違った独特な隠れ家的な暗いミステリアスな雰囲気があって好き

原作は読んでないから、犯人を知らなかったのもあって、犯人当てを楽しんだ。
当たった。切なかったな。母親か男の子かな〜と予想してたけど、やっぱり母親だなと思ったら、本当に母親が犯人だった。
ちなみに、 豪華キャストだったし、イケメンもいた!!
最近は、ポリコレがいきすぎて、そこらへんにいる一般人の方が、はるかに見た目が良いと思えるような、微妙なキャスティングの作品も増えた(特にドラマ)けど、やっぱり、映画は、華やかなキャスティングがいいよな。私が大好きな女優、ミシェル・ヨーも、霊能者として出てた!雰囲気はよかったのに、インチキだったけどね。しかも死んでしまって残念。彼女がつけてたマスク、ミステリアスで印象的で好き。暗い中でみたら、かなりホラーだけど。

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さて、今作は、映画『オリエント急行殺人事件』『ナイル殺人事件』に続く、 アガサ・クリスティ原作、ケネス・ブラナー監督・主演で贈る「名探偵ポアロ」シリーズの最新作だ!
日本語のタイトルは『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』



原作は、アガサ・クリスティ作品の中でも“隠れた名作”と呼ばれる『ハロウィーン・パーティ』。
原作から、少しアレンジを加えている。
アガサ・クリスティーの中では、かなりホラー色がする内容だろう。
『オリエント急行殺人事件』や『ナイル殺人事件』と比べたら、ホラー色は強い。
もちろん、ちゃんとトリックは存在するし、人間の犯人なんだが、幻覚剤やトリックだけでは説明できないような現象もおきている。

舞台は、イタリアの水上都市ベネチア。
ベネチアが舞台のミステリーは、すっごく興味があるので、要チェックしてた。
同じくベネチアが舞台のミステリー 『Veneciafrenia (2023)』 とは大違いだ。あれは、個人的には、微妙で期待外れだったな。主人公チームに魅力がなかったからな。
それに比べ、今作は、キャラ達に、個性と魅力がある。

<内容>
幻想的で美しい水上の迷宮都市ベネチア。
流浪の日々を送る 名探偵エルキュール・ポアロは、死者の声を話すことができるという霊媒師のトリックを見破るために、 子どもの亡霊が出るという古い屋敷での降霊会に参加する。
この屋敷の雰囲気が凄く良い。
しかし、降 霊会のあとで、なんと、霊媒師が無残な姿で殺害されてしまった。
そして、 過去に、館の美しい女主の、娘を殺したのは誰なのか
犯人は、人間なのか、それとも亡霊なのか。
犯人が実在するかさえ不明な殺人事件に戸惑いながらも、 真相究明に挑むポアロ!

真相は、切なかったな。
あの母親は精神的な病気だね。確か、 代理ミュンヒハウゼン症候群?だったかな。
一見、子供想いの健気な母親だけど、実際は、かなり病んでた。これこそ、毒親。
私は、毒親という言葉は嫌いだけど、(自分が恵まれていると知らない甘やかされた図々しいクソガキが使ってる言葉だから)、この母親は、まさに毒母。娘に毒をもって弱らせてコントロールして看病してたからね。
その大切は娘が、死んだとしると、ベランダから投げ捨てるんだから、相当、腐っている。
愛ゆえに、毒を盛ったのか?と思ったが、死んだとたんに、体に傷をつけて、ベランダに投げ捨てるとか、娘の扱いが、ひどすぎるからな。証拠隠滅までしているあたり、娘を愛していたというより、自分を愛しているナルシストなのでは、と思ったが、ああいうサイコ気質がある特殊な精神病の人の行動力は私には理解できなくて当たり前だろう。

あの男の子も、ちょっとサイコ臭がするから、実は犯人かなと思ったが、父親想いの良い少年だった。切なすぎる。 アガサ・クリスティーの作品で、子供が犯人の作品があるから。
もしかして、今作も?と思ったが、今作では、母親が犯人だった。

