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2024年08月02日

568.デビラビローグ

デビラビローグ-2024_05_11-12-27-02.png

 おはようございます。あるへです。
 本日はこちら「デビラビローグ」のレビューです。

 知る人ぞ知る名作、デッキ構築型ローグライク・Slay the Spireをオマージュした作品ですが、なんとこれKemcoそれも当ブログではお馴染みとなったExe-Createの作品なんですねぇ。
 いつものサックリ爽快お手軽RPGとは違う手触りに新鮮さととまどいを感じつつ、いつも聞いてるSEや(たぶんボス戦の)BGMが流れてきてうわーやっぱりKemcoじゃんと安心感を得たり。

 非常にコミカルな魔界が舞台となっており、拠点がとても広く、そこにたくさんのNPCがいるので賑わいを感じます。また、秘宝というアイテムがあるのですが、その解説文が面白く、世界観に深みを増しています。少し前にレビューしたエルピシアのやつと同様、しょーもないけど魔界という世界観の裏側を知れるのでかなり好きでしたね。イメージとしてはディスガイアシリーズの魔界を思い浮かべると非常にしっくりきます。
 そんな世界で、スレイ ザ スパイア通称スレスパをオマージュしたローグライクカードバトルで冒険するのがラビリンスと呼ばれるダンジョン。
 なので、デビ・ラビ・ローグなんですね。

 いやぁめちゃくちゃ面白かったです。
 オリジナルのスレスパを遊んだことが無いので(スレスパはゲームパス以外にも、旧ゴールドメンバーでも無料で遊べます)どこまでがぱk、オマージュで、どこからがオリジナルなのかよくわかってないのですが、簡単に調べてみたところこのスレスパは完全なローグライクのようです。
 ローグライ"ク"ということは、死んだらぜーんぶやり直しってやつですね。
 その点、本作はローグライ"ト"であり、クリア報酬を使ってガチャを引き、新しいカードを解放したり、ラビリンス攻略開始時の初期HPや初期所持秘宝数、SPなどを上乗せして開始することが出来るRPG的な積み立て要素があります。

 また、本作には大変面白いストーリーがついており、序盤こそ展開が強引で掴みが弱いものの、中盤から終盤そしてエピローグにかけてはキャラクターの掘り下げもあって感情移入がしやすく、笑わせてもらいました。すっごく良かったです。さすが佐川ちゃん、いい仕事してるね! このコミカルで楽しげな魔界の様子もあって、誰も不幸にならないExe-Create伝統のストーリー仕立てが非常にマッチしていて、めちゃくちゃ楽しかったのです。
 中盤の間延びを回避するために投入された勇者や聖剣も個性が引き立っており、結局あのまま退場させるのはもったいないと思いました。何か別作品の絡みとかあるのかな。

 ゲームは面白いし、負けても少し遊びやすくなってまた挑戦できる、しかもストーリーも面白い、言うことなしじゃないですか。この辺がおそらくオマージュに対してExe-Createが行ったオリジナリティの介入で、大成功していると思います。
 むしろスレスパは好きだけど1プレイに時間がかかるし、バランスがシビアすぎて疲れる、といった人にこそ刺さるのではないかと。

 それぞれのデッキには特色があって、感触を確かめながら何回かラビリンスに潜っていき、新しいカードを入手した時に「あれ、これってもしかして……」と閃く感覚、そしてその予感を再現出来た時に、生まれる爆発力がすごく気持ち良かったです。
 これとこれ、組み合わせたら最強じゃね?って思えるパターンがいくつかあるんですよね。そしてそれが出来た時に本当に最強に強くなれるのがまたKemcoらしくて素晴らしい。
 そうして全部で5つあるデッキに触れた後に、では改めてこれらのデッキを混ぜてランダムで使っていきましょうって趣旨のラビリンスがあって、もう一段階起爆剤を残しているわけです。

 今までのKemcoゲーからはおよそ考えられないほどの素晴らしいゲームバランスであり、そういったところからオリジナルであるスレスパへの愛がひしひしと感じられるんですよね。それでいて非常にKemcoらしい味付けのストーリーが良質で、ちゃんとオリジナル作品として昇華されているのが本当に、なんか、すごい、奇跡。


 追記
 いやぁー、本当に面白いですね。
 オリジナルを知らない私には、どこからどこまでがオリジナルのオマージュで、どこからが独自要素なのか見当もつかないし、グラフィックやストーリーはもちろん、ゲームバランスからカードの内容に至るまであらゆるものにKemcoらしさというのが溢れていて、すごーく中毒性があります。持ち帰ったコインや石などでどんどん遊びやすくなるので辞め時がわからない!

 そんなわけでコンプした後もだいぶ時間を溶かしてしまいました(笑)
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