がれきに埋もれ妹をつかむ少女 シリア空爆の写真が話題
7/27(土) 6:07配信 AFP=時事
赤ちゃんを掴む姉
がれきに埋もれ妹をつかむ少女 シリア空爆の写真が話題
シリア北西部イドリブ県アリハで、 空爆で崩壊した建物のがれきに埋もれた状態で妹の赤ちゃんをつかむ姉妹 と、そのそばで動揺した様子を見せる男性。シリアのニュースサイト「SY24」より(2019年7月25日取得)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】シリアで撮影された1枚の写真が、ソーシャルメディア上で話題を呼んでいる。そこには、粉じんをかぶり、 がれきに埋もれて身動きがとれなくなった少女2人が、空爆を受け崩壊した建物からぶら下がる生後7か月の妹の服をつかむ様子が写されている。 背後の男性は額に手を当て、恐怖の表情で口を開けて姉妹を見つめている。
アレッポ君
2016年8月18日 AFP】(更新)ほこりと血にまみれ、ぼうぜんとした表情で救急車の中に座る少年の画像が18日、シリア北部アレッポ(Aleppo)への空爆による民間人の犠牲の象徴として世界の注目を集めた。
真っすぐ前を見つめるこの少年は、5歳のオムラン(Omran)君。 反体制派が掌握するアレッポ南東部カテルジ(Qaterji)地区への空爆の後、がれきの中から救出された。撮影したマフムード・ルスラン(Mahmoud Rslan)氏は、AFPの電話取材に次のように語っている。
「毎日、雨のように降り注ぐ空爆で殺されたり負傷したりした子どもたちの写真をたくさん撮ってきた。こうした子どもたちは普通、意識がない状態か、泣きじゃくっているものだ。だが、オムランはただそこにいて、言葉もなく、ぼんやりと前を見つめていた。 何が起きたのかまるで分かっていないようだった 」
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