最後は、父親を失った男の子も含めて、恵まれない人たちにとっては、ハッピーエンドで、スッキリする終わり方だった。 あの男の子の面倒をちゃんとみてくれる優しい人がいてよかった



2023年08月19日

2023年の映画感想(14)★『Crimes of the Future (2022)』

2023年の映画感想(14)★

『Crimes of the Future (2022)』

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<個人的な評価: 10点中7点

下記、個人的な感想。
ネタバレあり。



なんとも言えない映画!
変な映画を観たい気分だったので、これを観た。
まさに変な映画。
奇妙で不気味で先の展開がわからない!!!
新しいセックスってのが出てくるけど、全然エロくないもので、ただただ不気味で、ここに出ているキャラ達は、人間の姿をしていても、既に人間をやめているだろって感じで、ある意味、宇宙人っぽい笑。


舞台はそう遠くない未来。
近未来SF映画にありがちな、美しく進化した世界ではなく、むしろ 退廃していった世界だろう。技術は進化しているだろうが、不潔で、不気味な、ディストピアっぽい世界だ。
人工的な環境に適応するため進化し続けた人類は、その結果として人体の生物学的構造が劇的に変容し、本来ならあるはずの痛みの感覚が消え去った。
そう、SF映画では、よく技術などが進化していくタイプだけど、この映画は、人間の身体が進化していった世界を描いているのだ。私達と同じ人間のようで、実際はぜんぜん違う。
なにより、痛みを感じない連中だ。

主人公でアーティストのソールは、 体内で新たな臓器が次々と生み出される加速進化症候群という病気を抱えていた。パートナーのカプリースとともに、臓器にタトゥーを施して摘出するというエキゾチックなショーを披露し、大きな注目を集めていた...

まあ、最初は、これ何の映画だ??って、意味不明すぎて、気持ち悪くも興味深く感じたが、けっこう思ったよりわかりやすかったな。

てか、あの椅子、食べるの大変そう笑。
障害者かなと思ってたが、普通に歩けるじゃんwww
手とか動くじゃんww
なのに、わざわざ、あの変な椅子に座って食べて、すごく苦しそう。

変なベッドに変な椅子。
しかし、どれも、加速進化症候群を抱えているソールには、必要な医療器具だった。

色々と臓器がでてくる病気らしいけど、腫瘍がどんどん出てきているだけじゃん。
だから、放っておくと、体が弱っていく。

最後、紫のバーをたべて、また進化したのかな?それとも、耐えられなくて死んだのかな?
なんか悟ったような表情をしていたけどね。

うーーーーーん。なんとも、いえない、。。。。。。。。。。。。な気持ちになる映画だった。
ただ、つまらないわけじゃないし、最後まで、どんな展開になるか、全く読めなかったし、不思議な映画だし、その点は面白かったな。

あと、なんとなく、 HxHや幽遊白書の漫画家、富樫先生が好きそうな世界観だなと思ったわ。 人体改造とか、躯や戸愚呂や、キメラアントやその転生とか、HxHのキャラ達をみていると、作者はそういうの好きだよなーと思った。この映画も観てそうかもしれない。






2023年06月14日

2023年の映画感想(13)★『岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023)』

2023年の映画感想(13)★

『岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023)』

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<個人的な評価: 10点中7.5点

下記、個人的な感想。
ネタバレあり。


「この世で最も『黒い色』という色を見たことがあるだろうか?」


終盤の江戸時代の過去回想が、けっこう泣けた。そうだったのか。
夫婦愛が悲劇を生んでしまった。
という事は、 あの美しい黒髪のミステリアスな女性は...岸辺露伴の先祖であり、幽霊
とても 夫想いな女性だった。
ミステリーホラーな映画だった。(ちなみに原作漫画は読んでない)
てか、世界で一番黒い絵って、真っ黒じゃないじゃんw
髪の部分以外は女性の絵だし。黒い絵ってより、 幽霊のような女性のホラー絵画だった。
実際、呪われているし。神木の真っ黒な樹液は、幻覚をみさせるのか。でも、 過去の後悔や罪の意識にとらわれた幻覚だし、 編集者の泉は、たぶん心が孫悟空だから、幻覚みなかったし。
やっぱり、 化学反応での幻覚というより、ホラーな幻覚かなと思った。

