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2019年7月6日 10:07 発信地:ロンドン/英国
【7月6日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2019)は5日、女子シングルス3回戦が行われ、快進撃を続ける15歳のコリ・ガウフ(Cori Gauff、米国)が相手のマッチポイントを2度しのぐ見事な巻き返しをみせ、ポロナ・ヘルツォグ(Polona Hercog、スロベニア)を3-6、7-6(9-7)、7-5で下して4回戦進出を果たした。
今大会を席巻しているガウフは、すでにヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams、米国)と2017年大会のセミファイナリスト、マグダレナ・リバリコワ(Magdalena Rybarikova、スロバキア)から勝利をもぎとっているものの、ここまでのパフォーマンスが本物であるか定かではなかった。
しかしながらこの日の第2セットでは、28歳のヘルツォグが2度目のマッチポイントでダブルフォールトを犯し、最も重要な場面でガウフを緊張感から解放してしまった。そして、ミニブレーク合戦のシーソーゲームの末に、ガウフがタイブレークをものにして勝負をフルセットに持ち込んだ。
挑戦11年目となる四大大会(グランドスラム)でベスト16には一度も届いていないヘルツォグは、第2セットが終わるとメディカルタイムアウトを取った。最終セットでは先にブレークを許しながらもブレークバックに成功したが、どうにか踏みとどまろうとする中で、再びサービスゲームでつまづいてしまった。
そして、2時間47分の長丁場の末に審判が最終スコアをコールした瞬間、ガウフは両親がスタンディングオベーションする中で、喜んで何度も跳びはねていた。「終わって本当にほっとした。長い試合だった」「彼女(ヘルツォグ)は信じられないようなプレーをしていた。センターコートは初めて。1番コートだけでなく、センターコートにもふさわしい選手になりたい」
「第2セットは逆転できると分かっていたから、とにかく自分のプレーを心掛けた」と話したガウフの次の目標は、1991年大会で当時15歳だったジェニファー・カプリアティ(Jennifer Capriati、米国)が成し遂げた準決勝進出となるが、その前に8強入りを懸けた次戦では、元世界ランク1位のシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)が待ち受けている。(c)AFP
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July 6, 2019 at 06:20PM
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