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バジャンダルさんは2016年以降、ダッカ医科大学病院(Dhaka Medical College Hospital)で25回のイボ除去手術を受けていたが、担当医師らが治療の成功を発表する寸前に突然イボが再発し、昨年5月に医師らに告げることなく病院から逃げ出した。
しかし、バジャンダルさんがAFPに語ったところによると、症状が悪化して手と足のほぼ全体をイボが覆うようになり、20日に再入院したという。「私は病院を去るという誤りを犯した。別の治療法を探したが、何も見つけられなかった。今では、ここにとどまって治療を続けるべきだったと理解している」と語った。
ダッカ医科大学病院形成外科のサマンタ・ラール・セン(Samanta Lal Sen)医師は、治療を「すぐにも」再開すると述べ、イボは手と足以外にも広がっていたと説明した。
バジャンダルさんの苦境は全国からの同情を集め、シェイク・ハシナ・ワゼド(Sheikh Hasina Wajed)首相はバジャンダルさんに治療費を無料にすると約束した。
バジャンダルさんは1回目の手術から2年近く、同病院の一室で妻と娘と暮らしている。バジャンダルさんの病気は「疣贅(ゆうぜい)状表皮発育異常症」と呼ばれる非常に珍しい遺伝性の皮膚病で、セン氏によると、世界でもバジャンダルさんを含めて5人以下しか診断例がない。(c)AFP
AFP
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January 23, 2019 at 01:20PM
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