藤倉 奈々瀬の旧姓は、岸部。
10年前に、岸部露伴が見た女性は、絵と共に宿った幽霊だったというホラーなオチ。
藤倉 奈々瀬は、江戸時代の「黒い絵」の画家、仁左右衛門の妻であり、岸部露伴の先祖だ
彼女は、遠い子孫である露伴に 「黒い絵」に宿った夫の怨念を止めてもらうために姿を現したのだろう。

ルーブル美術館は、昔、行った事あるけど、本当に広いし、全てを回った事はない。
まさか、地下があんな 地下迷路になってたとは。
でも、黒い絵が、保管されている倉庫は、湿っているし、カビが生えそうだし、いくら、いらない絵でも、世界的なルーブル美術館が、芸術を、あんな場所に保管しないと思うから、フィクションだよね?
映画を観たら、もう一度、ルーブル美術館に行きたくなったな。

2023年05月25日

2023年の映画感想(12)★『Driving Madeleine (2022)』

2023年の映画感想(12)★

『Driving Madeleine (2022)』

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<個人的な評価: 10点中7.5点

下記、個人的な感想。
ネタバレあり。


予告の時点で惹かれた。タクシーのおっちゃんと、おしゃれな高齢マダムに惹かれたわ。
マダムの方が、亡くなった私のお婆ちゃんと少し雰囲気が似ている。
もちろん歩んだ人生は全く違うが、マダムな雰囲気が似ていて親近感。
うちのお婆ちゃんも、死ぬまでお洒落で、化粧していて、愉快で、面白くって、なぜか保守的な私の母や、私より視野が広い人だったんだよね。15の時、へそピしたのが母親にバレて、超怒られた時も、お婆ちゃんは、お洒落で可愛いねと言ってたし、ミニスカはいても、どんな格好をしても、可愛いといつも褒めてくれてた。
そして、ホラー好きの私や兄弟や従兄弟たちに、怪談を聞かせたりしてた。
一緒にホラー映画も観たよ。そんなお婆ちゃんだった。孫皆に好かれてた。
ちなみに、私の母も、お婆ちゃんの怪談話を聞いて育った笑。戦時の時の話も、大変な話もしてくれたな。
戦争のせいで、大学どころか高校にも行けなかったお婆ちゃんだったけど、人生経験は私よりはるかに豊富だった。高齢者の話を聞くのは勉強になるよ。

さて、自分の話になったが、この映画のあらすじは...

あらすじ
パリでタクシー運転手をしているシャルルは、金もなければ休暇もなく、免許停止寸前という人生がけっぷちの状態にあった。ある日彼に、92歳のマドレーヌをパリの反対側まで送り届けるという仕事が舞い込んでくる。彼女の頼みでパリの街のあちこちに立ち寄るうちに、マドレーヌの知られざる過去が明らかになっていく。

タクシーの中年おっさんと、90代のお婆ちゃん客。
老人ホームに送っていく途中に、寄り道をしまくって、走馬灯のように人生を振り返る婆ちゃん。

良いストーリーだった。 お婆ちゃん、時代が時代なだけに、壮絶な人生だったもよう。
まさか刑務所に13年も入っていたとは。
でも、 人生に悔い無しみたいな感じの婆ちゃんの生き様が、素敵だなと思った。

ただ 私は、よく知らない相手と恋に落ちたりできないし、恋愛脳でもないし、貞操観念もあるから、彼女とは全く違うタイプの人間。だから、16歳で相手をよく知らないのに出会って3か月で未婚で身ごもったり、大人になった後も、とんでもないDV男と結婚したり、これ全部、強制じゃなく、彼女が自分で選択した道なんだよ。 私とは正反対のタイプだから、彼女の生き方には賛同できない
それでも、 彼女が素敵に見えるのは、単純に、愛が深くて心が優しい、素敵な人と同時に、子供を守る戦士だったから。
彼女は被害者面してないし、初恋の男性は、良い思い出のまま、今も胸にしまっている。
恨んでないんだよね。そこが彼女の優しさと愛の深さ。
ぶっちゃけ、 私からみたら、DV男も、初恋の既婚者の男性も、クズなんだが、その相手を自分で選んだのは彼女。既婚者のアメリカ人は、彼女と出会った時は未婚だったの??普通、付き合う人が既婚か未婚か確認するよね。不倫願望や略奪愛願望がある女は確認しないけど。
でも、この婆さんは、既婚者と知ったとたんに連絡を切ったから、不倫願望はない人。
という事は、出会った時は、未婚だと思ってたんだよね。男が嘘をついてたか、その時は未婚だったか。
いずれにせよ、3か月で出会って、16歳で妊娠して出産とか、後先を考えない現代のような貞操観念がないDQNみたいな連中が、過去にもいたんだな。 婆さんの話だから、高齢者という事もあり、暖かい目でみれたが、よく考えたら、 なかなかのヤンチャ女だった。
でも、無職ではない。母親とは仲がよくて、母親の元で、お針子として働いていた。
しかし子供を母親に預けまくって、新しい男を探して、結婚して、その男がDV男だったという。
その男が子供に手を出したので、性器を焼いたのは、怖かったが、笑った。
やられたからやり返しただけ。つか、かなり我慢してた。でも 息子に手を出したのは許せん!ってのがトリガーになった。
まあ、男に関しては、ざまあみろって感じだけど、痛そう。この婆さんの何がいいって、 私とは違うタイプの人なんだが、自分の行動には責任をもっていて、常に戦ってた戦士のような人だった。
今のクソフェミとは、違う、本当の意味でのフェミニストで戦士。

ただ、やっぱり、 子供の立場を考えると可哀想だな。DVの継父からは逃れられたかもしれないが、母親は刑務所行き。悲劇だよ。学校でもイジメられてただろうし。
「お前の母親、父親のチ●チンを、焼いたんだろ!!」って...描写はなかったが、イジメられてたのは明白。

今の時代でもそうだけど、男女、どっちにもいえるけど、安易に子連れで再婚する人は、嫌い。
子供の気持ちも考えてほしい。虐待事件とかみても、母親の再婚相手とかだたりする。
男でも女でも、恋愛を優先して、子供を二の次にする人は嫌い。 子供を作ったからには、離婚したあとも、シングルでも、子供の気持ちを優先に考えてほしいわ。
この映画の婆さんは、子供優先だったけどね。 夫を攻撃した動機も、子供の為だから。
時代が時代なだけに、夫がいないと不便だった事もあったろうし、それで安易に結婚してしまったのかもしれない。
でも、 子供からしたら....また別の見方があるよね
婆さんも辛かったろうけど、婆さんの息子も、婆さんの母親も、かなり辛かっただろう。

その後、 婆さんの息子はカメラマンになって、ベトナムで戦争に巻き込まれて死亡

その息子には、死ぬ前に家族がいなかったのだろうか。恋人がいなかったのだろうか。
映画では描かれてないからこそ、考える余地が広がる。

タクシーのオッサン、ぶっきらぼうにみえて、心が優しいよね。
寡黙だけど、高齢者には優しいタイプかな。
高齢女性の想い出の場所を共に訪れる優しい男で、とっても素敵だよ。
こういう男性、好きだな。
婆さんの壮絶な人生に感動して、自分の愛する妻を、紹介したい!って強い想いに泣いた。
まるで、孫のようだ。

最初は、 人生にイライラしぱなっしで、無愛想だったオッサンが、婆さんの話を聞くにつれて、優しい表情になっていくのが良い。しっかり、話を聞いているんだよね。
私の祖父祖母は亡くなったが、高齢者の話をしっかり聞くと、 彼ら彼女らの人生は壮絶だったんだなと、自分の悩みなんか、ちっぽけに見えてくることがある。私の祖父祖母も戦争を生き抜いた人達だったから。

このタクシーのオッサン、実は、婆さんの孫かな??と予想してたが、そういうのは、明らかにされないまま終わった。2人は赤の他人と思ってただろうし。赤の他人だけど、財産を譲った。血の繋がりより大事な絆をみた。最後はやっぱり泣いたな。

ちなみに、 思い出の地を巡るタクシーの旅が、パリのちょっとした観光案内にもなっているのも良いね。
ちょっと パリ観光という感じで観た。


*************************


今年に入って 、映画館で観た映画(2023年1月〜現在まで)は、12作

好きな順番に...

(1)『The Super Mario Bros. Movie (2023)』全体評価:9.5点

(1)『RRR (2022)』全体評価:9.5点

(3)『Dungeons & Dragons: Honor Among Thieves (2023)』全体評価:9点

(3)『不思議の国の数学者(2023)』全体評価:9点

(5)『Air (2023)』全体評価:8.5点

(5)『Orphan: First Kill (2022)』全体評価:8.5点

(5)『Babylon (2022)』全体評価:8.5点

(8)『Everything Everywhere All at Once (2022)』全体評価:8点

(9)『Driving Madeleine (2022)』全体評価:7.5点

(9)『名探偵コナン 黒鉄の魚影 (2023)』全体評価:7.5点

(9)『Missing (2022)』全体評価:7.5点

(12)『Veneciafrenia (2023)』全体評価:6.5点

2023年05月17日

2023年の映画感想(11)★『The Super Mario Bros. Movie (2023)』

2023年の映画感想(11)★

『The Super Mario Bros. Movie (2023)』

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<個人的な評価: 10点中9.5点

下記、個人的な感想。
ネタバレあり。


先週、ついにレイトショーの IMAX 3Dで、観てきた!
とにかくすっごーく「可愛い」が沢山つまってた。一緒に観た相方も、久々に笑ったと絶賛。
とにかくカワイイし、ゲームの世界観を忠実に再現してて楽しかった。
そして 兄弟愛
いいね〜
ゲームでは足手まといすぎて、ウザくて嫌いなピーチ姫が今回はウザくなかった。
ピーチは、優しくてクールで強くてカッコいい最高のプリンセスだった。
変にクソフェミ化してなくて安心。
私は、ひと昔前の、足手まといな攫われ、守られ役タイプの女キャラが嫌いなんだけど、それ以上に近年の、有能なのは結構だが、態度がデカく、極端な男アンチで、被害者意識が強い女キャラの方が、大っ嫌いなんだよ。いちいち男アンチしなくちゃいけないのって所が見苦しい。しかもブサイクが多くなってきている。
私が好きな女キャラは、賢くて有能で、優しくて、協調性もあって、男アンチではなく、男とも共闘するタイプ。今回のピーチ姫がそれだったので、そこは良かった。

そして、 今作のマスコットキャラ、やっぱり、キノピオ達だよね。

キノコ達はtoo cute だよ!!!

ちなみに、今回は、 IMAX3D 字幕 のプレミアム席で観たけど、プレミアムは彼と私だけだった。
かなり空いてたよ。他の席もかなり空いてて1人客もけっこういた。
やっぱり平日のレイトショーは最高だな。
日本語吹替は脚本が違うと聞くけど、元々は日本のゲームだし、吹替版も気になるが、実際に観るかどうかは悩ましいところ。
どうしようかな〜
吹替版は、しばらく上映されるだろうし、また観ようかな!

作中、 過去にゲームで登場したアイテムたちが、沢山出てきて、マリオカートのゲームっぽい描写もあって、本当に観てて楽しかった。

本当にキャラ全てが可愛いんだよね。 悪者のクッパやクッパ軍団も、可愛い笑。
ワルい奴なのに、バカでマヌケで、何気に歌が上手いのがムカつくが面白すぎるし、最後は本当に可愛く小さくなってしまった笑。ピーチ姫がそんなに好きなら、もう小さくなって彼女のペットになってしまいなよって思った。

起承転結が、しっかりしていて、ストーリーもわかりやすく面白い。
大人も子供も気楽に楽しめるように作られているだろう。
カラフルで、とても綺麗。IMAX3Dで観て良かった。
ゲームを知らない人でも楽しめる作りではあるが、 私のようなゲームファンだと、出てくるアイテムとみるたびに、さらに楽しくなるし笑みがこぼれてしまう

最後のヨッシーが気になるので、次回作に期待したい。

あと、 マリオ兄弟って、そういえばイタリア系だったね。
序盤で、マリオたちイタリア系家族が出ていて、イタリア系っぽさも描写されていて、面白かったし、素敵だった。

ピノキオたちが、可愛いのは、もちろん、 ネガティブ思考のルマリーも可愛い

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★下記は作品の内容や登場人物★


地理:

ブルックリン
New Yorkのブルックリンが、マリオとルイージの出身地で、彼らは、イタリア系。両親や兄弟たちと大家族で、一緒に暮らしていた。

キノコ王国
ピーチ姫が国を治めており、キノコワールドに属する国の一つ。マリオ&ルイージが迷い込んだ別世界。
物語のラストにてマリオとルイージはキノコ王国に移住する。殆どがキノコ帽子を被った住民。ピーチ姫は、元々キノコ王国出身ではない。

ジャングル王国
熱帯雨林地帯における密林の国で、多くのコング達が暮らしている。クランキーコングが国を治めている。カートを作れるなどメカニックな場所も存在する。

ダークランド
火山地帯で、クッパやその手下であるクッパ軍団が住んでいる。周辺は常に薄暗く、草木もろくに生えていない。

ペンギン王国
氷河地帯であり、その名の通りペンギンが住む国。スターを持っている事を知ったクッパの侵攻を阻止するべく立ち向かうが敗北を喫し、クッパの火炎によって、滅ぼされる。

レインボーロード
その名の通り、七色のグラデーションが鮮やかな道。上空に存在しており、ジャングル王国とキノコ王国を直接結ぶ近道であるが、ダークランドとも繋がっている。複雑に枝分かれしている他、反重力装置を搭載したカートでなければ走れないねじれた道も存在する。


登場人物:

マリオ:主人公
ニューヨークのブルックリンで、配管業を営む善良な青年。 配管工としての腕は確かだが運に恵まれず、仕事がなかなか上手くいかない現状に悩んでいる。ブルックリンの地下にある緑の土管に吸い込まれてキノコ王国に迷い込み、ルイージを探すべく冒険に旅立つ。 とっても弟想い。今回も 攫われた弟を助ける為に、奮闘する。 普段は繊細な性格であるが、弟ルイージを見つけたい一心で、持ち前の正義感と不屈の闘志で活躍する。


ルイージ:マリオの双子の弟
マリオと共にニューヨークで 配管業を営む善良な青年。少し臆病。 幼い頃から兄のマリオをとっても慕っていて、頼りにしていて、信頼している。土管に吸い込まれた後にマリオと離れ離れになり、クッパが支配するダークランドに落下して、 クッパ軍団に攫われて監禁されてしまう。この 双子兄弟の強い絆が劇中での騒動を終結に導く事となる。


ピーチ姫:キノコ王国の姫
ゲーム版と一番、性格が変わっているキャラ。ゲーム版と違って、攫われ役でもなければ、役立たずの足手まといでもないので、私の中の好感度はアップ。賢く、 クールで、アグレッシブで、戦闘能力もかなり高い 責任感が強く、優しいキャラでもある。
プリンセスという縦書きだが、 女王の貫禄があり、国を治めてる 責任感の強い熱い性格でキノピオ達やキノコ王国を、とても大切に思っており、クッパの野望を止めるべく奮闘する。本作の設定では、 ピーチ姫は、実は「キノコ王国出身では無く、幼い頃に緑の土管を通って別の世界からやってきた人物で、キノピオ達に育てられた」という背景がある。よって、キノピオ達の国のリーダーが人間の彼女である事の理由付けがなされている。実際に、小さくて可愛いキノピオ達と比べると、彼女は大きいし、戦闘能力も高い。だから、小さい時は育てられたけど、大きくなった今は、逆にキノピオたちを守ってあげたいという熱い気持ちと責任感が彼女にはある。


キノピオ
キノコ王国の住人の数あるうちの一人。突如現れたマリオをすぐ受け入れる程の 陽気さを持つ。冒険に出る事を望んでおり、ピーチ姫が立ち上がった際に彼女のお供を務める。 料理が得意で、フライパンを自在にあやつる。キノコ王国には彼以外にも沢山のキノピオがおり、本人らは「かわいい」と自称している。 実際に本当に可愛くて癒しだ。しかーし、 戦闘能力に関しては皆無。上記のキノピオが勇敢に冒険を目指すのも、そんな可愛いだけの自分を変えるための行動であるらしい。


クッパ
マリオ達の敵。 ダークランドの支配者で、カメ族の大魔王。スーパースターの力を借りる事で、 ピーチ姫と結婚し、世界を支配しようと企む本作の悪役。野望を阻止する者には一切躊躇がなく無礼を働いた部下も炎で骨にしてしまうなど極めて残忍な暴君だが、 バカでマヌケでもある。ピーチ姫のクールで勇敢な部分に惚れており、本作ではピアノを弾きながら、ピーチ姫への想いをのせた歌を歌う。
勝手に、マリオを恋敵と勘違いして、ルイージをさらって、監禁して、部下たちには、マリオを抹殺するように命じる


クランキーコング:ジャングル王国の王
ドンキーコングの父親。無愛想で他国とはまず同盟を結ばず、クッパ打倒のためピーチ姫から同盟を持ちかけれた際にも当初は断り、闘技場で息子のドンキーを倒せたら同盟を組むと話す。ドンキーコングが敗北した後、約束通り同盟を結び、キノコ王国へ向かうためにカートを用意したところをみると、 約束は守るタイプで根や善良だ。

ドンキーコング
クランキーの息子で、 お調子者な王子 パワフルだが、子供っぽくマヌケな面もある。マリオの事は当初見下してたが、後に共闘するうちに和解し、見事なコンビネーションを見せつけ、クッパを倒した後、嬉しさのあまり、マリオ達を全員まとめて抱きしめた。


ルマリー
個人的に、私は結構気になったキャラだ笑。この子も、 凄く可愛い
宇宙の至る所にいる 星の子「チコ」の一人。長い間クッパの牢獄に囚われており、 ネガティブ思考。ネガティブな発言ばかりするため、周りの囚人から嫌がられている。でも可愛いよ、この子!!

ヨッシー
ヨッシー!!気になる!! 次回作の続編を期待してしまう。
ポストクレジットシーンでは、ブルックリンの地下のどこかで、ヨッシーの卵が孵り始める様子が映し出される。



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今年に入って、 映画館で観た映画(2023年1月〜現在まで)は、11作。

好きな順番に...

(1)『The Super Mario Bros. Movie (2023)』全体評価:9.5点

(1)『RRR (2022)』全体評価:9.5点

(3)『Dungeons & Dragons: Honor Among Thieves (2023)』全体評価:9点

(3)『不思議の国の数学者(2023)』全体評価:9点

(5)『Air (2023)』全体評価:8.5点

(5)『Orphan: First Kill (2022)』全体評価:8.5点

(5)『Babylon (2022)』全体評価:8.5点

(8)『Everything Everywhere All at Once (2022)』全体評価:8点

(9)『名探偵コナン 黒鉄の魚影 (2023)』全体評価:7.5点

(9)『Missing (2022)』全体評価:7.5点

(11)『Veneciafrenia (2023)』全体評価:6.5点


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